ポケットモンスター サン/ムーン
中央値: 62 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 20.23 難易度 2.17 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
91pt
GOOD!
○良い点
●操作性(満点の理由を以下に羅列します)
・秘伝技の廃止
秘伝要員という、実質手持ちが5匹になるという足枷から解放されました。
・ボックスの操作性
お約束だった預ける・引き出す・整理の区分が無くなりました。
毎回整理だけ使ってた自分からしたら改良以外の何物でもないです。
また、手持ち6匹で新ポケを捕まえた時に手持ちに入れるかボックスに送るかを選べるのも良くなった点だと思います。
・バトル中の情報表示
バトル中に、1度出会っているポケモンであればタイプや弱点技などの情報が表示されます。
特に新ポケモンは慣れるまで記憶が不安定だったりするので有り難いです。
また、上昇・下降の段階や天候・ルーム系のターン数が表示されるのも嬉しいです。
・バトル中にトレーナーが表示される
画期的だと思います。キャラクターのグラフィックも好きな私としては、嬉しいです。
ただ、トレーナーはどうせ遠くにいるんだしもう少しローポリにするなりして処理落ちを何とかして欲しかったなというのが正直な感想です。
・着せ替え
主人公が自分の分身である以上、全員が同じ服というのもどうかと思うので個性が出せる機能を復活してくれたのは嬉しいです。
対戦やフェスサークルで他の人の服装を見るのも楽しいです。
・バトルスタイル(ボールの投げ方)
これも上記と似たような感じですが、個性を出すには良い機能ではないでしょうか。
・Aボタンが必要な時に表示される
今までだとどこが押せてどこが押せないのか分からず無駄にAボタンを消耗していて、終いにはAボタンが壊れました…。
室内を探索する時に特に便利だなと思いました。
●グラフィック、キャラクター(満点の理由)
3Dのマップも凝っていますし、バトルの相手も3Dで現れて技を出すモーションがあり、
場所によってバトル背景が美しく移り変わる等、臨場感が増したように思いました。
バトルのエフェクトも綺麗になっていますし、今までエフェクトをカットしていたのですが今回はカットせずにプレイしています。
キャラクターも個性がハッキリと分かれているが、どのキャラも魅力的に描かれでデザインも秀逸に感じました。
美術という点で今回のポケモンは大変楽しませていただきました。
●熱中度(満点の理由)
【島巡り】ジムが廃止されたのが最も気がかりとなっていたのですが、島巡りのストーリーは緩急のついた進行で良く練られていて、中だるみ感のあった前作・前々作よりも楽しめました。最初のメレメレ島ではいつまでもチュートリアルが続いているような感覚でしたが、次のアーカラ島からはどんどん冒険が進み出します。試練の内容は多彩でありながらあくまでバトルが中心にあるので、よいバランスでまとまっていると思います。
【キャラクター】今作はムービーが多くキャラクターがより深く描かれているので、ストーリー終盤に進むに従って引き込まれました。少ない表情やモーションのバリエーションでよくここまで表現したなと感心しました。キャラの言動だけでなくカフェやベッドなど小ネタを楽しめる方が今作は得です。主人公の存在感が薄いとの指摘も特に気にするほどのレベルではないと感じます。確かにヒロインであるリーリエの存在が大きいですが、彼女と主人公の関係も旅を通じて深まっています。「主人公にスポットが当たっていない!」と騒いでいるのは、何でもかんでも自分が物事の中心でないと気の済まない人なのだろうと思います。新しい地方に引っ越して来て冒険をする立場として、これまでの作品における主人公の扱いと特に隔たりがあるとは思えません。むしろ殿堂入りまでプレイして、出来のいい児童文学を読んだ後のような余韻です。
BAD/REQUEST
・仲間の呼び出し機能
ポケモン捕まえようとしたら仲間呼び出しで2体いるから捕まりませんってなったときはかなりイラついたが、たまに進化後も呼び出してくるので全てが悪いとは言い切れないが個人的には辛いと感じました。
COMMENT
今までのシリーズからグラフィックが立体的に進化したことで冒険感が大幅にアップしており
キャラやポケモンも良く動くので見てるだけでも楽しい。
細かい操作性なども良くなっていてゲームがとてもスムーズ、快適。
オンライン機能や遊び要素もさらに盛りだくさんの内容、完成度が高すぎます。
これだけ膨大なポケモンがいるのに一匹一匹のデータや新技、動き、など本当に開発者の徹底的な作りこみは凄いとしか言いようがありません。
