ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
自分は細かいミニゲームとか複雑な戦闘システムなどが苦手な古い人間なので
すぐシステムを覚えられて、後はじっくりストーリーに専念できる
シンプルかつレトロチックなシステムがとても気に入りました。
実際、ストーリーはとても面白かったです。
終盤までは夢中でやりました。
BAD/REQUEST
●終盤のストーリー
何度も「繰り返し」が苦痛で仕方なかったです。
黒幕もなんとなく勘づいていましたので、もういいからとっとと倒したい!とは思ったのですが、それやると真EDにはならないし。
そして真ラスボスのとってつけた感。
あんた誰?え?なんでその理屈で力つけんの?という感じです。
●真ED
最後の最後でがっくりきます。
他サイトで解説を見て、納得はしましたし言われてみれば匂わされていましたけど。
●戦闘システム
黒魔法、時空魔法、召喚魔法などはほとんど使いませんでした。
アビリティ目当てに職業自体は鍛えましたが…。
最終的には召喚合体+物理で殴った方がはるかに効率的です。
魔法も、白魔法と精霊(たまに調合)あればほとんどどうにかなるし。
●ノルエンデ復興
都内ですれ違いやったらあっという間に全復興を果たしました。
天使の弓などを早い段階でGETできるので、正直バランス崩壊レベルです。
(まあでもこのゲームは雑魚の攻撃が強いのでありがたいっちゃありがたいです)
●とある敵キャラ
明らかに子供な声の敵がいるんですが、演技云々以前に台本とはいえ
子供にこんなこと言わせていいの?大丈夫?と思ってしまいました。
(声優はよくわからないので、大人が子供のまねをしてるだけかもしれませんが)
COMMENT
キャラ同士の掛け合いが楽しいし、パーティーキャラは皆お気に入りです。
それぞれジョブごとに恰好が違うのも楽しくて、細かいところまで丁寧に作られています。
最近のおしゃれで細かいRPGに疲れたら、遊んでみるのもいいかと思います。
ただ、ストーリー終盤があれなだけに、二度プレイするのはきつそうですね。
Amazonレビュー
レビュー者: ra レビュー日: 2016-08-05良い意味での普通のRPGです。
さらには、そのつくりは余分なものをがさっと省いた非常にシンプルなもの。
さすがは老舗メーカーですね。往年のノウハウの蓄積が感じられます。
コスパは抜群。これは掘り出し物です。
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GOOD!
・基本的に片手で操作できる
電車内でやっているのでこれは非常に便利でした。ただし、ボタンの割り振りが誤作動しやすい設定なのも事実。これについては悪い所で。
・音楽が良い曲ばかり
最初は吉田明彦さんキャラに惹かれ、ゲーム自体に手を出すきっかけとなったのがアレンジアルバムである「ルクセンダルク大紀行」を聴いたことでした。
サントラのコメントを見ていると、作曲者のRevoさんは昔からスクエニのRPGがお好きなようで、ゲームの盛り上げ方をよくわかってらっしゃるなあと思いながら聴いていました。
特にラスボス戦あたりは往年のスクエニの名作RPGをやってきた方々はにやりとするのではないでしょうか。
・たくさんのジョブを覚えるのが楽しい!
これまでは、例えば白魔法は白魔道士のジョブになっていなければ使うことはできないというのが自分の中では常識となっていました。
しかし今作はセットさえすれば黒魔道士でありながら、サブで白魔法も使うことができるのです。
これでバトルに参加していても防御か回復しかやることがないキャラが出てくるようなことはありません。
それだけでなく、他のジョブで覚えたこまごまとしたアビリティもくっつけられます。
例えば黒魔道士なら、戦闘終了と同時にMPが全回復+割増されたジョブポイントをゲット+MP10%UPという具合に強化できます。
ジョブに合わせてちゃんとコスチュームがかわり、四人全員デザインがちょっとずつ違います。無駄にジョブを切り替えて全員比較することを何度も繰り返してしまいました。
しかもイベントシーンもそのままなのが楽しい。
(顔を完全に覆ってしまうような衣装のジョブだと、イベントシーンがなかなか微妙な感じになってしまったりしますが)
