無限航路
中央値: 60 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 19.48 難易度 3.04 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt |
56pt
GOOD!
[オリジナリティ]
・宇宙艦隊物のゲームと言えば、MAP上でユニットを移動して攻撃指示をする物が一般的だが、このゲームは、敵との距離や攻撃のタイミングによって勝敗が左右される戦闘となっていて、個性がある。戦闘シーンにおけるタッチペンでの操作は、誤って隣のボタンを押してしまう恐れがあるため、指先に緊張感が走り、プレイにメリハリを与えている。
・MAPは単なる平面ではなく、立体的になっていて、宇宙の広さが表現されている。
[音楽]
・援軍が現れたタイミングや、光の爆発とともにテーマ曲が流れはじめる演出がかっこいい。
BAD/REQUEST
[グラフィックス]
・戦艦の形は、まるでレゴブロックで作られているような単純な構造のものがあり残念。戦艦の表面は、宇宙の背景色を反射している事については凝っているが、ダンボール箱をつぎはぎしてできてそうな表面と感じた。
[キャラクター]
・会話シーンでは、スタートボタンを押してメッセージウインドウを隠さないと、キャラクタの絵を全て見ることができない。DSは2画面なのだから上画面を使えばいいのに・・・
・キャラクターデザインは、服にグルグル模様があったりしてかっこ悪い。
・キャラクターの名前のつけ方がひどい。「デラコンダ・パラコンダ」のように、上の名前と下の名前が類似していて繰り返すような名前が非常に多く、かっこ悪すぎ。商品名と類似した名前のキャラもいる。
[快適さ]
・メッセージが勝手に進むシーンがある。非常に読みにくい文書のため、読むのに時間がかかり、全てを読みきる前にページが進むことがある。
・ゲーム内の宇宙全体において、複数のMAPがどのように繋がっているかがわからず、マクロレベルで迷う。
[ストーリー]
・ゲームとオープニングアニメとの整合性が取れていないため、出だしからストーリーに矛盾が生じている。
・多くの星が登場するが、標準的な星には酒場しかなく、マスターと世間話をしただけで終わる。新しい星に到着した時のワクワク感が無い。表示では何十億人もの人々が住んでいる事になっていても、その星に暮らしている人々の生活感は全く感じられない。
・人の命を軽視した残虐な表現が多い。大勢のクルーが乗っていると思われる戦艦が撃沈されても、一般クルーの死については全く触れられず、無機質に扱われている。
COMMENT
・仲間を増やして配置に就けたり、ちょと旧式のボロ船でお金が貯まるまで頑張ったり、新しい戦艦を買ってカスタマイズしたりする過程が楽しかった。
・物語の終盤に登場する敵との戦闘は、個人的にはあまり盛り上がらなかった。このゲームを一通りプレイして、特に感動や達成感はあまり無かった。
Amazonレビュー
レビュー者: takagi レビュー日: 2016-06-09レヴューを読んで、大当たりか大外れだと思って買いましたが、大当たりでした。
システム周りについては他の方同様改善の余地は十分あります。
慣れるまでは有効な攻撃ができず、そこでめげてしまう人も多いかと思います。
しかし、スポーツでも何でも、練習すれば誰でも一定のところまでは上達します。
このゲームも1時間我慢すれば慣れ、そこからはのめり込む一方でした。
それ以外で敢えて難点を挙げれば、カスタマイズを活かしきれていないところかなと思います。
これは容量や開発予算の問題かなとも思いますが・・・。
DS以降のメタルマックスシリーズのように外観の塗装などもカスタマイズできて、
主砲の積み替えなどもできたら文句なしでした。
ストーリーは1作で終わるのがもったいないと思うくらいのボリュームを、
惜しげもなく圧縮して詰め込んだという印象です。
宇宙物のオリジナルで(オマージュはいろいろと見られますが)これだけ引き込まれたのは驚きでした。
今主流の何でもお膳立てされたゲームに慣れた人には敷居が高すぎますが、
全滅画面を50回見ても平気という方にはお勧めしたいです。
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GOOD!
壮大な宇宙を舞台にした重厚なストーリー、携帯機とは思えないボリュームは素直に評価できます。後から書くように不満な部分は多々あれど、スペースオペラ好きであれば即ハマリとまでは行かなくともかなり共感できるのでないかと思います。
DSにおけるRPGの一つの可能性を示せたという点で、オリジナリティには4点を付けました。
他の部分についてはBAD要素が先行するのでそちらに書きます。
BAD/REQUEST
まず何と言っても操作性の悪さ。いかにDSとは言え、タッチペンオンリーの操作はいかがなものか?特に戦闘部分ではペンの感応範囲の狭さも手伝って、意図していない操作が出てしまうことが多く非常にストレスがたまる。戦闘シーンのスキップ等はLRボタン若しくはペンで行えるのに、その他の操作がペンオンリーなのも不可解(一応、ボタンにも対応してるらしいが取説にも載ってない)。
グラフィックはDSであることを考えれば頑張っていると言えなくもないが、それを差し置いても低レベル。ビームやミサイルはただ飛んで行くだけ、敵艦船の撃沈時の絵などまともに見られないヒドさ(ポッキリモナカとは良く言ったものだ)。容量などの問題はあるのだろうが、もう少し何とかしてほしかった。
他に
クルーとして登用できるキャラは膨大なのに、配置場所が旗艦オンリーであぶれる。一体何のための艦隊、僚艦なのだろうか?と首を捻らざるを得ない。せめて艦長クラスくらいは各艦ごとに指定したかった。
艦船ごとの独自性が薄く、またモジュール配置が比較的自由度高めなため、艦船の種類が多い割にはどれも似たり寄ったりの、どんぐりの背比べみたいになりがち。
ある程度進むと戦闘がワンパターン化し、作業的で無味乾燥(ボスさえも)になりがち。艦隊戦メインなはずなのに艦載機が強すぎ、戦闘開始→艦載機出撃→敵射程外(あるいは密着)に出て放置でほとんど(全て?)の戦闘に勝てる。
COMMENT
戦闘部分を中心にグラフィックや操作性は壊滅的と言っていいレベルですが、全体的なボリューム、重厚なストーリーはいわゆる「携帯機」の範疇を大きく飛び越えています。
オーケストラ系主体の音楽も決して耳障りにならない程度に、雰囲気助長をしてくれます。GOODで書いたようにスペースオペラ系に興味あるなら、購入しても損はしないでしょう。但し、銀河英雄伝説風のそれを求める方にはオススメできません。全く違います。どちらかというと富○系(笑)かな?劇場版イデオンあたりが好きならそれなりに楽しめるかと思います。
とりあえず、かなり人を選ぶゲームなので正直、他人のレビュー(私のも含む)はあまり参考にされない方がいいでしょう。
・内容はスペースオペラっぽいRPG(基本的に一本道)
・操作性はかなり特殊でやり辛い
・難易度は比較的高めで、一昔前のRPGのように不親切な部分も多い
この辺りを受け入れられるならまあ相性は悪くはないかと思います。
ちなみにフルコンプには相当な時間がかかりますよ。私は現在3周目プレイ中、プレイ時間は99時間でカンストしてます。個人的にはかなりハマってます。