レジェンド オブ レガシー
中央値: 37 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
標準偏差 13.46 難易度 3.80 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt | 3pt | 4pt |
38pt
GOOD!
・難しめの難易度
これは好みが分かれますが、戦闘の難易度が高めです。
雑魚戦でも全滅することがあるので気を抜けず、緊張感のあるバトルが楽しめます。
・雰囲気・BGM
サガ系独特の雰囲気が心地良いです。
・クイックセーブ
R+Xですぐにセーブが出来るので楽チンです。
・育成システム
レベルという概念が存在せず、強めの敵と戦っていると技を閃いたり、基本ステータスがアップしていきます。チマチマと育成をするのが好きな方は気に入るでしょう。
BAD/REQUEST
・難易度設定なし
難易度の設定が出来ません。基本的な難易度が高めなので、ライトユーザーは行き詰まるでしょうが、難易度は下げられません。
・ダッシュ機能がない
敵が出るフィールドはダッシュ機能無しでバランスが取れているのでいいのですが、街の中での移動が面倒です。
・キャラ毎の特性が不明瞭
プレイしていると、キャラ毎にステータスの上がりやすさや技の習得のしやすさに差があると感じるのですが、ゲーム中それはどこにも書いてありません。
主人公はスタート時に7人から1人選ぶのですが、そこで攻撃力が一番高いキャラを選んだのに、気づけば主人公はガード役になっていました。
COMMENT
・強くてニューゲームなし
このゲームの悪い要素は全てここに収束します。
ろくなストーリーが存在せず、ひたすらバトルと育成を繰り返すゲームなのに、2周目に強さも装備も技も金も引き継がれません。
そのくせに敵は強くなります。
重厚なストーリーを楽しみたい方にとっては、ストーリーが薄すぎる。
地道な育成を楽しみたい方にとっては、引き継ぎが無いので育成が水の泡。
何を楽しめばいいのか分からないゲームです。
オススメできません。
Amazonレビュー
レビュー者: ゲーム下手 レビュー日: 2017-06-20よく言われている点も含めて自分なりに良いと思った点と不満点を挙げてみたいと思います。
良いと思った点
・世界観とゲームシステムの一貫性
このゲームの評価を二分する要因となっている要素でありますが、世界観に基づいたゲームの仕組みは私としては非常に魅力的でした。
「地図作成と売却のタイミングについて」や「戦闘システムやパラメータについての説明の少なさ」等がよく酷評を受けている印象があります。不満を持つ要素となりうることは感覚的にわかりますが、個人的にはさほど気になりませんでした。その理由は「システムが理解できていなくてもクリアはできる」からだと思います。ここで言っている「クリア」はラスボスを倒す、というところです。
私はゲームがだいぶ下手なので1周目の後半は敵に触ったらリセットを繰り返すようなプレイで(笑)、敵シンボルの動きを注視してかわすのが8割を占めるゲームでした。← この時点では攻略情報を全く見ないようにしていましたが、マップの視覚的、聴覚的な演出が非常に魅力的だったこともあって、適宜地図を売りながらなんとかラスボス打倒を果たしました。
しかし、ふんわりと、
「あの時、地図を売ろうと決意させた強敵(地図を売ったマップの敵は弱くなる)はどうしたら倒せるんだろう??」
と思った瞬間からこのゲームは非常に深みを見せ始めます。
世界観の理解も自分の行動によって深めていくしかない部分も含めて、能動的な姿勢を持たないと楽しめない仕組みではありますが、特に戦闘について「もっとこうできないか」と思ったときにとることのできるアプローチは非常に多彩であるように感じます。ここが「雑魚戦が1番面白いRPG」と宣伝されていたところなのではないかと思います。
マスクパラメータの多さも世界観を重視するがゆえの仕様であるようですが、この部分も画面に表示される数字の少ない事で単純に煩わしさを感じずにいられるようで個人的には好みです。
不満点
・マスクパラメータの多さ
実際使ってみて細かいことが分かる、と言うのは世界観的に必然的で私自身も細かい部分は気にしないので良かったのですが、例えば武器の性能などは、現実世界で自分が道具を使うときのような抽象的な感覚はもちろん分かるわけではありません。
装備や精霊の状態などが与える影響について明確な答えを得ようとすると検証が大変になりそうです。
・UIの煩雑さ
これはそのままで、わかりにくい、使いにくい部分が多いのが気になります。
総じて、
人を選ぶゲームである、というのはそのとおりであると思います。
トライアンドエラーを繰り返して感覚を養い、最初は出来なかったことを出来るようになるゲームだと思います。
あれ、宣伝文句とほとんど一緒になってしまった。。。(笑)
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GOOD!
