ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
74pt
GOOD!
逆転裁判は初代(DS版)以来です
■探偵パートが楽になった
初代をプレイしていて、「あと、何をしたらいいんだろう」というので詰まったことがあったが
今作は全てを調べ終わると「これ以上、調べる事はない」と言ってくれるため調べ残す事がない
また、場所を移動したときもストーリーに関わる場所なら「〇月〇日 〇〇」といった説明が入るため、「あぁ、ここで調べればいいんだ」というのが分かる
■ハラハラドキドキの逆転劇
一番の面白さは、裁判シーンでの逆転劇でしょう
特に犯人の特徴的な動きなど、見ていても楽しめますし内容も面白い!
探偵パートが楽になったのもあり、メインのゲーム性で楽しめました
■豊富なプレイヤー
他の方のレビューにもありましたが、主人公(弁護士)がストーリーごとに代わります
第1話では〇〇、第2話では□□、第3話では・・・といった感じです
それぞれの能力もあり、ゲーム内容も若干異なるため新鮮な気持ちでプレイできます
BAD/REQUEST
■ダンガンロンパのようなゲーム性
初代以来だったため、どこで追加されたシステムか分からないが明らかにPSPで発売されていた「ダンガンロンパ」のシステムと酷似している部分がある
新しい事をしようとしたのか分からないが、ちょっと残念でした
■相変わらず、作者の意図を読まなければならない証拠品提示
「明らかに間違っている」のを指摘してもミスになることが多い
「何でこれじゃだめなの???」というのが理解できない箇所が存在した
(似た証拠品を提示したら進めた)
「先読みできるシナリオだよね!」という事ではなく、「話の流れからコレでいいんだよね?」で合っているのにミスになる
提示した証拠品からの会話を読んでも「こっちでも証明できたじゃん!」と思える事がしばしばありました
COMMENT
久々にプレイしましたが、楽しかったです
シナリオもそうですが、キャラクターの動きを含め「逆転裁判」だなぁと思いました
若干のボリューム不足感がありますが、値段次第では十分に楽しめる作品だと思います
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon Customer レビュー日: 2017-07-02ネタバレありです↓
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弁護士対決は面白かったです。
民事裁判、新鮮に感じられました。
マンネリ打破にもってこい!
顧問弁護士の立場っていうのが、ナルホドくんも立派になったなぁと思いました。
今後増えていっても面白そうだなと思います。
オドロキくんが頼もしくなったことを裏づける、いいストーリーだったと思います。
また、証人のキャラも落語家や選挙の立候補者など、今までのシリーズにないような人たちが登場し、面白く感じられました。
軍曹さんも、意外性があって良かったです。
根が真面目な、とっても良い子だし。すするくんも良い子でした。
サーカスショーやマジックショーの系列のキャラが多いなと思っていたので…みぬきちゃんがいるので、今後も出てくるとしても多少仕方ないんですけれど。。
レイファやナユタの言葉遣いが、プレイしながら、キツイな〜と思いました。
メイくらいのキャラの方が(ムチはキツイけど)良いかなと思います。
過去のキャラがいろいろ出てきて、嬉しいのですが、イトノコさんは出てこないのかな〜…
逆転検事の方に出てるから良いのかな…
密かに、登場を期待しています。
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GOOD!
シナリオが素晴らしい(文字数が不足しているから付け加えるが、どう素晴らしいのかはCOMMENT欄に書いている)。
美少女キャラが多い。
難しく、ボリュームがある。
BAD/REQUEST
マンネリ化している(文字数が不足しているから付け加えるが、詳しいことはCOMMENT欄に書いている)。
逆転時のBGMを新しいものにしてほしい。ナルホドに至っては『3』のばかり使用されているが、『2』の、という選択もあるのに、と思った。『1』のは『レイ逆』で使われているから。
COMMENT
『大逆転裁判』に続いて評論させていただく。
『逆転裁判 蘇る逆転』『逆転裁判2』『逆転裁判3』『逆転裁判4』『逆転検事』『逆転検事2』『レイトン教授vs逆転裁判』『大逆転裁判』クリア済み。DLCは未プレイ。
