Nintendo 3DS mk2 - Title Site

RIZ-ZOAWD

発売元: D3パブリッシャー（オフィシャルサイト）発売日: 2008-12-25 価格: 5229（税込）レーティング: 【Ａ】全年齢 (CERO について))

タイトル概要

中央値: 62 Amazon点数: 4.2

スコアーボード

標準偏差 13.85 難易度 2.18 mk2レビュー数 11

0-9

10-19

20-29

18.2%

30-39

40-49

9.1%

50-59

36.4%

60-69

36.4%

70-79

80-89

90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)

318人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	5pt	5pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
76pt

GOOD!

・とにかく、戦闘が楽。
コンピューターがその場に合った行動を提示してくれているので、それに従っていれば大体の雑魚には勝てます。
ボス戦は自分でコマンドを入力した方が良いですが、それ以外の戦闘はテンポ良く進むので、レベルアップも楽々。
ターン制のコマンドバトルは退屈になってしまうことも多いですが、このゲームではそれを感じませんでした。

・絵柄は可愛らしいけど、ゲームバランスはぬるくない。
雑魚もボスも結構歯応えがありますので、レベル上げをきちんとしていないと苦労します。
一見ライトユーザー向けに見えますが、敵が弱すぎるなんて事がありませんので、普段よくゲームをされる方でも簡単すぎるという事はないと思います。

・信頼の崎元サウンド。
とにかくBGMが良かったです。
オズの魔法使いの世界が、しっかりと音楽で表現されています。
OP・EDを同社のワイルドアームズシリーズでお馴染みのお二人が担当されていて、こちらも作品の世界観にぴったり。
OPはゲームを起動する度に聴いていました。
EDの曲も最高なので、まだクリアされていない方には是非クリアして聴いて頂きたいところです。

・原作ファンも満足のグラフィック。
完全に原作準拠で作られているという訳ではなく、独自の解釈で作られている箇所もありますが、黄色い煉瓦道なんかはとても良く出来ていると思います。
ストーリーの節目に出てくる絵本も、童話を読んでいるかの様な温かみが有って良かったです。
グラフィックとBGMは特にこだわって作られている感が有り、この二点に関しては100点満点を付けたいところです。

・内容は薄いけど、心が温かくなる様なストーリー。
お話自体は短く、これといったサブイベントもないのですが、どこか懐かしさや温かみを感じられるストーリーでした。
EDも爽やかで良かったです。

・デスペナルティなしの親切設計。
戦闘で全滅しても、お城に戻されるだけというのが良かったです。
所持金を減らされたりしない所もGood。
新しく行ける様になったダンジョンに行ってみたら、敵が強すぎて全滅…、といったことが何回かありましたので、前回セーブした所からやり直しなんて事がなくて助かりました。
ボス戦の前に回復ポイントがあるのも良かったです。
戦闘が微妙にキツい分、こういった部分で上手くバランスを取っているのかもしれません。

BAD/REQUEST

・トラックボールでの移動は斬新だけど、制御しにくい。
ブレーキがかかりにくかったり、スピードを出しすぎて肝心の所を見逃してしまったり…。
カメラの操作が十字キーに対応していなかったのもマイナス要素の一つです。
ダンジョンも結構長いので、移動が大変でした。
タッチペンを使う事でしか移動が出来ませんでしたので、DSの画面を保護するシートが傷だらけになってしまったのも悲しかったです。
このゲームをプレイされる際には、画面を保護するシート(フィルム)が必須だと思います。

・立て札よりマッピング機能が欲しかった。
只でさえ分かれ道が多いので、立て札だけではフィールドを理解するのに限界を感じました。
立て札も、どちらを向いているのか分かりにくいものもありましたし…。
マッピング機能があれば、ダンジョンを堂々巡りさせられる事もなかったかもしれません。

・お金が貯まりにくい。
敵を倒すとランダムにコインを一枚落とすので、それを拾う。もしくは、路上に落ちているコインを拾う。あとは、持ち物を売る。その位しか常時お金を得れる手段がなかったのがキツかったです。
その為、装備品を揃えるのに苦労しました。

COMMENT

世界観良し、グラフィック良し、BGM良しの良作です。
不便な部分や単調さもありますが、それを補って余りある魅力が有ります。
クリアだけなら20時間?25時間程度しかかかりませんので、時間は無いけどRPGを一本プレイしたいという方や、ライトユーザーの方にオススメです。

シリーズ物のRPGが多い中、童話を原作にオリジナルのRPGを開発したという点を高く評価したいと思います。
原作を知らない若い世代にも遊んで欲しい、そんなタイトルです。

プレイ時間：20時間以上30時間未満（済）
ぬ?ぬ?さん[2010-05-07 掲載]

[ 問題報告 ]

300人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	4pt	3pt	1pt	1pt	3pt	2pt

総合点
39pt

GOOD!

