真・女神転生IV FINAL

発売元: アトラスオフィシャルサイト 発売日: 2016-02-10 価格: 6998(税込) レーティング: 【C】15才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 77 Amazon点数: 4.0

スコアーボード

真・女神転生IV FINALレビューチャート 標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
583人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 4pt 4pt 5pt 5pt 4pt
総合点
86pt

GOOD!

女神転生シリーズ(真シリーズやペルソナなど)をそれなりにプレイしているため、
どうしてもそのような目線の評価になっているかもしれません。

・オリジナリティ3点
女神転生シリーズ初プレイの方にとっては、このシリーズの基本となる「悪魔を仲魔にする」→「悪魔同士を合体させより強い悪魔を仲魔にする」は新鮮だと思います。
真・女神転生Ⅳの舞台設定を引き継いでいるため、Ⅳプレイ済みの方にとってオリジナリティはあまり感じられないと思います。オリジナリティよりゲームとしての完成度を高めた印象です。

・グラフィックス3点
良くも悪くも3DSのゲームといった印象です。

・音楽4点
女神転生シリーズは戦闘曲が良いのですが、今作も個人的に好きな戦闘曲がいくつかありました。物語の中核となる第3勢力との戦闘曲は歴代の戦闘曲のなかでも個人的に五指に入る傑作でした。
またストーリー的に前作Ⅳの音楽を意図的に用いている場面は逆に「おっ」となりました。

・熱中度4点
携帯機のため気軽に中断できるにも関わらず、ついつい時間をわすれてプレイしてしまいました。あと少しレベルアップすると合体できる悪魔が表示されるため「こいつを作りたい!」という思いで進めてしまうのはシリーズ恒例です。

・満足度5点
前作Ⅳの舞台設定を引き継いでいますが、システム面がかなり改良されています。
特に戦闘バランスの見直しが秀逸です。これまでのシリーズですと有用なスキルが大体決まっており終盤は能力の高い仲魔に同じようなスキルを持たせて・・・というパターンが多かったですが、仲魔によって得手不得手(炎タイプの仲間に氷のスキルを覚えさせても通常より威力が大幅に落ちるなど)の概念が生まれ、一体一体の悪魔の個性が際立っていると思います。

・快適さ5点
前述の通り、システム面の改良がかなりされておりストレスなくプレイできました。シリーズ初プレイの方にも、実戦を交えたチュートリアルが要所要所で入り、取説やwebで調べなくても無理なく覚えていくことができます。

・難易度4点
難易度が5段階で選択可能なのでどの難易度を選ぶかによりますが、私は現時点最高難度の「終末」でスタートしました。ボス戦は死ぬのが当たり前、ザコ戦でもちょっと油断すると(油断してなくても)何もできずにゲームオーバーが起こりうる難易度です。状況に応じた対策が必須なため、レベルをあげてゴリ押しタイプの方には向いてないですが、何回かやられながらあれこれ対策を考えるタイプの方には非常に楽しい要素です。

BAD/REQUEST

最近のRPGではもはや定番の隠し要素(ストーリー上は関係ないが、戦闘力がラスボスより強い、腕試しのような強敵)がいるのですが本当にやり込もうと思うとDLC(いわゆる課金)が必要になってきます。
DLCで特別な音楽やユニフォームとかが手に入るのは個人の好みなので良いですが、やりこみにDLC必須なのは個人的に好きではありません。

COMMENT

とにかく戦闘バランスがピカイチでした。
前作Ⅳと今作ともに4人パーティーですが、前作Ⅳは終盤の戦闘時の4人は常に固定だったのに対し今作ではコロコロ入れ替えながら状況に応じて対応していく様が非常に面白かったです。
前作Ⅳでイマイチと思った人(私もそうでした)でもプレイする価値のある作品です。

従来の真・女神転生ファンにとっては今作の作風が少しライト寄りなため受付けない人もいるかもしれません。逆にペルソナシリーズなどのちょっと仲間で和気藹々のノリが好きな人にはこれまでの女神転生シリーズより入りやすいと思います。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
もーにゃさん[2017-04-10 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

606人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 3pt 4pt 4pt 1pt
総合点
72pt

GOOD!

