スローンとマクヘールの謎の物語2
中央値: 55 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 16.99 難易度 1.73 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
79pt
GOOD!
・おまけモードも加わって、更にボリュームアップ。
本編の水平思考パズルが80問、それに10種類のミニゲームが加わりました。
空いた時間にコツコツ遊ぶと、かなり長く遊べます。
ミニゲームは本編と全く異なる作りですので、本編で行き詰った時等の息抜きにピッタリです。
・柔らかい口調で聞きやすくなったナレーション。
前作で少し冷たい印象を受けたナレーションですが、優しい口調に改善されており、とても聞きやすくなりました!
これで、解答をミスしても的外れな質問をしても安心ですね(笑)
音声が前作の流用ではなく、全て取り下ろされているのも好印象、作り手の気概が伝わってきます。
・お喋りなナビゲーターがおとなしくなりました。
多くの方が指摘されている通り、うっかりヒントを漏らしてしまったりするお騒がせナビゲーターのアンナですが、前作よりおとなしい良い子になっています。
設定を変えて出て来ない様にするといった事は出来ないのですが、前作の様な鬱陶しさは殆どなくなったので、安心して問題を解く事が出来るのではないでしょうか。
・問題のクオリティも改善済み。
人によってはこのタイトルの大きな問題点となり得る重い話や後味の悪い話の割合が減り、明るい…とまではいかなくとも、暗くない話が増えました。
怖い話等が苦手な方には嬉しい変更点かと思われます。
逆に、そういった話がお好きな方は是非前作からプレイして頂きたいですね。
・1に引き続き、嬉しい価格設定。
前作と同量の本編におまけも付いて、お値段は3500円!
空いた時間にコツコツ遊ばれる方も、一気に解き進めてしまう方にも嬉しい価格設定ですね。
BAD/REQUEST
・こんなモードがあれば、もっと評価されていたかも?
影絵を使ったイラストもこのタイトルの秀でた部分の一つですので、それらを鑑賞出来るギャラリーモード等があれば良かったのではないかと思います。
気に入ったイラストを見ようとすると、また問題を解かないといけませんので…。
COMMENT
1と2を比べて感じた改善点を中心に意見を纏めさせて頂きました。
今作も良い頭の体操になりましたので、非常に満足しております。
前作から間を置かずに発売された様なのですが、気になる点は概ね改善されており、開発者の方々は短い製作期間にも関わらず丁寧な仕事をされたと思います。
原作となっている本が幾つか発売されている様ですので、それらを元にした続編の発売を楽しみにしております。
Amazonレビュー
レビュー者: ㋪ レビュー日: 2017-06-09アクセスランキング
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GOOD!
■前作「スローンとマクヘールの謎の物語」 攻略済み■
(基本的に前作との比較での意見になります)
・無理な展開が格段に少なくなった
前作は答えを出す際「そんなことは関係ないからいちいち聞いてくるな」という事が多々あったのですが、ほとんどなくなり(0ではない)ストレスが少なくなりました。
『即答』をしたいときにも、的確な選択肢が増えて、答えやすいです。
・アンナ(補助キャラ)いい子になったね
前作の一番の難点、補助キャラのアンナが出しゃばらなくなって本当に助かりました。お陰で時間を気にせず、一問一問をじっくり取り組めるようになりました。
ここまでバッサリ変更するのは、開発者の方も勇気がいったと思いますが、ありがたいです。
・支配人あってこそ
前作では、答えられないとかなりきつい言い回しだったのですが、優しくなられました。同じセリフなのに、新しく録られたようで、物腰が柔らかく聞こえます。
やはり「スローン…」は、この支配人がいらっしゃってこそと思えます。
BAD/REQUEST
・問題のよしあし
やっぱり「なんですか、そのどうでもいいような問題は」というものが、0にならない。こういう『込み入った問題を解くゲーム』という性質上、個人的意見として、そう感じてしまう物があるのは仕方がないのかもしれません。
COMMENT
「スローンとマクヘールの謎の物語」というのは、『一回聞いても解らないような事柄について、色々質問をして真実にたどり着く』というゲームだと思います。
前作は、「無駄な質問に答えなければならない」のと「補助キャラが答えを言ってしまったり、せかしたりする」というのが最大の悪い点に感じたのですが、それが解消されています。
この改善点はとても大きく、前回感じたストレスがほとんどありません。
あとは「問題のよしあし」だけ。
くだらない問題は確実に減っており、とても好感が持てます。
前作のレビューで、猟奇的な話やグロテスクな表現があってビックリされた方も多かったようですが、『CERO:B(12歳以上対象)』と表記されていますので
■小さなお子様には与えない事をオススメします■
こういう謎解きだからこそありえる展開なので、そのような話がなくならない方が好きです。
万人受けしないと思いますが、良作です。