ポケモン超不思議のダンジョン
中央値: 60 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 11.24 難易度 2.57 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 2pt | 4pt | 4pt | 1pt |
70pt
GOOD!
・全ポケモン登場
720種類総出演で好きなメンバーを選ぶことが出来ます。そして、登場するポケモンが歴代ポケダンに登場した個体と同一です。
赤・青に登場した、フーディン、リザードン、バンギラスのチームや空に登場したププリンとアーマルドなど、どれもこれも懐かしくて本当に嬉しかったです。今作の物語には大きく関わることは無くサブでのみ登場ですが、今までプレイしたきたファンにとっては最高のサプライズだと感じました。
・主人公・パートナーの選択
今作はまず質問をされ、その結果分身となるポケモンが選ばれますが、気に食わなければ変更して自由に選ぶことが出来ます。パートナーも同様です。
・表情
過去作は、物語に関わらないポケモンは表情が1種類しか無かったのですが、今作は、無・悲・嬉の3種類以上は全ポケモンに用意されており、出番が無いポケモンにも愛着を持てます。小さな事かもしれませんが自分はとても感動しました。
・BGM
ポケダンシリーズはいつも音楽が素晴らしいです。どれも場面にマッチしており、思わず感情が高ぶってしまう事もありました。他にも過去作のBGMをアレンジするなどポケダンファンは思わずニヤけてしまう曲も多かったです。音楽の力ってスゲー
・仲間ポケモン
罠を踏まない。
場所交代と押すことができ、位置を調整しやすい。
ピンチ時に回復アイテム使用してくれる。
ポケモンの大きさによる制限がない。等、かなり頼もしい存在になっています。
・難易度
よく歴代最高難易度と耳にしますが、自分は過去最低難易度でした。まず上記にも書いた仲間ポケモンが非常に役立ちます。
更にHPが0になっても復活アイテムを持ち物に入れておくだけで勝手に復活してくれます。他にもダンジョン内でのみ拾えるアイテムが非常に強力だったり、アイテムを活用すれば適度なゲームバランスです。
BAD/REQUEST
・ストーリー
空と比べるとボリューム不足でクオリティもよくありません。起承転結は、描けているのですがとにかく展開が早過ぎます。いきなり壮大な物語になってしまい、ついていけなくなります。しかもマグナゲートとほぼ同じ展開に悪い意味で驚きました。ネタ切れかもしれませんが、次回作には登場人物をしっかり掘り下げ、土台が整ってから徐々に物語が進むよう、丁寧に描いてほしいです。
・仲間にする方法
ポケモンの数が多いため集めるのに苦労します。仲間にする方法がとても少なく、ほぼ同じことの繰り返しで飽きやすく、ただただ疲れます。
・その他
パートナーがかなり独特の性格をしています。可愛いととるかウザいととるかはあなた次第です。
町を移動してそのダンジョンに向かうのですが、一々その町まで移動しなければならず面倒臭いです。
ポケモンを仲間にしても使用不可な期間がかなり多く、使いたいときに仲間にできず不便です。
COMMENT
青・空・マグナプレイ済み
総評としてはまずまずの出来です。システム回りが今までの不満点を改善しているのを感じ取れたので、プレイのしやすさは間違いなく今作が最高です。やり込みボリュームも数が多いのでやりがいはあると思います。
しかし、ストーリーは空と比べるとあまり良い出来ではありません。やり込みに興味が無く、ストーリーのみ楽しむ人には、微妙だと感じてしまうでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者: サーキット レビュー日: 2017-01-19マグナゲート発売当時に久しぶりにポケダンをやりたくなりましたが、公式サイトやレビューなどを見て購入を断念していました。
その後またポケダンから関心が逸れ、最近この作品が発売されていることを知り、遅ればせながらも購入してプレイしていました。
現在プレイ時間は60時間ほど、ストーリーはエンディング後のものも含めてクリア済みです。
私は青のような依頼を受けてダンジョンに潜って達成して…という流れが好きだったので、今作のつながりオーブシステムにはあまり適応できないかと思っていました。
しかし、やってみるとこれが非常に面白い。 どんどんつながりが広がっていくのが楽しくて、ストーリーが終わってからも新たな出会いを求めて街をうろうろして楽しんでいます。
このシステムのおかげで、未だに目的を失わず、出会いに新鮮さを感じながらプレイを続けることができています。
ダンジョンの中でランダムで旅のポケモンに出会えるのも楽しいです。 何度か窮地を救われました。
難易度は、私には比較対象がないのであまり詳しくは分かりませんが「確かに高いのかな?」といった印象。 一度だけダンジョン内で倒れたことがありますが、枝などのアイテムをケチらなければなんとかなると思います。(超高難度ダンジョンはまだ入ったことはありません。)
ストーリーの内容は概ね満足です。 エンディング後は、もうちょっと踏み込んだ何かがほしかったような気も。(エンディング前までがなかなかに気持ちを揺さぶられる話だったため、ほんの少し物足りなさを感じます。主に感動的な演出とか。)
ただ、パートナーの笑顔を見ていると「まぁいいか」と思わせてくれます。 この作品はパートナーをはじめとしたポケモンたちが本当にとってもかわいらしいですね。
大陸移動がいちいち手間だったり、最上階まで踏破したダンジョンが分かりにくかったりと、ちょっとした不満点はありますが、それを踏まえて☆5を付けられるくらい楽しんでいます。
今は新品でもかなり値下がりしているので、ポケモン好きな方、ポケダンが好きな方は買って絶対に損はしないと思います。
私は安くなってから購入しましたが、定価で買っていても、きっと満足していたと思います。
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GOOD!
