サモンナイトX 〜Tears Crown〜
中央値: 61 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 13.37 難易度 2.00 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
41pt
GOOD!
オーソドックスなRPGで癖が無く、主人公は男女好きなほうを選べるので万人向けなゲームです。
それでいて単純な戦闘にならないようにブレイブミッション(戦闘で条件を満たすと特定のアイテムが手に入る)や敵以外に戦闘フィールドにあるギミックを攻撃して相手を攻撃したりでき、敵味方共々DS2画面を使って地上と空中グループとして扱われるので、色々と戦略を考えてプレイできるのもGOOD。
BAD/REQUEST
キャラクターの扱いが酷すぎます。
敵味方問わず、大体のキャラは役目を終えると用済みといわんばかりに次の敵キャラに殺されたり、主人公達をかばって死にます。
お涙頂戴のストーリーの割りに主人公達の割り切りが早く、テンポが良いといえば聞こえはいいですが、淡々と次の話が進んでいくので感情移入なんかできるわけがありません。
周回を意識してるのかストーリー自体が短く、上記のテンポの良さも相まって、本筋だけを見れば十時間くらいで終わってしまいます。流石に別視点でもこのストーリーをもう一周やる気にはならなかった。そして個別EDも案の定短い。
インターフェースが最悪。攻撃のすぐ横に防御があるのでミスクリックして何も出来ずにターンを終了してしまうことが多々ありました。
使うことも多く、本来メインであるはずの召喚術が通常攻撃から一番遠いところにあるってダメでしょう…。
装備や召喚プレートの付け替えも膨大になってくるとやたら時間をとられるので、いちいち仲間の入れ替えをせず、強制イベント以外は固定の四人で殆ど戦ってしまう体たらく。
議会システムもいちいち承認を得るのがめんどくさく、依頼がつまらない上、選んだキャラクターによって召喚獣が手に入らなかったりするので、もう一度やる気が起きません。
ただ単に本編が短いから水増ししただけに思えてしまう。
召喚獣と契約をするための宝石はすぐ集まるのに、召喚術を強化できる宝石が全然手に入らないのもマイナスポイント。
このシリーズ特有の夜会話はもはや協力技を習得するだけの作業。
COMMENT
普通のRPGだということで戦闘以外の部分を期待していたら、戦闘しか楽しめなかったというなんともいえない結果になってしまいました。
キャラクターグラフィックなどはとても好みで良かったのですが、肝心の中身が薄っぺらくて残念。
宿屋の娘をツンデレにしたり、他のNPCに変な個性をつける前にちゃんとした中身を作ってください。
Amazonレビュー
レビュー者: 徳保隆夫 レビュー日: 2009-11-12サモンナイトシリーズ10周年作品ながら、ジャンルをシミュレーションRPGからオーソドックスRPGへ変更。物語の舞台も一新されました。キャラ重視、巻き込み型の展開の典型的なJRPGで、DSながらフルボイス、ムービーは少々。ボイスオフ、メッセージ速度変更、R+Aでスキップ可能、既読チェックなし。下画面メイン、上画面マップ。キャラ2D、マップ3D。基本は歩き、Bで駆け足。マップの絵は素朴で、扉の開閉なし。イベントでは2Dの大きなキャラ絵が前面に重なり、表情をよく伝えます。
戦闘は行動順が回ったキャラ毎にコマンド入力する方式。パーティー10人から4人を選ぶ。戦闘中の入替が可能。戦闘中の4人が戦闘不能=ゲームオーバー。エンカウント率は高い。装備品は現地調達可能で買物は回復アイテムが重要。ボス戦は長引きがちなので、攻略法の発見が大切。魔法は、宝箱から入手する召喚プレートを成長させ装備すれば誰でも使用可。ただし魔力依存なので注意。補助魔法とスキルアップ効果はとても有用。夜の会話などで仲間の絆を深めておくと、主人公はゲージ蓄積時に高威力の協力技を使えます。
セーブは3つ(+中断セーブ)。各地の竜のうろこでセーブ可能。赤いうろこの既訪問地への移動機能、ボス前に多い青いうろこの回復機能は便利。2周目引継ぎ項目は、お金、消費アイテム、召喚プレート、議会(本作独特のクエスト進行システム)の進行状況など。クリア時間の目安は、ボイスのON/OFFなどにもより20〜40時間。サモンナイトシリーズは初めてでしたが、楽しめました。
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GOOD!
サモンナイトシリーズはマザーシップをクリア済み。
■キャラクターは可愛いしカッコいい。ボイスも合わさって設定は良いと思う。でもあくまで設定のみ。
■議会。いわばサブイベント扱いですが、議会の多数決によりそのイベントをこなせるかこなせないかなので、色々試しがいあり。大臣を誰にするかも鍵なんで考えさせられる。
またこの議会でのイベントでしか手に入れられない武器などもありやり込める。
■召喚獣の豊富さ。流石にシリーズの看板であるため多彩な召喚獣に出会える。正直メインメンバーだけで持ちきれないくらいなのでどれを使うか悩む。
■戦闘ギミック、いわば「ワナ」です。戦闘を有利にするためのものですが、敵も使えるためかならずしも味方に有利なギミックだけじゃない。戦術を考えて戦うと楽しいかも。
例えば氷を割る→水溜りになる→その水溜りに氷系魔法→敵がまとまって凍るなど。
BAD/REQUEST
すいません、こっちの方が多い。
■キャラクターの設定はいいがそれを生かしきれていない。
また敵対したキャラクターがポンポン死ぬのもどうかと。確かにRPGにおいてボス敵が死ぬというのは必要演出でしょうが、ボスを倒すたびそのボスが毎回毎回死んでしまうのはやりすぎかと。
■育成の楽しみがなくなった。「サモンナイト」は今までシュミレーションRPGであり、その楽しさのひとつにキャラクターの育成がありました。例えばバリバリ前衛、武器を持って敵と戦う!というキャラクターを育成しだいでは召喚魔法メインで戦うキャラクターにしたり、逆にかわいらしい女の子なのに剣でバシバシ敵をなぎ倒すキャラクターに育てたり。しかし今回はレベルUPによりステータスの上がりは決まっており、ボーナスポイントの振り分けがありません。
よって主人公の2人もディランは剣士、ファラは召喚士と完全に役割が決まってしまってます。仲間が10人いますが、役割が決まったことにより、どうしても決まったパーティを組むことになります。
育成の楽しみが減ったことは「サモンナイト」シリーズとしては痛手だと思います。
■ファラ編をプレイしたんですが、ストーリーに矛盾を感じる場面もありました。
COMMENT
サモンナイトの新作という事でとても楽しみにしてました。シュミレーションからRPGになったという事で色々制約が出来てしまう事は仕方ありません。
しかしBADで書いたように味方と敵対したものを簡単にポコポコ殺してみせたり、あるキャラクターが人を殺す事を楽しんで「処刑!処刑!」と言ってたりするのを見るとまず全年齢対象のソフトとしてどうか?と思います。人の生き死にを簡単に演出しすぎとでも言いますか。
そのせいかキャラクターの設定はとても良いのにストーリーが薄っぺらく感じ、そこが残念でなりません。
しかしロードも短く、また戦闘も簡単で初心者でも十分に遊べるソフトではあると思います。
あとひとつ注意というか予約特典の設定集は純粋に仲間が誰になるか、誰とEDを迎えられるか楽しみにしたいという方はクリアするまでみない方が良いです。攻略対象可能かどうかまでバラしてますんで(苦笑)