真・女神転生IV FINAL

発売元: アトラスオフィシャルサイト 発売日: 2016-02-10 価格: 6998(税込) レーティング: 【C】15才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 77 Amazon点数: 4.0

スコアーボード

真・女神転生IV FINALレビューチャート 標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
469人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 3pt 3pt 4pt 4pt 3pt
総合点
74pt

GOOD!

前作、真IVから引き続きプレイしました
難易度は戦争(ノーマル)でやりました

今作が他のRPGと比べて面白いと思えるのは、悪魔合体と、それらの悪魔でパーティーを作ってボスを攻略するというところになると思います
本当に数多の種類の悪魔からパーティーを作るわけですが

例えば、次のボスの弱点(炎攻撃とか雷攻撃とか)に特化した悪魔、どの戦闘でもある程度活躍できる汎用悪魔、回復に特化した悪魔、補助に特化した悪魔
それらを組み合わせて、パーティーを作っていくのが一番の楽しみでしょうか

汎用悪魔だけではボスに苦労する反面、悪魔を揃える数も少なくてすむし、悪魔合体の労力は減る
一方、次のボスの弱点に特化した悪魔だけだと、雑魚相手や次の次のボスに使えなかったりするし、そもそもそのパーティーを作る労力も半端ない
だから、汎用に使える悪魔を抱えつつ、次のボスに特化した悪魔を1匹2匹作って混ぜるとか
そういう風に最小限の苦労でボスを攻略できるように考えることになると思います

前作では、あらゆる悪魔にあらゆるスキルを同じように継承できたため、全部の悪魔に全種類のスキルを持たせて、どのボスにも同じパーティーで挑むような結果になり、悪魔合体もほとんど行わず、少し退屈なところがあったのですが

今作は、スキル適性というのが追加されたため、悪魔合体に戦略性が生まれました
例えば、風の攻撃がものすごく強くて使用回数も多い悪魔、といったのがいたりして、次のボスの弱点が風だったりすると、その悪魔を1匹は混ぜたいという感じで悪魔合体を考えられる
回復が苦手な悪魔に回復を持たせても、すぐにMPが尽きて息切れするし、そうなると他の得意なスキルまでも使えなくなってしまう
適性がぴったりと一致した悪魔は多少レベルが劣るようになっても長く使える

こういう風に適性とスキルの組み合わせが一致するような悪魔が作れた時はかなり気持ちいいです
ただ、素材として使った場合は、合体後の悪魔はそのスキルを苦手としていたりする事もあるため、継承を考えるときは、素材として使うためにそのスキルを持たせるのか、それとも戦力としてそのスキルを持たせるのかの判断がまた難しい

まあ、いずれにせよ、前作は中盤以降は滅多に合体させる価値を感じなかったですが、今作は都度いろいろと考えながら合体を行っていくのが楽しかったです

他の要素としては、作品のボリュームは満足できるものでした
それに加えて、人によってはいくらでもやりこめると思います

あともう1点、ラスボスが良かったです
このボスを倒さないと話が終わった気がしないもので

BAD/REQUEST

悪い点としては、致命的なところは特に思いつかないですが

サブクエストのトレーニングが個人的には好きになれなかったです
というのも一番最初のトレーニングですらクリアできなかったからです
あまりにも1つの正解しか認めないというパズルになりすぎていて、その答えを見つけるのも複雑だったため、このサブクエストは全くやりませんでした

あと今作は、悪魔合体の機会が前作よりも遥かに多くなったのは喜ばしい事ですが、そのため常にマッカ(お金)がギリギリどころか全く足りず、マッカを集める作業にかなりの時間がかかりました
この稼ぎの労力がもう少し減ると嬉しかったです

あとは、ターン数経過で仲間のゲージがMAXになると大量に援護してもらえるというシステムは、大味すぎるんじゃないかなと思います
ボス戦の前でゲージをMAXまで溜めるような作業的な戦闘をした人も多いのではないでしょうか
かといってメインパートナー以外は見ているだけというのもどうかとも思うので・・・

