カルドセプト® リボルト
中央値: 72 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 17.88 難易度 3.17 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
58pt
GOOD!
PS版、PS2、DS、3DSはプレイ済。
カードは全体の7割ほど集まった段階で、対人はしてません。
ダイスを振って空地にクリーチャーを配置し自領地に止まった相手から通行料を奪う。
目標の魔力を集めて、いち早くチェックポイントに止まるか通過した者が勝者。
領地コマンドを使って領地のレベルを上げて土地の価値や通行料を上げたり、
自領地は対戦相手から侵略を受けるので守る。
敵領地は侵略して奪うなどして目標魔力を目指す。
ボードゲームとカードゲームをうまく融合させたゲームは他にはあまりないかと。
やることは前作と同じだが、
大幅にルールを変更した新しいカルドセプトになっている点も○。
具体的には、
自分のターン開始時に微量ながら魔力を入手できるようになった。
領地コマンドの使用が各領地ごと周回するまでに、基本一回のみなった。
ちょうどゲートに止まれば周回したのと同様に、すべて回復する。
領地能力が廃止され代わりに秘術が実装。
秘術はスペル使用のタイミングで可能なので、どちらか一方しか使用できない。
手札を捨てるのはターンの一番最後。
他細かいところで色々と。
上記変更に伴い、一回の対戦時間は前作より比較的短い場合が多い。
戦闘等のテンポも一応はよくなっているので対戦の気軽さは増した。
ゲーム本編のルールだったら、長くても25R以内に終わる場合がほとんどかと。
とは言え、どうしても一試合にそれなりの時間はかかるので覚悟が必要。
カード枚数が多い。
ボードゲームである以上にカードゲームであるので、
種類が増えるのはそれだけブック構成の楽しみが増える。
対戦相手の所持しているカードの名前と種類を見られるようになった。
カード集めやブリードカードのパーツ集め、実績集めなどやり込み要素も豊富。
クエストもサブクエストが豊富で数が多い。
キャラも多めで、マップも今後追加されると思うので楽しみがある。
BAD/REQUEST
クリーチャーの能力からスペルの効果まで、数が多いのと複雑なものが多い。
そのためカードの説明欄が長いものが多く、能力や効果が把握しづらい。
対戦相手の所持カードを把握するのも戦略として重要なため初心者に厳しい。
所持しているカードの名前と種類は見られるようになったものの、
そのカードがどのようなカードかまでは見れないので、
それらをしっかりと把握していないと参考にならないときもある。
(敵がドローした際に停止してカード情報を見られる設定がオフのみある)
前作同様ストーリーはあってないようなもの。
ゲーム上仕方のないことだが、何かしら理由をつけて戦おうとする。
基本はその繰り返して話が進んでいくので酷い。
中々性格がカッコイイキャラクターもいたが、ほとんどは影が薄く、
いくつかはその存在理由も、対戦理由も酷すぎるキャラクターがいる。
(キャラクターとクエストのかさましなのだろうが)
理不尽だと感じる負け方をすることがある。特にAIの弱さによるものが多い。
例えば、
対戦終盤で1位の持つ高額領地にピースをかけて侵略できなくする。
同盟戦で敵高額領地に隣接している自領地を移動侵略すれば倒せる状態で、
侵略チャンス前に土地レベルアップなどをされて領地コマンドを仕様できなくされる。
領地のレベルを下げるスペルを1位の相手ではなく、
一番高い領地を所持している相手に使用する。
1位との差が広がるだけなので逆転のチャンスは少なくなる。
いかにそれらの理不尽や運をブック構成でカバーするかもカルドセプトなのだが、
いかんせん一試合がそこそこ時間かかることも相まって、
負ける→原因追及→ブックの見直し→再戦を繰り返すことが苦痛になる場合も。
ブリードカードは試みは面白いが、思っていたほど自由度は高くない。
痒い所に手が届くカードを作れる場合もあるのかもしれないが、
レア度がEであることもあり、結果として既存カードのほうが強いし使い勝手が良い。
AIの総魔力枯渇時の領地売却が一個ずつ選択して売却していくのでテンポが悪い。
実績の入手方法のヒントがないので、攻略サイトを見ないと集めるのは大変。
画廊やムービー鑑賞などがない。
それほど求めてはないのだが、ないならないでちょっと寂しい。
COMMENT
カードも把握しきれてないし、
対人戦もしていないのでバランスに関しては正確に分からないが、
今作はこのカードの対策はこのカードでのみ可能、みたいな要素が強い気がする。
バランスは悪くはないと思うのだが、
もしかしたらバランスブレイカーカードやコンボが存在するかも。
良くも悪くもクセの強いカードも多く、ルールも一新されたので、
経験者でも新鮮な気持ちで楽しめる。
とっつきにくかった等身のグラフィックはやっているうちに慣れた。
気になる部分もあり、前作に比べると熱中度は少ないが、
