ペーパーマリオ スーパーシール
中央値: 50 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
標準偏差 12.92 難易度 1.67 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
OPの音楽が流れ続けるところ。とてもいい音楽。
その他、まあ基本的に理不尽さは感じずに遊べる安心感。
BAD/REQUEST
ペーパーマリオシリーズと似ているようで似ていない。
なんとなく嫌だった不満点をいくつか挙げてみることにする。
思いついた順に適当に並べているだけ。
まず、細かいことだが全体フィールドで既になんかおかしいなとは思った。
考えてみると、先が見えてるのはよくないんじゃないか、と。
ようするに、なんだかんだいってペマリシリーズで自分が欲してたのは
わくわく感なわけ。しかし今回それがない。このマップも一つの原因かもしれない。
1面をクリアするごろにはちょっと嫌な感じがよぎってはいた。
まず1面をクリアした時点でまだ面白くないという。
しかし砂漠つまり2面に向かって確信に変わりつつあるこの面白くない感。
いや、結局確信したりはしなかった(余りクソゲ認定したくない派)
結局ラストまでやって気付いた。ああ、これで終わり?と。
そんな感じ。マリオストーリーシリーズなら終わってホッとしてさようならだが
今回初めて肩透かし。自身としては3作目のスーパーペーパーマリオも好きだが
これは微妙だった。
まず、人物が少ない。今までのようなにぎわかしがいない。仲間はルーシーただ一人。
中心となる街も偉くこじんまりとしたもので、結局キノピオしかいない。
キノピオも対していない。最初にたくさん集めたときがピークだった。
ワールドは6つだけ。砂漠以降本格的にギミックめいたサバイバルが始まる。
ひたすらギミック解きうっとおしい敵を排除。これが、辛い。
まず、今回目的からしてよく分からない。自分、いやマリオは何をやっているのか。
ロイヤルシールを集めるためコメットを集めてそれが道しるべになる。
なぜ?いやゲームだからと言わんばかりにもはや曖昧。ただゴールなだけだし。
ジャングルの筏とかみると、次のステージも筏で始まってて前のステージでは
一回筏を降りてるはずなのに、かなり適当。そこプレイヤーは違和感感じてるんだけど
ゲームだからいいだろう的な。いや、違和感感じてるんですけど直感的に。
ワールドと言えば、砂漠、毒沼、溶岩氷…苦行。毒沼に晒されダメージを受けながら
ひたすら進むマリオ。ああ疲れる。というかこのステージのメンツは多分
本編譲りなんだろうけどこういうのだけってのもわくわく感をそぐ理由だろうな。
実際、おっと思う場面も少なくただ岩場を登って行くだけの印象だし。
面白い仕掛けもなくはないが、基本的に次の場所に進むとなにか面白いものがあるわけではなく
敵がまたうじゃっといてうわっとなるだけっていう。
経験値がなく、装備もなくシールだけで戦う、シールは使うと無くなるので
かなりシンプルライフな感じだが
ぶっちゃけプレイヤー側に対してはあまり意味がない。
というのも、道幅の割に敵が多かったり、位置関係的にも避けられない
結局戦いを強いられることが多々ある。そして、スルーして進むほどの動機もない。
RPGで面倒なのは、同じ敵を倒しまくるレベリングなどの作業、これの目的は
次へ進んで話を見るため、というわけ(おおざっぱには)だが
まず、今回文章がかなり少ない。キャラもあまりいないし。
そういうなんか目新しいものに遭遇した!という感じが少ない。
たまにクイズとかあるけどさ、クイズだってマリオストーリーの受け売りっぽいし。
仕掛けに気付かないとつまるかアイテムを逃すから、敵のいる中
周りに神経研ぎ澄ませて進む、疲れる旅が続く。安息の地はない。
よく、道が二つに分かれてて敢えて寄り道してアイテム取りに行く、みたいのが
あるけどその寄り道を探す、というか道中で見逃さないためにピリピリしている。
やってる時は気付かないが終わった後疲労だけが残る。
今回マリオはただゴールへ向かってひたすら進むだけで、道中なにか
物語があるわけでもないので。
戦闘もやや意味不明。敵との遭遇は突然。モノシールを準備していないといけないが
予期できない(できたらそれはそれで驚きがない)ので
一回は逃げるか死ぬ前提。まず、逃げるゲームだという事自体を知る必要がある。
リセットでも構わない。すべてのシールを持ち歩くほどスペースもない。
時々出てくるシビアなアクション。これも辛さを加速させる。
正直、バトルの方法などはこのままでも
なにか面白い物語がちりばめられていたら耐えられた気がする。
エンディングまで結局何もない。マンション、トロッコ、筏とか
