セブンスドラゴン
中央値: 55 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 17.16 難易度 2.11 mk2レビュー数 108ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt |
59pt
GOOD!
立ち絵は人によって好みが分かれるところだとは思いますが、
メニュー画面で表示される自分のキャラクターには段々愛着が沸いてきます。
名も無い町民などの台詞が面白いです。
それぞれ一人一人にストーリーや個性があり、シナリオが進行するごとに変化していきます。
町民と会話するのが楽しみの一つでした。
世界中を旅することが非常に楽しい。
ワールドマップは自分で埋めていく形式に加えフロワロによって見辛くなっている為、未知の土地に辿り着いた時の感動は筆舌し難いです。
職業の戦闘バランスがいい為、戦闘に関しては自由に好きなパーティーを組むことが出来ます。
足手纏い…と思っていたキャラクターが手に入れた装備やスキルで化けることも多々あるので侮れません。
中盤以降可能になるBGM変更ですが、これは非常に良い試みだと思います。
新作ゲームでこのようなオマケを付けることは珍しいのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
エンカウント率が高い為、エンカウント率をゼロにするスキルを使えるキャラがいなければ終盤にマップを歩くだけでストレスが溜まります。
また、ゲームの肝となるフロワロも終盤に向かうに連れてダメージが激増していきます。
アイテムを持てる数が100個までと言う制限があるので、回復スキルやダメージ軽減スキルを使える者がほぼ必須となります。
戦闘に関しては職業のバランスがいいものの、フィールドスキルの職業バランスが悪いと言わざるをえません。
フィールドスキルもパーティーの共有スキルにしておくべきだったと思います。
フィールドスキルが切れても画面上に何も表示されません。
いちいちメニューを開いて効果が持続しているか調べるのが非常に煩わしいです。
中盤以降、素材を集めて作る装備より最初から店に売っている装備の方が強いことが多いので、
素材から作る装備の意義が分かりません。種類も多く有りませんし。
モンスター図鑑や素材図鑑などが無いです。
クエストで素材が必要になることがほとんどなので、これは欲しかった。
倉庫が有りません。武器や防具をストックしておこうにも100個しか持てない手持ちアイテムの枠を埋めることになりますし、一々控えキャラに持たせに行くのも面倒です。
エンカウント率が高く、普通に旅するだけでレベルがどんどん上がる為、シナリオボスで苦戦することがまず有りません。よほど変なパーティーでなければハッキリ言って楽勝です。
COMMENT
世界樹の迷宮は未プレイです。
欠点を多く挙げる結果となりましたが…。
雰囲気や全体的なバランスはいいのですが、当たり前の部分での不満点が多いです。
名作かと言われればそうでは無く、駄作かと言われるとそうとも言いがたい。
惜作と言った言葉が相応しいゲームだと思います。
是非とも細かい点を修正した続編を希望します。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-06-24結果、大当たりでした。今15時間くらいプレイしてプロローグが終わったというゆっくりまったりしていますが面白いです。万人受けは確かにしないかもしれません。移動も最初は遅いしクエストはいつでも確認できるわけではないしプロローグが終わってからですが花がとにかく多くてそれだけで敬遠しがちになるかもしれません。
しかも踏んで消してもまた復活してしまうので対策も必要です。ですがこれはプレイのしかたしだいですね。対策はちゃんとできますしエンカウントが多いのも多少ですが少なくできます。私の場合はレベル上げが大好きなので特になんとも思いませんでした。
わかりやすい目的と自分で作ったキャラたちがちまちま動くのは本当に可愛くて愛着がすごい湧きます。
まだまだ序盤なのでこの先評価がどうなるかわかりませんが今のところ不満は全くないです。
最近のRPGは簡単すぎますから手応えのあるちょっと古めかしいゲームがやりたい方にはオススメです。
値段も安いのでぜひ手にとってほしいです。
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GOOD!