それでもゲームとしてはよくできていると思う。
もともとが万人にすすめられるゲームではないので好みは分かれると思うが、
思考系のゲームが好きで、
負けても繰り返しプレイできる忍耐があれば買ってみてもいいかも。
Amazonレビュー
レビュー者: 成 レビュー日: 2016-07-14今回とにかく展開が速いですね。ダイスが常時2こになってダイス運がいいとゴリゴリ周回しちゃいます。(3個振って1とか神ダイスくらって涙目にも)
ダウン状態から回復すれば通過後でなくても領地コマンド使えて、敵がほいほい移動侵略してくるので気が抜けません。
基本的にNPCは頭が悪いですが、クエストでは常に相手のほうが強いカードを持てる状態ですので、序盤を過ぎたあたりからは苦戦を強いられることになります。
一度相手のブックの様子を見てからそれにあわせたブック構成にする、同盟戦では同盟相手とのバランスを考えたブックにするなどの工夫で、クエストがクリア出来ないということはないかと思いますが、リボルトが始めてのカルドセプトの方や、運が悪い(汗)方でしたら投げ出してしまうことがないとはいえない難易度ではあると思います。
こちらも敵にガンガン勝てるようにブックを強化していきたいところですが、アンロックもあり、またカードパック購入用のポイントもけっこうたまり方が渋いので、サクサククエストをクリアして先に進めたい~というわけには行かない感じがあります。
若干ネガティブな意見を述べましたがしかし充分に楽しませていただいております。
今までだといまいちだったカードたちも結構いろいろ使えてブックの構成を考えるのが楽しいです。
新能力のクリーチャーたちが強力過ぎてびびりますが使いこなせたときは超楽しいです。
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GOOD!
昔からある定番ゲームの一つであり、好きな人には説明するまでも無く予約買いをされる作品なので、面白さが保障されているゲームと言っていいかもしれない。もはや好きか嫌いかで判断が分かれる類のものだ。
簡単に言えばこのゲームは日本古来の遊戯であるすごろくであり、とまったマスを領地支配したり、ささやかなマネーゲームの要素を足したりという、ルールとしては実にシンプルなゲームだ。それだけに自由度の高いゲームデザインで、極端なほどプレーヤーの嗜好でゲームの流れが変わってくる対戦向きのものとなっている。
一度クリアしたらそれでおしまいというゲームというよりは、やればやるほど新しい戦術が見え隠れするといったシステムである。攻略サイトの情報を忠実に模倣すれば簡単にクリアできるゲームとは違い、プレーヤーひとりひとりの個性による奇襲奇策で大逆転が可能な、非常に熱いゲームだ。
誰もがそんな戦略で勝てるわけが無いと言うような独創的なアイデアで圧倒的な勝利をおさめることも可能であり、決して他のゲームでは味わえない喜びがあるだろう。
BAD/REQUEST
運の要素が強すぎる。相手に対して圧倒的に有利な戦略を用いたとしても、何も出来ぬまま負けることがざらにある。
とは言え、プレイ時間1000時間の人間と10時間の人間が戦ったら、前者が9割勝てるだろう。そこだけを見れば運の要素は薄いように見えるかもしれない。ハメ殺すことも可能だし、経験量の差で勝率を上げる要素があるのもまた事実だ。
しかし結局対戦して面白いのは同レベルの相手であり、そうなれば最終的にどうやっても結局運任せの勝負となってしまう。これはCPU相手でも同様だ。明らかに格上のカードを持っているとか、事前に相手のデッキを把握していない限り、誇張ではなくほぼ運だけで勝敗は決まってしまう。一戦で数十分消費するゲームでこれはやりきれないものがある。
反論はあるだろうが、同じ相手に同じ戦略を用いて圧勝したり完敗したりする時点で、ゲームとしてバランスが狂っているとしか言いようがない。すべてがデッキ相性とサイコロ任せであり、逆転が可能だから面白いという感覚とはかけ離れたものだ。極論を言えばサイコロの運だけでレベル1の状態でゲームクリアできてしまう。それほど賽の影響力が極大すぎる。
カードを集めるのが目的の一つだが、最終的には後半になるほどインフレカードによる即死ダメージ、それに抗する無敵防具、致命的なデバフや皆殺しをするようなカードばかりが増え、むしろどんどん大味になって戦略性が薄れてしまい、運ゲーの要素が増えていく。
多少の運不運はこのゲームの伝統であるし、それを含めてのカルドセプトであるから改善は要求しようとは別に思わない。向き不向きの問題だろう。
ただ、獲得資金が少なくカードコンプリートに膨大な作業を要求すること。味方であるはずのNPCが尋常ではないほどプレーヤーを妨害し極度のストレスを与えること。子供が書いたようなあまりに稚拙なシナリオ。これらは切実に反省を要する部分だと思う。
COMMENT
勝ったときの喜びは大きいがそれにまして普段のストレスがとてつもないタイプのゲーム。こつこつと積み重ねたものが、運が良いか悪いかで、一撃でなぎ払われる。それも一興と楽しめるなら、このゲームに向いていると思う。