有罪×無罪
タイトル概要
中央値: 75 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 8.98 難易度 1.64 mk2レビュー数 33ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
385人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
364人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
総合点
77pt
77pt
GOOD!
・シナリオ、音楽、グラフィックのすべてが見事に調和し、
裁判の重い雰囲気を壊さず、かつ親しみやすく表現できている。
・途中にはさまれる時事を取り扱った雑談、ジョーク等も上品、かつ面白く出来ている。
・みんなで判決を決めるという連帯感。最初はあまり良い印象を持たなかった裁判員にも、
裁判が終了した後には仲間意識が持てるくらいに親しみがわいており、
一緒にご飯でも・・・という気持ちになる。
・裁判長の繰り返し話される裁判員としての重要性により、使命感がだんだんわいてくる。
・井原裁判長と荒牧検事萌え
BAD/REQUEST
シナリオを盛り上げるために事実がひっくり返る事が多く、
そのため最初は全く判断できない事が多いです。
特に証人や被告に聞いてみないとわからないじゃない!!
というパターンが多いこと、
一度フラグを取り逃してセーブすると100%クリア不可能になる事もあり、
自分の考えとは違う回答を選びがちになります。
COMMENT
裁判員というゲームにむかない材料を壊さずとても面白いゲームに仕上がっていると思います。
次回策に期待して高めにつけました。
何作か続けて出していけば絶対に固定ファンがつくと思います。
ただ、悪い部分でも書きましたが、シナリオに意外性を出せば出すほど長いゲームになり、
裁判員ではなく推理ゲームになってしまうので、短いシナリオをたくさんにした方がよいかもしれません。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: yuji レビュー日: 2016-07-31
絶対に手離したくない名作です。
とにかくシナリオのリアルさが秀逸。
事件にのめり込むこと請け合いです。
キャラクターの個性的ながらも自然な言動は、実在の人物に思えてくるほど。
好みが分かれるキャラデザも、慣れるとこれじゃないと駄目!になります。
骨格も姿勢も思考回路もきちんと一人一人違います。
それぞれの人生を生きている生身の人間です。ゲームのキャラを超えてる。
続編が作られないのは大人の事情なのでしょうか?
これ本気でシリーズ化すれば、凄いことになると思います。
逆転裁判に太刀打ち出来るのはこのゲームくらいですよ。
ああもったいない。大人の事情をクリアにして、ぜひ続編を製作してほしい。
アドベンチャーゲーム業界をこのソフトで改革してください。
とにかくシナリオのリアルさが秀逸。
事件にのめり込むこと請け合いです。
キャラクターの個性的ながらも自然な言動は、実在の人物に思えてくるほど。
好みが分かれるキャラデザも、慣れるとこれじゃないと駄目!になります。
骨格も姿勢も思考回路もきちんと一人一人違います。
それぞれの人生を生きている生身の人間です。ゲームのキャラを超えてる。
続編が作られないのは大人の事情なのでしょうか?
これ本気でシリーズ化すれば、凄いことになると思います。
逆転裁判に太刀打ち出来るのはこのゲームくらいですよ。
ああもったいない。大人の事情をクリアにして、ぜひ続編を製作してほしい。
アドベンチャーゲーム業界をこのソフトで改革してください。
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GOOD!
