無限航路
中央値: 60 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 19.48 難易度 3.04 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 1pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
10pt
GOOD!
携帯ゲーム機でジャンルがスペースオペラであるという珍しさ。
売り切れ続出のために購入を決めて手に入れるまでの期待感。
オープニングムービーを見て、これから始まる「無限航路」に対する高揚。
BAD/REQUEST
*ストーリー
何人かが指摘されてるように、オープニングムービーと実際のオープニングが違う。開始早々GOODであげた部分が消え、喪失感が漂い始めます。
登場人物の人間味が薄い。宇宙に出たことがない主人公が戦艦を操縦しそれについて行くお馬鹿な仲間たち、全く存在感のない一般クルーや各惑星の住人、主要人物が何人か死ぬが後のほうにはほとんど触れられない、など。またストーリーの展開がスターオーシャン3にそっくりだと思いました。詳しく書くとネタバレになりますが、大まかな流れとターニングポイントがうり二つです。
*グラフィック&音楽
グラフィックは他の方もご指摘のようにひどい。テクスチャの粗さと低質さはもちろんのこと、エフェクトも手抜き。戦艦が壊れるときに爆発はなく折れて断面が見えるだけ、ビームとミサイルは飛んでいくだけ、全く爽快感がない。音楽は主題歌以外で耳に残ったものは皆無。
*システム
戦闘はFFのように時間経過でゲージが溜まっていき、選ぶ行動の種類によって消費ゲージの長さが変わる。その種類があまりに少なすぎ、それなのに無駄な行動がある。システムが理解できないと全く勝てないが、ある程度キャラと戦艦が育てば戦術など皆無で作業するだけ。戦闘の流れは前後に動いて距離を合わせ、決まった行動を選んで、変なビームとミサイルを飛ばすだけ。そのグラフィックをスキップすると与えたダメージがわからなくなるというのも不満。エンカウントは連続で起こったり、全く起こらなかったり。敵の強さも急に強くなったりする。
白兵戦はただのジャンケンシステムで、全く必要性を感じない。
操作はタッチペンがメインでタッチ範囲が異常に狭い。更に実際はボタン操作に対応しているぶぶんも多いが説明書に書かれていない。非常にストレスがたまる。またオートセーブの感覚が長すぎて無意味というサプライズまで用意されている。テキストは漢字であるべき文字がひらがなで見辛い。
カスタマイズはブロック配置だが、エンジンと艦橋以外は全てフリー配置ってありえないでしょう。船ごとのオリジナリティは一部で特殊武器がある程度。確かに拡張の自由度は高いが、その反映先が上記のつまらない戦闘だから楽しくない。しかし強化しないと敵に勝てず進めないので、結局は強制的なイメージになってしまった。強制的にブロックを買って、限られたスペースに配置・・・苦痛以外の何でもなかったです。
COMMENT
売り切れ続出で素晴らしいゲームなのだと思い、相当待ってから買ったのですが大失敗でした。
正直言ってDSで出す必要があったのか疑問です。タッチペン操作、低質のグラフィック、テキスト表記は据え置き機であれば出なかったであろう問題。
それを抜きにしてもバランス調整、ストーリー・演出・システムの稚拙さは目に余るものがあります。スペースオペラという目の付け所はよかったのでもったいないです。
Amazonレビュー
レビュー者: takagi レビュー日: 2016-06-09レヴューを読んで、大当たりか大外れだと思って買いましたが、大当たりでした。
システム周りについては他の方同様改善の余地は十分あります。
慣れるまでは有効な攻撃ができず、そこでめげてしまう人も多いかと思います。
しかし、スポーツでも何でも、練習すれば誰でも一定のところまでは上達します。
このゲームも1時間我慢すれば慣れ、そこからはのめり込む一方でした。
それ以外で敢えて難点を挙げれば、カスタマイズを活かしきれていないところかなと思います。
これは容量や開発予算の問題かなとも思いますが・・・。
DS以降のメタルマックスシリーズのように外観の塗装などもカスタマイズできて、
主砲の積み替えなどもできたら文句なしでした。
ストーリーは1作で終わるのがもったいないと思うくらいのボリュームを、
惜しげもなく圧縮して詰め込んだという印象です。
宇宙物のオリジナルで(オマージュはいろいろと見られますが)これだけ引き込まれたのは驚きでした。
今主流の何でもお膳立てされたゲームに慣れた人には敷居が高すぎますが、
全滅画面を50回見ても平気という方にはお勧めしたいです。
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
Wi-Fi対応、プレイ人数1人?2人
■価格:5040
■発売日:2006-12-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
GOOD!
■DSでは珍しいジャンル
・「DSでこれを出した事に意義がある」という、製作者の意図は伝わってきました。
■DSでは珍しい壮大なスケール
・寄り道はかなり出来、設定などもしっかりしている。(クリアまでプレイしていないので、しっかりと収束しているかどうかは不明。)
■細かな数値設定、セッティング
・効果を調べ、メンバーを揃え、戦艦を買い揃え、それらを効果的に活用する楽しみはあります。
■早送り機能
・もろもろの演出をカットできる。グラフィックが稚拙なので重宝しますが、すべてカットしていると作業感がますますひどくなるというデメリットあり。
BAD/REQUEST
■操作性・快適さ・インターフェース
・ボタンで問題ないはずなのに、無理やりタッチペンを使わせる。そのタッチペンの「押し範囲」がいちいち小さい。
・様々な画面において、表示される情報、操作手順、すべてが「雰囲気重視」で、ユーザーの利便性を何一つ考慮していない。痒いところが恐ろしく痒く、しかも全身痒い。
・オートセーブのタイミングが悪く、そのセーブ時間も長い。
・いわゆる「どっかの町の人と無理やり数回しゃべらないと先に進めない」系統のフラグ。
■戦闘3Dグラフィックの稚拙さ
・特に攻撃エフェクト。「DSだから」ではなく、DSのゲームの中でも非常に低いレベル。
■戦闘システム
・移動は前後移動のみ、非常に単調な3すくみのみに支えられた期待はずれな戦闘システム。(少し進めれやれることは増えますが、それでも雑魚戦は非常に単調)
・戦闘時間は長く、雑魚のエンカウント率は低くて手に入る資金は少ない「時間だけ無駄にかかる系」。
■難しい漢字は使うのに、簡単な漢字はひらがなの奇妙なテキスト
フォントの大きさによる容量の問題? なんにせよ、他に調整・削れるものがあったはず。
■限られた容量を使いこなすバランス感覚
・容量が厳しいのなら、中途半端なムービー・声はカットすればいい。そんなものを入れているのに、3Dグラフィックは最低、テキストは漢字が使えず、2Dの顔の表情も変わらない。
COMMENT
酷評には理由があります。私は殆ど中古売りはしませんが、このゲームは2日後に怒りで即売り払いました。実に5年ぶりぐらいの出来事だと思います。
期待度の裏返しによる酷評、また、「クリアもせずに」ということで、評価としては有効性の低いものだとは思いますが、これほどの怒りは久々なので、あくまで参考事例として厳しい意見を残しておきます。
個人的には「人によって合う合わない」ではなく、「これまで様々な良作に触れてきたヘビーユーザーには耐えられない代物」、「素人が一人よがりで作った同人ゲーム」という認識です。
「DSで」という範囲さえ取り払えば、似たような系統の良作はいくらでもあります。わざわざこれに触れる必要はないです。購入の際には、いわゆる「出荷数抑えの品切れ商法」に惑わされず、慎重に検討することをオススメします。