例えば、戦闘開始時にゲージはリセットされて、各ターンの行動や敵味方のステータスの状態で評価点を出してゲージが増えるとか(それもまた意味不明かもしれませんが)
パートナーに行動を待機してもらうと増えるとか(毎ターン選択するのが面倒そうですが)
増えるだけじゃなく減る要素もあるとか・・・・

少なくとも、発動はメシアバーストのように号令コマンドみたいなほうが良いような気はします

結局、これしかないというようなアイデアは浮かばないですが、今作はパートナーが多い分、それを戦闘要素でもっとうまく使えるような改善があると良いなあという感じです
最後までメインパートナーに選ばなかったキャラも何人かいたし

COMMENT

全体的に前作の使い回しと言われればそうなのですが、個人的にはそこはあまり気になりません
一言で言うならば、前作は制作するだけで手いっぱいという感じで、今作はそれを進化あるいは深化させて完成されたという印象です
Windowsじゃないですが、試行錯誤して新要素を大量に入れる新作と、前作の欠点を排除していく事に注力した完成度の高い新作があっても良いような気がします

前作をプレイ済のほうが楽しめると思います
いろいろと懐かしさを感じました

また、前作をプレイ済のほうが戦闘は楽に進められると思います
このゲームの戦闘は、キャラのレベルよりもプレーヤースキルのほうに依存するところが大きいと思いますので
戦闘のバランスは前作と比べてかなり上手に調整されており、前作みたいに運がなければ絶対に勝てないようなボスとか、寝ててもボタン連打で勝てるようなボスはいなかったです

あと前作と違って装備品は全くの飾りという感じではなくなってました
装備の見た目も前作よりはだいぶマシになってました
前作は着ぐるみみたいな変な見た目の装備ばかりだったので

フィールド上の敵に剣を当てやすくなったものよかったです

ストーリーは凡庸な感じがしましたが、嫌いではないです

総じて十分に楽しめました
レベルでごり押すのではなく、攻略要素を探っていくタイプの戦闘が好きな人には特にお勧めできそうです

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
PIAさん[2016-04-14 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

531人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 4pt 4pt 5pt 5pt 5pt 2pt
総合点
97pt

GOOD!

・唯一無二の世界観
これは今作の良点というより女神転生シリーズ共通のものですが、ベーシックなファンタジーとはまるで違う、世紀末感溢れる仄暗い雰囲気はとても好きです。


・おなじみなの面白さを兼ね備えつつ新しく手の入ったシステム
メガテンの醍醐味、敵悪魔を交渉や合体によってパーティーに加える事のできる仲魔システムですが、今作では悪魔ごとに得意不得意の属性が追加され面白みが格段に増しました。前作無印4ではスキルを全部取っ替えられちゃう上に、ステータスの意味も大してない感じで、合体を重ねる度にドンドン味方悪魔が没個性化し「どの悪魔もガワが違うだけじゃない」といった印象を受け退屈でした。しかし今作は追加された要素により、悪魔に個性が生まれ従来シリーズと比べても悪魔合体においてロマンと実益があるような構成に意味が生まれとても楽しいです。(例えば前作やこれまでならジャックフロストなど氷系が得意そうな悪魔でも火炎系の魔法を使っても特に問題はなかったですが、今作はそこで氷系を使わせる旨味が出来るなど)。スキル特性が大幅に高いので、まるで使ってこなかったステータス異常系のスキルを使ってみようという気にもなりますし、コレは本当に面白い。

弱点をついたりクリティカルを出す事で戦闘が有利に運ぶプレスターンバトルにも「ニヤリ」という概念による緊張感が生まれ、ダレさせないつくりに。即死系の属性で使い勝手のイマイチだったハマムド系にダメージがついた事で利便性が増したのもグッド。


・前作より改善されたゲームバランス
前作無印4は序盤死にゲー後半ヌルゲーでバランスが悪いなと感じたのですが、今作では大幅に改善され、ヌルすぎずかといって理不尽過ぎない、適度なバランスだったと思います。またメガテンシリーズは大抵万能反射ゲーなど言われるくらい、とにかく後半敵の耐性がイヤラらしく後半入手可能な万能属性が文字通り万能なのでそれ使ってりゃいい、ぐらいのバランスでしたが今作は万能攻撃のMP消費が全般的にかなり大きく、導入されたスキル適正とニヤリの概念により、万能より貫通効果が付与された属性攻撃が光る場面が多く新鮮な気持ちになれた。某魔人も特定のダンジョンで必ず戦える仕様になってるのも嬉しい所


