テイルズ オブ ハーツ
中央値: 72 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 15.5 難易度 2.17 mk2レビュー数 88ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
73pt
GOOD!
・シナリオ
DSのテイルズシリーズの中では最高の出来ばえです。まぁ、他のDSシリーズの完成度が低すぎるっていうのもありますけど…笑
しかし、DS以外のテイルズと比べても、かなり素晴らしい出来なんじゃないかと思います。好き嫌いは分かれるかもしれないですが、個人的にはいいストーリー展開に感じられました。
勝手な判断としては、シンフォニアとリバースを合わせた感じ… ですかね。
ただ、他の人が言うように「青臭い」のが無理な方には、きついかもしれません。主人公がちょっと世間知らず過ぎる…w
けど自分はテイルズはそういうとこがいいとこだと思っているので、全然OKでした。あの熱さはシンフォニアのロイドを思い出します。
(そういえば、「目の前の女の子も救えなくて、世界再生なんてできるかよ!」っていうロイドの名セリフに類似したものが作中でもありました)
・キャラクター
まず、いわゆる「空気」キャラが存在しません。
パーティー全員がそれぞれ素晴らしい個性を持っており、また、それぞれの「心」が伝わるようになっていました(テーマが「心」なだけあって)
ただ、主人公とヒロインが随所でラブラブしてうざったい感じがしてしまいました(笑
ちょっとやり過ぎでは? という感じです。 自分は「コレット&ロイド」くらいなら全然OKなのですが、「カイル&リアラ」や今回の二人はちょっと…
というわけで、宮廷画家をヒロインにして欲しい次第です(ぇ
・秘奥義
DSの割にものすごくカッコよかったです。
特に、個人的には某機械人のがとても好きでした…笑
もちろん、主人公、ヒロインの兄貴のもよかったです。
宮廷画家だけはもう少しプリティーでクレイジーでファンシーな方が良かったのでは…?←
・パネル
戦闘メンバー数はDSシリーズでおなじみの3人ですが、今回はパネルにメンバー以外の仲間を登録して呼び出すことができます。これはとても便利です。
最初、「戦闘メンバーが三人はちょっと寂しいなぁ」と思っていたのですが、このパネル制度によって、戦闘がとてもやりやすくなりました。
例えば自分の場合、どうしても回復役であるヒロインではなく、宮廷画家をメンバーに入れたかった(笑)ので
宮廷画家→スタメン ヒロイン→ベンチ(パネルで回復役)
とすることで、回復したい時だけヒロインを呼んでいますw
さらに、このパネルで呼び出して詠唱する場合、敵に詠唱妨害されることがないのも利点です。
・素材&ソーマビルド
これを良くない方で評価している方もいましたが、僕はとても良かったと思います。
特に、素材を各地(新しいエリア)で集めるのも一つの楽しみとなっていました。レベルが上がっても素材がないと育てられないという意味では少々メンドウですが… 育てるために素材を頑張って集めるのは楽しかったです。
BAD/REQUEST
・敵キャラ
はっきり言って、弱すぎます。いや、正確にはこちら側が強すぎるというべきでしょうか(つまり戦闘システムが悪い…)
通常ダンジョンの敵キャラの中には、たまに強いのがいますが… 中ボスがあわれなほど弱いwww
見た目が強そうなので「よし、気合入れていくぞ」と思うんですが、気付いたら戦闘終了。難易度ノーマルでもちょっと弱すぎじゃないですかね。
まぁ、難易度さえ上げたら強くはなるんですが、もう少し工夫が欲しかったです。
・戦闘システム
サクサク戦えて、秘奥義もバンバン打てる、爽快な戦闘が可能ですが…
ちょっとサクサクし過ぎですw
同じ技を連発し続けることが可能なので、つまらない戦闘になる可能性も高いです。
僕は全然ゲーマーではないのでそこまで気になりませんが、本当のゲーマーの方にとってはイヤなんじゃないかな。きっと。
・ヒロイン
もう少し魅力を出せなかったんでしょうか?笑
序盤の序盤は、見た目と違って勝気な女の子という感じで良かったんですが…
中盤以降、泣きながら感情表現するシーンが多いのですが、これみよがしという感じで薄っぺらく感じられてしまいます。
というわけで、やはりヒロインは宮廷画家に(ry
(※アニー、コレット、イリア、リフィル、などが好きな者の戯言です)
COMMENT
色々文句も書きましたが
基本的に最高の出来ばえだと考えています。
上記以外にも、グラフィック、音楽などももちろん良かったですし
ライバル的な立ち位置であるカルセドニーというキャラについても、とても細かい描写があったきがします。「心」がテーマなだけはあります。
ただリバースのミルハウストと物凄くかぶっている気がするのは俺だけ?
とりあえず、宮廷画家可愛いです。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-01-01まず製品ですが、傷・汚れ・動作不良などは特になく快適にプレイできています。
ストーリーはコテコテの王道RPGという感じです。今のところ自分はかなり気に入っています。
戦闘に関しては初めのうちはDSの操作に戸惑いましたが、慣れるとコンボや嵌めもちゃんと狙えるようになるのではないでしょうか。
キャラも愛着が湧きやすいタイプだと思います。
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GOOD!