【移動関連の操作性改善】
操作性が前作に比べ、大幅に改善されていて好印象。
特にワールドマップ、3Dマップ内の移動に関する操作性が向上し、ストレスは最小限になりました。
かなり早い段階でアプリでダメージ床を回避できる、エストマをかけておけば他は何も操作しなくても戦闘回避できる、ワールドマップの現在地と目的地がわかりやすくなった点はありがたかった。

【個性豊かなパートナーキャラたち】
前作で好きだったノゾミさんが使えると聞いて嬉しかったんですが、彼女参戦以降もどんどんパートナーが増えていってあっという間に大所帯に(笑)。
こんなにぞろぞろ歩いてて潜入ミッションなんて大丈夫なんだろうかと思いました。
一緒に行動していくことで、それぞれ立場の違う若者たちの成長が見られて楽しかった。
ストーリーを進めていくとパートナーキャラからたびたびメッセージがもらえるのも良かった。
主人公を励ましてくれたり、他の仲間には明かさない本音をこっそり明かしてくれたり、仲間に愛着がわきますね。

【声優さんの演技が素晴らしい】
ダグザの冷静でありながら裏に秘めた熱さや憤りを感じさせる台詞、クリシュナの妖しげでまとわりつくような台詞が印象深いです。
あと特にボス悪魔たちの前口上がいい意味で大仰でもったいつけた感じで実にいいですね。
舞台を意識した台詞回しということらしいんですが、これから特別な者たちと戦うんだぞ!とテンションがあがります。
普通に生活をしていたらまず聞いたことのない言葉もあったりして、それに関してハレルヤが「あれって意味分かった?」なんて言ってるのも楽しかったです。

【前作ゲストデザイナー悪魔のリファイン】
前作では、作風の違うデザイナーさんたちの悪魔をそのままゲーム内に使用したことで壮絶にちぐはぐな印象を受けたものですが、今回はキャラクターデザイナーの土居さんによって描き直されています。
その結果違和感が少なくなったのはとても良かった。
デザイン自体は変わっていないのに、ちゃんと統一感が出るんですよね。

【アイテムの説明が楽しい】
前作は東京の文化をまったく知らないサムライが主人公のため、遺物を回収するとまるっきり見当違いの面白い説明が見られたものです。
今回は人外ハンターである若者から見た説明になっていて、例えばパソコンでキーボードで打つのが年寄りの特技になっているのがわかったり、身近な道具を武器や防具や怪我の応急処置に使っていたり……。
新しい遺物を得るとこれは東京ではどういう風に使うんだろうと確認するのが楽しみでした。

【クエストから垣間見られる東京の人々の暮らし】
主人公が人外ハンターとして東京に生きている人物だからか、前作よりさらに身近で生活感のある依頼が多かった気がします。
クエストで出会う東京の人たちから、日々を一生懸命生きている人々の姿が浮かび上がります。
陽の光は当たらないし地上は悪魔だらけ、毎日が死と隣り合わせの絶望的な状況でも、人間はちゃんと笑って泣いて食べてたくましく生きている。
また一方で、過去の人間の過ちが主人公たちの時代にまで長く影を落とし、それについていよいよ決着をつけなければならなくなる……なんてこともあり。
こういうことは現実世界でもよくある話ですよね。
あの東京は決して現在の東京とは無関係ではないのだなと思わされます。

【ラスボス直前のある悪魔との戦いからエンディングの流れ】
実に熱いです、素晴らしい!
これを見るためにここまで頑張ってきたんだなという気持ちになりました。
4をやったことのある方はぐっときたのではないでしょうか。
特にラスボス戦、真シリーズをやり続けてきた方はより痛快だと思います。
あそこまで描いてしまって、制作関係者は闇討ちにあったりしないだろうかとちょっと心配になりました(笑)。