○ザコ戦闘
敵を倒すときのバランスで、前衛の剣で殴ると敵のヒットポイントが微妙に余る。そこを後衛で殴ってとどめを刺すから後衛が暇にならない。しばらくすると前衛のレベルが上がってサクサク殴り殺せるようになる。ところが今度は敵の数が増えて手が足りない。そこへ後衛用の強力武器が出てきて……、あるいはコンボ技が使えるようになって、という感じに、成長するごとに4人PTのなかで役割のローテーションが生まれて飽きさせない。新しくプレーする人には、ぜひ魔法使い抜きのPTをお勧めしたい。
○大型の敵(竜)戦闘
硬い竜が多いのだが、ふんばればぎりぎりで勝ち残れるレベル。なにかの属性攻撃や特定スキルがなければお手上げ、ということがなく、そのへんは世界樹IIの悪い点を克服していると思う。竜を全滅させるとフロワロ(ダメージ花)が一掃されるので爽快感がある。
○フロワロ(ダメージ花)
現代のプレイヤーはインターネット・書籍などですぐ攻略を見てしまうので、ダンジョンだけではプレー感が大味になってしまう。あと一歩進んだら全滅かもしれない、でも一匹でも多く竜を倒して後の探索を楽にしたい、という緊張感を生むためには、もはやダメージ床を一面に敷くくらいしか方法がないのだろう。フロワロがありながら全体回復魔法やアイテムを中盤まで制限している理由は、ぎりぎりでのヒットポイントのやりとりを楽しんでもらうためだと思う。経験値が入るボーナス花は、私には楽しめた。
○ダンジョン
2Dダンジョンの行き先が見えてしまうという弱点をフロワロで巧妙に隠している。ダンジョンの階層・広さをあえて小さくしたのもDSの小さい画面に合っている。
○クエスト
システムはともかく、メインシナリオに比べてクエストのストーリーは面白いものが多かった。兄を思う少女の話やサンタクロースの話は純粋に楽しめた。
○キャラ絵
「名前のない暗い顔をした姫の一枚絵」だけでこれだけのフォロワー・二次創作を生んだのだから、その威力はさすがである。キャラ立ちとはムービーでも声優でもない、プレイヤーの想像力なのだということを証明してくれた(なので、例の名前付きキャラが使用できるおまけは本当に蛇足だったと思う)。
BAD/REQUEST
○クエスト
私は、たとえば恋を求める青年のクエストを十分に楽しめた。それがなぜかというと……、じつは達成したときにファンファーレが鳴ったからだ。今作では通常クエストを達成したときに音も表示もなにも反応がない。毎回ただ、クエスト受付係のつまらなそうな顔を見に行かねばならない……。そういうところで他の方も触れているクエストの悪い印象がより悪化したものと思う。
○フリーシナリオ
宣伝ミスだろう。このゲームは、バランスからいってもまごうことなき一本道シナリオである。強すぎる敵と先に戦ってしまうと、他のダンジョンが非常にヌルくなり、しかも弱い装備ばかり開発するはめになる。これからプレーする人はたとえネットで隠れ情報を手に入れたとしても、やらないことをお勧めする(偶然見つけてこそバランスが楽しめる)。
○メインシナリオ
前半は良かった。それぞれ駄目なところのある各国の推移は見ていて楽しかったし、某国での改革話は熱くて楽しめた。冒頭の「なんで主人公達が選ばれた勇者?」という件も、あとちょっと見せ方を変えれば熱い話になったと思う。ただラスボス周りの展開はさすがに唐突で、主人公たちが置いてけぼりすぎた。
○宣伝
ネットの一部(ニコニコ動画、pixivなど)を使った宣伝は見事だった。しかしネットを使った宣伝は、一度反感を買ってしまうと反動が恐ろしい。ゲーム内容と関係ないのであまり言わないが、宣伝の内容次第でプレー後の印象すら影響を受けてしまうものだと思う。
COMMENT
この企画は、最近のムービー重視・ミニゲーム重視のRPGについていけなくなったオールドファンに対しても作られたものではないかと思う。3Dダンジョンの世界樹の迷宮に続いて、2Dフィールドのセブンス。その狙いは、少なくとも私には当てはまった。
もしゲームを楽しむという一点に集中するならば、行くダンジョンを選択する・強すぎるスキルは使わない・抜け道は自分で紙にメモするといった工夫が必要になる。
ザコ敵との戦闘を重ねてちょうど良いレベルになることも可能、物のついででアイテムを効率よく100個揃えることも可能。フロワロもよく探せば、なるべく踏まずにすむ道程が存在する。
そういうゲームを「自由度が高いのに一般向け」という無茶なジャンルとして売ってしまったのが、まずかったのではないだろうか。
「人を選ぶ、根気の要るゲーム」としては良作だと思う。