リズム天国 ザ・ベスト+
中央値: 67 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 18.46 難易度 2.00 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt |
66pt
GOOD!
【充実のステージ数】
ストーリー本編のゲームは4×20ステージ、リミックスは10ステージとなっています。
前作までは4×10+リミックス10でしたので、このゲームの謳う通り、ボリュームとしてはなかなかのものです。
また、これにエクストラステージを加えると、ステージ数は全部で110を超える計算となります。
本シリーズは以前よりボリューム不足が問題視されていましたが、本作ではそれが改善の方向に動いているとも言えます。
【入門用ステージの追加】
何本かのゲームに関しては、従来作品より難易度を引き下げた入門用ステージが追加されています。
例えば「ピンポン」の場合、本作には「ピンポン」「帰ってきたピンポン」「コスモピンポン」の3難易度のステージが収録されています。
このうち、「帰ってきたピンポン」が従来のピンポンと同じ難易度となっており、「ピンポン」が本作で新たに追加された入門用ステージです。
ゲーム序盤では主に入門用ステージをクリアしていくことになりますが、経験者は肩慣らしとして、また初心者の方はルールを覚える取っ掛かりとして楽しめると思います。
個人的には、基本難易度ステージでもミスが嵩んでしまうようなゲームに関しては、入門用難易度で練習ができるというのは嬉しかったです。
特に、「マッスル人形」や「シューティング」などは、基本難易度でもなかなかパーフェクトが出せませんしね。
【新曲の追加】
上記の低難易度ステージは、全て新曲が採用されています。
いずれもロック調のノリの良いBGMで、ゲームとも親和性が高いと感じました。
【高完成度の新作ステージ】
「通訳者」「パジャマズ」などの新作ステージはどれも名作揃いでした。
ストーリー本編に登場するゲームは、難易度による重複を除くと48ゲームで、うち13ゲームが新作です。
従来作に比べると数こそ少ないですが、そのぶんエッセンスが集約されたような作りとなっていますので、プレイしてみる価値は十分にあるかと思います。
【ポップなグラフィック】
Wii版で大きく進化を遂げたグラフィックは本作でも健在。
ポップでコミカルなインターフェイスには好感が持てます。
BAD/REQUEST
【高難易度ステージの不足】
本作には、相対的に難易度の高いステージが不足しているように見受けられます。
「ゐあひ斬り伝説2」など、難易度上昇版のステージは、リミックスを除くと12個のみの収録となっています。
まあ、12個と言えばWii版と同じ数とも言えるのですが…
全体のステージ数が増加したので、割合としてはやや少な目に感じてしまいます。
結果的に、熟練プレイヤーからすればやや物足りない難易度だと感じてしまうかもしれません。
COMMENT
今までのシリーズ作の「いいとこ取り」のようなゲームですので、初めてリズム天国をプレイするという人にはピッタリだと思います。
一方で、シリーズ作を全て知っているという人なら、「ここでこのゲームを持って来るか!」といった驚きを感じられると思いますので、こちらにもお勧めをしたい所です。
余談ですが、大量のリズムゲームをラストのリミックス3本で漏れなく出しきる手腕は見事ですね。
これを見るためだけにでも、本作を最後までプレイする価値はあると思います。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2017-01-26とても面白いと言って気に入っているようです。
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GOOD!
オリジナリティ5点
音ゲーなのにオリジナリティが5点?音ゲーなんてたくさん出てるじゃないか。
そう思われるでしょうが、これリズム天国の「社長が聞く」内で何度も触れてるとおり、「既存の音ゲーは難易度高い=押しづらいように譜面を詰めるかリズムとズレた所にマーカーがあるから違和感がある」とプロデューサーが語ってるとおり、「リズム・ノリ」に特化した操作感はこのゲーム以外出てない。
音ゲーは音ゲーなんだけど気質が違うので5点にしました。
グラフィック・サウンド5点
グラが良い、と言われれば世間一般ではだだっ広い街をひとつ作って、リアル等身キャラがうろちょろして、細かい書き込みが…という個性の欠片もない「確かに綺麗ですね。次世代機になればショボグラ扱いされるだけですが」物を言いますが、このゲームのグラが良い、は「センス」一択。
勿論正統派の可愛いキャラも沢山いますが、たまに出てくる午前3~4時に未開栓のスピリタスを一本空けた状態で書き上げて決定しただろ!と言わんばかりの振り切ったキャラクター・設定はさすがメイドインワリオチームといった所か。
どれひとつとっても「このキャラ、このゲームの世界観に合ってないよな…」なのが1つもない。
そこに彩りを添えてるのが音楽。
既に周知の話なので書くが、つんくプロデュースなのでモーニング娘系列のアイドルが数曲入ってるが、大抵こういうアイドル物を入れるとそこだけ浮いて「オタ向けじゃないんだから…」と思うところが、このゲームはそのミニゲームの設定から納得させられる、上になんか耳に残って危うくCDでも買ってみたほうがいいのだろうか…とすら思える。
