女神異聞録デビルサバイバー
中央値: 81 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 14.27 難易度 2.67 mk2レビュー数 112ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt |
81pt
GOOD!
テンポや操作性に徹底した配慮がなされており、終始ストレス無く遊ぶことができる。それでいて、長く受け継がれてきた女神転生シリーズのエッセンスはしっかりと残されているので、ハードなストーリー展開、歯ごたえある戦闘や奥深い悪魔合体など、メガテンシリーズの醍醐味を存分に味わえる。
とにかく快適に遊べることを重視している感がある。
チーム編成時や戦闘中に常に仲魔のステータスを上画面で確認できるので、この手のゲームにありがちな頻繁に画面を切り替えるわずらわしさが存在しないのは非常に大きい。
簡単に新しい仲魔を入手できるデビオクや、条件を指定して作り出せる悪魔を検索できる検索合体など、伝統のシステムに大きな変更や機能追加が行われており、結果非常にお手軽なものになった。
メニュー画面などのレスポンスも非常に良好。気になるところといえば、戦闘時の画面スクロールやキャラの移動がもったりしてるかな?という点くらいで、とにかくサクサクと進む。
SRPGというやや難解なジャンルだが、未経験の初心者でも安心して遊べるだろう
BAD/REQUEST
・キャラクターデザイン
これは完全に好みの問題かもしれない。個人的にはだいぶ違和感があったが、物語に引き込まれていくにつれたまったく気にならなくなった。
・音楽
内臓音源をほとんど使用せず、全編通してハードなギターサウンドが堪能できるのだが、思いっきり圧縮されているため、残念ながら音質が悪い。曲自体も少々好みが分かれるかも。
・悪魔の総数が少ない、悪魔全書がない
特に全書はメガテン初体験の人のためにも搭載しておいて欲しかった。
・セーブデータが1つ
マルチエンディングを採用してるゲームでセーブ1個は少々つらい。
・あまりにも快適になりすぎてて、旧来のメガテンファンにとっては…?
悪魔会話や合体時のスキル継承などにマゾヒスティックな楽しみを見出してる人には物足りないかも。
COMMENT
女神転生シリーズ未プレイの人にも、SRPG初心者にも、もちろんメガテンファンの人たちにも、あらゆる人にお勧めできる良作です。
細かな不満点はありますが、全体的に高いレベルでまとまっていて穴が無いです。
DSのRPG/SRPGの中でも間違いなく鉄板といえる1本でしょう。
ただ1点、生粋のメガテニストやコアなSRPGゲーマーにとっては、歯ごたえのないヌルいゲームと感じてしまうかもしれません。初見フリーバトル封印でも楽勝なくらいだと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: シロ レビュー日: 2017-07-04最初やった時はシミュレーションRPGかとビックリしましたが、バトルは普通にコマンド式となっていますので安心しました。ですが大きなマイナス点が一つ、ステージによって町の人を守らながら戦わなくてはならないステージが結構あり、かなり面倒でした。
難易度は高めですがフリーバトルがあるので主人公のレベルを上げて召喚出来る悪魔のレベルを上げていけばクリアーは出来ると思います。逆に言えばこのフリーバトルをやらないとクリアーは難しいと思います。自分はこのフリーバトルをひたすらやらされました。クリアーするには根気も必要かと思います。
やはり、主人公のレベルを上げ、召喚出来る悪魔の種類を増やし、合体させ仲間にするのは純粋に楽しかったです。凄くオススメは出来ませんが少し変わったデビルサマナーをやりたい方はやってみてはいかがでしょうか?自分はペルソナの方が好きですが(~_~;)。
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GOOD!
一週目クリアした時点での評価です。
熱中度が素晴らしく、プレイ中に全く飽きがきません。
その理由は戦闘の面白さです。
敵それぞれに魔法へのダメージ半減や無効化等の耐性がついていて
主にその弱点をついて戦闘をするんですが
一見ただ相手の弱点の攻撃をするという単純に見えるこのシステムも、
ユニットごとの戦闘が3対3で行われることにより、一気に戦略性が増します。
また、シミュレーションRPGの一般的なターン制ではなく
行動力という概念があり、例えば 移動→攻撃 で終わるユニットより
移動→攻撃→戦闘後回復→待機中に敵からの攻撃 といった忙しいユニットの方が
次に回ってくる順番が遅くなる等、上手く差がつけられています。
他にもエクストラターンを狙ったり、悪魔の種族ごとの特性を活かしたり
スキルクラックする敵を忘れてて作戦が崩れたりで常に考えながら戦えます。
その為、どの悪魔をどの味方(人)につけるか、スキルはどの組み合わせが有効か等
試行錯誤しながら進めていくのでとても熱中できます。
次に難易度がちょうど良いです。通常バトルでも真剣にやらないと任務失敗しますし
ボス戦は難しすぎだろって最初は思うんですが、スキルや仲魔を入れ替えたりして
再戦すると意外にクリア出来るっていう絶妙の難易度です。
合体する悪魔を選ぶときや、合体して新しい悪魔を見るときも楽しいです。
後は熱中度と似たようなもんですけど、プレイ上のストレスがほとんどありません。
セーブやロードが速いのはこのゲームに限ったことじゃありませんが、
戦闘のスピードや、上画面に確認したい能力やスキルを見やすく置く設計、
あとストーリー上の眠くなるような会話が無い事等、他にも不満はありませんでした。
2週目以降どうなるかわかりませんが。
BAD/REQUEST
悪い所と言える物はありませんが、いくつか気になったことを。
ステータスが 力、魔、体、速 と4種類ありますが
スキルが、物理用のスキルより魔法用の方が多いにもかかわらず
後半は魔に突出した悪魔が少なく感じました。
かと言って平均的な能力の悪魔は使いづらいし、
体に突出した悪魔とかは全く使う気が起きませんでした。
ステータスごとの個性はもう少し出せたかと思います。
それ故に、後半になると悪魔の種類が少なく というより
悪魔の中の、使ってみたい悪魔の割合 が少なく感じました。
ただしこれはプレイヤーの性格にも依りますし、
DSの性能の面もあるかもしれません。
音楽についてですが、耳に残る音楽が少ないです。
ですがこれもゲームに自然に集中させる為と考えれば・・・
ってこんな考え方はずるいんですけど、はい とりあえず少ないです。
あっ、ボス戦の曲は燃えました。
COMMENT
久しぶりに面白いゲームに出会いました。はまりました。
どんぐらいはまったかと言うと、夜にゲームをして
気づいたら朝を通り越して昼でしたってぐらいです。
シミュレーションRPGの囲んでいっぱい攻撃して倒すだけの戦闘や
RPGのエンカウント多くて作業っぽくてつまらない戦闘に飽き飽きしてる人に
是非やってもらいたいと思います。
書きたかったけどどちらにも属さなかったストーリーとグラフィックについて。
ストーリーは神と悪魔が戦ってて、間接的に巻き込まれた主人公が
何かしらの決断を下す話です。善と悪について考えさせられる話でした。
最後にグラフィックですが、とても驚いた事があります。
メガテンシリーズをやったのはスーファミの魔人転生(10数年前)以来だったんですけど、
小学生ぐらいだった当時の記憶に残ってる悪魔の何体かが
ほとんど同じグラフィックで再現されてた事です。
開発陣のこだわりに感激しました。なので良い所の部分に書きたかったのですが
さすがに思い出補正だと思い自粛しました。