前述のとおり、アビリティのセット次第でどんなジョブもそれなりに使えるようになるので、完全に見た目だけでジョブを選んだとしてもそれほど問題はありません。
・ブレイブ&デフォルトシステムが楽しい
これまでのRPGですと例えば、戦闘不能キャラを回復させる際、フェニックスの尾を一回使っただけでは十分にHPが回復せず、生き返らせた瞬間にまたすぐにやられてしまうというような苦々しい体験をした方は多いと思います。
しかしこのゲームでは行動回数を「ブレイブ」というシステムで前借りできるので、1ターンの間に2回行動して少なくとも一撃でやられない程度にまで回復させることも可能です。
また「デフォルト」システムを使うことで防御を単にダメージを少なくするためだけの手段ではなく、次の行動を有利にするための積極的な下準備という位置づけにした点は面白かったと思います。
・パーティメンバーが早いうちからそろう
これはかなり大事な点だと思います。
長期間パーティを離れるキャラもいないし、最初から最後まで安心して育てることができるのは良かった。
・キャラクターが魅力的
主人公たちは個性は強いものの、基本的に前向きで素直な性格なのが良かったですね。
敵方も一癖もふた癖もある魅力的なキャラばかりで短い出番(一部除いて)で強烈な印象を残してくれます。
一部除いてどの声優さんも素晴らしい演技で、台詞を聞いていて思わず涙が出そうになるところも。
ただ、それだけにストーリー上の見せ方に納得いかないところが多々ありました。
それについては悪い所で。
・パーティチャットが楽しい
キャラ同士のちょっとしたかけあいがたびたび入るのが楽しいです。特に食べ物関連の話題が多いのが微笑ましかった。
基本的に和気あいあいとしていてこいつら仲いいなあ、とほのぼのします。
各キャラの性格がわかったり、ルクセンダルクの習俗がわかったりするのが良かったですね。
BAD/REQUEST
残念ながらこれはたくさんあります。
<ストーリー・キャラ>
・物語に明らかな穴があるのに説明されない
そこが明らかになれば物語の大半が破綻するというレベルの誰でも気づくようなまさに大穴があるのですが最後まで説明なし。
スタッフインタビューを見る限り考えてなかったらしいです。
そこが一番はっきりさせて欲しかったのに……。
・罪悪感なくさくさく相手を殺す主人公たち
それまで殺人とほぼ縁遠かったであろう主人公たちが己の正義の名のもとにさくさく相手を殺していきます。
あまりにそんな展開が続くので新しいキャラが出る度に今度はコイツを殺さなきゃいけないのかとだんだん憂鬱な気分になってきます。
しかもたった今殺したばかりで下手をしたらすぐそこに死体が転がっているような相手について、パーティチャットでのんきに思い出話したり、使っていた技の解説をし出したり……。
感情の流れとしておかしい、あまりに無神経すぎると違和感を抱くことが何回もありました。
・話の都合上わざと愚かにされるキャラたち
自分こそが正しいという思いこみだけで主人公たちも敵もつっぱしります。
お互いろくに事情を説明しないまま、すぐに信念だの理想だのいきなり精神論を振りかざし始め、明らかに次元が違う話に持って行く。
謎の解明を先伸ばしにするためにわざとキャラを愚かにしている感じがするのが鼻について嫌でした。
そのくせ「Dの手帳」を見ると魅力的な人物に書かれていて、それがどうしてストーリー中ではこういうおかしな動かし方になるのかと……。
こっちは相当前の段階から黒幕の正体に気づいているのに、主人公たちがわざと愚かにされているせいで、なかなか真相にたどりつけずイライラすることが多かったです。
・終盤の繰り返し作業がだるい
覚悟してはいましたが一体何回同じことを繰り返すのか、本当にうんざりします。
しかもその繰り返しをやらないと真のエンディングまでたどりつけないという……。
てっきり災いの大元を引っぱりだすために主人公たち全員が納得の上で繰り返しているのかと思いきや、全く何も考えていないらしいとわかったときにはあきれ果てるしかありませんでした。
繰り返しているのを自覚してぼやいている台詞まであるのに、初めてじゃないはずの事件にいちいち驚いているのは一体何故?
もし都合よく忘れているという設定ならその旨をちゃんとゲーム内で説明してくださいよ!
