真・女神転生IV FINAL
中央値: 77 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
48pt
GOOD!
すれ違いがネット接続で可能になった点。いまさら感が非常に強いが、アトラスのスタッフが、自分たちのソフトはせいぜい10万本のオーダーでしか売れないことに向き合い、ユーザーの利便性を向上させようとしたことは評価したい。ただし、「こういう機能が必要なのはソウルハッカーズ以降全部だろ」というツッコミは必要だが。
久々に○○○がラスボスとして登場したのも、オールドファンとしてはうれしかったかもしれない。ただし、後述するBADな点がPS版メガテン2と被るので、メガテン2以来のラスボス登場が悪夢につながっているような印象を持ったことも確か。
BAD/REQUEST
バグ、バグ、バグ、それに尽きる。序盤から終盤まで、いたるところでフリーズ発生。3DSの初期画面までリセットされてしまうこともあった。ここまでバグがひどいのは、上述のPS版メガテン2以来と思う。バグフリーズがどこで発生するか予測できないので、セーブしていないと数時間分のプレイがパーになることもあり、熱中度、満足度、快適さを著しく損なってしまっている。バグ修正のパッチ?も配信されたが、それを適用しても全く改善は見られなかった。
アトラスのQAチームはいったい何をやっているんでしょうね。クレジットにはでかでかと名前を出していたようだけど。
COMMENT
「なってねえ、全くなってねえなあ、アトラスのQAチームは」と、錦糸町のマスターならおっしゃるでしょう。バグの山のソフトを平気で売りに出すという、ユーザーの信頼を裏切るようなことをするのは、ある意味アトラスのお家芸(PS版メガテン2が代表例)ではあるけれども、それによってユーザー離れが起きているということを、もっと深刻に考える必要があるでしょう。
ペルソナ5で今回と似たようなことが起こったら、アトラス終了ですよ。まあ、それを認識しているのか、しっかりバグをとるために?発売延期が続いていますけれどね。QAチームの方は、まじめにお仕事に励んでください。
Amazonレビュー
レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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GOOD!
・唯一無二の世界観
これは今作の良点というより女神転生シリーズ共通のものですが、ベーシックなファンタジーとはまるで違う、世紀末感溢れる仄暗い雰囲気はとても好きです。
・おなじみなの面白さを兼ね備えつつ新しく手の入ったシステム
メガテンの醍醐味、敵悪魔を交渉や合体によってパーティーに加える事のできる仲魔システムですが、今作では悪魔ごとに得意不得意の属性が追加され面白みが格段に増しました。前作無印4ではスキルを全部取っ替えられちゃう上に、ステータスの意味も大してない感じで、合体を重ねる度にドンドン味方悪魔が没個性化し「どの悪魔もガワが違うだけじゃない」といった印象を受け退屈でした。しかし今作は追加された要素により、悪魔に個性が生まれ従来シリーズと比べても悪魔合体においてロマンと実益があるような構成に意味が生まれとても楽しいです。(例えば前作やこれまでならジャックフロストなど氷系が得意そうな悪魔でも火炎系の魔法を使っても特に問題はなかったですが、今作はそこで氷系を使わせる旨味が出来るなど)。スキル特性が大幅に高いので、まるで使ってこなかったステータス異常系のスキルを使ってみようという気にもなりますし、コレは本当に面白い。
弱点をついたりクリティカルを出す事で戦闘が有利に運ぶプレスターンバトルにも「ニヤリ」という概念による緊張感が生まれ、ダレさせないつくりに。即死系の属性で使い勝手のイマイチだったハマムド系にダメージがついた事で利便性が増したのもグッド。
・前作より改善されたゲームバランス
