魔女になる。
中央値: 53 Amazon点数: 2.5
スコアーボード
標準偏差 5.2 難易度 1.25 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
49pt
GOOD!
・音楽
総合の曲数は少ないながらもなかなかいい曲があり、その部分は評価したい。
特に「けっせん?つよいきもち?」は掛かるシーンが戦闘などのシリアスな場面にもかかわらず、不思議とこちらが涙ぐみかける曲でもあった。
・クリアまでの所要時間と難易度
全13話(なお第5話は番外編的な扱いで、一度第13話をクリアしないと見ることは出来ない)ながらも大体1話あたりの所要時間が15?30程度と短く、全クリアまでの所要時間も6時間程度と短めのため、忙しいが何かゲームをクリアしたいという方にはオススメかと。
また難易度自体も比較的低めで、何回か戦闘シーンはあるけど相手のパターンがある程度決まっているので、その弱点を突くようにまほうを使えば比較的楽。
BAD/REQUEST
・ストーリーについて
全部クリアするまで6時間程度(多少寄り道したとしても)の長さゆえ、他の方が指摘されるように前半?中盤のまったり気味の展開が嘘のような後半の急展開は正直描写不足に感じたし、またキーパーソンであるはずのダーニャも後半になった時に思い出したように登場するため印象が薄く(実際シナリオの大半はシャットやガータと関わっていた気すらする)、最後にダーニャとの絆や別れる描写があっても正直「あっそ」という感情しかわかなかったのは「惜しい」としか言えない。
もう少しビッテとダーニャの関係を掘り下げたりしたほうが、シナリオの味付けも濃くなったのではないだろうか?
・その他、細々とした所
メインキャラの立ち絵はともかくとして、サブキャラ(街の人々)の立ち絵は顔が妙に大きく感じ違和感があったり、セーブできるタイミングが物語の特定地点のみで中断セーブもなかったり(1話あたりの所要時間が短くてもどこでも中断できるようにはして欲しかった)、次の目的地に向かうためのヒントがなかったり(いくら狭い街中とはいっても移動が面倒臭かったし、まほうを使うシーンでも何を使うべきなのかを説明してくれた方が楽だった)と、テストプレイで見直せば改善できうるような欠点がいくつかあったのは戴けないと思った。
COMMENT
もう少しストーリーを練りこみ、ビッテとダーニャの関係をより深く描写したりしたほうが良い作品になったのではないか?と感じるくらい、全体的に見て「惜しい」と感じる出来であった。
値段がもう少し下がった頃(大体中古価格が1000円台になった頃)なら「話の種」として買ってもいいかもしれないが、話自体が一本道かつ短いので、長い間持っていたいソフトかと尋ねられると「微妙」としか言えない(最も七尾奈留氏のファンならその限りではないだろうが)。
Amazonレビュー
レビュー者: 瑠琉 レビュー日: 2009-06-16まず基本的に眺めていることが多いですね。
街を自由に歩いたり出来る時間が限られています。
自由な行動を楽しみたい方は向いていないかもしれないです。
魔法を書くというシステム自体はとても新しく楽しめたのですが
楽しんでいるうちにあっという間に最終話で(笑)
私はゲームをそんなにしない方ですが2日でクリアしてしまい、
正直物足りなかったなぁというのが本音ですね。
あとフリーズしやすいです。特に魔法を書いている最中ですね…
セーブできるタイミングは限られているので、あともう少しで
話をクリアできる!という時にフリーズされイラっとする事がありました。
イラストはとてもかわいいのに…正直残念です。
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GOOD!
-声
要所に入るとフルボイスに。
それ以外でも一言、相手の名前を呼んだり挨拶程度はしゃべってくれます。
キャストは主人公役の能登さんくらいしか自分は知りませんが。
-イラスト/メインキャラ/七尾奈留
絵がセールスポイントなだけあってメインキャラの5人は可愛い。
自分には初見の絵師でしたが割と古めのPCゲームで有名だった人のようですね。
グーグルでイメ検した結果と見比べると、本作のキャラは幼い娘達なのでそれらより柔らかい雰囲気で描かれているきがする。
-テーマ曲/霜月はるか
非常に雰囲気の良い曲。
寂しさを感じさせつつも強い思いを胸に秘めた旅立ちの曲。
プロローグBGM/ED曲は同一曲だがED時は歌詞も表示されるフルverになっている。
こちらもPCゲームで有名な方だそうで。
-ビッテ/ダーニャ/フェル/シャット/ガータ
魔女コスチュームのキャラはビッテとダーニャの二人だけなので二人の独壇場になるかと思いきや
登場人物みんなが魔法を使用可能な設定のため、他の三人が出番も多く、良い感じに目立っていた。
-魔法陣メモ
魔法陣メモ一覧から目当ての魔法陣を選択すると魔法陣の下書きが表示される。
それをなぞるだけで発動できるので簡単に発動できる。
てっきり一覧表示だけかと思って最初見落としてて苦労したけれど。
-シナリオリスト
各話ごとにシナリオを選択して再プレイ可能
回収し忘れたアイテム回収が可能。
-ストーリー
便利な魔法は人間を幸せにしてくれる力として魔女になることを夢見るビッテ。
なんでも楽をしようとして人間を堕落させる原因になる便利な魔法という存在を封印しようとしているダーニャ。
魔法の存在の是非をめぐって話が展開する。
魔女っ娘作品としてはあまり見ないスタイル。
BAD/REQUEST
-ジャケット
裏面を見ても何をするゲームなのかさっぱり分からない。
もうちょっとゲーム画面を記載したほうが手に取りやすいかな。
-徒歩移動
移動速度が遅い。Bダッシュが欲しい。
フィールド自体は町の北部・南部+α程度なので非常に狭い。
狭いとはいえ人探し系のイベントなどで移動距離は結構長くなるので割と時間を喰う。
-会話/タッチペン
RPGタイプのマップ画面だが、人物に話しかけるにはタッチペンでタッチしなければならない。
魔法使うときだけで充分じゃないですかね。
セリフの表示送りにタッチペン連打は面倒ですし。
-イラスト/サブキャラ
どうみてもメインキャラとは絵師が違う。
4人程、七尾氏が描いたキャラもいるがそれ以外は別人。
ひょっとしてこの4人分のエピソードを尺削ったんだろうか?
