レイトン教授VS逆転裁判
中央値: 67 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 13.6 難易度 1.24 mk2レビュー数 29ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 1pt |
69pt
GOOD!
レイトンシリーズは「不思議な町」のみプレイ(クリア済み)、逆裁は5以外は全部クリアしました(検事も)。
・やはり、両作品のツボというかキモは、確実に押さえられていると思います。ナゾを解き明かしながらの異世界冒険、ヘンテコなキャラクターとの笑えるやりとりの楽しみ、背景のちょっとしたところを調べた時の小ネタなど、「さすが、分かってる!」と思えるポイントがたくさんあります。自警団の皆さんには笑いが止まりませんでした(笑
レイトンとナルホドは意外なほど最初からなじみまくりで、なんというか、昔から助け合ってきた仲間みたいで、いい感じでした。そして「VS」の名の通り、ちゃんと対決する場面もあります。
でもピンチの時に協力しあう姿はやっぱり熱い!
・異世界での裁判は今までのやり方を踏襲しながら、複数の証人や「といつめる」や魔法の存在など、今までの逆裁では絶対に出来なかったことをやってしまいます! コラボだからこそ、のオリジナリティはバッチリです! 最初は戸惑いましたが、10分もすればすぐに馴染みます。不思議と馴染めてしまいます。レイトン・逆転マジックとでも言えますね。それくらい今回の法廷はドキドキしますし、毎度必ず登場する迷惑証人に振り回されますし……新しいのに、懐かしい!
・オリジナルキャラクターの皆さんも、それぞれかなりの魅力の持ち主です。優しいマホーネ、ライバル検事ジーケン、何を考えているのかわからないジョドーラ&ストーリーテラー等々。
いったいこれからどうなるのか、誰が何をしているのか……最後の最後までまったくわかりません。なので、先がとても気になって、気が付いたら夜中までプレイ…ってこともあるかもです(笑
あと音楽はどれも聞き心地いいですね。クラシカルなアレンジなので、緊迫した場面での尋問でテンポが速くなるのも、今まで以上に「ああ今大事なところなんだ」と思えます。ボリューム調整出来るのも良かったです。
(これは完全に個人の好みですが、携帯機なのでいつでもどこでも、好きな芸能人の声が聴けると思ったら、安い買い物だと思います。現に私は成宮さん目当てで買いました 笑)
BAD/REQUEST
・えーとですね、シナリオが……。。。
まあ「レイトンらしい」「逆裁らしい」と言われればそうなのかもしれないけれど、あまりにも荒唐無稽すぎます。
最後は一応きれいにまとまりますが、「結局あの時のあれは何だったの?」「何であの人はあの時あんなことを?」というモヤモヤは残ります。
序盤から中盤にかけてまでは、シリアスな展開もあるんですが……ラストに期待しすぎると……。
許せる人は許せるでしょうが、許せない人は許せない。かなり人を選ぶシナリオでした。これなら酷評だらけの「逆転裁判4」のシナリオのほうがまだマシ、シナリオとしてまとまっていました。
・オリジナルキャラクターは、根っからの悪人はいません。基本的には皆ハッピーエンドなんですが…
ジーケンは中盤以降扱いが雑になり、エンディングまで大した見せ場なし。ミツルギポジションかと思いきや、急に出番が終了して「?」
変わってジョドーラがキーキャラとして立ちはだかりますが、それまでほぼ顔見せ&意味深な言葉を残してただけなのに突然出てくるものだから「??」
で、実は○○という事実が…というのを明かされて「???」
マホーネはどんなに言い聞かされても証拠見せても最後まで○○を信じていて「????」
ストーリーテラー氏は、ツッコむ気も起きません。
要するに、キャラクターというものを生かせていません。悪人ではないんですけどね。
・ナゾの難易度が……
