ラグナロクオンライン DS
中央値: 34 Amazon点数: 2.9
スコアーボード
標準偏差 20.94 難易度 1.50 mk2レビュー数 24ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
33pt
GOOD!
RO経験者向けのレビューです。
○グラフィックス
PC版のドットキャラそのままであること(これは悪いところでもあります)。
○音楽
PC版の曲が、なるべく原曲のままでDSに移植されています。
聞き劣りしない曲ばかりで、ROの世界観を保っています。
若干違和感のある部分もありますが、これは好印象。
○難易度
かなりお手軽。
レベルが上げやすく、レアアイテム・レアカードもざくざく出ます。
画面上に出てくる敵の数も少なめで固定されているため、
大量の敵に押しつぶされるような状況もありません。
BAD/REQUEST
○オリジナリティ
ストーリー。
どこかで聞いたようなお話です。
工夫が無く、先の展開が読みやすいため、退屈さを感じます。
そもそも本当に必要だったのでしょうか。
話上、ダークナイトがダークナイトである必要があったかどうかも疑問です。
○グラフィックス
元のドットが細かい分、DSの解像度では表示しきれていません。
ズームは3段階で切り替えられるのですが、
キャラのドットを等倍表示しようとすると、画面いっぱいにキャラが表示されることになってしまい、
探索どころではなくなってしまいます。
かといってズームアウトするとドットがつぶれて台無しに。
それ以外はグラフィック面の不満はありません。
○音楽
曲数がかなり削られています。
ゲフェンやモロクに行っても、プロンテラの曲が流れます。
いろいろなダンジョンで生体工学研究所の曲が使いまわされています。
また、ミョルニール山脈のBGMの後半部分が削られ、無理やりループ曲に作り変えられてしまっています。
普通のBGMならよかったのですが、この曲は後半部分が印象深い曲であったため、魅力が半減してしまっています。
これにはがっかり。(曲名:Pampas Upas)
○熱中度
無駄なストーリーが邪魔をしてしまい、感情移入できません。
主人公の性別が男固定、髪型固定で自由度が低いのも熱中度も下げています。
そもそもROの主人公は、プレイヤーの分身であるべきだったはずです。
勝手に意にそぐわない事を喋るような主人公は望まれていないと思います。
また、ハエの羽の効果がランダムテレポート機能からダンジョン脱出機能に変わったため、
フィールドは必ず歩いて移動しなくてはいけません。
しかも、フィールドが迷路のような構造に変わっています。
マップ全体を歩きまわらないと先に進めないようなマップもあるため、
街からダンジョンへの行くのが非常に面倒です(特にゲフェン?ミョルニール廃坑間)。
○満足感
メインであるクエストの進行が、「○○を○個持ってくる」だけで解決してしまうものがほとんどで、
工夫がありません。
「○○を探せ」のようなクエストもありますが、会話の中でご丁寧に次に行くべき場所を教えてくれてしまっているので、
プレイヤーが考える余地無くイベントが解決してしまいます。
やらされてる感がぬぐえません。
また、街・ダンジョン・フィールドの数が激減しているうえ、位置関係まで変更されています。
これは、容量の問題なら仕方が無いことかもしれませんね。
○快適さ
タッチペンがマウスの代わりになっていますが、十字キーによる移動も可能です。
が、移動だけしか行えません。
敵を攻撃する際はタッチペンを使わなくてはなりません。
また、各メニューはA・B・X・Yに割り当てられています。
変則的ですが、何より唖然とさせられるのは、Lボタン・スタートボタン・セレクトボタンに何も割り当てられていないこと。
通常、左手でDSを持って、右手でタッチペンを使う人が大半だと思いますが、
左手で押すことができるキーは、十字キーとLボタンです。
そのLボタンに何も割り当てられていないというのは、ユーザビリティがまったく考えられていない証拠です。
変にABXYにメニューを全て割り当てるくらいなら、メニューはスタートボタンひとつに絞って、
代わりにショートカットを割り当てたほうがはるかによかったでしょう。
なお、会話メッセージを進めるときも、ペンでタップすることしか進めることができません。
AボタンやLボタンなどで会話を進めることができないのです。
そのほか、自分対象のスキルを使用する際も、スキルを選択しただけでは発動せず、
続いて自分をタップしないと発動しません。
要するに、操作系統がいろいろなところで不親切です。
