ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
73pt
GOOD!
◎やりこみ要素が多く長期間プレイに耐えられる内容
いわゆる作業プレイとして敬遠する方も出てくると思いますが
個人的にはアイテム収拾(盗賊のハイマスター能力でさらに楽しく)や錬金での装備強化がGood。
受けられるクエストもそれなりにあり、クリア条件以外のプレイ幅が広い。
◎選択できる種族・職業の数の多さ
種族は全12種類、職業は下級・中級・上級合わせて全16種類
特別相性のいい・悪い組み合わせはあるものの、基本的には自分の好みの組み合わせで種族・職業を選ぶことができる。
下級・中級・上級と分類されてはいるがLvUPの速度の違いが大きな差であり、どの職業も強さ自体はあまり変わらないので無理に上級職を選ぶ必要がない、またハイマスター/サマー能力による差別化により下級職でも中級?上級職に劣らない魅力がある。
◎魔法が強力
最近のゲームには珍しく、各種魔法を駆使していかないと難易度が大きく上がる
攻撃魔法だけでなく、敵の動きを制限したり拘束したりする魔法が存在するのでやりごたえのある戦闘バランスになっている。
○どこでもセーブできる
短時間・長時間、どちらのプレイでも対応できる。
通勤中などでもちょこっと出来たりするので良。
BAD/REQUEST
△操作性・システムまわり
他の方のレビューでも書かれていますが操作性は良くないです、悪い部類です
が、ゲームそのものとしての面白さがあるのであまり気になりませんでした。
ただアイテムの装備・使用・受け渡し・倉庫あたりの不満は誰もが感じると思います、改善希望。
△お金の使い道が少ない
序盤の装備を整える程度で、メインの使い道は寺院への寄付になってしまう、1:9くらいの割合
消耗品をもっと使うようなバランスにして、お金の使い道を増やして欲しい。
△ダンジョンが浅い
1つくらいは100階層くらいあるダンジョンが欲しかった。
×1キャラあたりの持てるアイテム数が少ない
1キャラ10個まで。
職業によっては装備品だけで8個使ったりするので、装備品以外のものを持ってるとドロップ品を持っておくスペースがない。
せめて12個くらいは所持数が欲しかった。
COMMENT
ゲームとしては高いレベルでまとまっている良作です
ウィザードリィ系統のゲームなので、RPGゲームの種類としては、ストーリーを沿っていく日本的なアドベンチャー型RPGではなく、ゲームの世界に放り出されて好きにやってください、という欧米型のRPGです
若干人を選ぶと思いますが「無理!!」というわけでなければかなり長期間楽しめます。
あと、この手のゲームの判断基準にはならないと思ってGood/Badには書いてませんが、グラフィックは悪いです
音楽は雰囲気に合っていていいと思いますが単調です。
Amazonレビュー
レビュー者: よし レビュー日: 2016-10-01アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ポケットモンスター ブラック/ホワイト
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2010-09-18
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
遊戯王 ナイトメアトラバドール
対戦型カードゲーム、OCGカード3枚付属
■価格:5040
■発売日:2005-07-21
GOOD!
