ノスタルジオの風
中央値: 65 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 10.34 難易度 1.65 mk2レビュー数 20ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
35pt
GOOD!
あまりにも特色がないのでコメントに困りますが、
それが逆に良い所かも・・・
グラフィック除けばFC時代のスタンダードなRPGって感じです。
いつでも中断できるのは携帯機として◎
BAD/REQUEST
まず、難易度が低すぎます。
金はすぐ貯まるし、敵も弱すぎ・・・
最初のボスは2ターンで倒せました。
見た目はインパクトあったのに残念。
まだ序盤ですが、ほぼ回復すらせずにダンジョンをクリアできちゃう
難易度です。
そのくせエンカウント高すぎで、すぐレベル上がります。
(レベル上がると全回復)
ちなみに戦闘システムの攻撃順位の表示は「空の奇跡」をパクったんでしょうけど、いかんせん敵が弱いので意味無し。
ワールドマップ移動時は飛行船での移動ですがこれも、なんだか中途半端、戦闘も
いっそ「エターナルアルカディア」みたいにすれば良かったのでは?
あと街が狭いです。主要都市でも3スクロール程度です。
冒険者記録でやりこみ要素を、無理やり入れた感じ。
あと冒険者のギルドも「空の奇跡」を意識したんでしょうけど、
なんかこなせるクエストが全然増えない(一つイベントクリアすると一つ増えるかんじかな?)
あとキャラもありえないクオリティーです。
なんと言ってもストーリーの駄目さが際立ちます。
仲間がパーティーに加わる動機が弱いし、この先どうなるの?
って感じのわくわく感もない。
COMMENT
まだ序盤ですが、ここを乗り越える自信がない。
携帯アプリなみのRPGって感じです。
まあはじめてのRPGなら良いかも・・・
式にすると、
((エターナルアルカディア÷2)+(空の奇跡÷2)+FF2))÷2
かな
中途半端すぎます。
ちゃんとバランス調整すればもう少しましだったかも、
ただ肝心のストーリーに面白みがないからな?
Amazonレビュー
レビュー者: no.20 レビュー日: 2017-03-06・キャラクターデザインと音楽
・シナリオ
・飛行船デザイン
・近代イギリス風の街並み
・地上と空中、二つのバトルシステム
〇改善すべきと思った点
・序盤における「第二階層」の急激な敵の強さ
・エディの「スキル」の差別化
〇総括
非常にレベルの高い音楽が魅力的
戦闘時の興奮度を高めてくれると思います
そして「絵」がきれい
設定資料集は眺めるだけで十分満足できます
隠れた名作
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GOOD!
・音楽
実際の世界各国を旅するゲームゆえに、街の音楽はその国の特色が良く出た曲が多かったし(例えばニューヨークならジャズ、リオ・デ・ジャネイロならカーニバル調といった具合)、聞いてるだけでも結構いい感じの曲も多い。
・システム周りの良かった所
ボス戦の前に必ずと言っていいほどあるセーブポイントが回復ポイントも兼ねており、アイテムや回復スキルを浪費することなくボス戦に挑めたり、レベルアップの際にHP・MPが必ず全回復することでダンジョンの攻略にそれほど苦労しなかったところは評価できる。
・クリア後のやり込み要素
クリアまではCランクのクエストまでしか受注できないがクリア後にはBランク以上のクエストを受けられるようになったり、お約束的な隠しダンジョンも存在するため、本編が20時間程度でクリアできる内容から考え、クリア後に価値を見出せる方にはやりがいがあるだろう。
BAD/REQUEST
・バトル関係のバランス
RPGの肝ともいえるこの部分だが、物語の移動の大半を占める飛空船でのバトルに関してのバランスはあまり褒められる物ではなかった。
一階層上がる度に敵がイベントを5・6個飛ばしてきたかのように感じられるほど強くなるのはいただけなかったし(特にバベルの塔突入の頃や、第三階層に行けるようになった頃には新空域で遭遇する敵が異様に強く感じるのは気のせいでも何でもなく実際にかなり強くなっている)。
また飛空船自体も強化の手段は限られており、武装を変えるか「強化プレート」を着けて耐久度の最大値を上げる事位しか強化できないのも地味に辛かった。
一方地上戦のほうに目を向けると、敵の攻撃力は比較的低めなのにHPは妙に多く、スキル無しでは倒すのに時間が掛かりやすい(そしてバトルリザルトのランクがB以下になることもザラで、ランクボーナスがリセットされてしまうためストレスの元になる)のも問題だったし、仲間のスキル配分も問題が多かった。
攻撃の主軸になるエディに攻撃力上昇・防御力上昇などのスキルが多数存在するため攻撃に補助にと忙しい反面、メロディに至っては魔法反射のスキルくらいしか攻撃補助のスキルがないためボス戦で手が空きやすいなど、スキルの配分の時点で無駄が多く感じたため効率的に立ち回れなかったのもマイナス。
・ストーリー
良く言えば昔のRPGの王道的展開ではあるが、悪く言えば昔のRPGのストーリーのテンプレートから脱却できてない流れで、数多のRPGをプレイしてきた人間にして見ると物足りなく、説明不足な部分も多い。
ストーリーは父・ギルバートを探し世界を巡る前半から結社との決着を着ける後半に至るまでエヴァンズやフォッグといった他人に言われるがままの冒険というところも何だか情けない感じがしたし、またストーリー上重要な部分であるフィオナ(そしてラスボス)についての因縁の事情や、ギルバートたちの過去の事情など物語的に重要な部分が語られる事もないため感情移入できなかった(昔ならラノベで裏設定の補完等もあったかもしれないが…)のもストーリーを印象に残り辛くしているのは惜しい。
・システム回りの悪かった所
メニューからアイテム・スキルを使用するときに下の方のアイテム・スキルを使うのにショートカット的なボタンがなくいちいち下ボタンを押し続けねばならず面倒臭かったり、都市間をワープするスキルや施設がないため遠い街に向かう事が面倒臭いだけでなく前述の空中戦のバランスもあり危険だったり、セーブデータが2つしか作れなかったり(一部のダンジョンではクリアするまで脱出できないことをセーブ時に警告してくれるのは細かいところで好印象だったとはいえ)と、気配りの効かないシステムが気になってしまったのは確かだ。
・ワールドトレジャー
街の人たちから話を聞くことで情報を入手し、特定の空域を飛ぶ事で「ワールドトレジャー」という遺跡や自然物を発見するシステムがあるが、その情報は非常に大雑把であり(例えばサンクトペテルブルグの西、といっても実際はロンドンの近くだったり)、また見つけても即物的な報酬が少ない(特定数集めると一応エヴァンズがアイテムをくれるが)ことも相成り、探すのが面倒臭く感じたのは確かだ。
こうした「小さなメダル」的要素を入れるのならばヒントをもっと判りやすくするか、世界中の街を巡ってスタンプ集めをするなどの無難な線でいったほうが良かったのではなかろうか?
COMMENT
今なら中古屋で1000円程度(新品だと店によっては1500円程度)で売られているので、クリア後のやり込み要素に重きを置ける人や時間が有り余っていて予算があまりない人は購入の選択肢に入れても良いかもしれないが、システム周りの快適さを重視する人などにはあまり勧められない。
欠点を改善してRPGが不足気味のPSP辺りに移植したほうが(実際タッチペンも必要としなかったのだし、本来はPSPでの製作を考えていたのではないだろうか)いいような気もするが…