ポケダンシリーズはマグナゲート除いて各シリーズから1作はプレイしています。
■オリジナリティ
システムの根幹が既に完成されている「不思議のダンジョン」ですので目新しさはあまりないと思います。
この系統のゲームは仲間キャラクターがあまり頼りにならないことが多いのに対して、このシリーズは仲間キャラクターが非常に心強く、特に今作はかなり賢く動いてくれますので、そのあたりは同系統のゲームと比べて少し感覚が異なると思います。
その他にもポケモン原作に乗っ取った技システムなど、本作独特なシステムは多いですね。
シリーズで見ると本作で初登場のラピスシステムはとてもいいシステムだったと思います。
■グラフィック
とてもよかったと思います。
旧作のドットも個人的にとても好きなのですが、今作の柔らかく温かい3Dグラフィックも非常に気に入りました。
膨大な数のポケモン(前作マグナゲートでは大幅に減りましたが今作では本家に登場済みの720種類のすべてのポケモンが登場、仲間にできます。)と同様に数多い技に、ひとつひとつモデルやエフェクトが妥協なく用意されているのは本当に感動します。
顔グラフィックなども妥協なく各ポケモンごとに用意されていて、ポケモンが好きな人ならこれだけでも嬉しいんじゃないかと。
■音楽
シリーズ通してBGMは評判がいいですが、今回もとても良かったです。
耳に残った曲が数多くあり、中でもラスボス戦は前後の展開も相まって非常に熱かったですね。
音楽の幅も広いです。
■熱中度
ストーリーは前半なだらかに進み後半は駆け足気味にドンドンと最終決戦へ向けて前進していく印象でしたが、
前半部分はキャラクターのかわいさや世界全体の雰囲気に存分に浸ってもっとこの世界を遊びたいと思えましたし、後半はちりばめられた複線やら先が気になる展開で話の続きが見たい、と思えました。
過去作に比べると少し急ぎ足でキャラクターの掘り下げという面で物足りない所はあるかもしれませんが、
難解な部分もなく素直に熱い展開を繋げていくシナリオは個人的に良いものだと思います。
ただ、シナリオは上の通りですが、システムの方には熱中できる部分は多くないかもしれません。詳しくはBADの方に。
■満足感
なんといってもすべてのポケモンが仲間にできる!という点が真っ先に上がるでしょうね。
大好きなポケモンと一緒に冒険するのは単純にうれしいです。
シリーズファンへの細かいサービスなども非常に多くて、楽しんでもらおうっていう制作側の意図が伝わってきました。
■快適さ
通路でのダッシュで敵と鉢合わせてて敵の先制攻撃を受けることがないのは他の不思議のダンジョンをプレイしてきた身としては素晴らしいと思いました。
BAD/REQUEST
特に悪いと思った部分だけを書きます。
■熱中度 満足感
GOODに書いた通り、シナリオについては私は特に不満ありませんでした。
半面システムの方には結構大きな不満が、いくつかあります。
一つは仲間を増やすシステムの変化です。
以前のシリーズではダンジョン内で倒した敵がランダムで仲間になる形式でしたが、
今作ではミッションを繰り返していくうちに、ミッションごとに決まっているポケモンがどんどん仲間になっていく形式です。
旧作では狙いのポケモンが仲間になってすごく喜んだり、思いがけず仲間になったポケモンを使っていくうちに気に入ってしまったり、ポケモンへの思い入れがしやすかったのですが、
今作では進めてるうちにいつの間にやらどんどんと仲間が増えていっていて、1匹1匹への思い入れがしにくいなと感じます。
もちろんたくさんのポケモンが早い段階で使えるようになっていくのはうれしいのですが、ダンジョン攻略のついでに済ませたミッションで他のポケモンのおまけのような形で仲間になったりだとか、なんだかあっけないと思います。
伝説ポケモンでさえこんな感じですから、なんだかなぁって思いました。
冒険をしながら仲間を少しづつ増やしていくのが好きでしたし、ポケモンらしかったと思うので、今作の仕様はちょっと私には合いません。
もう一つ不満なのは、他の人もよく口にしてましたが仲間が不定期に連れていけなくなる、または一度つれていくとしばらく使えなくなる、というシステムです。(ネット上では閉店ガラガラシステムだとか呼ばれてますが)
これだけたくさんのポケモンが序盤からどんどん仲間になるんだから、いろんなポケモンを使ってね。ということなのだろうとは思うのですが、正直なところいらぬお世話だ、と言いたいです。
前述してますが、少なくとも私は自分の好きなポケモンを存分に思い入れ注ぎつつ一緒に冒険したいって考えですから、この仕様ではその考えが邪魔されまくりです。
あの子を連れていきたいのにつれていけない・・・じゃあせめてこの子を・・・この子もダメだ。なんて、いつもそんな感じです。 ほとんどの人にとって嫌がらせにしかならないシステムなのでは・・・?