サブじゃなくてモブといったほうが正しい。
悪い意味で背景に溶け込んでそうなレベルの手抜き染みた絵。
端的に言うと絵のクオリティが低い。
作画スタッフをもうちょっとどうにかしてください。
-魔法属性
属性の相性が現実のそれと噛み合ってない。
多くの場合、魔法属性の相性は「火<水<雷<土<風<火」と設定されるケースが多いが、
「火<水<土<雷<風<火」となっているため、なぜか絶縁体である土が雷に負ける。
-魔法陣入力
基本的には割とテキトーに入力しても認識する。
ただし、LV3とかはたまに成否判定が異様に厳しく判定されることがある。
-Majo1グランプリ
7?9話の間でのみプレイ可能なサブイベント。
10人のキャラを撃破して一位になるとコレクションアイテムがゲットできる。
7話で開始され、10話以降は話が締めに入る展開の都合でプレイできない。
話が進むごとに魔法が増えるので9話でのプレイが楽。
7話ではビッテの魔法LVが低すぎて無理ゲー。
劇中のセリフで一人につき1属性しか得意属性は無いという設定がある。
しかし実際には2属性以上使うキャラも多いので、うっかりしてると弱点属性で敗北することも多い。
-バトル
5ラウンド3本先取。
前述の5属性に各LV1/2/3/合体が有り、LVで勝つか、同LVなら相性で勝てば勝利。
相打ちの時はドローではなくノーゲームになるので延々やり直しさせられる。
そのため2勝1敗2分けで勝利、などという勝ち方は狙えない。
合体魔法は終盤のボス戦でのみ使用可
-セーヴポイント
一部を除いて各話前後編に分かれているので中間でセーヴ確認をしてくる。
それ以外では途中セーヴできない。
アイテム探しする都合もあるのでセーヴが不自由なのはじっくり探せないので非常に不便。
-コレクションアイテム
空気。とてつもなく空気。
探さなくても問題なく話は進むし、特定の話数でしかゲットできない仕様なので集め辛い。
これを集めないと美術館モードでイラスト閲覧/サウンドテスト/ボイステストが利用できない。
苦労して集めても一枚絵より先に背景建物画像ばかり登録される・・・誰が喜ぶんだこれは?
もったいぶらずにクリアした話のイラストを普通に登録して欲しい。
数少ない攻略サイトを見てもコンプ出来るほど情報が集まってない様子。
独力でコンプはまず無理。完全な蛇足。
-第五話/ダーニャ
4話クリア後、不自然にスキップされ、最終13話クリア後に解禁される。
解禁するのに4話までに必要なフラグでもあるのかと悩んでやり直したが全然関係なかった。
内容的にみてもダーニャの数少ないメイン回であり、主人公のビッテと親交を深めるイベントでもある。
なお、5話がスキップされたせいで中盤はダーニャが一切出番が無い。
そのため序盤で姿を見せなくなって終盤でパッと今更のようにボス戦シナリオに出てくるので
「ああ、そういえば居たね」感が酷い。友人キャラ3人が目立った活躍を見せているため尚更そう思う。
故に中盤のこの話を後回しにしたのは演出として失敗としか思えない。
それプラスもう1エピソードくらいは日常回があったほうが妥当な流れだった。
-ヴォリューム
13話全体で6時間前後しか掛からない。
ボイスにデータ容量取られる過ぎたのか?
ADVとしてみてもかなり短い部類なのでシンプルシリーズ価格が限度。
少なくともフルプライスでこれは無い。
-無限回廊
終盤でほぼノーヒントでイキナリ迷路へ放り込まれる。
唯一、「覚えたての魔法陣:土LV3をチェックしろ」というセリフが出るのでそれをどこかで使えという意味かと思ったら・・・
書き順がヒントですかそーですか。
-倫理面
魔法で人吹っ飛ばしたり真夜中に子供が狼の居る森へ出歩いたり一歩間違えば大惨事な強引展開があったがフォローなしでいいのかアレ・・・
ばーちゃん、付いていかないと孫娘が狼に食われちゃうよ?
-進行/フラグ
順路がわかりづらいポイントがいくつかある
5話はスキップした理由が不明。フラグが居るのかと思ったが違った。
7話は一度いってダメだった場所へもう一度行かないと先へ進めない。
M1会場だけOKだったのでM1で優勝しなきゃ先へ進めないのかと勘違いした。
10話はヒントが紛らわしすぎて意味がわからないよ。
COMMENT
-セールスポイント
1:声△
2:絵△
3:曲◎
声は要所のみフルボイス、絵はメインキャラほか一部サブキャラのみメインデザイナーという半端仕様。
ヴォリュームの少なさを考えると全部しゃべってもいいレベルではある。
絵は絵師が違うキャラ同士が並ぶと出る作品間違ってるだろ状態。
曲だけは雰囲気の良いものが揃っているので不満に思われることは殆ど無いかと思う。
-総評
話の内容や雰囲気は良いのでモブキャラの絵の酷さとヴォリューム不足が惜しい。
ひらがなが多く低年齢向けのデザインの割には、小難しい真面目な話ではある。
総合的な出来は拙いなりに童話や絵本のような柔らかさで楽しめる作品だった。