かっこいい曲から面白可笑しい曲、本当に多種多様な曲が、違和感なくステージに採用されてるので、どの曲も全て耳に残って、何ならちょっと口ずさみたくなる。
熱中度・満足度5点
勿論全ての人が…とは言い切らないが、でもいわゆる他社の音ゲーはもう超人以外楽しめないんじゃないか…という歪な高難易度が溢れかえり、「ちょっと一回ぐらいやってみようかな…」なんて思って近づこうもんなら、何か見えない壁にでも遮られてるかのように超人たちのプレイに圧倒されて今更レベル1の曲から…とかやりづらく感じるでしょう。で、その壁を乗り越えても全プレーヤーの0.01%程度にも満たないぐらいで完全制覇できる人は出てこない。それぐらい手の届かない所に言ってる気がします。
しかしこのゲームは序盤はかなり易しく、終盤はyaはり殺りに来たな…(笑)と思える適度な難易度で、何度もやれば少しずつコツが見えてくる為、「とりあえずクリア」のハードルが低めなのでちょっとの粘りで次々と楽しい曲に触れれる。なので何度も繰り返しプレイしてもうんざりしない(どうせ何回やってもクリアできねぇーよ!な曲がほぼない)ので、熱中…というか集中して楽しめる。
その「後どのくらいでクリアできるんだ?」の指標が過去作までは一切わからなかったが、今回は「毎操作ごとに早い・遅い・ジャストのタイミングがすべて表示できる(ON/OFF切り替え可)」「やりなおし・平凡・ハイレベルが数値化されて表示される(平凡60点以上でクリア)」ので、過去作までの「結構うまく押せてたと思うのになんでやり直し(平凡)なんだよ!」という判定の違和感は軽減されてる。
「簡単になってるんだ…じゃあお子様向けだな(笑)」と高をくくってるあなた。
流石に全ステージ100点は無理でしょう。でも全ステージ95点取ってからそのセリフ吐いてみな(笑)と言っておきましょう。軽く発狂できます。
更に今回は各ステージに1箇所「決め星」という、特定の決めポイントがありこれを全曲集めるのも至難の業です。
そして毎度恒例の「パーフェクトキャンペーン」。
自分の意志で選曲できず、1回のミスで即ゲームオーバーになり、3回ミスればキャンペーン終了。また何ゲーム後かに違うステージの挑戦に移る…という鬼のシステムも健在です。
操作も「Aボタンをタイミングよく押すだけ」「Bボタンをタイミングよく押しっぱなしにして合図で離すだけ」などゲームを生まれて一度もやったことがない…という人でも各ゲームのチュートリアルを一連試せばだれでも出来るので、本当に「初心者から上級者まで万人に楽しめるゲーム」といえます。
そのため5点にしてます。
(ちなみに極一部のステージを除いて、何度も挑戦失敗すればコインを払ってクリアとみなす事もできるのですぐに行き詰まって断念…ということも少ないでしょう)
BAD/REQUEST
正直ほぼほぼ100点に近い点数をつけてる時点で不満点があまりないのだが…
しいて言えば、アイテム収集・一部のステージを突破するための挑戦料になるコインがもう少し貰えたら(消費枚数が少なければ)と思った。
どうしても「コインのためにやらざるを得ない」となれば好きな曲でも辛くなるので。
同じ理由で過去収録のミニゲームの一部は「ノリ玉」で買えるのだがこのノリ玉は「パーフェクトキャンペーン」か「チャレンジトレイン」クリアで1つ。
なのでショップにあるミニゲームが中々買えないのはちょっとしんどい。
また、同じくショップで買える「おんがく」は本当に音楽のみしか鳴らないので、出来ればパーフェクト入力パターンも聞ける(パーフェクトキャンペーンクリアしないと…でもいいので)と良かった。
最後に「Aボタンか十字キーで…」のものと、「Aボタンで…」のみの操作と統一感がないのはちょっと…
これが十字キーは左側のキャラを、Aボタンは右側のキャラを…と分かれてるならともかく、そんな制約もないのに何でだろう…?と思った。(タッチ操作に切り替えたら何か意味があるのかな?)
COMMENT
正直普段辛いレビューしか書かないくせにここまで持ちあげるなんて社員か信者か?なんて勘ぐられてもしょうがないですがそれでもいい。それぐらい完成度が高い作品。
人によっては「結局過去作の詰め合わせでしょ?(笑)」と思うかもしないが、まさにアーティストがしっかりプロデュースしてるしてるので本当に大好きなアーティストのベスト盤を買ったような感じ。(そこに新曲も入ってるの!?みたいな)
「音ゲーだけは絶対するなって婆ちゃんの遺言だから…」レベルで音ゲーが大嫌いな人にはオススメしないが、「ゲームの本質」である、単純な操作で誰でも楽しめるこのゲームが見た目だけで真っ当な評価も受けずに埋もれるようなら家庭用ゲーム業界は完全に死んだな…と断言できるぐらい今年度最高傑作の1つにあげても過言じゃない面白い内容です。
ただ、褒めちぎりすぎなレビューですから「お前の好みなだけだろ?」と思われた方はぜひ体験版もありますし、誰かがソフトを持ってたらおすそ分けプレイとして一緒に遊べるモード(CMでやってるやつ)もありますから、とりあえず触ってみてください。
それで肌に合わないならしょうがない、でも一度触ればほぼ誰でも楽しめること間違いなし!と断言してもいいです。(ってつまんねぇぞ!責任取れ!って言われても何も出来ないですが(笑))