ゲームブックDS ソード・ワールド2.0
中央値: 39 Amazon点数: 1.6
スコアーボード
標準偏差 10.8 難易度 2.00 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
51pt
GOOD!
テーブルトークRPG(以下TRPG)経験者
ソーサリーをはじめとするゲームブック全盛期(?)にゲームブックをよくやっていた人の意見です。(ロードスの頃からソードワールドなどグループSNEは好きでした。)
グラフィックは大変綺麗で、自分好みです。
BAD/REQUEST
まず、TRPGのソードワールドとは、全く別物です。
(能力値、技能、特技など、2.0と同じ名称が当てられているパラメータがいくつかあります)
自由度は皆無で、ゲームブックとなっていますが、分岐も少ないです。
アドベンチャーで、戦闘部分や一部判定が入っただけです。
そして、悪い意味でゲームブックなのが選択肢であっという間に死にます。
例えば、洞窟で2つの入り口があって、1つは、くもの巣がかかっている。もう一つは、最近まで使っていた形跡がある。どちらに逃げる?という選択肢で、くもの巣を選ぶとゲームオーバーで最初(ロード)からです。 セーブしていないと萎えます。
お金や装備などの概念もありません。
ゲームブックというジャンルをDSにするチャレンジはいいのですが、空回りしてしまっています。
また、本4冊分と書かれていますが、どう考えても通常のテキストアドベンチャーのほうが文量も多いです。
COMMENT
期待していただけに、残念です。文庫本で1000円以下のゲームブック(しかもできはよくありません。)をこの値段はないと思います。
ちなみに、下記のマニュアルにない操作方法を知らないと、とっても大変ですので追加しておきます。
逆に、このことを知っておくと、片手で操作できます。
【十字キーでの操作】
右キー(縦持ちしたときの上)を押すと、既読文章をスキップできます。
上下キー(縦持ちしたときの左右)で選択肢を選べます。
左キー(縦持ちしたときの下)で選択肢を決定したり、ページを送ったり、ダイスを振ったりできます。
ソードワールドは、できればきちんとした形で出して欲しいです。
(データを共有してシナリオ追加型の本格RPG(MMO?)が希望?)
昔ソードワールドSFCがありましたが、あれのほうが数倍ましです。
Amazonレビュー
レビュー者: 零 レビュー日: 2009-11-01なにせ能力値や技能等に関する説明等が、プレイ前時点で一切ないのだ(取説には記載されておらず、ゲームにはチュートリアルがない)。
それでありながら、本作はあくまでデジタル・ゲームブックであり、TRPGのみならずCRPG要素ですら皆無に近い。
例えば、本来のSWが用いている探索や戦闘などのシステムは一切使用されていない。
そして、プレイヤーの行動には自由度が少ない。
さらには繰り返し同じテキストを読まされたり、単調な戦闘に付き合わされたり……。
もっとも物語は面白いとは思う。
前述の通りゲームブックなのだと割り切れば悪い代物ではない。
それだけに、いろいろ残念な要素が目立ってしかたない。
いっそ「ソード・ワールド2.0」の冠を外してくれた方が、諦めがつくのに……。
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
GOOD!
・昔のゲームブックの雰囲気(だけ)味わえるところ
昔のゲームブックよろしくキャラクターを作り、選択により物語を進め、魔物と戦い勝利してエンディングを目指すという雰囲気(だけ)味わえるので、昔のゲームブックを読んでいた人にとっては懐かしく感じるだろう。
…あくまで雰囲気だけだが。
BAD/REQUEST
・取扱説明書の不親切さ
他の方が指摘されるように既読スキップ・選択肢決定などの操作方法について書かれていないだけならまだしも、習得できるスキルの詳細な説明・習得できる魔法の効果の説明・能力についてなど説明すべき項目が書かれておらず、また全く出てこないアイテムが(MPは後述の通り意味がないパラメータなのであっても使わないだろうが)書かれるなどしていたのは、不親切をとっくに通り越えて製作者側が説明を放棄しているようにさえ感じた。
・戦闘について
最初にキャラクターメイクでキャラの能力を決めるが、決めた能力はHP以外戦闘に全く影響しない(MPさえも。早い話ダイスの出目だけが攻撃力・行動判定に影響する)ため無意味なのは確かだし、攻撃はともかくとして魔法使用に当たっては「5以下の目が出たら自動的に失敗になる」仕様のため、回復魔法もHPがある程度残っているうちに使わないといざという時に失敗して負ける危険があるのはきつい物があった。
また、敵が3体居てもその1体ずつと戦うという謎仕様の為、戦いが微妙に長引くのもイラつかされた。
・快適さ
セーブデータが1つしかないため、罠の選択肢を踏んでしまうとバッドエンドになって最初に戻されるしかない事や(こうしたゲームに慣れている人なら罠っぽい選択肢の前でセーブしておくのが常道だとしても、そうでない人にはただゲームオーバーになるしかないだけ)、既読スキップが十字ボタンの右を押しっぱなしにするという本体に優しくない仕様だったこと、第二章のダンジョン探索の際にダンジョンのマップが表示されないから同じところをグルグルと回らされる羽目になるなど、快適さはかなり低いのでその分評価は厳しく付けざるを得ない。
・その他
第二章に入るとやけに目に付くが、文章と背景が食い違っていたり、また誤字・脱字・誤変換などがやたら目立っていたのは「真面目にテストプレイをしていない」と邪推せざるを得なくなる。
COMMENT
魔法使い編のみクリアしたので、それ基準のレビューになっているのはご容赦願いたい。
それでもゲーム全般を通じて昔のゲームブックに劣るような不出来な部分が多く、当時のゲームブックの愛読者にも正直勧めにくい内容である。
どうしてもやりたいというなら1000円未満の値段になった時に「話の種」でプレイするほうが良いだろう。それ以外の人ならば古本屋で昔のゲームブックを探して挑戦したほうが楽しめる。