「不思議な町」しかやったことがない私でも、難易度が低いナゾ&総当たりで解けるナゾの割合が随分多いなと感じました。「不思議な町」はもっと手ごたえあったと記憶してます。
もちろん難しいナゾはヒント4つ解放してもかなり頭しぼりますが……。
クライマックスに出題されるナゾは簡単すぎます。その1つ2つ前のナゾのほうがよほど難しいのに……。
・ピカラットにあまり意味がない。まったく意味がないわけではなく、クリア後にある程度必要になるのですが、シナリオではピカラットが高いからどうしたというわけでもなく、本当にただの数値でしかない。ちなみに最大まで上げても、ある部分が変化するだけでそれ以外のご褒美はなし。寂しすぎます。
・法廷では任意でコインを使うとヒントをもらえる…のですが、ヒントというか、ほぼ答えですね。尋問1回ごとに1枚消費なのである程度は自分で考える必要ありますが、このヒントによって法廷パートの難易度は逆転検事シリーズ並の低難易度になってます。気になる人は気になるでしょうね。
メインの4人の声についてはお察し、としかいいようがありません。まあゲームの値段も高くないし、そもそも声優は本業じゃないし……。安いのには裏がある、ということで。
COMMENT
逆転裁判も成宮さんもすごーく好きなんですけど、実写版はCMだけでちんけな雰囲気に耐えられず見る気を失いました。。。なのでこのゲームのキャスティングが発表されたとき、「実写版に合わせたよ☆ 好きなら買うでしょ?」というスタッフの声が聞こえてくるようで……購入を見送りました。最初は。
結局先日買ったんですけどね。安いし、実写映画とゲームの声優は違うからまあいいか、みたいな。それにいつでも声が聴けるし、逆転裁判だからそれで元とれるかなっていう。
そしたら、まあ予想通り、ドが付くほどのヘタさ加減でした…。どんなにごひいきしててもこれを敢えて「上手」という人はいないってくらいですね。はたして私のように、声が聴きたいがために買った人はどれくらいいるでしょう。そしてこのヘタさを許せる人はいたのでしょうか。
私としては、自分で納得して買ったものだし、声優ではないのによく受けてくれたなーっとも思うし、なんだかんだ「異議あり」「待った」はカッコいいので、個人的には許しちゃっています。「ちょっと!」とやけに裏返った「なんですってぇ!」は聞くたびに笑ってしまいますけど…。
内容について。
魔女裁判ということで、残酷描写も普通にあります。血がどばーとかじゃなくて、精神的にクるような。あと、ナゾ解きも法廷も難易度は低めといえども、やはり頭はそれなりに使いますので、小中学生には難しいかも? ヒントコインがあれば大丈夫かな。それか大人に教えてもらうかすれば子供でもできそうですね。
シナリオがとにかく奇抜なので、全部クリアしたあとでも、まだわからないことだらけです…。
法廷も1回目と3回目はまあまあだったけどそのほかは微妙かも。最後のはもはや裁判じゃない(笑
とりあえず、個人的な総評としては、成宮くんの声を聴くという目標が達成できましたし、久々に逆転裁判ができたし、逆転裁判はやっぱり面白いゲームだなってことがわかって、満足はしました。
それにしても、どうして最後の炎の呪文がアレなんでしょ。逆転裁判全部やった人なら元ネタは1発でわかると思います(笑
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2013-01-20レイトンシリーズは未プレイです。
まずは久しぶりのナルホドくんとマヨイちゃんに
懐かしさとやっと「本物」が帰ってきたと感無量。
裁判パートは逆転裁判そのものです。
証人が複数人居たり、突然乱入してきたり新しい方法で
今回も先が読みにくい展開を上手く構築しています。
今作の舞台は中世ヨーロッパ風の異世界で
魔法が存在し、科学捜査が通用せず、被告人に法の保護は無いに等しく
現代の常識が通用しないのでナルホドくんは戸惑います。
しかし、逆転サイド的にはこれが新鮮で良い効果を与えています。
ストーリー的には魔女は即座に死刑という重たい内容で
