信長の野望DS2
中央値: 72 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 10.69 難易度 3.25 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt |
68pt
GOOD!
前作「信長DS」が内政重視ならば、今作「信長DS2」は完全な合戦重視と言える。
前作でいまいち爽快感が無く、陣形システムは後出し(または先読み)ジャンケンになりがちだった野戦は、今作では緊張感のあるものになっている。
例えば少ない兵力で大部隊を屠る燃え展開が「戦術」と「奇襲」のおかげで可能になったし、しかも戦術の種類に対して一回の合戦で使える数が少ないなど、ジレンマが良い。
また、「混乱(移動不可)」をかけられてもすぐに「鎮静(敵味方全効果消去)」を使わず、相手が攻撃力強化をしてからまとめて消すと言うように、タイミングでも戦局が変わる。
ちょっとしたパズルゲームだ。
それから、コーエー作品ではいつものことではあるが、漫画やドラマで陽の当たった武将(古田織部など)がやたらにステータスアップしているのも、そのメディア作品のファンには嬉しいかもしれない。
BAD/REQUEST
いろいろあるが、まず、攻城戦が前作より楽しくない。
合戦は全般的に評判の悪い前作だったが、城攻めだけは「やぐら」のおかげで面白くなっていた。
武将撃破とやぐら奪取で敵陣の士気ポイントが下げられるうえ、士気がゼロになると負けになるルールだったので、『攻略の仕方が複数あった』のだ。
武将が多いに越したことは無いが、その武将の多さが逆に士気ポイントを下げる要因になったり、城の防御力を上げれば本陣に辿り着くのが難しくなるが、やぐらも増えるので戦略を別に組む必要が出たり…。
今作は圧倒的に守備に有利に出来ているのが、少し難点ではあると思う。
他レビューでも言われている内政の効果バランスは、ギリギリ許容範囲ではあるが、内政好きには物足りないのは確か。
国を鍛えても元を取れるのが3、4年後だったりするので(現実には正しいかもしれないが、ゲーム的には相応しくない)、それならさっさと他国に攻め込んで、所持国全体での利益を取るべき…となってしまう。
結局戦術習得に関わる「技術」と民衆蜂起に関わる「治安」しか上げるものがなく、少々さみしい。
音楽に、一部聞いていて疲れるものがある。ちょっとループが短すぎる。
また、フィールド曲がずっと変わらないよりは、前作のように大名居住国によって音楽が変わるほうが数倍良い。
最後に、今作での新武将顔グラフィックの少なさは異常!
チンギスハーンまで収録した前作の勢いをもう一度望みたい。
COMMENT
安定した面白さ。
有名武将はステータスがバカ高くなるコーエー現象のせいで、高い武力の配下が集まりやすいが、それがどの大名でもクリアできる要因にもなるし、どうせ敵軍にも強力武将が集っているのだから問題無い。
今作でも敵のチート具合(金が無いのに兵士が増えてる/国益の妨げにならないよう、いつの間にか余分な兵士が減ってる)が凄まじいが、それも頭からシッポまでダレないためのものだと考えれば、まあ良い。
ただ、1ヶ月でできることが妙に少ない…など、綱渡りでできたようなゲームバランスに見えるので、もし「DS3」があるなら、過去のリメイクではなく「DS1」「DS2」のミックスでお願いしたい。
Amazonレビュー
レビュー者: ひひりき レビュー日: 2008-08-02「信長の野望〜武将風雲録〜」のリメイクです。
良くも悪くもシンプル、この一言に尽きると思います。
比較すると、
DS1は、烈風伝という信長シリーズ第8作目のリメイク。
DS2は、武将風雲録で信長シリーズ第4作目のリメイクです。
基となるタイトルナンバーから見ても、戦略性の深さなどは1に見劣りします。
しかし、昔の信長の野望を彷彿とさせるシンプルさを楽しむことも出来ました。
とりあえず開墾と商業をあげておくという基本操作は健在です。
文化と技術についても、SFC版と比べ意味のあるパロメーターになりました。
新しく導入されたのは、技法と戦術。
各国の技術度を上げると技法を獲得でき、合戦で戦術を使えるようになります。
ただ、正直どうでもよいかな?と感じました。
何か新システムを導入しなければならないので付け加えました、
という印象が拭いきれません。
顔グラフィックもDS1からのほぼ全て焼き直し。
武将の能力値が全体的に高いように感じます。
音楽ですが、菅野よう子氏が作曲。
アレンジで若干もっさりした印象を受けますが、
耳当たり良くゲームに色を添えていました。
お奨めは、信長の野望をプレイしたことのない方、
昔のハードで武将風雲録を楽しんだ方です。
DS1が面白かったから続編を、という方にはあまり奨められません。
しかし、こちらを1にしないでなぜ2として出したのか?
それが疑問です。
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GOOD!
武将風雲録を適度にパワーアップさせた感じで良いリメイク。
風雲録好きにとっては東北に南部、安東、津軽が追加されたのが一番大きいんじゃないでしょうか。
全体的にテンポも良く、音楽も元が良いので素晴らしい。
群雄争覇も序盤はザコ武将でいかに戦うか、後半は無茶な戦力相手にどう戦うか
など意外と楽しめた。
戦闘は戦術の追加で、とりあえず鉄砲、騎馬が強かったオリジナルに比べ
例えば槍の戦術を持ってる大名は槍が強いなど、弓への換装、
結構な確立で成功する壁越え等で槍兵も強くなっている。
チュートリアルは丁寧ながらシリーズで一番笑えた。
BAD/REQUEST
内政は色々コマンドが追加されてるが、元のゲームと同じく効果が弱く
序盤はやればやるほど貧乏になる。
オリジナルは米相場で儲ける事が容易だったが、今作は相場もなだらかにしか
変動しないので、より内政にかける金を捻出するのが難しい。
奇襲が強すぎる。一晩に何度も奇襲にかかる敵を見てると可哀相になってくる。
群雄争覇で武将の能力を上げる事ができるが、できれば下げる事もできればよかった。
新武将グラフィックは信長のしか入ってないので、前作DS1より大幅に減っている。
COMMENT
シンプルで良いデキだと思います。
武将風雲録が好きなら東北の大名追加だけでも満足できるんじゃないでしょうか。
内政好きならDS1、戦闘好きならDS2という印象を受けました。
DS3が出るならば、何かのリメイクではなくDS1と2を合わせた物を作れば
素晴らしいゲームができるんじゃないかと思いました。