スローンとマクヘールの謎の物語
中央値: 59 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
標準偏差 11.08 難易度 1.63 mk2レビュー数 30ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 2pt | 2pt |
82pt
GOOD!
起承転結の起承結をあたえられ、そこからなぜそのようなことが起きたのかを導き出すゲーム
プレイヤーはあたえられた物語から気になるワードとその疑問をなげかけ、疑問への返答とそこから与えられたヒントから推理していく
なかなか無いゲームだとおもいます
かといって、始めてであったという感覚も余り無いのですが、独特の雰囲気に次第に飲み込まれていく感じがたまりません
グラフィックもシンプルでありながらプレイヤーをソコへと引き込んでいく魅力があり、ソレがまたプレイヤーを「固定観念」という迷路に引きずり込む大きなポイントになっています
最初は全く何が起きたのかわからない問題も、ダンダンと解き明かされていく真実に気づいた時、「ああ!!」と声を出してしまうこともしばしば…
また、最初予測していたことが、質問していくたびに真っ向から否定されるときの迷走と混乱も、その後の真実にたどり着くと心地よいものに変わっていきます
1問1問が割りと短く、3分?10分ほどで解けるようになっているのも良し
ナレーションの声も、作品の雰囲気にマッチしていて自然と受け入れられます。
ただ「はい」「いいえ」「関係ありません」というだけでなく、あたりまえの質問には「当然です」「そんなわけはありませんね」などで返してくるのもプレイヤーに「まぁね」と思わせてくれる
プライスバリューは満足の極みです
このボリュームで3500円は安いでしょう
BAD/REQUEST
中盤になってくると、なかなか自分の訊きたいことが出てこないことがしばしば…
その質問をするために遠回りするのが凄く面倒です。
それを訊くために片っ端からわかりきっていることを質問してキーワードをあけて行く必要がある場合があります
また、同じようなトリックが多すぎます。とくに落下したのに無傷or軽症でした系が「またか」と思うほど頻繁に登場するのには閉口。しかもトリック自体も着眼点をズラしただけで同じものばかり
ナビゲーションキャラであるアンナの囁きをするかしないか設定できるようにしてほしかった
なるべくみないようにしていても、上画面で大きな文字と噴出しで発言されてはきになって仕方が無い
中には物語の確信に迫るような質問を助言することも…(逆に全く関係ないことを助言することも
COMMENT
レントン教授シリーズは多湖輝氏の頭の体操を基に作られていたが
今回はタイトルにもなっているポール・スローンとデス・マクヘール両氏の著作を基している
夜、寝る前にプレイしていたら、気づいたら日が昇っていました…
あんなにゲームに熱中したのは久しぶりです。
まだ30問ほどしかできていませんが、ゲームの雰囲気を把握するには十分でした。
まだまだ先は長いようです
ゲーム全体の雰囲気は昔フジテレビ系深夜枠でやっていた哲学系の番組が好きだった人ならハマれると思います
難易度は物語によって。また、個人によってさまざまです。
個人が持ってる固定概念・常識・習慣・生活によって各問題の難易度は大きく変わってきます
このゲームはその常識や固定概念を崩すことで道が開けて行くゲームです
Amazonレビュー
レビュー者: ネットショッピング初心者 レビュー日: 2014-05-25さて、前置きはこれまでにして、ゲーム開始直後「ある男がウミドリのスープを口にしてがけから飛び降りて自殺した。どうして?」というショッキングな始まり方をします。男はなぜ自殺したのか? ウミドリのスープとは? 疑問に思ったことを出題者にきいていき答えを導き出していく水平思考パズルと呼ばれるジャンルです。
レントンは頭の固い私には難しくて投げ出しましたが(ストーリーは大好き)、こちらは私でも時間をかければ解ける仕組みになっていて好きです。話もブラックで不吉なものが多いですし個人的に好みです。
水平思考パズルとは、情景描写に欠けた小説を読んでいるような気分です。事実を語られていつつも、巧みに誤解するように誘導するような文章です。ただ、違う視点を見ることによって全く違う真実が見えてくるというのが魅力です。
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GOOD!
・DSでは初の試み?質疑応答が面白い水平思考パズル。
出題者と質疑応答をして、文章の発端と結果から過程を推理していくゲームです。
少しずつ質問をしていって、自分の質問が確信を突いた時の爽快感はかなりのもの。
更にそこから話を組み立てていって、自分の予想と過程がぴったり一致した時の高揚感は正解時のグラフィックも相まって、思わずガッツポーズをしてしまいそうになります(笑)
内容自体はなぞなぞやとんちといったものに少し似ているので、頭を柔らかくして解いていきましょう。
・独特の雰囲気を持った味のあるナレーション。
深みのある落ち着いた声で問題文を読み上げてくれます。
問題文は全てフルボイス、質問に対する応答などでも凄く良く喋りますので、ボイスの収録量はかなりのものです。
ゲームの雰囲気にピッタリのお声で、とても良い人選だと思いました。
・少し陰のある北欧風のBGMもGood!
曲数は少ないですが、レトロで影のあるBGMがゲームの雰囲気を盛り上げます。
少し暗いお話の割合が多いのですが、それらに凄く合っていて、物語の雰囲気を味わうのに一役買っています。
・影絵を使ったグラフィックも素敵。
絵本の挿絵の様な質感で、ゲームの内容とピッタリ合っています。
キャラクターが下手に自己主張していない所も好印象!
ポストカードや画集になっても違和感がない位素敵なイラストが揃っています。
・このボリュームでこのお値段はお買い得。
全80問収録で¥3500、空いた時間にコツコツ遊ぶものと考えますと、コストパフォーマンスは非常に良好かと思われます。
BAD/REQUEST
・怖い話が苦手な方は要注意?
全80問中、半分以上が重い話です。
主に人の生死に関わるものが多いのですが、人それぞれ好みもありますので、一概に悪い部分とは言い切れませんが、こういった話が苦手な方は要注意です。
殺人事件をテーマにした問題も多くありますので、逆に推理小説等がお好きな方には楽しめるのではないかと思います。
COMMENT
全80問、凄く良い頭の体操になりました!
頭を柔らかくして想像力を働かせる事がクリアへのカギになるゲームですので、大人は勿論、低年齢層にもオススメしたいタイトルなのですが、前述の通り重い話が多い為そういった層に薦められないのが残念です。
CERO指定もBとなっており、暴力表現など四つのマークが付いておりますので、同社の人気キャラクターである、あのレイトン教授も薦めていますが、内容は思いっきり大人向けです。
人によって色々な答えの出し方があると思いますので、家族や友人とワイワイ遊ぶのも面白いタイトルだと思います。
続編の2では問題点も改善されており、より遊びやすくなっておりますので1が気に入れば是非続編も続けて遊んで欲しいですね(^-^)