これが裁判パートでは緊張感を高めています。
逆転シリーズディレクターの巧舟さんのいわゆる「巧節」は健在です。
力入ってますねー。ファンは安心していいと思います。
細かい事ですが、インターフェイス、キャラのモデリング、
背景から何から何まで作りが丁寧で好感が持てました。
プログラムはレベル5側が担当したそうですが、
はっきり言って逆転シリーズより作りが丁寧で金も時間もかかってるように感じました。
悪かったのはやはり逆転側の声優ですね。
レイトン側はナゾ解きが少々面倒には感じました。
私は逆転裁判目当てなんで仕方ないですが。
しかし、謎の難易度は低く、ヒントを貰えるので詰まることは無いでしょう。
サクッと飛ばしながらプレイも可能です。
(話を進めるのにクリアしないといけない謎もありますが、答えに近いヒントは得られます)
逆転もレイトンも未プレイの人でも客観的に本作を見ても
実に良く出来ていると思います。両シリーズ未プレイでも
どちらかに興味があれば手にとってみる価値があると思います。
これから3DSでレントンシリーズ、逆転シリーズが出続けるんでしょうが、
その度に本作も売れるんでしょうね。商売上手いなと感心します。
本作をプレイしながら逆転裁判5を待ちたいと思います。
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GOOD!
●ストーリー
科学的な分析などが通用せず、魔法などが出てくる中世チックな世界観での裁判なので、とても新鮮でした。
レイトンと成歩堂でストーリーが切り替えながら進めるのが新鮮でした。
●音楽
魔女裁判で盛り上がるときに流れる曲が、とてもかっこよかったです。
中世っぽい雰囲気を残しつつ盛り上げてくれます。
あと、逆裁ならではの曲も流れますよ。ファンの方は必聴かも。
●システム
裁判パートでの、証人同士の証言の矛盾を当てるのは面白かったです。
●謎解き
そんなに難しいものではありませんでした。
私はレイトンシリーズで結構つまずく人間なんですが、余りつっかえることはありませんでした。
●アニメーション
結構な数で挿入されてます。とてもきれい。
ただ、メインキャラたちの声がアレですが…マホーネなどサブキャラは上手いだけに。
BAD/REQUEST
●みなさん仰る通り、逆転裁判側メンバー、特に成歩堂の声が、棒読みレベルでひどかったです。明らかにやる気がない感じです。
盛り上がるシーンでgdgdカミカミな話し方ではしらけます…。
レイトンメンバーは今までもいくつも作品をこなしている方々なので、本職ではないとはいえ、それなりにこなれた感じでした。
●ストーリー後半
トリックというか設定自体が無理がありすぎます。
そりゃ逆裁もレイトンも、それぞれのシリーズで現実離れした展開がありますが。
いくらなんでもそりゃねーよ!つーか普通気づくだろ!と言いたくなりました。何度か。
鐘楼のあれとか、魔法のこれとか。もうね…
EDも、個人的にはよかったねとは素直には言えないです、なんか臭いものにフタみたいな。
うまく言えませんが。
一回目はそれなりに楽しめますが、(オチはやっぱりひどいですけど)
二回目は…よほど暇でないとプレイする気がおきません。
●ナゾパート(特にパズル)の操作性
パズルピースの「移動」「回転」の切り替えがうまくいかなくて、簡単なのにそんなことでイラッときました。
COMMENT
総評としては「なんで一緒にした?」という印象です。
それ言ったら身もふたもないんですけどね…。
ただ、途中までのストーリーはとても良かったです。
魔女裁判で裁かれた魔女たちの処刑には「ええっこんな残酷なの?!」とハラハラしましたが。
これで心折れた方、とりあえずもう少し続けてみてください。
多分後悔はしないはず。(gdgdオチ的な意味で後悔するかもしれませんが)
自分はレイトンの謎解きは本シリーズより分かりやすかったので、よかったかなと思います。
あんまり難しくても、逆裁目当ての方には悪印象でしょうし。