ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫

発売元: 日本一ソフトウェアオフィシャルサイト 発売日: 2009-05-28 価格: 5040(税込) レーティング: 【A】全年齢 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 60 Amazon点数: 3.8

スコアーボード

ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫レビューチャート 標準偏差 4.74 難易度 1.50 mk2レビュー数 4
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
429人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 4pt 3pt 3pt 2pt 2pt
総合点
59pt

GOOD!

世界観。お菓子の国や和風の国など、童話をモチーフにして
可愛らしく描かれた国々は女性受けが良いのではないでしょうか。

可愛いですが、しかしどことなく気味が悪いデザインの人形たち。
癖のあるデザインなので正直好みは分かれると思いますが、
自分の感覚ではこういうのも悪くはないかなと。雰囲気はあります。

世界観に合った音楽が良いです。ハロウィン風の音楽は非常に良いですし、
機械の国の曲や迷いの森の曲も気に入りました。

キャラクターもまあまあ良いかと。ただ脇役にも面白いキャラが何人もいるのに
メインの二人以外描写が薄いのはもったいないかな。

影のすむ街の住人の台詞がなんとなく味があって楽しいです。

シナリオもまあまあ楽しめました。終盤のあれこれは謎も残りましたが
1周目2週目ともに悪くはないエンディングかなと思います。

BAD/REQUEST

戦闘が作業。とりわけ序盤は、敵の体力が多くて倒しづらいです。
全体を攻撃できる魔法を連発できる中盤以降は楽にはなりますが、
駆け引きも何もあったものではないので、作業感はかなりのもの。

目的地が分かりづらいです。ヒントが少ないので、どこに行けばよいのか
分からず迷うことがしばしば。
昔のRPGにはよくあったことですが、今のゲームでこれはちょっと不親切かと。

使わない人形がたくさん増えます。増えるだけならまだいいのですが、
人形全員を連れて歩く仕様なので、レベルアップのときに二軍の人形の
ステータスアップのテキストをいちいち送らなくてはいけないのが面倒に感じます。
正直、影のすむ街には修理屋よりも人形預かり所が欲しかった。

最初と最後はともかく、各国に行って姫様を助けるだけのゲーム中盤は
ストーリー的には薄いです。
NPCの台詞などから得た断片的な情報を繋ぎ合わせ、あれこれと想像するのが
楽しい人でないと、盛り上がりがなく単調だと感じるかも。

1周目のラスボス戦後の展開は個人的には好きなのですが
あれは小さな子にはちょっと怖いのではないかなー…と。
いや個人的には好きなのですが。

COMMENT

古典RPGは嫌いではないですし、世界観や音楽、キャラクターに惹かれていたので
個人的にはそれなりに遊べました。
自分の場合、全てタッチペンなのはそこまで苦にはなりませんでしたし。
ただタッチペンがどうしても嫌いな人、RPGは戦闘の駆け引きが大事だと思う人は
絶対プレイしないほうがいいゲームだと断言できます。

公式サイトのキャラクターや世界観、音楽が好き
変わったシステムのゲームよりもよくあるシステムのゲームのほうが良い
戦闘バランスはあまり気にしない
という人ならば買ってみてもいいかもしれません。

キャラクターや世界観はとても気に入ったので、
もうちょっとキャラや世界設定について知りたいなという気持ちが残りました。

   
プレイ時間:20時間以上30時間未満(済)
かえるさん[2009-07-05 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

324人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 4pt 4pt 3pt 1pt 3pt
総合点
61pt

GOOD!

・音楽
自分は全体的に好みでした。
オルゴール調の音楽がストーリー全体の雰囲気と合っていて良かったです。

・キャラクター
絵柄がかわいらしく個人的には良かったです。
音楽と同じくストーリーと合っていてGOOD。
が、通常グラフィックはSFCクラスかも(汗)

・やりこみ
2週目要素や収集などがあって良かったです。
人形、トランプともに全部集めるには最低2週必要なようです。
また、2週目でしか行けない場所やストーリーもあり良かった。

・難易度
昔のゲームのようにヒントが少なく、自分の足で歩け!というスタイルでストーリーが進行します。
個人的にはいろいろの場所を歩き回ってアイテムや人形を集めつつ進めて楽しめました。
人によってはつまってしまい、BADに入るかもしれませんが・・・。

