真・女神転生 STRANGE JOURNEY
中央値: 75 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.42 難易度 3.56 mk2レビュー数 77ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 4pt |
77pt
GOOD!
●まず5点を付けた熱中度。本当にやめ時が見つからないので5点とさせていただきました。
今回、どの場所にいても悪魔合体が出来るのでレベル上げ→合体→作りたい悪魔が出てくる…
の無限ループです。また、MAP埋めや素材集め、たまにMAP上に表示される雑魚より強い敵探し、合体した仲魔の育成、悪魔会話などやる事は尽きません。
なんたって300種類以上の悪魔です。レベリングも必須ですし。
「寝る前にもうちょっと」は危険です。中断セーブが出来ない(その代わりダンジョン内のセーブポイントは若干多め)のでいつまでもやり続けてしまいます。
1ルートは50時間ちょっとでクリアしましたが、残りのルート、ミッション、仲魔など…終わりが見えないわけではない、というのが更にプレイ欲をそそられます。
●ストーリーは、先が気になる!というより「これからどうなるんだ…」という不安がつきまといます。イベント一つ一つもいい意味でのB級映画っぽさ+重さがあり、選択肢も迷う。
なお、メガテンではおなじみのL・N・C分岐です。ただ選択肢はちゃんと考えないと思わぬルートにいくかもしれません。全体に漂ううさんくささがツボ。
●3Dダンジョンで、最近だと世界樹の迷宮と似てると言えば分かりやすいです。
ただ世界樹では背景が単調だったりどこ見ても同じだったりしましたが、今回はなかなかバラエティに富んでいます。一部ダンジョンは背景が動いてますし、見てて楽しめました。
ダンジョン自体はさすがメガテンと言ったところ。ワープ、暗闇、見えない道、流れる道、調べないと出て来ない扉など。一部MAPは久々に方眼紙を使いました。
●戦闘の難易度は高め。初見の敵悪魔はモザイクがかかっていてどいつか分かりません。
初戦が終わって、あーこいつか!という楽しみがありますし、緊張感がハンパないです。
敵の攻撃でHPの3分の1?2分の1持っていかれたり、終盤だと1撃死もたまにあります。
ボスも強いです。軽い気持ちでいくと死ねます。ボスの目の前には必ずセーブポイントがあるのでそこまで痛くありません。
逆に言うと1回目では勝てないと思ってかかれという制作側からの指示なのでしょう。
●悪魔合体はわりと簡単です。以前DSで発売されたデビルサバイバーのように任意のスキルを選べるわけではないですが、「デビルソース」を使ってある程度自由に出来ます。
●新規悪魔デザインはもちろん素敵ですし、戦闘中の2Dグラも動きます。
また悪魔全書はその悪魔の説明がちゃんと見れますし、上半身だけなら絵も見れます。
デジタル悪魔図鑑としても良いんではないでしょうか。
BAD/REQUEST
●悪い点というほどでも無いですが、音楽に関してはごく普通です。イヤホン/ヘッドホンを付けると良い音質になりますが、曲のジャンル的に少し単調なんですね。雰囲気には合ってます。
今までのように耳に残る感じではないです。ただ1曲だけ、それを覆すほど気に入ったので2点ではなく3点。
●ダンジョン探索にて。暗闇ゾーンがあるのですが、そこを探索するときに暗闇が見えるようになるアプリが後に手に入ります。暗闇ゾーンに入る度に、「動作中…」みたいな3秒くらいのエフェクトが入るのがちょっとしつこいです。
●育てた悪魔をパスワードで交換!というのが目玉ですが、そのパスワードに抜け道がいくつかあります。要するにけっこう簡単にズルが出来てしまうんです。
●レベル補正が非常に大きい。如実に現れるのが命中率です。とにかく当たりにくい。
4人全員外れたり、1人が3回連続で外れたり…そこはちょっとイライラします。
レベルを上げれば解決するんですけどね。
単純に与えられるダメージが少ないってだけで良かったのでは。
COMMENT
DSだからと言って出先でやるのはおすすめしません。せいぜいセーブポイントの前でレベリングくらい。暇だから10分だけ…というソフトではないです。
あと内容は完全に大人向けですね。小学生ぐらいの子は理解するのはほぼ無理じゃないかと。まあ小学生がパッケージを見て買うとはあまり思いませんが…CERO Cは妥当です。
快適さは2点を付けましたが、システムなどはほとんど問題ないです(悪い点に挙げたもの以外は)
ただ、快適さや爽快感を楽しむゲームではないという意味での2点です。
戦闘の難しさ、ボスの理不尽な強さ、ダンジョンの広さや仕掛けをジリジリしながらも楽しむというスタンスです。必ず1回は「詰まった?」と感じることがあると思います。でもまたやりたくなる不思議。
もちろん終盤にもなれば気持ちの良いダメージを与えられたりしますが、事故死の確率も高い。
死んで覚える、死んでも普通というゲームですので、個人的にはDSのRPGの中で最高だと思いますが、それが嫌な方にはオススメはしません。
人を選ぶなんて言いたくはありませんが、合わない方はいらっしゃると思います。
「ガッツリRPGやりたい!」という方は購入を薦めます。
一言でいうと、面白いですよ。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon大好きっ子 レビュー日: 2017-06-10メガテンファンにおすすめです。
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GOOD!
・全体的にボスが強く、バトルにやりごたえがあります。
初見でコテンパンにやられ、そこから対策を考え撃破する楽しみがあります。
特に一部ルートを除くラスボスはメガテンには珍しく本当に強いです。
・長すぎるイベントに足を止められる事もなく、悪魔合体をいつでもどこでもできたり
セーブポイントやショートカットも多い。
その上でメガテンお約束の複数のスタンスのストーリーを進めていくのは
かなりの熱中度があります。
・本編のボリュームが多い。
サブイベントを無視しても結構なプレイ時間になります。
・EXミッションは必須でもなく邪魔にもならない程度の良いバランスにまとめられています。
そのため自分の好みに合わせたペースで進めることができる。
・BGMも路線変更ということで最初は不安でしたが
プレイするうちに良い音楽だと思えるのが多かったです。
真女神転生IVではロック調に戻して欲しいですけど・・・
・サブアプリにより、エンカウントの量を制御できる。
その時の気分に合わせた調整ができ、個人的にはポイント大です。
BAD/REQUEST
・ハードモードがない。
アトラスRPGとして、やはり欲しいところです。
・主人公のステータスの成長がオートで、自由に振れない。
やはり好きにステータスを上げたいって人が多いのではないでしょうか。
・ダンジョンの進み方、仕掛けは似たようなものが多く、単調。
基本は隠し扉、加えてワープや強制移動の床、落とし穴がほとんどです。
・悪魔のLvアップ時の技習得や、異変の兆候、三身合体の削除。
今作では新しくデビルソースが追加されましたが、
レベル上げを強要される事や育成の楽しみの薄さ等の理由から正直微妙でした。
・パスワードとデビルソースの組み合わせにより一人で簡単に強い悪魔を作成できる。
使わなければ良い、と言われればおしまいですがそれでもこの仕様は好きになれません。
・BGMが少ない。
DSゲームというのはありますが特に戦闘系はもう少しほしかったです。
COMMENT
女神転生と世界樹の迷宮を足して割ったようなまさに外伝という感じの作品です。
どちらかというとSFC時代のメガテンに近いので
真女神転生IIIの方向性を期待すると少しガッカリするかもしれません。
それでも面白さは健在なのでメガテン好きやシビアなRPGが好きな人にはオススメです。