ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
74pt
GOOD!
操作性が案外にいい:
タッチペンオンリーでもボタンオンリーでも楽に操作出きるのがうれしい(私ボタン派w)。
特にボタン操作で目と手のアイコンなどを直接切り替える場合は同じ場所に出るのがありがたい。
そして一度開いたことのある扉などもBボタンで直接選択肢が出るのもなかなかいいでき。
ストーリーがなかなかいい:
元々同名携帯ゲームなので単純にシステム向上移植と思ったけど、一周目のディアーエミールは完全に新しいストーリー。
ストーリーの進みと共に解けていく謎と真相、雰囲気もキャラの心理もテキストで違和感なく自然的に描かれて、かなりハマった。
ちなみにクリアしたあと主人公の記憶について総集編のようなAVGものが見られるのでストーリーをさらに分かりやすい。
難易度がとても親切:
目でよく観察すれば大体のトラップが見破れ、かなり目立つな重要アイテム、仕掛けを解けて別所に開いた扉の位置表示など。
そして探索画面にある仕掛けかアイテムの判定などが大きく、チェックしやすい。
いつでもセーブロード可能:
これのおかげで色々な探索を気楽にガンガンやれる、中断もお気楽。
ストーリーと雰囲気に同調してるグラフィックと音楽:
人によるかもしれないが、私はこんな絵柄が好き。
BGMもかなり合ってるのでついに聞き入れた。
案外にボリュームがある:
一周目のディアーエミールだけでも満足するほど、さらに元携帯版の旧作(?)もリニューアルでクリア特典として収録。
仕掛けやアイテムの多さ、マップ見れば分かる(笑)
マップ自身も広いね。
BAD/REQUEST
まずテンポがちょっと悪い:
マップがとても広いのに移動スピードがちょっと遅く感じ。
主人公の状態から考えればこれが仕方ないかもしれないけど、やはり横移動と方向転換が鈍すぎる。
扉とマップの切り替え、調べる時に出るテキストなどはちょっと微妙にロード(?)が長い。
一部分の効果音がしょぼい:
手榴弾の爆発とか仕掛けとか、もっと迫力があってほしい。
パイルオルガンの音が小さすぎでちょっと聞きにくい。
他の細かいところなど:
マップ移動中にはアイテムと日記のチェックなどができない。
マップにせめて行ったことのある部屋に部屋名を表示してほしい。
3Dマップは頑張ったと見えたが所詮ハードウェアがDSなのでやはりちょっとあれだw
COMMENT
元々携帯用ソフトなので正直出来にちょっと不安があったが、思ったより良くできた。
迷宮脱出ゲームより、ミステリアドベンチャーとしてのほうが楽しめる。
ミステリ物が好きならおすすめできる。
ちなみにあるBGMにパラサイトイブに連想したのは私だけか...
Amazonレビュー
レビュー者: カゲヤ レビュー日: 2013-07-07こういう方にはオススメします。
・血や錆、廃墟が好きな方
・ある程度バッタのような虫や死体、腐敗物に耐性ある方。
・気が長い、物事にじっくり取り組める方
☆ 2次元恋愛ジャンルで、ヤンデレや束縛愛に魅力を感じる方
物事にじっくり取り組めるというのは重要です。
攻略サイトを見ながらサクサク進めたとしても、丸1日かかることを覚悟して欲しいです。
ネタバレになるので攻略サイトは推奨しないという方もいますが、
ボリュームがボリュームなので、詰まった、もうお手上げ!って時は、躊躇わずに見たほうが
途中で投げ出したりせずに最後までクリアできるので、個人的にはおすすめします。
・・・っていうくらいのボリュームです。
あと最後の星の部分は、該当する方だと、途中から
「うおおおお○○○〜〜!!(ネタバレの為該当人名・役職など伏せました)」・・・と
滾ること必至です。
こういう方にはオススメできません。
・スカッと爽快!を求める方
・ボタン連打でなんとかなると思う方
・いろんなゲームをやりながら少しずつ進めようとする方
・病んでる人とか無理、理解出来ないと思う方
・虫や死体がダメな方
パッケージを見てお分かりの通り、脱出ゲームです。
主人公は建物内に閉じ込められていますので、さわやかな要素がまずありません。
水すらもことごとく腐敗していると思ってください。
ボタン連打したら5分であの世行きになります。
触って死ぬか、仕掛けを解くのかを考え、整理しながら進みましょう。
いろんなゲームをやりながらですと、今自分がどこにいて、何をしようとしていたのか、
どこへ行こうとしていたのかわからなくなります。
すすめるのは少しずつでもいいので、テレジアをやってる最中はほかのゲームに浮気しない方がいいでしょう。
「あなたが大切だからあなたを傷つける」
という感覚に対して、全く理解できない、拒否反応が起こる、気持ち悪い
と思う方は、向いていないと思われます。
お話の中に入り込めませんので。
他の方も書いているように、記憶を集めながら脱出を目指すゲームなので、
じっくりと調べつくすことができる人にも向いていると思います。
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GOOD!
