ラブプラス
中央値: 75 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 13.52 難易度 1.66 mk2レビュー数 35ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt |
54pt
GOOD!
◆DS内蔵時計に合わせて、ヒロインと季節やイベントを楽しむことができる
◆マイクを使った会話もどきができるラブプラスモード
◆フルボイスでありながら、デート中や登下校時に発生する会話パターンが豊富
◆プレイヤーの好み(服装、髪型。性格)を彼女が聞いてくれるという形で、自分の彼女が変化。3人というヒロインの人数的な問題をカバー。
◆活動休止していた丹下桜が声優として復活
BAD/REQUEST
◆スキンシップ&キスシステム
デート中、彼女の評価が高い時に発展するモード。
「ここか?ここがええのんか?」とばかりにノリノリになれるのが最大の売り・・・のはずだったが、
無意味にゲーム的要素を含むためにこちらの好き勝手にできるわけではない。
ここで1回消化するのに5分弱かかる上に、これが1回のデート中に4?5回発生、
さらには学校でも頻発するようになる。これがテンポを最悪にしている要因。
最初の気分がなくなると、後はただただ苦痛なだけの作業と化してしまう。
◆メール
日々の行動のはじめと終わりに、メニュー画面で最大6?7秒待つと彼女からメールが来ることがある。(来ないこともある)
8割方が意味のない内容で、送られてくるパターンも非常に少ない。
返せる文章は「ありがとう」「どうでもいいや」か、「適当に返信」「普通に返信」「心をこめて返信」の2パターン。
2割は相手の性格などを変更するためのチャンスであったりするので、無視もできない。
このほぼ必ず待たねばならないシステムに正直イライラ。
これじゃ毎回ロードが7秒あるゲームと大差ないと思うのは俺だけか。DSだろう?
◆ヒロインは基本ポリゴン、一部のイベントシーンは1枚絵
仕方のないことだが、背景が2Dでヒロインが3Dなのには若干違和感がある。
またイベントシーンのヒロインは1枚絵で描かれるため、全くの別人。
いや、これも仕方のないことなのだが。1枚絵の方が明らかに見映えする。仕方ない。
◆ゲームの中でも実生活とリンクした時間が流れる
早くヒロインの薄着が見たいのだが、ゲームを購入したのは9月。既に秋扱い。
このゲームを来年までやれと?
1年間プレイして欲しいのだろう、新しい要素を出すまでの道のりも長い。
総プレイ時間が多くても決してゲームにボリュームを感じないのはこのためか。
サターンの時代からあるアイデアだが、上記のとおり致命的な欠点があるのは明白。
何の改良もせずそのまま実装するとは何事か。
COMMENT
所々良さげな個性は付けられているのに、全てがことごとく洗練不足。
まだまだ実験段階的な要素を、ろくに練らずに詰め過ぎてしまった。
恋愛シミュレーションの革命的ゲームに昇華する可能性を秘めているだけに非常に残念。
新しいアイデアに挑む姿勢は大いに評価したい。
さんざん書いたが、最初の頃のスキンシップ&キスには愚息も反応しましたよ。ええ。
Amazonレビュー
レビュー者: かずきち。 レビュー日: 2015-12-15アクセスランキング
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GOOD!
■新感覚の恋愛シミュレーションゲーム
今までのギャルゲーとは違い、お目当てのキャラと恋人関係になったら365日いつでもそのキャラと交流ができるというのがこのゲーム。
恋人関係になるまでのステップは非常に簡単なので、誰でも恋人をつくることができる。
攻略前は普通のギャルゲーと同じで、お目当ての子に好かれるよう自分の各々のスキルを磨いていく。そしてお目当ての子から告白されてOKをしたらエンディング・・なのだが、むしろメインは恋人関係になってから。
恋人関係になれば、電話で話すことができ、会いたいときに彼女を呼び出して会うことができる。(彼女の都合次第だが)
そしてある条件を満たすと彼女をデートに誘うことができ(彼女から誘われる場合もある)、日にちと集合場所・時間を決め、まるで本当のデートをしてるような気分を味わえる。
タッチパネルを生かした機能もあり、デート中などにタッチイベントが起こると、彼女の顔や体をタッチして反応を楽しんだり、キスをしたりと彼女とのコミュニケーションが楽しめる。
■実際の時間とリンク
本作では実際の時間とのリンクしている「リアルタイムモード」と、「スキップモード」の二つが楽しめる。
リアルタイムモードは、ゲームの時間が実際の時間と同じように進行しており、例えばデートの約束をする場合、実際の日にちと時間で決める。デートをすっぽかしたり、デートをキャンセルすると、彼女の機嫌を損ねてしまう・・・といったようなリアリティが楽しめる。
本作には「ラブプラスモード」というものが搭載されており、メニュー画面から選択すると、現在の彼女の様子をいつでも観察することができ、彼女とじゃんけんで遊んだりトークを楽しむことができる。これも実際の時間とリンクしており、昼授業を受けている彼女、夜に寝ている彼女を観察することができる。
スキップモードはリアルタイムではなく、普段遊ぶ時間が無い場合にはこちらのモードで遊ぶことができる。このモードは非常にサクサクと進めることができるのだが、見れるイベントはリアルタイムモードより圧倒的に少なく、日にちに応じたイベントが見れないというのが難点。
またこれら2つのモードはいつでも変更が可能。
■魅力的なキャラ
キャラクターは脇役も含めフルボイスで、自分の名前を呼んでくれるというのも魅力的である。(一部特殊な苗字、名前を除く)
キャラの動きもまるで本物の女の子のような可愛らしい動きで、色々な仕草が見れる。
キャラクターはある条件を満たすと、髪型や服装を変えることができ、自分なりのオリジナルの彼女を作ることも可能である。(性格までは変えられない)
グラフィックの量の多さも必見。
BAD/REQUEST
■会話のバリエーションの無さ
例えば彼女とのメールをするとき同じような文章が何通も何通も届く、電話での呼び出しのとき以前話した話題が連続で出る、ラブプラスモードで彼女から同じような質問が何度もくる、といったように会話のバリエーションの無さが非常に目立つ。
噂によれば一人のキャラの収録に3ヶ月はかかったというが、とても3ヶ月で詰め込んだようには思えないほどのボリューム不足を感じた。
■タッチイベントの難易度
GOODにも書いたように本作にはタッチによるスキンシップがあるが、そのスキンシップの難易度が非常に高い。
彼女にどこにタッチするかによってキスイベントにたどり着けるのだが、そこまでたどり着けない人が数多くいる。
キスイベントにたどりついたとしても、2度目のスキンシップでキスが出来ない人もいる。
このようにキスまでの道のりは遠く、そこまで難易度を上げる必要があるのかなと感じた。
■ラブプラスモードでも・・・
ラブプラスモードは実はDSのマイクを通しての交流がメインとなる。しかしマイクだけでなく彼女にタッチすることができたらなあと思う。
彼女との遊びも「じゃんけん」のみで、他にも色々付けてほしかった。
COMMENT
あらゆるブログやメディアから太鼓判を押されているこの「ラブプラス」ですけど、僕はこれは結構人を選ぶゲームなんじゃないかな・・・と思います。
彼女とのコミュニケーションといえど、コミュニケーションの攻略法さえ身につけてしまえばただの作業ゲーとなってしまいますから。
特にリアルタイムモードで進めていると、それをひしひしと感じてしまいます。
けどゲームの作り自体は非常に良いもので、画期的ではあります。
今後の展開が楽しみです。