ヘラクレスの栄光 動き出した神々
中央値: 59 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 3.56 難易度 3.67 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 4pt |
58pt
GOOD!
昔懐かしい感じの王道系RPGゲーム。
ドラクエ2?3をやっているような感覚。
マップを迷いながら次の目的地を情報集めながら進んでいくところがよい。
謎解きの難易度が程よい感じ。
音楽はヘラクレスの栄光1のアレンジ?が多くて懐かしく感じる
パーティーの人数が主人公除けば1人。ありきたりな3?4人パーティーでないところが好き。
ゴッド一人一人に個性、特徴があって好きに使っていけるのがよい。
難しい、というかゲームバランスが悪いので「何としてでもクリアしてやる」という気持ちがあればかなり熱中してプレイできるかもしれないところ。
BAD/REQUEST
ゲームバランスの悪さ。これに尽きる。いくつか要因はあるが
1、「守備力」のあてにならなさ
このゲームでは仕様かバグ?かはわかりませんが守備力の数値を上げていってもその数値を無視してダメージを受けることがあります。(わりと頻繁に)おそらくは守備力ゼロとして計算されていて攻撃を受けたときの判定で一定の確率でそのようになるようになっているのではないか。
例えるならドラクエでいうと最高レベル、最強の防具をそろえていてもスライムあたりのスタート時点で出会う敵からダメージ4?5をもらうことがそこそこの確率であるいうことです。
自分がやった感じでの敵からのダメージ判定は
・いくら守備力が高くてもこちらの守備力ゼロとして計算(常に敵の攻撃力の最大のダメージ値)
・現在の守備力通りに判定
・現在の守備力通りに判定?守備力ゼロとして計算した値 までのランダム値
のどれかが判定で選ばれるような感じがします。なのでこのゲームでは武器と防具なら間違いなく武器を優先して買うべきでしょう。
2、パーティー人数、回復手段が少ないにも関わらずイヤな攻撃をしてくる敵が多い
毒、眠りといったあたりまでまだわかるが特にイヤなのは「強い酸」を吐いてきて武器防具をさび付かせてくる敵の存在です。さびた後に装備破壊する敵の攻撃を受けると武器、防具が壊れてなくなります。武器、防具の中には酸を受けただけでなくなるものもあります。酸を吐く敵は装備破壊攻撃もセットで持っている敵が多いので余計にイライラします。中盤から出る「てつくずあらし」という敵が特に腹が立つと思います。(ダンジョンに多く出現しかなり終盤までしつこく出る)
3、ゴッド周りの不便さ
これに関しては別の方が詳しく書かれているんでそちらを参考にしていただければ。
主にゴッドの回復等に関することですね。
4、主人公が魔法を使えない
ストーリー、あるいはゴッドの役割を考えた上でこうなってるんだと思うがこのバランスの悪さならせめて回復魔法ぐらい使えるようにしてもよかったのではないかと思った。最初から最後まで道具袋一杯のアイテム頼りはちょっと...
とりあえずのバランスの悪さ的な要因はこんなところです。細かい所は探せばもっとありそうですが。これらのゲームバランスは「快適さ」の項目で下げています。オリジナリティの2点はちょっと初期ドラクエあたりに似ているかなという感じで低くしてます。難易度に関してはこれらのバランスの悪さが難しくしているので4点です。中盤が一番難しいです。(イヤな攻撃をしてくる敵が多くこちらのHPも相対的に低い)終盤は2回攻撃ができるようになるある防具を入手すれば被ダメージ値は多くとも中盤ほど厳しくはないです。
・バランス要因ではないですがもう一つ(バグ?)