まず、主人公は王泥喜 法介である。成歩堂は引き立て役であった。「ダブル主人公」は商業上の都合により謳われたものだろう(ちなみにパッケージ絵も真宵がいた。本来レイファが入るべきだろうと思うが、商業上の都合で真宵ファンを誘ったのだろう)。これは望むところだった。何故なら、「ナルホド三部作」があって、王泥喜を『4』で出した時、このキャラを中途半端に終わらせるのはイカンだろ、成歩堂と同じ出演枠を与えて、キャラを完成させなければ『4』で被った不評は挽回できないのだろう、と思った(だが、私個人としては、ナルホド3部作と『4』に2008年、初めて出会って、一気プレイしたことにより、全作号泣したのを覚えている。後になって『4』が不評を被っているのを知って、レビューをよく見ると、「1話の真犯人の動機が不明」とか、「結局最後はナルホドにオイシイところを持っていかれて、キャラづくりが失敗」「取ってつけたような陪審員制度」とかいう、目の肥えた、3年待ち焦がれたファンの厳しい反応があった。私は正直そこまで細かいことを考えていなかったので、『4』にも単純に感動していた)。
この不評の原因は、逆転裁判シリーズに対するファンの期待が高すぎるため、過去作とそんなに遜色ない出来だと思われても、過去作の神格化、『4』への幻滅という心理現象が起こってしまったのではないか、と思われた。待っていた3年の間、ファンは何度もナルホド3部作をやるうちに飽きが来て、既存のものでは満足できない感覚麻痺が起こっていたのだ。例えば、ナルホド3部作全体と比べれば『4』単独では劣るけれども、『逆転裁判1』だけと比べれば遜色ないと私には感じられる。私はこの心理現象に心を痛めていたが、批判者の言い分もごもっともかもしれない、と思った。そこで、王泥喜をなんとか肉付けしてやりたいと思っていた。
そうして、王泥喜は『5』で心強いキャラに成長し、『6』で出自も明らかになり、キャラとして完成するわけである。これは言わば、『4』で不評を被った事に対する、「山崎氏の弁明」「贖罪」とでも述べられるものなのではないか。
そうして王泥喜はなんと、ナルホド3部作の中核ストーリー、「綾里家」のルーツとも関係があったのである!・・・というのが『6』である。本作は倉院を主題にすることにより、ナルホド三部作とオドロキ三部作を一つにまとめようという意図がある。これと関係するのが1話、3話、5話である。2話と4話は独立した話である。
2話は成歩堂 みぬき、4話は希月 心音らのメインキャラを引き立てるように挿入された。本作には過去のヒロインが総動員されている(スピンオフ、コラボ作品を除く)。さらに新しいヒロイン、レイファも創られた。すべて美少女であり、男性プレイヤーにはウレシイことである。
感覚麻痺は私にも起こった。逆転裁判というシステムに飽きが来ているのだ。そのためか、今回は難易度が『4』並みに難しくなったのであるが、負担に感じるようになった(私は『4』が一番難しかったと思っている)。ドラマだけ追いたいと思い、やむを得ずカンニングすることが多かった。答えが分かっても、負け惜しみなのだろうけど、納得できないことも多かった。
マンネリ化という逆境の中、本作は素晴らしいシナリオを実現した。ヒロイン・レイファは、生育環境により高飛車な人格に仕立て上げられていたが、成歩堂や王泥喜の活躍と真宵の助言などにより成長していく。革命派による横暴な王政の打倒と、それを鎮圧しようとする政権のせめぎ合い。王泥喜の過去が暴かれていく。これらが混然一体となって物語は進行していく。初めてこのシリーズに出会った時、『6』まで通して一気にやることができたら、間違いなく号泣したであろうドラマ、そして重厚なボリュームであった。
マンネリ化打破のために、過去の様々な各キャラ能力イベントが導入された。「サイコ・ロック」「みぬく」「ココロ・スコープ」。そして、今回のオリジナル要素「御霊の託宣」。既存のイベントはただの尋問やつきつけなどと、シチュエーションが違っただけだった(特に「サイコ・ロック」は出現して即解除可能なので劣化していた)。「指紋検出」「ルミノール検査」は、やらされている感がマンネリ化によって引き立った。だが「御霊の託宣」は面白く、難しかった。
途中で話題に入っていけないなどのマンネリ化を感じることはあったが、5話はそれでも盛り上がった。おそらく、私がもっと若く、幼かったらもっと心に残ったであろう。
1話1話が長く、難しく、やり応えがある。話がシリーズを通してつながっているので、これからプレイしようとするならば、『逆転裁判 蘇る逆転』『2』『3』『4』『5』『6』を通してやることをお勧めする。
マンネリ化はどんなゲームでも起こることである。ドラクエなど、私は4でマンネリ化していた。同じ銘柄のシリーズを出せば出すほどそのリスクは高まるのだ。しかし、ゲーム会社は売れる銘柄の続編を出さなければならない。それが商売だからだ。そして、私はファンとしてチェックし続ける。
『3』でいったん制作意欲が尽きた巧氏は、もうこれ以上はマンネリ化しか生めないと感じ、一端逆転裁判から身を引いたのかもしれない。新しい別の作品、『ゴースト・トリック』もなかなか良いものであった。
しかし、彼は戻ってきて、『大逆転裁判』を始めた。こちらはまだストーリーが途中である。果たして、『大逆転裁判2』で、どのようなドラマが展開されるのか、感覚麻痺して凍りついたプレイヤーの毛細血管に、再び血を巡らすことができるのか、期待のしどころなのではあるまいか。彼は2度(『2』『3』)もそれを再現したのだから。