BAD/REQUEST

ここは致命的というような悪い点はほとんどないのですが、いくつか気になった点はありました。

【パートナーたちの怒濤の攻撃がキャンセルできない】
私は悪魔との交渉はまず周りの悪魔を一掃してから行うのですが、いざ交渉しようとしたら彼らの攻撃が発動してしまって、うっかり倒してしまった……ということがよくありました。
オートで発動しないよう途中でキャンセルできたらなおよかったですね。

【レベルがカンストするのが早すぎる】
レベルアップがすさまじく楽なのであっという間に99レベルになってしまう。
そうなるとレベルアップによる全快はできなくなるので、ちょっと面倒ですね。
あれならもう125レベルとかあっても構わないんじゃないかなあ。

【ラスダンが長すぎる】
アプリの効果もありほぼ戦闘は回避できますが、その分だだっ広い空間をひたすらもくもくと走り回ることになります。
その上ここの悪魔は交渉に応じないのでやることが少なくなり、余計にダレがちに。
そして滅茶苦茶広いので、マップ上の空白を埋めるのが一苦労。ほんの片隅だけ1ドットくらい踏んでいないところがあったりして、マッピング病の私にはかなりの苦行でした。
条件がそろわないと開かない扉もあり、さすがに最終的には踏破を諦めました……。
別ルートのエンディングも見たいですが、このラスダンにまた挑むのかと思うとためらいますね……。

【ストーリー展開が唐突で雑なところがある】
今のシーン、誰もおかしいと思わないの?とか、逆に今になって何でそこが問題になるの?というところが序盤にいくつかあるのが気になりました。
ここでこのキャラの台詞があっても良さそうなのに、何故言及なしなんだろう?なんてところも。
またラスボスの存在を提示されたときには、それってやっても大丈夫なの?と思いました。
この辺り前作もそうでしたが、何故そうなったのか事前に説明がもう少しほしかったですね。

【仲間の描写がちょっと足りないところがある】
本作ではロウとカオスではなく、ニュートラルルートの複数の可能性を描いています。
そのため、これまでの真シリーズと違い、かなり人間寄りの描写が多く感じました。
しかし、仲間とか絆というわりにはキャラの掘り下げが甘いところも。
(特にノゾミさん関連はもうちょっと描写が欲しかった。)
とはいえ、真シリーズである以上はこれくらいがちょうどいいのかも……、とも思います。
ペルソナシリーズなみに人物描写が濃くてもそれはそれで何だか違う気がしますから、この辺のさじ加減は難しいですね。

COMMENT

真シリーズはPS版1、2と、3、ノクマニ、SJ、そして前作の4プレイ済みです。
今作は「対立」(イージー)モードで一回クリアしました。

前作真4の正統進化。若干ストーリー展開が単調で甘いところがあるものの、操作上のストレスが少なく遊びやすくなっているのはとても良い。
これならメガテン初心者も安心してできるのではと思います。
実際、私はイージーモードでやってみたら、全滅が一番最後あたりに一回きりだったですからね……。
序盤の難易度が高くて大変だった前作がウソのようです。
とはいえ、これはやっぱり前作をやった方がずっとわかりやすいし、よりいっそう楽しめると思います。
あの未来も良かったけれど、この未来も良かったと前作経験者ほど感慨深く思うのではないでしょうか。

本作の神様たちは非常に自分勝手に人間を振り回します。
しかし、その実神様を振り回しているのは人間の方ではないのか?
前作はロウとカオスのねじれがテーマらしいですが、今作は神と人との関係のねじれがテーマなのかもしれない。
そんな風に考えたゲームでした。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
うみさちさん[2017-02-20 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28
『真・女神転生IV(以下『前作』)』の続編に当たる作品です。
物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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