ほう、と思えるほどでもない。出し方が微妙なのではないか。
マリスト時代にはいなかった本編の方の新キャラや音楽も出てくるが…
それも別に出たからほう、と思うような登場の仕方もしない。
ぽんとそれ単体だけで出しちゃうからなにもインパクトがない。
そして結局、途中からこの先面倒な事しか待ってないとわからせてしまう。
だから何も面白くない。
あと、ペラライズ、遅いです。
COMMENT
ペーパーマリオシリーズの外伝、というイメージでやればいける。
ペマリの新しい奴だと期待してやるとずっこける。
マリスト、ペマリRPGのようなRPG形式を好んでいるわけではないが
それ以前にバトルと苦行だらけで期待感なしでなにかおかしかった。
経験値がない、とはなんだったのか。結局戦闘だらけで経験値のない意味もなかった。
シールは一回きりの物だが、使いどころを間違えると無駄に終わるので
かなり慎重にならなければならない。
わくわくが足りない。小ネタの面白さ<苦行
小ネタ以外に進める動機がないので小ネタにすべてがかかってるわけだが
正直そんなにたくさんあるわけでもない。
そうこうしてるうちにラスト。時間かかったのはほぼ探索と戦闘。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-03-10さらにキャラクターの無個性化。ペーパーマリオシリーズは他のマリオシリーズと比べてキャラに個性があり、新鮮味がありました。それがペーパーマリオシリーズの魅力の一つだったのに、見事に消えてます。
賛否両論ですが、マリオストーリーからの3作品が大好きだった人は二度とこのシリーズを買わないと思います。それほど今までの魅力を削ぎ落とした駄作です。
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GOOD!
◆よりペーパークラフトっぽくなった質感とそのグラフィック。紙らしさ
を生かしたギミックがある。
◆ノリの良い音楽。マリオおなじみの曲のアレンジ具合も良好。
BAD/REQUEST
◆ストーリーがあまりにも単調。ハイ、めでたい特別な日にクッパが
出ました、特殊な力を奪われ、やっぱりピーチ姫浚われました(両者共
にセリフなし…)ゲストキャラがマリオに力貸します、各地を重要な
アイテム集めて廻ります、クッパ倒してピーチ姫助けて特殊な力も取り
返してめでたしめでたし…。なんの捻りもない。マリオパーティシリー
ズ以下。粗筋があってないような2Dシリーズやスポーツ系マリオシリ
ーズ並。もっとも、アクションメインだったり番外編のような位置づけ
のそれらと違い、RPGやADVでストーリーがダメなのは致命的。
◆シリーズ特有のブラックジョークはあるものの、全体的にテキストが
事務的でつまらない。前作まではセリフ一つにしろセンスを感じさせた
のに今作は味気なかった。またモブキャラ一人ひとりに個性と、ストー
リーを進めていくごとに各自のストーリーも進んでいってる感じだった
のに、そういった細やかさも一切なし。無個性化に繋がっている。
◆フィールドが何故2Dマリオ形式…。1?1といった形式だったスー
パーペーパーマリオでさえ、ストーリーに沿ってステージ移動していた
のに…
◆マップに出るたびのオートセーブが親切なようで煩わしい。オンオフ
させて欲しかった。
◆シンボルエンカウントのコマンド形式に戻したのはいいが、シール消
耗戦といっていい戦闘システム。ジャンプやハンマーといった基本攻撃
でさえシールを使い捨てにしないとできないようにしたのは、大失敗だ
ったと思う。しかも必ずシールを使わないとターン経過できないという
煩わしい仕様。防御すらできない。救済措置としてシール降ってきたり
するが、それまで敵の攻撃を受け続けるわけで(防御アクションをすれ
ばダメージを軽減できるものの攻撃は必ず受ける)。いっそのこと、
スーパーペーパーマリオのような踏み付けで攻撃できるようなアクショ
ンゲームとして特化すれば、まだマシだったかもしれない。
◆攻撃対象が選べず、順番に前の方から強制的に倒さなくてはならない
融通の利かなさ。行動回数が増やせるのだが、シールを必ず選択しなく
てはならず、2回目や3回目の行動に映る前に敵を倒したとしても消費
されてしまうのは酷い。前述したが、倒しきれなかったら倒しきれなか
ったで防御が成功してもダメージを必ず受けてしまうので、ストレスが
溜まる仕様となっている。
◆コマンド形式のバトルがあるのにバッジの廃止。スーパーペーパー
マリオはアクションゲームとした形式なのでまだ良い。バッジの組み
合わせ方でマリオをいかようにもカスタマイズできるのが醍醐味だった
のに、ろくに攻撃力も防御も上げられないというのは不満。