BAD/REQUEST

・快適さ
残念ながら不便です。タッチペンオンリーなのは少々煩わしい。
何故ボタンと併用じゃなかったのかが不思議でなりません。
特にメッセージ送りや戦闘でのコマンドはボタンの方が便利だと思いました。
というか、当初はボタンを使う仕様だったのでは?と思う部分がいくつか。
戦闘での攻撃・魔法・アイテム・逃走の並びとか、魔法のリボルバーの回転とか・・・。
また、移動の時にタッチした方向と違う方向に動いたりすることもあり若干いらいらします。

・バグ
セーブして再開するとハマって何も出来なくなり、はじめからやり直しになるという致命的なバグがあります・・・。
自分はならなかったんですが、結構なってる人が多いようで、しっかりデバックしたのか疑問です。

・戦闘が大味
戦闘が序盤はそこそこ大変なのですが、中盤くらいから古大魔法という必殺技のようなモノを連発するだけになります。
MPはレベルアップで全快するので、MPが尽きるよりもレベルが上がる方が早く、実質撃ち放題です。
また、この古大魔法の強さのせいで一緒に戦う人形が空気です。BOSS戦でアイテムを使わせるくらいしか役目がありません。

・2週目の成長
2週目のやり込みがあるのは良いのですが、アイテム以外はほぼ全て引き継げるのに敵の強さは変わらないせいで序盤の戦闘が作業になりがち。
レベル60で魔法が全体化すると終盤まではリデルの通常魔法を1回打つだけで敵が全滅します。

COMMENT

BADが非常に多くなってしまいましたが、自分は楽しめました。
タッチペンオンリーも慣れれば大丈夫です。
戦闘は1週目は結構サクサク進めるので(人によってはどっかでつまるかもしれませんが・・・)戦闘の作業感はあまり感じずにクリアできました。
が、2週目は敵が弱すぎて苦行のようです。あんなに引き継ぐなら敵のレベルも上げて良かったんじゃないかと・・・。

キャラや音楽、雰囲気が好みに合っていて、タッチペンオンリーでもやって行けそうな人にはお勧めです。
逆に色々な場所を自分で歩き回るのを苦痛に感じる人、タッチペンオンリーが辛い人は回避することをお勧めします。

 
プレイ時間:20時間以上30時間未満(済)
ヒョンさん[2009-06-03 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 香魚子 レビュー日: 2012-08-08
すべてタッチペン操作ということで、覚悟して買いましたがストレスなく操作することができました。

ドット絵のグラフィックのゲームが好きで、女の子でも楽しめるものを...と探してこちらに辿りつきましたが、
「ノーラと刻の工房」以来のヒットという感じです(ソフトはこちらのほうが古いのですが)

○「世界はあたしでまわってる〜光と闇のプリンセス」のような、わがままな女の子の主人公が好きな方
○もしくは「ディスガイア」のエトナな感じが好きな方
○ドット絵が好きな方
○不思議の国のアリスのモチーフが好きな方

そんな方におすすめです。
確かにヒントは少ないですが、ゲームの難易度自体は簡単なものなので
ハードな難易度を求める方には向いていないと思います。

タッチペンでの操作、魔法陣を描く動作、
なぞるというよりは(キラキラのラインが出るので)軌跡を描くという感覚で臨むといいかもしれません。
特に初めての古大魔法はなかなかコツが必要ですが、
軌跡をつなげる、という感覚でやると意外とすんなり出ます。

リデルの照れた表情が何より可愛かったです。

マイナスな部分としては、お金の概念がないのはいいのですが
消費アイテムを使う前にレベルアップで全回復してしまってかなり回復系アイテムが余るところ...
だと思いました。
状態異常系や攻撃魔法のアイテムが交換で集められたら、もっとバランスが良かったかなって思います。

駿河屋さん経由でこちらから買いましたが、2009年発売のソフトというのに
日の目を見なかったのか特典のCDがついていました(2012年7月末頃注文です...!)
嬉しい誤算でしたが、面白いので是非アリスモチーフが好きな女の子に遊んでもらいたいです。

ストーリー的に難しいかも知れないけれど、続編が出たら絶対やりたいな、と思います。

ーー追記ーー

2周目に入りました。
20時間程度/lv60くらいでクリアでしたが、ラスボスにしてはちょっと弱すぎたかな。
連続戦で二回倒す、くらいが良かったかもしれません。

2周目はlv、ドールが引き継がれるのですが
敵の強さは変わらないので、もう一段階か二段階くらい強いとやりごたえがあるかなと思います。

このゲームは2周目が真のEDなので、引き続き頑張ってクリアしたいです。
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