●グラフィック
質感が見事で、ホラーゲームらしさを醸し出しています。
●BGM、SE
メロディはないですが、これもホラーの雰囲気を盛り上げています。
やりすぎると耳障りになりがちですが、そうなってはいません。
BAD/REQUEST
●トラップは面倒くさいだけ
HPを用意し、トラップにかかるとダメージを受けることで緊張感を出そうとしています。
しかし、脱出ADVであるからにはあちこちを調べねばなりません。予測のできない所で理不尽にダメージを受けるのは、ストレスになりこそすれ緊張感には繋がりません。
そこでこのゲームは、危険そうな場所は事前に角材を使って調べるようにしています。これでは「調べる」のに二倍の手間がかかります。そうやって回避したところでそれは「作業」です。
トラップのアイデアは、完全に企画倒れです。
●シナリオが退屈
プレイヤーキャラクター(PC)の少女が記憶喪失で、おかれた状況が徐々にわかってくるというもののようですが、2時間くらいプレイしても話が見えてきません。
にもかかわらず、意味ありげなフラッシュバックや少女の独白が頻繁に挿入されます。物語的な意味のわからない文章を読まされるのは苦痛です。
断片的に見えるキーワードも「秘密の研究室」「ウイルス」とかで、まんま『バイオハザード』です。
記憶喪失という設定は、主観視点なことと合わせて考えるとプレイヤーと視点を同じくさせるためかと思うのですが、そのわりにこの少女は自己主張が強いです。
一人称の小説のように「私は……した」といいますし、物を調べると「気持ち悪い」とかわざわざ感想を述べてくれます。でもそれはプレイヤーが感じるべきことじゃないでしょうか?
あげくには「もう進みたくない」とかぬかします。プレイヤーは進みたいんです。恐怖を演出したいんでしょうが、PCに怖がらせるんじゃなくてプレイヤー自身を怖がらせるべきなのではないですか?
ヒントを得るときに「ごにょごにょ」と祈るのですが、それも宗教的で引いてしまいます。
まるで好感が持てません。こんな少女と同じ視点でいるのは嫌です。
●演出がワンパターン
怖がらせる要素は、トラップ以外には腐った死体だとか、血だとか、大量の虫だとかです。
それらをただ見せるだけで、どうにも演出不足です。
●操作性が悪い
「調べる」などの操作に独自の方法を用意していて、これがわかりづらいです。
・コマンドアイコンとアイテムが同じように並んでいるので、どれがどれかわかりづらい
・アイテムのアイコンが小さくてわかりづらい
・「見る」がクリックでもドラッグでもできる(どちらにすればいいのか混乱した)
・でも「調べる」はダブルクリック
・部屋から出るのが「エンター」。わかりづらい
・部屋から出るとき、扉を開けるときなど、何度もコマンドを選ばないといけない
●リアルタイム移動で視界が狭い
曲がり角に来ると左右が見えないので、そちらに曲がれるのかどうかわかりません。扉があるかどうかも見えません。
足元も見えないのですが、足元を確認しないと進めない箇所があり、わざわざ数歩後退して見ました。
COMMENT
いわゆる脱出ゲームです。鍵を開けて次に進み、また鍵を開けて次に進むの繰り返しです。
今どき無料の脱出ゲームが大量にある中、これは予算をかけてグラフィックとBGMを豪華にし、シナリオをつけ加え、そしてトラップのシステムで差別化を図ろうとしたようです。
しかしトラップのシステムもシナリオも失敗、豪華なグラフィックとBGMだけが残りましたが、やはりこれだけでは遊べません。
お金をかければグラフィックとBGMは何とかなりますが、システムとシナリオはどうにもならないという見本でした。