ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
タイトル概要
中央値: 82 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 18.12 難易度 2.94 mk2レビュー数 34ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
344人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
309人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 4pt |
総合点
57pt
57pt
GOOD!
3DSのソフトとしては充分なボリューム。元が据え置き機のリメイクなので当然と言えば当然だが、ボリュームの少ないカジュアルなタイトルばかりの3DSで、この大作感は魅力的。じっくり遊べるソフトを探している人には文句なしでお勧め。
64版に忠実なため、オリジナリティ等は評価出来ないが、元の面白さを損なうことなく、ヒント映像を観る機能もあり、遊びやすく工夫されている。
BAD/REQUEST
・基本的な操作はアナログパッドとボタンだけだが、アイテムの使用など、タッチペンを使う操作があり、使い分けが煩わしい。
・全体的に冗長でテンポが悪い。ダンジョン内で失敗すると入り口から再チャレンジはゼルダシリーズの伝統だが、このゲームはダンジョンが広く複雑なことも相まって非常に面倒に感じる。倒れた場所でリトライする機能を付けて欲しかった。
・元が据え置き機でのプレイを前提にした画面作りの為、小さな画面ではキャラが見辛い(ハイラルの城下町など)。3DSの画面に合わせて調整してほしかった。
・墓場(墓荒らし)、骸骨、幽霊、昆虫、等々…無意味に薄気味の悪いモチーフが多く、非常に悪趣味。
COMMENT
丁寧な作りで、64版が好きだった人もまた新鮮に楽しめると思います。
様々な景観を持つ世界の広大さは今プレイしても充分魅力的でした。
立体視は場面によっては効果的ですが(主にイベントシーン)、普段は3D画面のブレが気になり、殆ど2Dでプレイしました。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: Bookmarks レビュー日: 2017-06-30
ニンテンドー64時代の名作・時のオカリナの3DS版です。時のオカリナはゼルダシリーズの中でも重要な位置付けにある作品ですし、数あるゲームの中でも世界に誇れる傑作だと思います。私は時のオカリナを子供の頃64でプレイしたことがありましたが、リーデットなどのモンスターや井戸の底が怖くて最後までクリアできませんでした。私の幼少期の無念を晴らすため、改めて3DSでプレイすることにしました。
改めてプレイしてみて、ゼルダはプレイヤーの力・知恵・勇気が試されるゲームだと思いました。アクションの腕前だけでなく、複雑なパズルを解く知恵、そして今見ても恐ろしいモンスターやダンジョンに立ち向かう勇気が問われる作品だと思います。気取った言い方になるかもしれませんが、作中に出てくる力・知恵・勇気のトライフォースは、そうした作風を象徴しているかのように思えました。
ゲーム本編をクリアすると、裏ゼルダが遊べるようになります。裏ゼルダのダンジョンは、オカリナで歌を何度も演奏したり壁画を飛び道具で撃ったりしないと解けない謎解きが多い印象を受けました。オカリナを繰り返し演奏するのは手間がかかりましたし、当たりどころが悪いと正解でも撃っても反応しない壁画があったのはストレスになりました。手応えがあるのは裏ゼルダの方でしたが、ゲームバランスが良いのは「表」の方かと私は思っています。
改めてプレイしてみて、ゼルダはプレイヤーの力・知恵・勇気が試されるゲームだと思いました。アクションの腕前だけでなく、複雑なパズルを解く知恵、そして今見ても恐ろしいモンスターやダンジョンに立ち向かう勇気が問われる作品だと思います。気取った言い方になるかもしれませんが、作中に出てくる力・知恵・勇気のトライフォースは、そうした作風を象徴しているかのように思えました。
ゲーム本編をクリアすると、裏ゼルダが遊べるようになります。裏ゼルダのダンジョンは、オカリナで歌を何度も演奏したり壁画を飛び道具で撃ったりしないと解けない謎解きが多い印象を受けました。オカリナを繰り返し演奏するのは手間がかかりましたし、当たりどころが悪いと正解でも撃っても反応しない壁画があったのはストレスになりました。手応えがあるのは裏ゼルダの方でしたが、ゲームバランスが良いのは「表」の方かと私は思っています。
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GOOD!
64版プレイ&クリア済みです。
3DS版はプレイ中です。
N64版との比較がメインですので、ストーリーなどについては他の方のレビューをご覧ください。
○一部アイテムの扱い変更 (操作性向上)
64版は頻繁に使うことの多いアイテム「オカリナ」も、上限3つの通常のアイテムと同じスロットに入れて使わなければならず、アイテムを駆使するダンジョンでは頻繁に入れ替えなければいけませんでした。
また、同じように様々な種類のブーツを履きかえる場面がありますが、こちらも何度も装備画面を開いて装備しなおさなければなりませんでした。
しかし、今回オカリナは下画面で専用ボタン化され、
アイテムスロットは3→4個(タッチパネル2個+ボタン2個)になり、
ブーツに関しても通常アイテム化されたので、操作性がかなり向上しました。
○照準が狙いやすくなった (操作性向上)
弓やフックショットなど、照準が必要な武器がジャイロセンサーを使うことで格段に狙いやすくなりました。
感覚的には「セカイカメラ」などのAR技術的なものになっていて、精度はかなり高いです。
センサー採用については賛否両論あるようですが、私はオススメ派です。
また、この機能はオプションからオフにすることが出来るので、従来どおりアナログパッドで狙うといいかと思います。
○テクスチャとモデリング改善 (見た目向上)
64版と比較して、見た目がかなり向上しています。
しかし、改善度は「美化された記憶の中」のイメージに留まっており、大幅な変更はされていません。
N64版では実現できなかった細かなポリゴンやエフェクトも追加されています。
○モーションの変更 (見た目向上)
極細かい点ですが、主人公のモーションが若干変わっています。
以下、気づいた所です。
・バック転
・ジャンプ切り
・横とび
・飛び降り時の足の開き方
・帽子のゆれ
○フレームレートの向上 (見た目向上)
これも上記に関連した細かい点ですが、フレームレートが明らかに向上しています。
N64版では20FPS固定でしたが、3DS版は体感で60FPS!
これは、最近の3DFPSゲームをプレイされた方ならどのような数値かお分かりかと思います。
画面カクカクの度合い=プレイヤーの没入度に直結すると思っていますので、
携帯機でこのグラフィックでこの数値には驚きます。
BAD/REQUEST
×オプション設定が少ない (操作性)
今回、ジャイロセンサーが追加されましたが、この設定についてはオン・オフのみで、加速度の設定ができないのが残念でした。
COMMENT
やはり、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は素晴らしい作品だと再認識しました。
N64版が全世界で800万本も売れていたとつい最近知って、日本のみならず海外のファンが多いのも頷けます。
1998年の発売当時から今現在まで通用する先進的なグラフィクスやインターフェイス、
また、遊び心がつまったユニークなダンジョンやアイテム達。
決してプレイヤーを置き去りにしない、王道中の王道のストーリー。
サブキャラクターをうまく利用して世界観をかもし出すイベント「わらしべイベント」
5つの音をうまく組み合わせ、それぞれ特徴あるテーマを醸しだす「オカリナ曲」
これら全てが、昨今出ている日本製ゲームへの「ゲームとは何か」の問いかけになっていると思っています。
プレイヤーだけでなく、今のゲームクリエイターにも遊んでほしい、そんな作品です。
この場を借りて、
この作品を2年かけて作り上げた当時の製作陣、
また、この名作に独自のアレンジを加えずに、思い出の記憶のままにリメイクしてくれた今回の製作陣の皆様に感謝させていただきたいと思います。