COMMENT
昔ROをやっていた方向けといえばそうなのですが、
余計な要素があるためにおいそれとは勧められません。
ちょっとROに戻ってみたいと思ったときにはいいかもしれませんね。
PC版未プレイの方はスルーされたほうがよろしいでしょう。
余談ですが、もしそういう方がいる場合は、一度PC版のROをインストールしてみてください。
使用されているBGMがMp3の形で中に記録されているため、気軽に視聴できますよ。
Amazonレビュー
レビュー者: Toko レビュー日: 2008-09-21本家PCゲームでは簡単な操作で楽しめるゲームとして売り出していますから、そこをDSのインターフェースにどう合わせて行くのか。
変な話ですが、「タッチペンが無くても遊べる」ぐらい思い切った事をやらないと、操作性云々でユーザーが投げちゃう可能性も…。
一応本家PCラグナロクユーザーである我が身としては、DSオリジナル職業が好評の暁には、是非PCにも実装してくれたらなー、なんて。
12/20追記
届いたので実際にプレイしてみましたが、案の定タッチペン「完全依存操作」。
モンスターとの交戦中、仲間でモンスターが隠れて攻撃できなかったりする。
仲間への指示も大まかなものしか出来ず、弱い相手や反撃してこない相手にも特技や魔法を使う。
なんとなく予想できていたけど、悪いところ予想通りで発売ってがっかりですね…。
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GOOD!
●戦闘
戦闘が単調といった意見もありますが、自分はこの「モンスターをタッチするだけで自動的に攻撃」はわりと好みでした。
DSのお手軽感があり、また非常に使いづらいDSの十字キーを使わなくていいのも個人的には良かったです。
BAD/REQUEST
●全体的なインターフェイス
GOODのほうで戦闘が画面タッチのみで良いと書きましたが、まさかすべてのオペレーションが画面タッチオンリーだとは思ってもいませんでした……。
さすがにメニューを開いた後の、装備やアイテム選択といった部分は普通にボタンを使わせてくれよ……と思いました。
●シナリオ、ストーリー、キャラクターの描写
全体的なストーリーのレベルの低さにびっくりしました。
なんと言えばいいのか、まるで中学生、小学生が想いのまま書いた痛々しい小説というか……。
とにかくキャラクターの行動に対する動機付けが、あまりにウソ臭かったり、わざとらしかったり、とってつけたような感じだったりして、まったく感情移入できません。
●余計な会話が多すぎ
上記の通り、まったくキャラに思い入れも出来ず、とにかく稚拙なストーリーが展開されているのに、やたら余計で無駄なキャラ同士の会話があります。
主要なデモシーンでの、主要な会話が10個ほどあったとしたら、その後には50個近くの無駄でどうでもいい、くだらない会話が延々と続きます。
何度、イライラしながら画面をタッチペンで連打したか分かりません(くだらない会話とかスキップできないので)。
●街の表示
これは細かい話なのかも知れませんが、街ってひょっとして作る時間無かったんですかね。
せっかく街の3Dデータまで用意しているような描写(最初に街に入ったトキに流れる街紹介デモ)があるのに、実際には街の中で移動するようなコトは出来ず、すべてメニュー選択。
まぁ、別に街の中を歩けようが、メニューで行きたいところを選択しようがそんな大きな差は無いのですが、ちょっと拍子抜けしちゃいました。
COMMENT
PC版は未経験です。
戦闘や移動、あらゆる行動がすべてタッチペンで行えるのは、非常に感覚的かつ簡単操作なので、好感触でした。
……が、メニュー画面を開いたトキに至るまですべてタッチペン”のみでしか操作できない”というのはさすがに手抜きっぽさを強く感じてしまいます。
あと上にも書きました通り、とにかくストーリー、キャラ設定などがまるで小学生の子供が想いのままに推敲もせずに書き上げた小説のような、読んでいるほうが恥ずかしくなるような低レベルの内容でした。
そのくせ、作家(作家と言えるレベルじゃありませんけど)の独りよがりの強い、くだらない会話のやり取りがデモシーンで延々と流れたりと、やってもやっても、ここまで気持ちの盛り上がらないストーリーを書けるのもスゴいな、と思いました。
個人的には、これぐらいお手軽に戦闘が出来るRPGは嫌いじゃないし、実際、戦闘周りなどに関しては好印象なだけに、それらをすべて台無しにしてくれている程度の低いこのシナリオは残念です。
オリジナルもこんなレベルなんですかね……?