采配のゆくえ
中央値: 67 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 11.15 難易度 1.00 mk2レビュー数 35ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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0pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 0pt |
68pt
GOOD!
逆転裁判を体験した人なら、デジャヴか?と錯覚するほど酷似した気持ち良さ。
本質的には完全な一本道で、困難な状況があり、そこに用意された正解を選択して行くだけの恐ろしくシンプルなゲームなのだが、秀逸なのはその演出。
大きく分けて、「説得」と「決戦」、この二つのパートでプレイヤーの選択が試されるのだが、そのカタルシスはどちらもよく似ています。
相手方にふれていた天秤がひっくり返る瞬間のような、水も漏らさぬ鉄壁のダムが決壊する瞬間のような、「困難な状況」は常に絶望的であり覆せそうも無いのだが、有効な選択を重ねて行くうちに、徐々に事態は加速度的に好転し、決着まで息つく暇も無い。
すなわち「逆転」の快感が見事に演出されています。
説得相手はよりワガママに、戦場はより過酷に、取り付くしまも無い状況を逆転する喜びを、石田三成、関が原を通して味わう事がこのゲームのほぼ全てと言っても過言ではないでしょう。
その逆転を盛り上げるキャラクターも実際の伝承から逸脱しない程度に独自の解釈を加え魅力的に書かれており、登場人物一人一人の言動に製作者の熱い思い入れを感じます。
決戦2の時のようにキャラクターを漫才師に被せたり、主人公の動機付けを適当にくくったりという、安易かつあり得ない設定を笑える悪ノリで片付けようとする姿勢とは明らかに違うので好感が持てました。
BAD/REQUEST
一本道であること。
物語上どうしても救われない人物がおり、戦局をいかに打開したにせよ、物語の筋道から逃れることができません。
物語のクオリティを落とさないことを前提に、決戦、説得パートの結果いかんによる分岐をもうけていたら、もう一度電源を入れようという気にもなるでしょうが、どうやらこのゲームは最初の数時間が全ての体験になってしまうようです。
そして、その物語は多分に独善的で、個人の感想としては、物語の中で最後に相対する人物への主人公の言葉はあまりに一方的で、受け入れがたいものがありました。
説得パートにおいて、相手を納得、屈服させる為、言ノ葉、所持品などを選択するが、逆転裁判に比べて全てが一目瞭然であり、また、効果的な説得材料が、それを選択するポイントの直前で入手されたりと、プレーヤーの考える領域がほとんど残されていません。
決戦パートにおいても、その行動のほとんどが味方のコメントによって半ば指示され、ここまで来るとプレーヤーはボタンを押す機械とすら言えなくも無いです。
初めから答えが見え、ペナルティ無く繰り返される天眼も、演出としては素晴らしいが、ゲームの壁としてみると完全な蛇足。ただ、勝利への決定的な道筋に、自分が関与しいているという実感の為だと、なんとなく納得しています。
オリジナリティには0点を付けました。コンセプトから演出まですべてを「逆転裁判」から頂戴しているからです。決戦、天眼といった+アルファではどうにもならない程、逆転裁判のオイシさがそのまま詰まってます。無双の意趣返しなのか、ある意味清々しさすら感じます。
0点は、私なりの逆転裁判という大好きなゲームに対する礼儀のようなものと思ってください。
COMMENT
逆転裁判が面白いと思ったなら、おそらく楽しめると思います。
音楽、キャラクターの動き、そのはっちゃけ振りと、すべてがお手本を忠実にコピーしているのでそこら辺の期待にはきっちり応えてくれるでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者: 田代真里 レビュー日: 2014-02-01物語…関ヶ原前夜~関ヶ原後を描いています。短いですがなかなか面白かった。
主人公の石田三成は関ヶ原の西軍総大将(仮)として、軍師をしています。
西軍は結束力が低く、見方もはじめは信頼してくれていませんし、自分勝手に進軍しようとします。
そこで「説得」を行い、信頼させ、思い通りに動いてもらう「説得パート」、
自軍に命令を出し、報告をさせて情報を得たり、軍を指揮して攻撃させたりできる「戦闘パート」に分かれています。
↓で言ってる超人ご都合主義展開がなければもっと面白かったのに、と思います。
操作性…うーん。
戦闘パート…自由度は低い(というかない?)です
将棋みたいな感じなんですけど、間違った動かし方をすると味方は動いてくれません。
関ヶ原の最終局面(ネタバレなので詳しくは言いませんが)でのあの操作させられてる感はちょっと…
説得パート…キャラクターと話し、情報を得てまた説得するという繰り返しなのですが、飽きっぽい人はすぐ飽きるかも。あと、
個人的には説得パートのが先頭より難しかった
キャラクター…個人的にイラストレーターさんの絵が好みでした。
また、敵も味方もキャラが濃くて良かったです。宇喜多秀家さんが更に好きになりました。(笑)
話しかけるたびに表情豊かというか、リアクションの種類が豊富で見てて面白かったです。
難易度…やや簡単
難易度が簡単なせいでクリアまでが更に早く感じました。
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GOOD!
逆転裁判をやっているような感覚があります。面白いです。
・キャラ絵が個性的です。
・以外にもストーリーがしっかりしていて、裏がありました。これも逆転裁判に似てますね。
天眼が、ストーリーを飽きさせない。
BAD/REQUEST
・ストーリーが短い。4時間もあればいけるかな??ってかんじです
・一本道です。たとえばA、B、Cの選択があって Aならaへ Bならbへ
みたいなのではなく、ABCのどれかが正解でそれ以外は不正解です。
・なんか強引(不自然?)な部分がややあり。
・天眼→発想というか、仕組みは面白いんですけど、こんな簡単に動くわけないだろうと。
・途中セーブをしてから日をおいてプレイすると何がなんだかわからないこともあるかもしれません。
COMMENT
やはりこのゲームをやっていると逆転裁判が頭に浮かんできます。
しかし、逆転裁判まで難しくはないし、進むのが早いので、面白いです。
ストーリーが短いので、暇なときにできます。
まぁオススメできます。