ユーザーレビュー
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339人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
396人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt |
総合点
67pt
67pt
GOOD!
文章が読みやすい。
主題歌をはじめ、媚びていないBGMがいい!!!
いかにもミステリーって感じの落ち着いたサウンドです。
一応、1983年(80年代前半)の時代設定のため、
背景の落ち着いた町並みの風景や、さわやかな女学生たちが印象的です。
今のゲームにないノスタルジックなグラフィックがGOOD!!!
ストーリーの展開がよかったです。
犯人の推理も幅広いし。初心者でも楽しめそう。
でも七不思議はところどころ怖いです。
特に音楽室のピアノの幽霊は、トイレに行けなくなったので
こわがりには向かないかも。
BAD/REQUEST
難しすぎる…推理ゲーにかなり慣れていてもむずい。
攻略本がないと、ほとんど出来ないと思います。
マルチエンドは楽しいんですが、パンダ編までたどり着くのは至難の技。
ヒロインのキャラが前回の夜想曲と同じでした。
振り回される主人公、というのが赤川先生はお得意のようです。
COMMENT
主人公は、どんなに若く見積もっても60年代前半の生まれなので
落ちついた発言や、若いのに浮かれない行動が今の若者とまったく違いました。
昭和が好きな人にオススメですね。
80年代は時代の変わり目で不安定だけど、経済も安定していたし。
明るい雰囲気が楽しめます。
[
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Amazonレビュー
レビュー者: かつおパック レビュー日: 2008-11-13
さすがは赤川次郎! ユーモラスさとミステリアスさがうまく重なり合っていて、話を見ていて飽きさせません。
秋の紅葉の林のなかにある西洋風の学校を舞台に、恋の話からサスペンスまで繰り広げます。
時代設定は携帯やら最近の機械が出てくるので、現代の話だと思いますが、どこか懐かしいメロドラマな感じがするのが赤川次郎のよいところ。
話構成は第1話、第2話、第3話とそれぞれ独立した話なのですが、第3話で、1話、2話でわからなかった謎の1部が解き明かされていくので最初から最後まで物語に引き込まれます。
このゲームは基本的に話を読み進んでいって、選択肢を選んで物語の展開が変わるという物なんですが、選択肢を誤るとバッドエンドになってしまいます。
これが何とも難しく、何度も何度もバットエンドになりつつ本当のエンディングを探すゲームです。
選択肢を選んでしまうと、その読み進んできた文章には戻ることは出来ないので何かとめんどくさいこともあります。
それを回避するため文章中ではいつでもセーブ出来るのですが、このセーブの出来る枠が8つ用意されています。
8つでも少ないと感じましたが、前作の「赤川次郎ミステリー 夜想曲」では4つしかもうけられていなかったので、かなり使いやすくなったと……
前作では使いにくかった操作性はかなり改善されており、文章のオートスキップ機能もその1つですが、やはり他の文を読み進めるゲームに比べると、操作性が悪く感じられてしまいます(話の分布の表示やチャート機能がない点など)。
ですが話は面白いので是非やってみてください。
秋の紅葉の林のなかにある西洋風の学校を舞台に、恋の話からサスペンスまで繰り広げます。
時代設定は携帯やら最近の機械が出てくるので、現代の話だと思いますが、どこか懐かしいメロドラマな感じがするのが赤川次郎のよいところ。
話構成は第1話、第2話、第3話とそれぞれ独立した話なのですが、第3話で、1話、2話でわからなかった謎の1部が解き明かされていくので最初から最後まで物語に引き込まれます。
このゲームは基本的に話を読み進んでいって、選択肢を選んで物語の展開が変わるという物なんですが、選択肢を誤るとバッドエンドになってしまいます。
これが何とも難しく、何度も何度もバットエンドになりつつ本当のエンディングを探すゲームです。
選択肢を選んでしまうと、その読み進んできた文章には戻ることは出来ないので何かとめんどくさいこともあります。
それを回避するため文章中ではいつでもセーブ出来るのですが、このセーブの出来る枠が8つ用意されています。
8つでも少ないと感じましたが、前作の「赤川次郎ミステリー 夜想曲」では4つしかもうけられていなかったので、かなり使いやすくなったと……
前作では使いにくかった操作性はかなり改善されており、文章のオートスキップ機能もその1つですが、やはり他の文を読み進めるゲームに比べると、操作性が悪く感じられてしまいます(話の分布の表示やチャート機能がない点など)。
ですが話は面白いので是非やってみてください。
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GOOD!