・バトルはかなり難度が高いです。敵は雑魚でも全体的にかなり強いですし、味方につけた精霊によって使える術が変わったり、与・被ダメージが大きく変わったりするので、ただ殴りあうだけでなく状況に応じて精霊のコントロールも常に考える必要があり、歯ごたえはあります。
・グラフィックはすごくきれいというわけではありませんが、3DSとしては十分なレベルで、手書き調のテイストもいい感じです。
・音楽も素晴らしいです。全体的に落ち着いた曲が多く、上記のグラフィックとマッチしていると思います。
・スクリーンショットがいつでも撮れます。ミーバース経由不要です。
BAD/REQUEST
・バトルではパーティーが3人しかいない割に、敵との精霊の取り合いで忙殺されたり、敵が強いので回復・防御に手一杯になったり、敵がスタン(行動不能)攻撃を連発してきたりで、思うように攻撃できないことも少なくありません。人によってはこのバランスは窮屈に感じるかもしれません。
・シナリオは非常に簡素で、ゲームを進めていく中でちょこちょこ小さなイベント的なものが入る程度です。クエストのたぐいやサブのイベント等も一切ありません。そういうゲームの場合キャラクタークリエイト機能が搭載されているのが筋だと思うのですが、このゲームの場合それは無く既製のキャラです。感情移入とか、育成する意欲という面でかなりのマイナスになってます。この既製の仲間キャラがたった7人しかいないというのも難点です。
・マップを移動していると周囲の地形がポコポコ出てきて飛び出す絵本みたいな感じになってます。見た目の雰囲気はいいと思うのですが、移動してるといきなり目の前に木が生えてきたり、行き止まりだったりで、進路を頻繁に塞がれ移動がままなりません。加えてこのせいで敵シンボルにあっさり追いつかれたりしてすごい数のバトルを強いられることになり、かなりのストレスを感じました。
・バトルからはあっさり逃げられるのですが、ペナルティとしてエリアの入口まで戻されてしまいます。マップギミックの一環として強敵が多数うろついているような場合誤って当たった瞬間実質アウトなので、クイックセーブ・ソフトリセットを頻繁に行うハメに陥り、これもかなりのストレス要素になってます。
・街で売っている装備は最弱レベルのものだけで、マップ上でのお宝配置はランダム、交易もランダムと、装備の新調はランダム性が非常に強い。こういったゲームだと、運悪くなかなかいい装備が出ない事を考慮してある程度のものはお店で買えることが多いと思うんですが、このゲームにはそういった配慮は無いです。
COMMENT
開発スタッフ自ら明言していますが、コマンドバトルと探索にとにかく特化していてそれ以外の要素はバッサリそぎ落とされたRPGです。ですが、BADの欄に書いたとおり、このうち探索の部分は完全に終わっていると思います。オープンワールドのゲームみたいに最初から自由にどこでも行けるという要素もないですし…。
この特化というのを潔いと取るか物足りないと取るか、人によって大きく意見は分かれるでしょうが、個人的には後者で、正直あまり合わないゲームでした。シナリオが簡素ならキャラを自分で作れるだけでも相当違うと思うのですが。