レベルアップ時のちからとすばやさの上昇値がセーブ後リセットをして再開すると逆になります。
とは言ってもこのゲームは「殺られるよりも早く殺れ」的な感じなのでちからよりすばやさのが重要のためいいバグなのかもしれません。ちなみにちからは4ポイントで攻撃力1なのであまりありがたみを感じないかもしれません。
COMMENT
初めてこのゲームをプレイしたのはリアルでこのゲームが発売された92年?93年頃、友人から借りてプレイしたのがきっかけでした。友人は途中で挫折したらしく「クリアしてないけどやりたいなら貸してあげるよ」と言って貸してくれました。自分は「何とか友人の行ったところを越えてやる」という気持ちでプレイして結局地道にレベル上げてクリアまで出来たのを覚えています。その後友人に返した後にその友人もクリアらしいですが。
ゲームの感想としてはやっぱりバランスの悪さが一番気になりました。特に守備力関連で。これがなければいいゲームになってたんじゃないかなぁと思うと残念ですね。歯ごたえのある昔のゲームをやってみたいという感じでやろうと思うならいいんですがただ単に普通にRPGがやりたいと思う人にこのゲームを勧めることは正直言ってキツイと思いました。
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GOOD!
・本作ならではの特徴
タイトル通りヘラクレスが主人公として動かせる所と(2以降は「魔法が使えない」という特徴のため、脇役(スポット参戦も有り)に甘んじていた。今作では人々を動揺させないため偽名を名乗る事になるため好きな名前を付けよう)、「3」以降神殿の泉につかるなど間接的な形でしか主人公達に助力してくれない、ギリシア神話の神々を仲間として使える(能力も多種多彩で、直接攻撃しかできないヘラクレスを魔法やアミュレットでサポートしてくれる。レベルに応じて仲間にできるゴッドも増えていく)所が本作の特色と言えよう。
1作目「闘人魔境伝」と2作目「タイタンの滅亡」の中間に位置する話であり、両作をプレイしていると感慨深いイベントも多い(「タイタンの滅亡」をプレイしているとイベントの辻褄が合うだろう)。
BAD/REQUEST
・難易度
全体的に難易度は高く、油断しようがしまいが多くのプレイヤーが苦戦させられるだろう。
その原因としては主人公であるヘラクレスの弱さと、行き先がわかり辛い事の両方にある。
まずはヘラクレスの弱さについて。「怪力無双の勇者」のはずだが、ゴッドの援護がないと苦戦を強いられる羽目になる。また装備の強さが攻撃力・守備力に直結するので常に良質な物(耐性も含めて)で固めておかないと、まともに戦えない(装備をサビさせたりサビた装備を壊してくる敵もいるので、遠征時には余裕があれば「といしぐさ」や予備の武器・防具を「まほうのふくろ」に入れるなどの工夫も必要)。
「3」のレイオンのセリフを借りると「こんな弱いヘラクレスなんて、聞いたことがねえよ!」といった感じである(最もレイオンの場合、ヘラクレスにどこか好意的だったために発した言葉なのだが)。
対処法としては稼げる場所でしっかりと経験値を稼ぐ(特にゲーム中盤の山場で最大の難所といえる「嵐の塔」は、最低でもLV20〜21は欲しい所)位しかない。後半になると「装備していれば2回攻撃可能」「装備していれば炎・吹雪のダメージを軽減する」といった効果の装備も獲得でき、またヘラクレス自体もLV20代にはLVアップでの能力成長値が大幅に上がるので、やっと「怪力無双の勇者」らしい戦いができるのだが。
次に行き先がわかり辛い事について。昔のゲームだから仕方ないとはいえ、世界地図などという気の利いたものが無く、外海に出られるようになると次の行き先に迷うこともしばしば。
そのためRPGの基本である「人の話を聞き、次に向かう場所への道程を確認する」事が大切である(攻略サイトがあればある程度行き先は確認できるのだが)。
COMMENT
オリジナル自体が名作として誉れ高い3作目「神々の沈黙」と同じ年に発売されたため、イマイチ地味な存在だが、バーチャルコンソールでプレイできるようになった事を機に「ヘラクレスの栄光」シリーズの年代記的な意味でプレイしてみるのも一興である。
GB中期の作品のため攻略本は殆ど見つからないので、数少ない攻略サイト(どちらかと言うと進行の流れや謎解きの答えを知るのに用いるべきかと。後はアイテムの効果を知っておくと一層有利になる)を探してプレイすると良いだろう。