万人に勧められる最高峰のRPGだと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: モモンガ レビュー日: 2017-07-04ここから悪い点。
今までも全ての過去シリーズのポケモンを出したりせずいくつかが登場と新ポケモンも追加、同時発売の2作品両方揃えることで新ポケモンも全て手に入ったりが恒例だったから今回も同じような感じ。
問題なのは、アイテム。
今まで普通に手に入ってたアイテムがインターネット大会の参加景品になっていたりする。
そんな状態であるのに本編中の勝ち抜きバトルには敵側でまだ解禁前のメガシンカしてきて不利な状況も多かった。
Wi-Fi繋いで遊ぶことが前提であり、コンピューター側が本編中で手に入らないアイテムを使ってくることから元々ゲーム内のデータとして存在するアイテムであるはずなのにWi-Fi繋いで贈りものコードを入力しないと手に入らない状態である。
Wi-Fi繋げる環境が仮にない状態で身近な人間とだけ対戦するつもりな場合、明らかにWi-Fi繋いでない側が不利になる。
多分、続編でその辺り全て改ざんされると思う。
今までもそうだが、同じ島を舞台にした作品を続きとして出す場合に最初の作品は何もかも足りなさすぎて不満な点が多すぎる欠点があったが、今回の作品は今までよりも更に酷い物だった。
普通のメーカーだと不評な点を見直しながら次回作を出すのが基本だが、この作品シリーズの場合はサン&ムーンなら1つの作品とし、前作のオメガルビー&アルファサファイアであった秘密基地など消して独自のオリジナル要素を付け加え、サン&ムーンとしては最初の作品としてるせいか今まで通りバトルポイントで技教えてくれる店も存在しない。
このシリーズ全部にいえるが、物語の舞台となる場所が作品の題名ごとに変わる。
別の題名ブラック&ホワイトならサン&ムーンのように全く異なる題名になる場合、最初の作品は敢えて育成させる上で物足りない不満点を残し、続きの作品で育成しやすい要素が付け加えられる。
「それだと、サン&ムーンならサン&ムーンの続編になる作品だけ買えばいいのでは?」という考え方もできるが、準伝や伝説の色違いの配布を前作発売の時期だけしたりしていて結局毎回どれもシリーズごとに買わないと貴重なその時期だけ限定のポケモンを逃すことになる。
1作品ごとに全て満足できるように作らず、敢えて欠点になり得る部分を含ませて毎回新作出す姿勢が本当にうんざり。
これでストーリーも悪ければ☆マイナス付けたくなる評価。
アクセスランキング
-
モンスターハンター3(トライ)G
ハンティングアクション、プレイ人数:1人~4人
■価格:5800
■発売日:2011-12-10
-
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
RPG
■価格:6090
■発売日:2013-02-07
-
ファイアーエムブレム 覚醒
ロールプレイングシミュレーション
■価格:4800
■発売日:2012-04-19
-
モンスターハンター4
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1〜4人 ■ セーブデータ数:3
■価格:5990
■発売日:2013-09-14
-
レイトン教授VS逆転裁判
ナゾトキ・法廷アドベンチャー
■価格:5980
■発売日:2012-11-29
-
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
■ ジャンル:アクション
■価格:5616
■発売日:2014-09-13
-
マリオカート7
アクションレースゲーム、プレイ人数:1人?8人、ダウンロードプレイ対応、すれちがい通信対応、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2011-12-01
-
ルーンファクトリー4
ファンタジー生活
■価格:5229
■発売日:2012-07-19
-
モンスターハンタークロス
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1~4人 ■ セーブデータ数:3 ■ ダウンロード版:5,990円
■価格:6264
■発売日:2015-11-28
-
逆転裁判5
■ ジャンル:法廷バトル ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:2
■価格:5990
■発売日:2013-07-25
GOOD!