◆バトルにスターポイントやスコア(経験値)を無くしたのも解せない。
その為、マリオを育てることもできないし、HPは増えるけど道端に落ち
てるアイテムで強化するので、戦闘する意味がほとんどない。辛うじて
ドロップアイテムとしてのシールがあるくらいだが、そのシールもコレ
クトする意味が薄い為(後述する)、やる気を起こさせない。
◆ステージクリアごとに敵を倒した数で得られるコインの数が上がると
いう報酬があるが、コインの使い道がバトルのみ(シールを買うのも、
結局バトルに必要なだけ)な上、ステージに結構落ちてたりするので
ますます戦闘する必要性がないのに拍車をかけている。
◆逃げるときのボタン連打が妙にシビアで逃げにくい。失敗したら攻撃
を受け続けなければならないのもうざったい。
◆各ステージのボスを倒す際、その弱点になるシールを持っていないと
手応えがある、などというレベルではないくらいの強敵と化すバランス
の悪さ。ヒントも少なく、ストーリーが無いので倒す意義も感じさせな
いのでやる気が起きない。
◆いわゆるものしり(クリオ、クリスチーヌの特技・アンナのサーチ)
をなくしたのも味気なさを増している。一応ルーシーがステージに何か
コメントしたりヒントをくれるが、人物や敵キャラに対しての詳細を
語ってくれるわけでもないので、素っ気無い。ヒントを聞きたくても、
感想を述べるだけでアドバイスになってない場合もたびたびあり、意味
を成さない。前作までなら、次に進む為のギミックをそれとなく感想
に混ぜたりして(例えば「あんな所にどうしてヒビがあるのかしら?」
→爆破→通路発見)、答えを全て言ってしまうのではない程度のアド
バイス具合が良かったのに…。
◆仲間がルーシー以外いない。ルーシー自体もあからさまにゲストの
ナビキャラってだけで、それ以上でも以下でもない。基本的に「ハイ、
?しましょ!」みたいにせっつくだけなのでちょっとうざく感じる。
◆モブが殆どキノピオのみ。それでもキャラデザや性格付けをしっか
りして工夫してあるならともかく(キノピコやキャシーナンシー等、
マリスト、ペパマリRPGの各キャラみたいな)ビジュアルが色違い程
度なのでうんざりさせられる。既存キャラにこだわるなら、前作まで
のキャラも出してくれればよかったのに…。ルイージ、ピーチ姫、
クッパというおなじみキャラも出てるが、空気も同然。ルイージに
至っては、ただの隠しギミック扱い。
◆シールというペーパークラフトのような世界観にマッチしたギミッ
クのアイデア自体は良いのに、基本的に引っ張って剥がす、ペパライ
ズであらかじめ穴が開いているどっかに埋め合わせとして張るだけか
技とアイテムの代用品なだけでいまいち活かしきれてない感がある。
◆アイテム整理などが融通利かない。戦闘中に使った分だけスペース
が開いてしまい、その分を自動で詰めてくれるわけではない。戦闘
以外でも自分で並べ替えることもできない。タッチパネルなのだから
自分でシールの置き換えをできるようにするか、画面中に手動か自動
で並べ替えるボタンを表示させれば良いのに、整理をするだけの為に
Xボタン→スタートボタンの手順が若干やり辛く、面倒臭い。回復
アイテムも戦闘以外で使えない使用にしたのは不便。また、バトル
シールは基本的に使い方などを説明してくれるのは良いが、モノシ
ールの説明を省いたのは不親切。
◆博物館等でシールを張るべきところに間違ったものを張るとそのま
ま消失するのは理不尽。シールのまま落ちるだけにするか、館長に
まとめて寄贈できても良かった。微妙な広さでいちいち張りに行くの
が意外と面倒臭い。また、苦労してコンプリートしてもそれに合った
特典かと言えば・・・個人的にはもっと充実したものにして欲しかっ
た。功労者なのに何故か金を取られるのも納得いかない。
◆ステージでできるアクションがほとんどない。ものしりを初め、
遠い所にあるものをコウラやバクハツで攻撃できたり、姿を消したり、
移動スピードを上げることもできない…。
◆料理、100回ダンジョン、カードと言ったやりこみ要素がない。
単純につまらない。やらなくてもいいけどあったら面白いし、有利に
なるのが嬉しかった。否応無くシールを使わなきゃならないので不自
由でしかない。
◆細かいところだが、マリオがちょっと高いところからジタバタしな
がら落下し、べちゃっと地面に叩きつけられるのが鬱陶しい上にかっ
こわるい。それくらいの高さなら、マリオならなんともないだろと
突っ込んでしまう。
COMMENT
紙とシールというアイデア自体は面白そうだったけれど、それだけ。
ストーリーもやりこみ要素も薄く、戦闘もあまり面白くない。
GOODに挙げたが、紙らしいギミックもほんの一握りだったのも
不満。