内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ「副都心連続殺人事件」
中央値: 52 Amazon点数: 2.8
スコアーボード
標準偏差 14.31 難易度 1.50 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt |
55pt
GOOD!
浅見光彦が好きなので、かなり期待して買いました。
グラフィックは、個人的には好きです。ストーリーを楽しむものなのでこの位で充分かとは思います。
ストーリーも前半部分はひきつけられました。
全体的に救いの少ない、悲しい感じのお話なので、そういうのが好きな方にはおススメです。
犯人逮捕!やったー!めでたしめでたしの大団円!がいいという方には辛いかな。
BAD/REQUEST
ボイスが入っているのはいいんですが、かなり中途半端。
入っているところといないところがあるのは容量の問題なのかもしれませんが、
そこを分ける基準がイマイチよく分からない。
なんだか妙な違和感がありました。
あと、副都心線といっても出てくる駅はほんの一部です。蛇足ですが沿線住まいなので
自分とこの駅が出るかわくわくしてたのに、出なくてガッカリです(笑)
別に副都心線にこだわる必要はなかったんじゃないかなあ、と思いました。
それとこのシリーズ全体にいえることですが、後半になるにつれて犯人がなんとなく読めてしまうのでだらけてしまいます。推理も申し訳程度であまり推理とはいえない感じでした。
COMMENT
一回のプレイが早ければ3時間くらいで終わってしまいます。
おまけ要素もなく、唯一あるとすればストーリー分岐なんですが、これも
一度クリアしてしまえば余り惹き付けられないのは何故だろう…。やっぱり
犯人がわかってしまっていると萎えるのは推理モノのお約束なのかも?
プレイしようか迷ってる方には、安くなったら買いましょう!とアドバイス。
衝動的に買うと後悔するかもしれません(笑)推理ゲー初心者ならおススメできるかも?
Amazonレビュー
レビュー者: xxたひちxx レビュー日: 2009-03-09最近のDS推理ものははずれが多かったので、今回のこのソフトはD3パブリッシャーから出るということでちょっと期待していました。
結果的に「ちょっと残念、期待はずれ」でした。
★良かった点
浅見光彦シリーズのお決まりシーンがある
スキップ機能がある
サブシナリオがある(スピンオフ的ストーリー)
操作しやすい
★残念だった点
シナリオが薄い・短い
フルボイスではない(羽多野渉さんのファンだったので大いに期待していました・・)
捜査上の重大ヒントが考えられないところにある(詳しくはいえないですが、PC内のことです)
謎解きが簡単すぎる、数が少ない
主人公による捜査メモの質問がいちいち余計(直前の浅見による質問の繰り返し)
いろいろな所に行けない、調べられない
質問したい事ができない、問い詰められない
基本選択肢を選ぶだけで単純すぎる
という感じでした。
やはり、原作があるもの(西村京太郎、山村美沙シリーズなど)は内容が薄くなってしまうのは仕方がないことなのでしょうか・・・。
あと、テレビシリーズでは浅見光彦と一緒に捜査するのは女性でちょっと恋が芽生えそうなシーンがあったりするところがあるので、このソフトも主人公は女性視点かと思ったらどうやら男性視点なんですよね・・・。それが一番残念かもしれません・・・。もうちょっとファン向けに忠実に再現してほしかったなぁって思いました。
DS初心者であればおすすめですが、推理モノがお好きな方は物足りないかと思います。
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GOOD!
・浅見光彦シリーズ
オリジナルのキャラデザインだったりボイスがあることでイメージが崩れがちだとは思いますが、浅見光彦シリーズらしさは出ていました。
母から何度もお見合いの勧められたり、警察からの容疑に兄の名前で助かったり、「僕は僕、兄は兄ですから…」のセリフも健在です。
ファンでなければ大した出来事でもなく事件と関係ない不要なテキストなので、原作ファンとシリーズを全く知らない人では印象もかなり違うでしょうね。
・おまけシナリオ
最も良かったのがココ。
新たなエンディングを迎える度に増える1話10分前後のこのおまけシナリオがとても良かったです。
ありがちな主人公たちの日常などではなく、被害者達の前日談や死体発見者、刑事たちなど本編に登場したキャラが主役となって語られるというのが素晴らしい。
それらがわかることで本編の印象も変わりますね。
あるようでなかったこのおまけは他のADVもマネして欲しいレベルでした。
・マルチエンディング
10種のエンディングがあるが、事件は一応解決した形の結末が多かったのは良かったですね。
事件が途中で終わるエンディングはあまりなく、これはこれで解決だなと思えるような結末が見ごたえがありました。
各エンディングへのヒントや、既読スキップもあるので埋める作業も楽しめました。
BAD/REQUEST
・シナリオ
シナリオ自体は佳作でしょう。
ほぼフルプライスでクリアまで4~5時間のシナリオ1本のみしか収録されていないのは弱すぎます。
後半ドロドロな展開になったのは2時間ドラマ的なこのゲームに合っていたとは思いますが、それだけ。
まぁメイン登場人物のほとんどが事件と絡むというのは意外と斬新とは思いましたが。
・中途半端なボイス
最も酷かったのがこれ。とにかく中途半端。
たまにボイスが入るというのはこの手のゲームのお約束ですが、重要シーンだから喋るとかそーゆー事でもない。
頻繁にあって気になったのが、現シーンでキャラAが喋っていて、次のシーンに移ったらこのキャラAは喋らなくなるのにキャラBは喋るという謎仕様。
後半に至っては事件に全く関係ないお手伝いさんや編集長は喋るのに浅見光彦は喋らないというセンス。
重要シーンのみボイスありにするか、いっそのことボイスなしの方がよっぽど良かったです。
・主人公…
影が薄すぎ…浅見光彦の助手という立場ではありましたが、たまに浅見光彦から推理をさせられるのも浅見光彦はわかっていることを試されているだけ。
ただでさえゲーム性が薄く選択肢等が少ないゲームなので、主人公の存在意義が見つかりませんでした。
普通にプレイヤー=浅見光彦で問題なかったと思います。
COMMENT
可もなく不可もなく…どちらかといえば不可な作品ですかね。
おまけシナリオとマルチエンディングは良いですが、メインのシナリオがつまらないのではどうしようもないです。
オススメ出来るのは浅見光彦シリーズのファン、アサミストですかね(笑)
内田康夫センセは監修のみのようですが、浅見光彦シリーズをコンプしたい方にとっては外せない1本だと思います。
ADVファンには物足りない作品でしょうが、今なら安いので暇つぶしぐらいには。
おまけシナリオはADV好きならなるほどと思うと思いますよ。