メダロット8 カブトVer./クワガタ Ver.
中央値: 67 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 13.05 難易度 2.25 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
76pt
GOOD!
○シナリオ
「メダロットDS・7・DUALとはなんだったのか」と言いたくなる位の良シナリオ。
人間とメダロットの関係性をきちんと考えさせられる。
また、話を盛り上げる登場人物も魅力あるキャラクターが多い。
理不尽に主人公を突き飛ばしたりはしないのでその辺りはごあんしん。
推理要素はそのエリアの住人から余さず話を聞いていれば難なくクリアできる程度。
物足りない!という方には、有料DLCで本格的な謎解きも用意されている。
○カスタマイズ
面白い効果を持ったパーツが多く、組み合わせを試行錯誤する楽しみは健在。
過去作に見られた「単純な上位互換・下位互換」は完全に無くなってはいないが
かなり少なくなっており、パーツ間のバランスは過去作中でもトップクラス。
性能を重視しすぎると見た目が悲惨な事になるが、そんな外見のメダロットを
カッコいいと思えるようになったら、貴方も一人前のメダロッターである。
○システムの変化
一番大きいのは「ねらいうち」「がむしゃら」の仕様変更。
がむしゃら
特定パーツのみ仕様可、攻撃力が上昇し相手一体の全パーツにダメージを与える。
旧作経験者には「たていっせん」と言えば分かり易いか。ガンキング涙目。
当たれば確実に頭部にもダメージが入るため、リーダー判別や止めの一撃に使える。
行動終了から次の行動を決定するまで防御・回避不可能というデメリットは大きい。
ねらいうち
こちらも特定パーツのみ仕様可、相手のパーツを一つ指定してダメージを与える。
両腕を狙えば確実に命中させられるため、貫通効果のある攻撃か
「命中させる事に意味がある」攻撃との相性がすごくいい。
行動決定から攻撃するまで通常の倍近く時間がかかるのと
頭部or脚部を狙う際、問答無用で失敗することがあるというデメリットがある。
他にも、頭部に攻撃が入るまでどの機体がリーダーか分からないシステムや
脚部に「防御時被ダメージ軽減」「トラップ無効&破壊」等の特性が追加された事で
より戦略性の高いバトルへと仕上がっているのは特筆しておきたい。
○DLC
批判の声も大きいようだが、筆者にとっては寧ろこういう愛のあるDLCは評価点。
過去作品の人気メダロットをしっかりと3D再現しているのは高く評価したい。
性能も(一部を除いて)強すぎず弱すぎず絶妙なラインを保っており好印象。
内容もひたすらロボトルするものから探偵らしい謎解き、
特定キャラクターの掘り下げに繋がるものまで各種取り揃えている。
本編とクリア後のやりこみで満足できない人用と考えれば十分な内容か。
ただ、DLCの中には目当てのパーツを得るまで
ひたすらマラソンをしなければならない物もあるので、これから購入される方は
DLCを購入する前に内容を調査しておく事を強くお勧めする。
BAD/REQUEST
×本編の薄さ
折角シナリオは良質&キャラも魅力的なのに本編のボリュームはやや薄め。
終盤になるとかなりの駆け足展開なのは否定できない。
主人公の台詞を見るに、ポ○モンよろしくクリア後のやりこみが本番…なのだろう。
事務所の先輩キャラと怪盗トリオについては、もう少し章を増やして
本格的に掘り下げても良かったのではないだろうか。
×多すぎるバグ・フリーズ
間違いなく本作最大の問題点。これだけで評価をだいぶ下げている。
現在は修正パッチが配布されており、致命的なバグ・フリーズについては改善したが
まだまだ修正し切れてない不具合は多い。
現に筆者のソフトでも、不具合としか思えない現象が現在進行形で発生している。
普通にプレイする分には害の無い現象なのが、救いといえば救いなのだが。
ソフト購入前に、不具合の内容と回避方法を調べておく事を強くお勧めしたい。
(尤も、中には回避方法がわかっていてもどうしようもない不具合も存在するが…)
×まだまだ調整の余地があるパーツ・メダル性能
真っ先に槍玉に挙がったのは「ビームソード」
チャージゲージ(旧作のメダフォースゲージに該当)の溜まり具合で
攻撃力が2倍~3倍に上昇し、クリティカル時は更に1.2倍の補正がかかる。
これらの倍化は「がむしゃら」による攻撃力上昇の上からかかるという素敵性能。
トドメとばかりに貫通効果持ちというぶっ壊れぶり。
これにメダフォース「ステルスアタック」
(行動完了まで相手の攻撃を全回避+絶対命中+クリティカル)を組み合わせれば…
流石にスタッフも問題視したのか、修正パッチで大幅に威力が抑えられた。
「ステルスアタック」もクリティカル効果が没収され大幅弱体化。
他にも
・高威力の頭部射撃パーツ+メダフォース「ソニックショット」
・トルネード+がむしゃらアンチエアコンボ
・攻撃以外の行動を封じるディスターバンス
・サンダー&フリーズ&トルネードのループでずっと俺のターン!