>Wizであること
恐らくこのゲームを買った人の大半が、Wizっぽいゲームだと認識した上で購入していると思われます。そういう意味に於いて、概ね期待を裏切っていないと感じます。まあ、#1とか#2よりも、#5や外伝に近い感じですが。
>やたらと職業が多い割に収集が付いている
初代Wizに比べ職業が倍以上に増えていますが、ハイマスター技能等の存在により、各職業相応の存在感を放っており、特に盗賊の必須感がハンパありません。序盤は入れちゃダメ!みたいな職業もありますが、どいつもこいつも一芸に秀でており、パーティー編成におおいに悩みます。あ、でも忍者は要らないかも。
>メリットとデメリットに悩める
転職して色々呪文を使えるようになると有利だよね、と思うとイノセント装備が使えなくなるとか、防具を固めないと魔法抵抗上がらないよね、と思うとレベルアップによるAC自動低下が無効になっちゃったり、単純な「最強」が決まっておらず二律背反に悩めるあたりが素晴らしいです。え?面倒くさい?そういう人はやらない方がいいですよ。悪い事言わないから。
>色々とやりすぎ
盗賊がほぼ全ての敵のほぼ全ての所持品を盗めたり、錬金術師がほぼ全ての装備品について、錬金鉱石を使って好き勝手に強化できたり、やりこむ要素がハンパありません。
>街の雰囲気
敢えてバストアップのグラフィックを出さない、シックな施設のCGは個人的に好みです。
>モンスター図鑑
結構ナメた解説もありますが、なかなか凝った解説が多く読んでいるだけで楽しいです。物語の根幹に関わるようなものも有り、ストーリーを補完している部分でもあります。
BAD/REQUEST
>ダンジョンの数が多いけれもども・・・
ダンジョン数が多いですが、広いだけだったり代わり映えしなかったり、無くても良いんじゃ無いの?という場所もあります。まあ、Wizはどうだったんだい?と言われると、#1なんかそれこそ無くてもいい階層ばかりでしたが。
>他の街(特に店)の存在意義が希薄
割と、街ごとに住人の種族が違ったりしてる様ですが、あんまり存在感がありません。あと、店の品揃えはもう少し代わり映えがしても良かったんじゃ無いかな、と。
>よく目的を忘れる
レベルアップやアイテム収集、ダンジョン攻略やら目先の人助け、やることが多すぎて、本来の目的である「6つの指輪を探す」ということを忘れがち(というか常時忘れてる)です。もう少し、作中で意識させてくれるような仕掛けがあれば良いのに。
>セーブに時間がかかる
フラッシュメモリの性能上仕方ないのかもしれませんが、他のゲームと比べてもだいぶ時間が掛かる方だと思います。
>僧侶が不遇
なんかね、ひととおり呪文覚えると要らなくなっちゃうんですよね。司祭とか神女とか上位互換多いせいで。魔法使いはそんなこと無いのに。かわいそうですね。
それと、どうでも良いことかもしれませんが、BGMはあまり好みでないものが多かったです。
COMMENT
一言で表現するなら、やり過ぎたWiz。
Wizなんだけど、日本人が作ったせいで、丁寧に、ちゃんとバランスもとって作ってある。(初期のWizの大味さは今考えると結構凄い)
侍や君主みたいな上級職で前衛を固めたくなるんだけど、実は戦士の方がレベルアップ早い上に攻撃力も高くなると言うように、戦士や魔法使いのような基本職が実は結構優遇されており侮れない。盗賊の罠外しが大安売りになってしまった代わりに、装備解除・盗むという非常に強力なスキルが入り、盗賊がこれを習得すると世界観が一変したり。この職業要るのか?というようなものでも、使ってみるとある能力が手放せないほど執着を感じたり。
装備品も、ACだけで無く、様々な抵抗を持ったモノが多いため、これらの組み合わせに大いに悩む。そして悩む分だけ楽しい。
所持品数が少なすぎるという意見があるようだが、如何に装備品を圧縮して持ち物の余裕を作るか、と言うことも二律背反で悩む要素であるから、これが多すぎるとつまらなくなるのでは無いか。最近のゲームは、何でも好きなだけアイテムが持てる仕様の物が多く、その辺が大味になってしまっていると感じる。
世界樹の迷宮や幻夢の塔に比べるとやはり物語や迷宮攻略といった要素は弱く、その分パーティー編成や転職、アイテム収集なんかに比重が大きいゲームだと感じる。
そんなだからストーリーもまあ、そんなに重要では無い感じで、そもそもエルドって何?というか結局具体的には何も語られていなかったり。
迷宮攻略も、攻略と言うよりは踏破といった感じで、理不尽に難しい謎解きがあっても、ほぼ回答に近いようなヒントが買えてしまったりする辺りがやはり戦闘メインなゲームか。
ただその分戦闘関連には非常に手を入れる余地が大きく、また手を入れ続けないと行き詰まる。
奇襲されることが多いと嘆くなら忍者を入れて奇襲を阻止してみたり、全体攻撃魔法で全滅することが多いと怒るなら魔法抵抗の高い防具をなんとか揃えてみたり。2回攻撃や首切りがウザいと思うなら・・・・えーと・・・あんまり対策はないな。
ハック&スラッシュなWiz直系のゲームではあるが、単純にレベルを上げて力押しで勝ち続けられるゲームでは無い辺りが日本製か。
メタルマックスは戦車の改造が楽しく悩むゲームだが、そういう感覚でパーティーの改造を楽しむゲームだと感じる。