【ゲーム全体】
前作「夜想曲」シリーズでは人里離れた寂しい図書館が舞台で、登場人物も(主人公が自ら街に出向かない限り)少なかったですが、今回の舞台は全寮制の女子高で、全編通じて賑やかで華やいだ空間で遊ぶことができます。とはいえ、主人公はきっちりと常識をもった落着きのある大人に描写されているので、プレイヤーの意志を無視して変に踏み外した行動をとったりせず、安心してプレイできます。
ラストのパンダ編まで完全にやりこもうとすればかなりのボリュームで、7不思議も含めると値段分は十分に遊べると思います。
【PS2版からの変更点】
1.
主人公を男性にした場合のパートナー(女性)のグラフィックが大幅に変更されています。PS2版では、地の文では何度も「美人」と表現されていながら、イマイチ女性的な魅力の感じにくいグラフィック(ショートカットでスレンダー、何だか中性的な感じ)だったので、個人的には変わって良かったと思います。性格は相変わらず、主人公を引っ張り振り回す快活タイプですが。
2.
オープニングムービーや主題歌が変更されています。
とはいえ、HOTARUさんの歌うDS版の主題歌はゲームの雰囲気にも合っていて、とてもいい歌です。
3.
エピローグに文章が追加されました。少しだけですが、大学生になった爽香を見ることができます。PS2版エピローグではふっつり消えてしまって(卒業したので当然ですが)ほとんど何も語られなかったので、素直に嬉しいです。
4.
2章で爽香寄りの選択肢を選んだ場合のエンドに、文章とグラフィックが追加されています。
PS2版しかプレイしていない人には、かなりのインパクトかも。
ゲーム上では「終」ですが、これはこれで幸せな未来が待ってそうです。
BAD/REQUEST
【ゲーム全体】
1.
色々な事件に巻き込まれますが、バッドエンドで死ぬ時は本当にあっさりと一瞬で終わってしまうので、推理する要素が若干乏しく感じられます。いきなりグッドエンドに到達するのはほぼ不可能に近く、バッドエンドを回収しつつ進んでいく覚えゲーに近いかも。もっとも、エピローグへ進むためには1?3話の本棚(エンディング)をすべて埋める必要があり、早い段階でグッドエンドを引き当ててしまうと、それはそれで後からの「本棚を埋めるためのバッドエンド回収作業」が精神的に非常に辛くなります。フローチャート等がないのも辛さを上乗せしています。
2.
夜想曲に比べ、パートナーが「パートナー」というほどの存在に感じられません。これは爽香と出番を奪い合う形になっているのが原因かと思います。元恋人に至っては影薄すぎです。おそらく「原作に居るから」以上の存在理由がないキャラだと思われます。
【PS2版の変更点】
1.
新しく人物相関図をゲーム中に埋められるようになったのですが、この相関図を完全に埋めることも先へ進むための条件になっているため、埋め漏らしがあった場合が大変です。どこが足りないのかゲーム上ではほぼわからないため、攻略サイトなどで1話から全てしらみつぶしにチェックしていくしかありません。これだけは何とかしてほしかった。
2.
3話の院長のタコ踊り。こんなのPS2版であったっけ?
おそらく「はいみんなちゅうもーく」という仕草なんだろうけど、明らかに何かが変。毒でも飲んだのかと思った人多いんじゃないでしょうか。
3.
エピローグの追加文章の中で、序章で鐘が鳴っていた理由が説明されるようになっています。
ただこれは、月夜の神秘ということで、謎のままの方が良かったかも。
COMMENT
もうかなり昔のゲームで今更という感じですが、ジャンル全体が今一つ元気の無いサウンドノベルという分野で、かなり頑張っていた作品です。今ならかなり安くで買えると思うので、値段分楽しめることは間違いないと思います。
ちなみに赤川次郎サウンドノベルシリーズなので当然に原作があるのですが、はっきりいって舞台と人物名が何人か同じなだけの、まるで別世界です。キャラクターの造形がまるで違うし、ゲームで明らかになる真相等は完全にゲームオリジナルなので、原作にはそんな複雑な設定はありません。このゲームを好きになってから原作に興味を持って読むと、かなり戸惑うと思います。