前作無印4は序盤死にゲー後半ヌルゲーでバランスが悪いなと感じたのですが、今作では大幅に改善され、ヌルすぎずかといって理不尽過ぎない、適度なバランスだったと思います。またメガテンシリーズは大抵万能反射ゲーなど言われるくらい、とにかく後半敵の耐性がイヤラらしく後半入手可能な万能属性が文字通り万能なのでそれ使ってりゃいい、ぐらいのバランスでしたが今作は万能攻撃のMP消費が全般的にかなり大きく、導入されたスキル適正とニヤリの概念により、万能より貫通効果が付与された属性攻撃が光る場面が多く新鮮な気持ちになれた。某魔人も特定のダンジョンで必ず戦える仕様になってるのも嬉しい所
・魅力的なキャラによるシナリオ
今作はパートナーキャラという人間…じゃないのもいますけど、そうした仲間がいるのが特徴です、ゲーム的にサポートしてくれるんですが、物語的にも彼、彼女らが皆味のあるキャラで、正直ナンバリングメガテン「らしからぬ」シナリオが展開されますが、それがいい。メガテンでラブコメや燃える展開が見られるのは予想外ではありましたが個人的には凄く良かったです。ベタベタなガストンや棒っぽいのが魅力のアサヒちゃん、マロなトキなど、いいですねー
・「カッコいい」新悪魔
あまりこういう事は言いたくありませんが、前作の新デザインの悪魔の数々は、率直に言ってあまり好きになれなかったのですが、今回は皆シンプルにカッコ良かったり良デザインの悪魔が多く、リデザインされたハゲ閣下もコレなら好きになれそうでした。お気に入りは今まではパッとしなかったけどストーリー的にも能力的にも優遇されてるオーディンさんが好きです。
・十分なプレイボリューム
メインのストーリー分だけでも満足に足る量でして、加えてサブイベントや隠しダンジョン、コアユーザーの為に高難易度など
・DLCの内容が良好
蛇蝎のごとく嫌う方も多い追加コンテンツ商法ですが、今作の内容は中々に良いかと。真1主人公と共にスティーブンと戦えるなんてのは実にファン心理をついてくる代物でニクイ
・BGM
メガテン特有のロック調のサウンドはもちろん、終盤のボス戦の音楽が、イベント効果と相まって実に素晴らしい。
BAD/REQUEST
・ストーリーライン自体は極めて単調
メインのストーリー自体は前作から完全続き物な上に、ほとんど「前作主人公を助けよう」というお使いイベント、キャラクター掛け合いとかのイベントみたいのは面白いんですが、基本的なストーリーはダラーっとしているのが少し。
・マップ中の無駄ギミック
色々ギミックがあるんですが、特に面倒なだけで面白くはないです。
・大半は使い回しの素材
当たり前といえば当たり前なのですが、マップとかゲームエンジンとかは使い回しなんで、人によっては既視感でうんざりするかもしれません
・ラストダンジョンのダルさ
長い、複雑、敵もそこそこにはカタい。メガテンはラストダンジョンがキツイというのはある種伝統なんですが、そういう伝統はいらなかった…。
・引き継ぎの仕様
クリアデータをセーブする際に引き継ぎ仕様を選択しなけばいけないのは不便。毎回ラスボス倒せと?
・一部合体が理不尽
事故らなきゃ無理の英雄さんはどうにかしてくれませんかね?
・装備品
大分有用性が上がったとはいえ、やはりかかる費用と効果を考えるとイマイチな装備品の数々。
COMMENT
メガテンシリーズファンでシリーズは大体プレイ、前作4もプレイ済み。前作は調整の甘さが目立ち、改良すれば名作になるのでは?と思っていたので、そうしたコンセプトの作品が発売するとあってこれは良作なのではと期待して購入。
最初はフリン助けるゲーかよ…と一瞬嫌な予感がしましたが、メガテンらしからぬキャラとシナリオに、改められたゲームバランス、シリーズ中でも屈指の出来の仲魔システムなど最期まで熱中してプレイできました。
身も蓋もない事を言ってしまうと真3マニクロやP4Gなど、完全版になると完成度が高まり名作になるのはある種クリアして当然のハードルなのかもしれませんが、まぁ期待に応えてくれたというのはとても嬉しく、満足です。
メガテンファンは勿論、3DSで良作RPGをお探しの方は是非。