あそべる絵本 マインド テン
タイトル概要
中央値: 70 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 5.66 難易度 2.00 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
309人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
313人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt |
総合点
70pt
70pt
GOOD!
落ち着いたカジノのようなちょっと大人な雰囲気のグラフィックとサウンド。「駆け引き」を盛り上げる演出が絶妙。
ダウンロード対戦で、他のプレイヤーがソフトを持たない場合でも最大4人対戦が可能。
ルールが簡単なので、ダウンロード対戦で未経験者を誘いやすいのは非常にありがたいです。
対CPUでは駆け引きもそれなりのものですが、お互いの性格をよく知った友達との対戦では、実際に言葉を交わしての腹の探り合いとなり、かなり熱い展開になります。
動物を模した各キャラクターのボイスが、アニメっぽい感じではなく、ゲームの雰囲気にマッチしていて良かった。
BAD/REQUEST
後攻有利なので先攻はポイント+1などの調整があればよかった。
対人戦がやたら面白いので仕方がないところですが、対人戦を知ってしまうとCPU戦がどうにも味気なく感じてしまいます。
ダウンロードプレイでもトリックカードが使えたらよかった。
対人戦の3人以上でないと、「ブラインド」がほとんど意味を成さないので。
CPUがあまり強くないので、難易度設定があれば良かった。
COMMENT
一人でちょっとしたときに遊べますし、友達との対戦も熱いし、ゲーム全体の雰囲気もよく、500Pのゲームとしては充分満足できる内容だと思います。
ちょっと気取ったような雰囲気も好みでした。(特に音楽はなかなか盛り上げてくれます。)
CPU戦も面白いですが、やはり友達や家族との対戦がオススメです。
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問題報告 ]
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GOOD!
絵本と名を冠しているがカジノの洒落た雰囲気と軽いジャズBGMで大人向けのゲームという感じを引き起こさせる。
その雰囲気が思わせるようにカードやチップを使うシンプルなボードゲームだが、テーマでもある「心理戦」が強調されていて、互いの心理読み合いが非常に楽しい内容になっている。詳しいプレイ感想は後で述べたい。
DSi、しかもウェア配信なので持っている人は限られているが、きちんとダウンロードプレイに対応しているので安心。初めてプレイする人との対戦が多いと思うのでトリックカードは使えなくても仕方ないことか。
登場キャラは紳士(淑女)以外は動物で、どこか人間臭い言動でゲーム内に溶け込んでいる姿がシュールで面白い。彼らが一人用時の対戦相手となるが、バランスは良く出来ていると思う。あまり強くは無いけど、極端に馬鹿すぎるということも無い。対人には及ばないものの一人プレー時では十分良い対戦相手となってくれる。
BAD/REQUEST
ルールは実に単純、しかし説明しようとすると煩雑になりがち。実際に触ってもらった方がわかりやすいかもしれない。チュートリアルが対戦途中で終わってしまいじっくり覚えられないというところも無意味に敷居を高く見せてしまっている。
勝ち抜き戦とフリー対戦しかなく、勝ち抜き戦もすぐに終わってしまうので一人でのやり込み要素は薄い。一応「○○を○○した」などの記録が用意されているが狙って集めるほどの物ではない。
また最近は人が集まらなくてもwi-fiに対応しているゲームが多いが、このゲームには対応していない。大きなバランス崩壊も無かったのでこうしたゲームにこそwi-fiで対応をして欲しかった。
少し気になる点で、勝利時の音が少し大きい。BGMを下げても効果音なので大きさは変わらない。
COMMENT
最善の手筋も無く、ポーカーのような運の要素も薄く、完全に心理戦を前面に持ってきた新しいタイプのテーブルゲーム。
色の付いたコインを手札の数字で増やしたり減らしたりするだけの単純なルール。5(6)色から2色が自分の得点コインとなり、相手の色はわからない(相手の色と自分の色が同じという可能性もある)。ターンを消費しながら相手のコインを推理し、ジャッジする。成功すれば2点だが、失敗すれば相手に1点。10枚のコインが並ぶか、ターン0でゲームは終了する。
これだけだとジャッジされても単に10枚並べてしまえば勝ててしまうが、もう一つ重要なのは加算得点が「2つの色コイン枚数の差」であるということ、そしてどちらかの枚数が0なら幾ら並べても得点に換算されないという点。
一つの色に固執していれば当然ジャッジされてしまい、更に後半で得点を得る為にもう一つの自分の色にコインを置けば、それも怪しまれてしまう。そのコインを0枚にされた上、固執していたコインで相手にゴールされると、相手に+2点が入り、更に0枚なので自分の加算点が入らないという最悪のケースも考えうる。
その為にブラフも戦略の一つとなる。自分の色でないコインを増やしたり、自分の色のコインを減らしたりして、相手にミスリードさせてみる。時にジャッジさせ点を貰いながら少しずつ増やしてみる。だがそれでもリスクは存在する。自分の色でなくても相手のコインである可能性もあり、騙していたはずが最終的に相手を手助けしてしまったという事もある。
ジャッジで相手の色を暴くのは心強い。2点入るだけでなく、単に色が一つわかっただけでも読みの判断材料は増える。2つわかればかなり強い。しかしジャッジは二回のみ、ブラフを破り的確に相手の読みを当てなければ点を与えてしまうだけ。寧ろジャッジが出来ないことをいい事にコインを恐れず増やしてくるだろう。ジャッジはこうした意味で諸刃の剣といえる。
コインをいかにして増やすか減らすか。相手の考えを読みながら対応していかなくてはいけない。最初のコイン配置だけが運の要素。それすら相手にとって有利か不利かわからない。これにトリックカードという要素も加えると、一戦の緊張感も高い。趣旨を少し変えれば製品化しても良いくらいに作りこまれていると思う。
500ポイントと手軽でも、実に硬派。一人でやるのも楽しいが、多人数でやると性格が出て心理を逆なでしようとする戦略の駆け引きが更に面白くなる。マイナーすぎること、そして説明するのが煩雑なことで対人を見つけるのに少し苦労するが、新しいボードゲームとして誘ってみるのがいいかも。モードが少なく一人では息抜き程度のプレイだが、対戦の素材の一つとして常に入れておきたい。