・バトル
今作で最も評価が高いところですね。かなり熱中します。TP制ではないので、好きな技を好きなように好きなだけ連携でき、手軽に爽快なバトルを楽しめます。
また、タッチパネルを使って控えメンバーを呼び出し、援護してもらうというのはすごく良かったです。シリーズファンにとっては、歴代キャラクターが援護しに来てくれるのも嬉しいところ。
・キャラクター
主人公以外のキャラクターがみんないい味出してます。コハクはちょっと変わったところもあるけど可愛い。ヒスイとベリルは見ていて楽しいし、キメるところはしっかりキメる。イネスは強く頼れるお姉さんといった感じでしょうか。クンツァイトは初登場した時の印象とラストでの印象がガラッと変わって、良かったですね。あと、機械人ならではのボケとツッコミも楽しかった。
・ストーリー
心に残るようないいストーリーではないですが、悪い点を指摘するほどでもないように感じました。パーティーキャラがあんまり関係してないものの、名場面と言えるようなシーンが一つだけありましたので、GOODに書かせてもらいます。
・ボリューム
他の方々もおっしゃっている通り、携帯機とは思えないボリュームです。ストーリー本編をクリアするのに50時間、その後サブイベントや隠しダンジョンやらをクリアするのに20時間ほどかかって、計70時間プレイしました。自分はじっくりプレイする方なのでもう少し早くクリアできるのだとは思いますが、「軽くプレイしたいな」というのには向かいないかも。
・ダンジョン
複雑すぎず、かといって飽きてしまうほど単調な作りにもなっておらず、探索していて楽しかったです。
・その他
ボイスはたっぷり入っていて、イノセンスのようなガッカリ感はないと思います。
あと、ムービーがオープニングとエンディングだけということはなく、8個あるので、「できればアニメ版がいいけど、どうせムービー少ないだろうからCG版でいいや」と考えてるとちょっとテンション下がってしまうかも。
クリアすると解放されるミュージアムでBGMやムービー、ボイス、チャットを聞けるのは嬉しいオマケでした。
BAD/REQUEST
・キャラクター
もう本当に主人公がとんでもなくウザくて気持ち悪いです。「青臭い」で済ませられれば問題ないのでしょうが、自分的には「いや、こいつ何言ってんの?」という展開が多すぎて序盤から一気に嫌いになりました。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、根拠もないのに「そんなはずない!」とか言ったり、慎重な判断をしている人を挑発した挙句逆ギレしたり、自分が傷つけた相手に対して問題が解決してもないのに言い寄ったり……。とにかく見ていて気持ち悪く、感情移入が全くできませんでした。個人的には、今作最大のマイナスポイントです。
また、シリアスな感じだったキャラが敵対しなくなった途端ギャグキャラっぽくなってしまうのが少し気になりました。
・バトル
上で「手軽に爽快」と書きましたが、悪く言えば一部の強力な技を連発してればいいだけの単純で楽なバトルとも言えてしまいます。そのような技(もしくはシステム)のせいで、バトルの難易度はあまり高くなく、ボスでも緊張感がなかったですね。ライフボトルは隠しボスを除けば合計しても10本も使いませんでした。難易度ノーマルでの話なので、ハードにすればいいだけの話でしょうから、そんなに問題ないとは思いますが。
また、仲間のAIが頭悪いです。HPがかなり減ってるのに回復してくれなかったり、敵の目の前で詠唱を始めたり。プレイヤーがフォローすればいいのだけれど、たまにイラっとします。
・グラフィック
可もなく不可もなくといった感じ。実際プレイしてみると全然気にならないのですが、買うかどうか迷っていたときに動画でプレイ画面を見たとき「ショボいな」と感じたので、BADに書かせてもらいます。
・エンディング
いろいろと突っ込みどころがあって、シリアスなのに笑ってしまったり、「それでいいのか?」と突っ込んでしまうことがありました。個人的にはあまり納得のいくものではなくて、残念です。
・音楽
テイルズシリーズをプレイすると少なくとも1曲か2曲は好きになる曲があるのですが、今作では耳に残る曲が一つもありませんでした。同じ携帯機でもイノセンスもマイソロ2も好きになった曲があったので、単純に今回が残念だったんじゃないかなと思います。
・ダンジョン
スピルメイズと呼ばれる入る度に形が変わる歩数制限付きのダンジョンがあり、ストーリー本編でもサブイベントでもこのスピルメイズに潜るのですが、隠しダンジョンもこれだったので全然面白味・新鮮味がありませんでした。普通のダンジョンにしてくれればよかったのに
・その他
期間限定のサブイベントが多かったのが残念です。自分は一度クリアしてからまとめてサブイベントをやるタイプなのですが、結構な数のサブイベントが期間限定で遊べませんでした。
あと、武器防具に関してですが、素材を集めて強化するという感じなので、お店で買ったり宝箱から強力な武器を入手するということはないです。これはこれで楽しいので別にBADというほどのことでもないのですが、一応こちらに書いておきます。
COMMENT
いろいろとBADに書きましたが、評価を大きく下げているのは主人公についてだけなので、全体的にはかなり楽しめました。
サブイベントも多く、温泉イベントやナム孤島などもあり、「ああ、テイルズやってるな」という感じを存分に味わえます。
ボリュームがありすぎて2周目をやる気になれなかったのですが、それも込みで考えると本当に長く遊べるゲームだと思います。
テイルズ好きだけど携帯機はなんかなーと考えている人や、ストーリーよりもバトルを重視するRPGファンに強くオススメしたいですね。