・ストーリー
良い意味でキープコンセプトの中での新機軸。
見せかけの「子供向け」ではなく、お子さんにも安心してさせられますよ、と言えるくらいしっかりした、大人も楽しめる子供向け。
男の子主人公前提のような話運びではありますが。
・ライドギア
皆さまと同意見。ひでん要員を連れる必要がなくなったのはとても良い変更。
・バトル演出
皆さま賛否分かれてるようですが、私は好きです。
自分で選んで育ててるポケモンが頑張る姿を愛でるくらいの余裕をもって、楽しみましょう。
・相性表記
入れ替える時にもどのポケモンと入れ替えれば有利か判りやすく、とても親切。
・捕獲時の能力確認
ステータスをすぐに確認できるのが楽。
・ジャッジ(解放後)
まあ判りやすい&楽ちんなこと。ただし……
・ミニイベント(依頼)での小遣い稼ぎ
毎日ナマコブシ投げの日々(笑)
バトルまわりの親切設計が印象に残り、サクサク進むストーリーと相まって、おおむね快適に楽しめました。
BAD/REQUEST
・新ポケモン、少なくないですか?
「アローラのすがた」を新しいのに数えてもまだ……
・野生出現率の高さ
・処理落ち
new3DSですが、処理落ちするとは思いませんでした。
・L→Aにすると、Rボタンが効かなくなります
・十字キーでの移動ができない(ライドギア割り当ては便利ですが)
この2点は本当に改善してほしい。要は、キーコンフィグの内容を充実してほしい。
以下、前提として、本編クリア後の話です(ポケモンにおいてはそこからが本番、という方も多いでしょうけど)。6Vとかに興味の薄い方には、あまり有益な情報ではないと思います。
・育成の手間
ジャッジ解放の条件「タマゴ20個孵化」が地味に面倒(といっても30分くらいの作業ですが)。
というのも、
・いわゆる「廃人ロード」がない
・片手操作(あるいはキー固定放置)ができない
この2点が過去作に比べてすごく面倒。
孵化作業に面倒さを感じてしまうと、育成も辛く感じます。
ただの愚痴かも知れませんが、ORASであった『サーチ』は3V(+特性)までそこそこ簡単に探し出せて、そこから4V、5Vと伸ばしていくのもそう手間には感じませんでした。
今回の『なかまをよぶ』連鎖を延々と続けるのは正直いってしんどい。事故も起こります。
そして、
・経験値稼ぎが(やや)面倒
ハピナス道場ほどとは言いませんが、「育て屋」はあってよかったのでは、と思います。
COMMENT
クリアはしました。ストーリーは楽しめました。キャラもいいと思います。
集めて、育てて、戦ったり、交換するというポケモン本来の楽しさはじゅうぶんにありますので、今までやったことのない人が初めて手を出すのにもいいと思います。
しかし、他のレビュアー様も書かれてますが「引っ越してきたばかりの主人公が初代チャンピオン」というのはどうにもスッキリしないものが残ります(まあ、引っ越してきたばかりの子に、ちょうどその年頃だからって、いきなり島の風習をさせるのもどうかと思うところもありますが)。
そうならないシナリオはいくらでもできるはずです。
ジムバトルを「島の試練」にしたのは良いアイデアだと思いますので、次回作以降も新しいアイデアでの話の構成を期待します。
ポケモンについては、もっと新しいのが多ければなあ……と思ってしまいます。600族の新しいのもいるのに、どうしても従来のポケモンが目立つ印象でした(島スキャンなんて特に、図鑑No.もないし)。
せっかくなのでリーグでは新ポケモンばかりでパーティ組んで殿堂入りしました。
……が、ルナアーラが3Vだったのはともかく、他は1Vですらない(今作御三家のガオガエンでさえも)ジャッジを確認して、上記のとおり育成に面倒さを感じてしまったこともあって、前作ほど頑張って孵化厳選をする気が萎えてしまった、というのも正直なところです。
「おうかん」? ひとつも手に入ってないですよ(泣)