WiiUソフト「ニンテンドーランド」のメトロイドアトラクションで甥っ子ふたりと盛り上がったので購入しました
本ソフトをローカルプレイで楽しむ場合、人数分のソフトを用意せねばならないのですが、私は３人分購入するというパワープレイでこれをクリア。

いざ甥っ子とミッションに臨んだわけですが‥当初イマイチ反応が悪かったです。
３つほどミッションクリアしたところで「スｐラやろー」と言い出す始末
無理強いするわけにもいかず、その日はそこまでにしておきました
しかし、翌日風向きが変わります
私の留守中にプレイしたらしい付属ゲーム「ブラストボール」がかなり好感触だったようで、ミッションへの誘いも乗り気でした。
ミッションの難易度も上り、ゲームオーバーになることも。
そのたび次はああしよう、どっちが攻めてどっちが回復役をやるか、など話し合いながらゲームを進めるのはとても楽しいです。
甥っ子も協力プレイを楽しんだ様子で、次々とミッションにチャレンジしていきます。

このソフトで一番楽しいのは携帯ゲーム機である利点を活かしたローカルプレイであることは確実ですが
私の甥っ子の反応を見るに、実現するのはなかなか難しいような感じです
昨今のゲームは魅力的なキャラがたくさん登場し、派手な演出に爽快感を前面に押し出したゲーム性のものが多くみられる中
このメトロイドはそういったアピール力が乏しいように思います。
硬派なＳＦ的世界観がメトロイドシリーズの魅力なのですが、なかなか伝わりにくい魅力なのはいかんともし難いところでしょうか
メックへの搭乗演出などが凝っており、”乗り物感”をだしてるのはねらい目としてグッドだと思いますが。

大半のプレイヤーはオンラインでプレイする事になるでしょうから
このソフトの本当の楽しさが体験できないのはちょっともったいないですね。

ミッションはチームプレイを想定したものが多く、各々が役割をきちんと果たせばより高いスコアを狙えるようになってます。
このゲームのポイントは装備やレベルアップなどのキャラ強化が攻略の決め手にはならないところだと思います。
一人ではクリアできないミッションや、苦手なアクションはチームの力を借りることでクリアできます。
逆にひとりでどんどん進む事は出来ないようになっており、遅れてるメンバーがいればフォローしなくてはならずそういった集団行動が苦手なひとにははがゆい場面が出てくるでしょう。

オンラインでは色々なプレイヤーがいるので頼りになる方、足をひっぱる方など、その時々のメンバーに応じて動く必要がありますが
互いを助け合い、チームとして動く事の利点、欠点を感じながらミッションをクリアしていくのは楽しいです（某作の協力プレイでは友人との戦力差が埋められず協力してる感があまり得られなかったもので、、）。

なかなか渋いゲームですが、作品の方向性は面白いです。