サモンナイトX 〜Tears Crown〜
中央値: 61 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 13.37 難易度 2.00 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
62pt
GOOD!
サモンナイト4のみプレイ。
・システム
驚くほど新鮮味の薄いシステムで私のようなゲーム中級?上級者には1?2点。
初心者にはとっつきやすく3点といったところでしょうか。
召喚獣の育成とキャラへの組み合わせによってはすさまじいダメージを出すことができたり、魔法系のキャラでも戦士系並みの火力を持たせられるのは魅力的ですが、やり直しの効き難いシステム故に1週目で色々試すのは困難。
・難易度
中盤以降、適度にボスが強くてよいです。
強くても大抵のボスに対処法が用意されている上にボス戦前は、セーブポイント&体力全快なので難易度は緩い方だと思います。
・グラフィック
DSにしては綺麗な3Dマップとドット絵キャラは好感。
・ボイス
声優好きなら100点ではないでしょうか?
・やりこみ
2週目用ボスや仲間10人分の議会クエストなど横道のボリュームは多いです。
BAD/REQUEST
・ストーリー
お話は個人の好みですが、自分は起伏に乏しく稚拙な印象を持ちました。
何人か重要そうなキャラクターがあっさり無感動に死んでしまいますが、意表を突いた死や熱い死に様などもっと魅せてほしいところ。
ストーリー全体で記憶に残る場所が一切なかったのが残念。
・議会システム
否決=リセットはいただけない。
否決時の台詞は面白いのですが。
無駄に数も多く、もっと絞って中身を充実してくれた方が良かったと思います。
COMMENT
総合すると、とてもおしいソフトだと思いました。
シリーズファンにとっては、他の方が書いているように成長などで
物足りない部分もあるかとは思います。
一方、新規ゲーマーを取り込むほどシステムが練られているわけでもなく
ゲーム初心者を取り込むほどストーリーが面白いわけでもない
ターゲットが不明瞭な器用貧乏なゲームといった印象です。
グラフィックや戦闘バランスは、なかなか良いと思っただけに残念です。
次回作があれば、期待できるのではと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 徳保隆夫 レビュー日: 2009-11-12サモンナイトシリーズ10周年作品ながら、ジャンルをシミュレーションRPGからオーソドックスRPGへ変更。物語の舞台も一新されました。キャラ重視、巻き込み型の展開の典型的なJRPGで、DSながらフルボイス、ムービーは少々。ボイスオフ、メッセージ速度変更、R+Aでスキップ可能、既読チェックなし。下画面メイン、上画面マップ。キャラ2D、マップ3D。基本は歩き、Bで駆け足。マップの絵は素朴で、扉の開閉なし。イベントでは2Dの大きなキャラ絵が前面に重なり、表情をよく伝えます。
戦闘は行動順が回ったキャラ毎にコマンド入力する方式。パーティー10人から4人を選ぶ。戦闘中の入替が可能。戦闘中の4人が戦闘不能=ゲームオーバー。エンカウント率は高い。装備品は現地調達可能で買物は回復アイテムが重要。ボス戦は長引きがちなので、攻略法の発見が大切。魔法は、宝箱から入手する召喚プレートを成長させ装備すれば誰でも使用可。ただし魔力依存なので注意。補助魔法とスキルアップ効果はとても有用。夜の会話などで仲間の絆を深めておくと、主人公はゲージ蓄積時に高威力の協力技を使えます。
セーブは3つ(+中断セーブ)。各地の竜のうろこでセーブ可能。赤いうろこの既訪問地への移動機能、ボス前に多い青いうろこの回復機能は便利。2周目引継ぎ項目は、お金、消費アイテム、召喚プレート、議会(本作独特のクエスト進行システム)の進行状況など。クリア時間の目安は、ボイスのON/OFFなどにもより20〜40時間。サモンナイトシリーズは初めてでしたが、楽しめました。
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GOOD!
・グラフィック面。通常は2Dドットキャラクタ+3D背景、戦闘は2Dドットという構成で非常に高品質。陽の光が差し込んだり、水面に雲が写り込んだりと細かいところまで作りこまれている。
・メインストーリー部分がフルボイス。
・召喚プレートを使用したキャラクタのカスタマイズ部分が面白い。FFで言うアクセサリに近いか。
・音楽。サモンナイトシリーズおなじみのピュアサウンド作曲で、今回は割とスルメな曲が多い。第一印象ではイマイチだな?と思っていても、いつの間にか口ずさんでいたりと見事にやられた。
BAD/REQUEST
・ストーリー。話の展開全てが「どこかで見たことある」のは大問題。ライトノベル作家がシナリオ担当しているのだが、その恩恵が全く見えなかった。王道を目指したのかもしれないが、単なるありきたりストーリーになってしまっている。
・基本インタフェース。メニューの開閉・選択でいちいちアニメーションするため、細かいところに時間が取られてしまう。エンカウント回避魔法を使うために頻繁にメニューを開くのでイライラが募る。
・戦闘バランス。ザコが弱すぎ、逆にボスが強すぎる。強いだけならともかく固い(例としてHP300程度のザコが出るダンジョンのボスのHPが10000)。
・議会システム。選択を誤るとクエストが発生しない。その選択肢も全く意味不明でどれが正解なのか判断つかず、結局セーブ&リセットと非効率な事をせざるを得なくなる。
・クエスト。あまりにやっつけ&時間稼ぎなクエストばかりなのに閉口。「〇〇で××(モンスター)が発生した。××を5匹倒せ!」「〇〇に落ちている△△を5個拾え!」な感じのばかり。クリア済のダンジョンに何度も行かせるのは勘弁して欲しい。
・夜会話を行わないと協力技を得られないこと。このシリーズ、夜会話は同じキャラで固定という人も多いと思うのだが、それだとそのキャラの協力技しか覚えられない。キャラクタ重視のこのシリーズにおいて、キャラ選択がバトルの難易度に直結するのはまずい。
COMMENT
悪いゲームではないのですが、このゲームならでは、という部分も見当たりません。
設定部分でも「これサモンナイトである必要あるのか?」と感じてしまいます。
オーソドックスなRPGが遊びたいのでしたら悪くはないと思いますが、過剰な期待はしない方がいいでしょう。