・魅力的なキャラによるシナリオ
今作はパートナーキャラという人間…じゃないのもいますけど、そうした仲間がいるのが特徴です、ゲーム的にサポートしてくれるんですが、物語的にも彼、彼女らが皆味のあるキャラで、正直ナンバリングメガテン「らしからぬ」シナリオが展開されますが、それがいい。メガテンでラブコメや燃える展開が見られるのは予想外ではありましたが個人的には凄く良かったです。ベタベタなガストンや棒っぽいのが魅力のアサヒちゃん、マロなトキなど、いいですねー


・「カッコいい」新悪魔
あまりこういう事は言いたくありませんが、前作の新デザインの悪魔の数々は、率直に言ってあまり好きになれなかったのですが、今回は皆シンプルにカッコ良かったり良デザインの悪魔が多く、リデザインされたハゲ閣下もコレなら好きになれそうでした。お気に入りは今まではパッとしなかったけどストーリー的にも能力的にも優遇されてるオーディンさんが好きです。


・十分なプレイボリューム
メインのストーリー分だけでも満足に足る量でして、加えてサブイベントや隠しダンジョン、コアユーザーの為に高難易度など


・DLCの内容が良好
蛇蝎のごとく嫌う方も多い追加コンテンツ商法ですが、今作の内容は中々に良いかと。真1主人公と共にスティーブンと戦えるなんてのは実にファン心理をついてくる代物でニクイ


・BGM
メガテン特有のロック調のサウンドはもちろん、終盤のボス戦の音楽が、イベント効果と相まって実に素晴らしい。

BAD/REQUEST

・ストーリーライン自体は極めて単調
メインのストーリー自体は前作から完全続き物な上に、ほとんど「前作主人公を助けよう」というお使いイベント、キャラクター掛け合いとかのイベントみたいのは面白いんですが、基本的なストーリーはダラーっとしているのが少し。


・マップ中の無駄ギミック
色々ギミックがあるんですが、特に面倒なだけで面白くはないです。


・大半は使い回しの素材
当たり前といえば当たり前なのですが、マップとかゲームエンジンとかは使い回しなんで、人によっては既視感でうんざりするかもしれません


・ラストダンジョンのダルさ
長い、複雑、敵もそこそこにはカタい。メガテンはラストダンジョンがキツイというのはある種伝統なんですが、そういう伝統はいらなかった…。


・引き継ぎの仕様
クリアデータをセーブする際に引き継ぎ仕様を選択しなけばいけないのは不便。毎回ラスボス倒せと?

・一部合体が理不尽
事故らなきゃ無理の英雄さんはどうにかしてくれませんかね?


・装備品
大分有用性が上がったとはいえ、やはりかかる費用と効果を考えるとイマイチな装備品の数々。

COMMENT

メガテンシリーズファンでシリーズは大体プレイ、前作4もプレイ済み。前作は調整の甘さが目立ち、改良すれば名作になるのでは?と思っていたので、そうしたコンセプトの作品が発売するとあってこれは良作なのではと期待して購入。

最初はフリン助けるゲーかよ…と一瞬嫌な予感がしましたが、メガテンらしからぬキャラとシナリオに、改められたゲームバランス、シリーズ中でも屈指の出来の仲魔システムなど最期まで熱中してプレイできました。

身も蓋もない事を言ってしまうと真3マニクロやP4Gなど、完全版になると完成度が高まり名作になるのはある種クリアして当然のハードルなのかもしれませんが、まぁ期待に応えてくれたというのはとても嬉しく、満足です。

メガテンファンは勿論、3DSで良作RPGをお探しの方は是非。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
豆腐紳士さんWebサイト[2016-09-04 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28
『真・女神転生IV(以下『前作』)』の続編に当たる作品です。
物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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