グラフィックはかなり力が入っていて綺麗だと思います。
移動はトラックボールシステムというのを使っているのですが、動かすのが楽しくてこれもよいです。

BAD/REQUEST

良いところで書いたグラフィックとトラックボールシステムなんですが
マップに大きな問題がありまして、ほぼすべての面が一本道のせまい通路を移動していく構成なんですね。
なので広大なフィールドを自由に駆け回ったり、という事は全くできません。
このせいでせっかくのきれいなグラフィックとトラックボールによる疾走感が十分に発揮されてるとは言えませんでした。
せめてこの点だけでも改善されてれば、それだけでかなり楽しく遊べただろうと思います。

グラフィック関連でいえば視点変更が左右しかできないのも残念でした。上下方向にも変更できるとよかったなあと思います。
総じてグラフィックはきれいなのにそれを生かしきれてない印象でした。

とフィールドが狭いというのが個人的に一番気になった点ですが、
客観的にみて一番まずいと思われるのがストーリーやキャラ描写がほとんど書かれてないという点です。
ストーリーについてはほとんど申し訳程度で基本的にはステージをクリアしてまた次のステージをクリアして…と同じことの繰り返しです。
キャラ描写に至っては全くされてないといっていいでしょう。ただの駒のようにしか感じられませんでした。原作でのあの魅力あるキャラはいったいどこへ行ったのやら。
全クリには15時間ほどかかりますが、このように非常に単調でメリハリがない舞台構成であるためずいぶん長く感じられました。

後は少し気になった点ですが
戦闘に関してですが、レシオシステムという要素はあるものの基本的には旧態依然としたコマンド形式のバトルなのでもう少し工夫があるとよかったです。
育成要素とかも特になく、使える特技は後半の方にならないと覚えないこともあって戦闘はかなり単調になりやすいです。

COMMENT

総合するとあまりよいＲＰＧとは言えないと思います。
できることが少なすぎるのと、ストーリ関連が薄すぎるのが問題でしたね。
ただまぁでも、ゲームとしてはそれなりに遊べる範囲ではあると思います。

しかし、ゲーム内容とは若干ずれるんですが
このゲームに関して一番の疑問というか言いたいことは、なぜオズの魔法使いを題材にしたのだろう？という点です。
原作でのあの魅力的なキャラもこのゲームではその魅力が全く伝わりませんし、
冒険の楽しさといったものも感じられませんでした。原作の方がよっぽどドロシー達と一緒に冒険している気分になれました。
魔法の国とか不思議な魔法の数々なんてのも描かれてませんし。
ゲーム中のストーリなんてのもほぼないので伝えたいテーマといったものも感じ取れませんでした。
グラフィックには結構力入れてあるんですが、フィールドのテーマである四季なんて要素原作にはないですしねえ。

つまり、原作とはキャラや導入あたりまでのストーリーは一緒なんですが本質的にはかなり別物になってしまってるんですよね…
製作者も何らかの意図があってオズの魔法使いを原作にしたと思うのですが、このゲームをやった限りでは果たしてそんなものが本当にあったのかとすら思えてきます。
ゲーム内容自体には関係ないと思われるかも知れませんが、これって結構重要だと思うんですよねぇ。

製作者がオズの魔法使いのここが好きだからここをゲームでも楽しんでほしい、
という気持ちを持って作ればもっとゲームも面白くなっただろうになあと感じました。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（済）
よぎさん[2009-06-20 掲載]

[ 問題報告 ]

Amazonレビュー

レビュー者：ハルレビュー日： 2009-02-22

ヘッドフォンしながらゲームすると音がとても綺麗なのがわかります。
画面もまるで四季を感じながら散歩できるみたいで、とても丁寧に作られてるなーと感じました。
景色が見たかったので、もったいなくてあまり走らなかったけど、ボールの操作はちょっと慣れにくいかな。（あたしが不器用なだけかも？）
途中、レベルを上げるために戦ったのが作業っぽく感じたけど、全体的に女性や子どもにも楽しめるいい作品だと思います。
こういうふうな「戦っても血がでない」作品が増えるとうれしいのですけど。
風景はリアル、でもいらないとこは映さない、っていうゲームは久しぶりに見た気がします。

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