・全機体防御回避不可の恐怖、メダフォース「ノンイバーシブ」
等、一時期の「ステルスアタック+ビームソード」と比べると対策は容易だが
それでも十分凶悪な戦法は数多い。まぁ十分な対策をとれる分マシではあるのだが…
ぶっちゃけ、過去作にあったパーツ
「メダフォース制御」(敵味方共にメダフォース使用不可にする)が欲しいこの頃。
×エンディングについて
旧作をやった方なら想像がつくとは思うが、今回もフラグを満たしていた場合
「フラグを満たしたヒロインとのエンディング」を迎える事ができる。
…のだが、今回はお目当てのヒロインのフラグを成立させたつもりでも
とある別のヒロインのエンディングになってしまうという事例が多発。
(この結果、そのヒロインには『ダイソン』というあだ名が付けられる事に)
検証の結果、各章最後に表示される推理ランクと
ある章の推理、及び尾行ミニゲームの成否が関係しているのではという結論が出た。
人によってはどうでもいい話だが、気になる方はこれも事前調査をお勧めしておく。
COMMENT
9月28日に行われたメダロットのファンイベント。
多くのファンが会場キャパシティの都合で入場できず、
また入場できなかったファンへの対応の食い違いなど擁護不能な点は複数あった。
しかしながら、主催者であるロケットカンパニーの皆様や、ほるまりん先生、
そして文字通り各地から駆けつけたファン達のメダロットに対する真摯な思いは
ニコニコ生放送の画像を通しても痛いほど伝わってきた。
熱い物語を織り成すのに十分なキャラクター達。
更に奥深さを増し、進化を遂げたシステム。
そして、メダロットを愛する者達の真摯な思い。
条件は整った。敢えて言おう、「メダロットは復活した」と。
修正パッチの配布など、今後に期待できる要素も十分にある。
嘗て六角形の隣人と共に冒険した記憶があるならば、手にとって損は無い。
今回が初メダロットという方も(不具合に気をつければ)十二分に楽しめるだろう。
購入される方は合意と見てよろしいですね? それでは……ロボトルゥ、ファイトォ!
Amazonレビュー
レビュー者: うぱー レビュー日: 2016-05-04結局は主人公たちに好きだからかまって欲しかっただけのラスボス。はぁ?と思いました。2~4のようなここで主人公がボスに勝たないと世界が滅ぶ的なものもない。ただ、好きだからかまって欲しいという面倒なラスボス。
もっとラストは作り込めなかったのかと思う。
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GOOD!
戦闘システムの一新
最初は不安もあったが結構完成度が高く仕上がってる
システムの一新に伴い色々と仕様が変わったが、戦略性が高くなりロボトルがより楽しくなった
サイレントリーダーシステム、脚部特性などの新要素
どれも戦略性を増すのに一役買っている
特に脚部特性は何故今までなかったのかと思うほどの素晴らしい追加要素
やたらと力が入ったメダロットのグラフィック
純正で組んだ時専用の攻撃モーションがあったり、好きなら眺めているだけでニヤニヤする
特にメダチェンジのモーションは凝っていて面白い
BAD/REQUEST
フリーズやバグの多さ
げんなりするほど多いし進行不能になるものもあったが、更新データが配布されてるのでプレイの前に入れておきましょう
ストーリー
最初のほうはそれなりに楽しいが段々と疑問に思える所が増えていき、最後はかなり強引な展開に
そもそも探偵である必要性をイマイチ感じない
全体的にイマイチなBGM
戦闘BGMはかっこいいがそれ以外は安っぽく感じる
クリア後のイベントの少なさ
各地にいるキャラと自由にロボトルできるのは今まで通りだが、それ以外は1日1回大会に出るだけ
しかもそこで初めて出てくるメダロットが結構存在するのも不満
もうちょっとバランスよく割り当ててほしい
COMMENT
3DSでは2作目のナンバリングタイトル
順当に進化をしているとは思います
特に戦闘システムを一新したことはかなりの英断かと
ただ、全体的に細かいところにまで手が届いておらず大味な印象
もっといいゲームにできるのにもったいない
これから始めるなら修正パッチは忘れずに受け取りましょう