○オリジナリティ [4]
他のレビュアーさんがおっしゃる通りオリジナリティはあえて「高い」、と思います。
確かに二番煎じな所はあります。
ですが、逆転裁判とはコンセプトが真逆と言っていいほど違います。
逆転裁判は主人公が弁護士ですし、展開がとても派手で飽きが無く、熱中する長編ストーリーで主要キャラの秘密が解き明かされていく所が魅力だと思います。
ですが、本ゲームの魅力はとにかく「リアル」で「重厚」。
そして一般人視点として、現実で自分も体験するかもしれない「裁判員」を題材にしているので、
同じ裁判ゲームでもゲームのリアル感はかなり違います。
確かに、このゲームのストーリー、キャラ、共に決して派手ではありません。
ですが、逆転裁判とは違う魅力が、その二つに備わっていると思います。
○熱中度 [5] 満足度 [4]
ハマりました。一度熱中するとやめられません。
このゲームはかなり文量が多いのですが、途中でだらけることなく一気にプレイできました。
このゲームのタイトル通り、被告人がはたして「有罪」なのか「無罪」なのか、最初はそれがわからない事が面白いです。
検察側の陳述を聞くと「コイツぁ犯人だ!」と思い、その後に弁護側の陳述を聞くと「あれ?ひょっとして無罪?」と、自分が面白いくらい心変わりし結局どっちなのかわからなくなり、推理へのやる気をかなり引き出してくれます。
満足度に関しても、面白さ的には満点なのですが、話数が少ないことと、ラストがちょっと・・・
という感じなので、減点しました。詳しくは後述します。
○音楽 [3]
かなりいいと思います。
ゲームの雰囲気を盛り上げてくれる良曲ぞろいです。(雰囲気音楽という訳でもありません。)
私は特に検察側のテーマと、弁護側のテーマが好きです。
ですが、効果音は個人的にはいただけません。なので3にしました。
詳しくは後に記述します。
○快適さ [3]
及第点だと思います。
バッドエンド後やり直す時に自分のミスに応じたヒントがもらえるのは、親切で良いと思います。
残念な所は後述します。
・ストーリー
みなさんがおっしゃる通り、かなりリアリティがあります。
それだけでなく、やはりゲームとして面白くするために、新事実が発覚して裁判員の意見が逆転したりするなど、ある意味現実よりは「奇天烈」な事が起きるのですが、それが合理的で不自然でなく、興ざめしないことが大変いいと思いました。
リアリティとどんでん返し、二つが両立する物語を描くのはかなり難しいと思います。
ですがこのゲームはそれが出来ています。
4話は少し感動的なストーリーで、ちょっと泣きそうになりました。
あと4話全て、中だるみしたりしないで面白いと感じました。
・キャラ
よくキャラが立っていると思います。
ですが、持ち前のリアリティを崩すほどではなく、良く均衡が保たれています。
あと、キャラも凄く練りこまれていて自然な魅力があります。
私は特に裁判長が気に入りました。
厳格そうな見た目と反して、物腰が低く、裁判員と被告人には特に気を払い、裁判員の基本理念を教えてくれたり、どんな意見でも快く受け入れてくれる。
でも、裁判の調和を乱したり、被告人への配慮に欠ける人物には厳しく注意するというカッコ良さ。
ああ、裁判長という位置にまでのし上がれる人はやっぱりこういう人なんだな、と
たかがゲームの登場人物に対してそこまで思ってしまいました(笑)
説明は省きますが、他のキャラも、かっこよかったり可愛かったりと惹かれます。
BAD/REQUEST
○満足度 [3]
全4話、ってのは少なかったかな・・・
一話一話が濃密な分大変だったかもしれませんがもし全5話だったら大満足でした。
あと、ラストが続きがありそうな終わり方で、消化不良な感じがします。
ちょっと打ち切りのマンガみたいです。
スタッフロールも手抜きと言わざるを得ないような・・・
でも、それほどこのゲームをもうちょっと長くプレイしたかった事の裏返しですし、
感じ取り方には個人差もありますので、あくまで私個人の感想と受け取って貰えれば幸いです。
○音楽 [3]
BGMは良いと思います。問題は効果音です。
なんというか、全体的に鋭い音が多くてびっくりします。
効果音の選択もセンスが無いと思います。ちょっと不自然。
○快適さ [3]
スキップが遅い・・・
やりなおしプレイではちょいときついです・・・
メニューのインターフェイスも若干反応が遅くて、デザインもセンスがないと思いました。
COMMENT
・どちらともいえない点
○グラフィック [3]
普通かな・・・
まぁアドベンチャーですし、グラフィックといっても・・・って感じですが、
変な絵、または手抜きな絵などは無かったと思います。
ただ、キャラの絵は少し個性的で、嫌な人もいるかもしれませんね。
----------------------------------------------------------------------------
このゲーム、大変良いゲームです。どのぐらい売れたかは知りませんが、多くの人にやってもらいたい。
レビューの総合点は確かに高くはありませんが、ストーリーやシステムが練りこまれており、面白さの点数ならかなり高いと思います。
このゲームの販売元、バンダイナムコゲームスは、キャラゲー、ちょっとパクリ疑惑ゲーが多かったりと、「硬派」というようなゲーム会社ではありません。
ですが本ゲームはガチガチの硬派です。
裁判員や法律についての説明も親切にしてあり、作り手の細かい職人魂が垣間見える作品です。
裁判員について予備知識を付けたい方、単純に面白い推理アドベンチャーゲームをしたい方、あるいはその両方、多くの人に対応できる。そんなゲームだと思います。
私はぜひ続編を出してもらって、裁判ゲームの2大タイトルと言えば・・・
「逆転裁判」 「有罪×無罪」
となる事を望みます。