クリア後のやりこみ段階まで来てしまうと1匹のポケモンを徹底して強化してもこの仕様のせいでそのポケモンを使える機会がごく少ないので、結局常に連れていける主人公とパートナーだけ育てて他の子は適当でいいや・・・ってなってしまいました。
せっかく720匹も連れていけるポケモンがいるのに、こんな考えに至らせてしまうなんてあんまりにも勿体なすぎませんか・・・。ほんとに残念です。悲しい。
■快適さ
不思議のダンジョンシリーズは同じことをひたすら繰り返していくゲームですから、その点で快適さの重要性はかなり高いと思うのですが、
本作はgoodにあげたような快適な部分と、それ以上に快適でない部分とが同時に存在していて、どちらかといえば快適でない部分が勝っているように感じられます。
まず辛かったのは視野が非常に狭いことでした。
画面に収まる範囲が非常に狭いので、部屋の中を歩いていると画面外の通路から部屋に入ってきたポケモンから遠距離技で殺される。なんてことが数え切れないほどありました。
他にもポケモンごとのステータスを確認するのにLやRでキャラの切り替え等ができず一々メニューに戻って選びなおさなければいけなかったり、ダンジョンに連れていくポケモンの技を見るのにもものすごく面倒な手順を繰り返さなければいけなかったり、全体的にUIがよろしくないです。
なにより一番快適さの面で良くなかったのはなにをするにもテンポが非常に悪いことです。
シリーズ通しての問題でもありますが、今作は輪をかけてテンポが悪かったように思えます。
モンスターハウスなんかで部屋全体に補助技をかけるモンスターが複数いたりするととてつもなく長い演出を1ターンの間に繰り返し見続けさせられたりします(ほぼ画面外で起きてることなので実際は見ることさえできずに数十秒待つだけ。)
やろうと思えば何とかできる部分だと思うので、この猛烈なテンポの悪さがそのまま提供されていることにはちょっと憤ります。
■難易度
よく難しい難しいといわれてますが、実際そう難しいわけでもありません。
というのも他の不思議のダンジョンシリーズではわりかし貴重品のはずの死んでしまった際に復活できるアイテムが床にこれでもかと落ちているからです。
所持アイテム欄に10個も復活アイテムが並んでたら緊張感もクソもあったもんではありません。
あっ、やられちゃった~まぁいいけど~とかそんなノリでプレイする不思議のダンジョンも珍しいです。
その分なのかそうじゃないのかわかりませんが、こちらを一撃で葬り去ってくるような技をぶっぱなしてくる敵が大量に居ますし、720種類もいるポケモンのうちどのポケモンがそんな凶悪な技を使ってくるのかこちらはまるでわかりませんから、とにかく死んで復活して死んで復活してを繰り返しながら進めていく感じでした。こういうゲームだったかなぁ。
非常に大味なゲームバランスだと思います。
COMMENT
前作でガッカリしてしまった人にもおすすめできるボリュームになり、ポケダンの世界を存分に楽しめる作品だと思います。
不満も多く書きましたし実際それらはかなり不満な部分ではあるんですが、楽しい部分はやはり楽しいですから。
付け加えるなら、クリア後のストーリーが非常にあっさりしていてやることがなくなるのが非常に速かったのがちょっと残念なので(ポケモンを仲間にするのもわりかしすぐに全部終わってしまいます)
次回があるならそこらへんもう少しボリュームが増えると嬉しいですね。