真のエンディングを迎えるためにどうしても回避できないあの作業に関するイベントがスキップできないのも大きなマイナス点。
そもそもRPGというのはただでさえ単純な繰り返し作業が多いジャンルなのだから、その負担を減らす努力はもっとして頂きたかった。
繰り返し自体がテーマであるとはいえ、律儀に追体験させる必要はどこにもないでしょうに……。
<バトル・システム>
・敵の与えるダメージが大きい
序盤から致命的なステータス異常攻撃をしかけられたり、先制で身動きもできないまま全滅させられたり……(しかもなかなか金が貯まらない)。
多分ブレイブで先制してたたみかけるのが前提の戦い方だから、その分敵を強くしてバランス取ろうとしたんでしょうが、逃走も失敗することが多いし、とにかく全滅しやすい。
仕方ないので総当たり戦になりますが、普通に眺めていると動きが遅く、ずっと早送りボタンを押しっぱなしなので手が疲れます。
バトルの演出を極力抑えたモードでもつけておいてくれたらずいぶん楽になったのですが。
・エンカウント率が高い&あまり下がらない
このゲームはエンカウント率が高いという印象を受けます。
アビリティと装備品でかなり下げることはできるらしいのですが、実際そうしてみても体感的にはそれほど減ったということはありません。
前述のとおり逃げるという選択肢はほぼないも同然、しかも全滅しやすいという状況が長く続くためだんだん戦うのが億劫になってきます。
・使いたくない必殺技
必殺技を使うと各キャラのテーマ曲が流れますが、これが飛ばせない上、限界まで強化してもそれほど威力が上がらないのがネックとなって、中盤?終盤はほぼ使っていませんでした。
曲自体はとてもいいんですけれどもね……。
また召喚獣のムービーはテーマ曲が流れている間にもあらかじめ早送りボタンを押しておけばスキップできますが、ムービーが始まったあとに押してもスキップできないのが不便でした。
・武器が並べ替えできない
これに限らずアイテムもそうなのですが、頻繁に使うだけに特に不便に感じたのが装備品の武器のところだったということで。
おすすめ機能を使うとジョブの適性を無視して何でもかんでも両手がふさがる武器を持たせたがるので、自分で選ぼうとすると武器が攻撃力の強い順番で並んではいないことと並び替えできないことに気づきます。
仕方なく試しに一つ装備してみて他のと能力値を比較することを繰り返していました。
しかしこの方法にも問題点があります。
武器は全部が入っている一覧と剣や杖など種類ごとにまとめられたタブを切り替えられるようになっています。
面倒なのは剣のタブで一つ剣を選ぶと何故か武器全部の一覧に戻ってしまうことです。
いちいちそこでまた剣のタブに切り替えねばいけないのでとにかく不便です。
・ミスが起こりやすい操作方法
ブレイブは回数分ボタンを押す必要があります。
だんだんだれてきて惰性で押していくと「今誰が何回ブレイブしたっけ?」とわからなくなることがある。
また今選択されているキャラもステータス表示されている部分の背景の色が変わるだけなのでわかりづらい。
顔アイコンが横に飛び出すとか、もっと背景を目立つ色にしてほしかった。
上画面でキャラクターが一歩前に出ることでもわかるのですが、そんなに両画面を忙しく視線を動かしたくありませんからね。
コマンド入力した最後に「これでいいですか?」という確認メッセージが出ないため入力の失敗が取り返せません。
基本的に片手で操作していたので、ちょっとした拍子に十字キーの右ボタンを押しすぎて決定にしてしまい、不本意なバトル展開になることがしばしばありました。
フルブレイブした上にさらに確認ボタンまで押さねばならないとしたら手間ですから実装しなかったのかもしれないですが……。
また、一部の操作はどうしてもAボタンを使わねばならなかったり、画面にタッチしなければ進まなかったりして完全に片手でプレイできるわけではないところも中途半端に感じました。
あと、個人的に魔法を全体効果にする場合はL1やR1ボタンを使うものというイメージがあるのですが、今作は十字キーの上ボタンがそれに対応します。
これが地味に操作しにくかったです(前述のとおりうっかり手が滑って右ボタンを押して決定してしまったりと失敗が多くなる)。
かといってキーコンフィグができるわけでもないので、不親切に感じました。
<その他>
・あるキャラの声優が微妙
声優に子役を使うのはいいにせよセリフがあまりに過激で、こういうことを子供に言わせるのってどうなんだろう、と少々不快でした。
COMMENT
力を入れているところと手抜きなところの差が非常に大きいゲームです。
ジョブシステムや、ビジュアル、音楽、キャラクターはいいと思いますがいかんせんストーリーや感情の流れの見せ方が不自然で納得いかない点が多すぎました。
これが容量の少なかった昔のRPGであれば、どれほど人を殺しまくっても不自然な展開でも「まあこんなものだろう」と違和感は少なかったと思います。
しかし、今は携帯ゲームといえども昔とくらべものにならないほど大量の情報をゲームに詰めこめる時代になりました。
大容量になった弊害といえばいいのか、詳しく物語の背景を説明すればするほど想像の余地がなくなり、矛盾点やおかしな点ばかりが目につくようになってくるのです。
今作にも「Dの手帳」という非常に膨大で緻密な設定資料が入っており、キャラクターのことやルクセンダルクという世界をより親しみやすくリアルに見せてくれる役を担ってくれています。
ところがその一方で実際のゲーム内でキャラが繰り返しやっているのは、そうした設定があるとはとても思えない、何も考えていないとしか言えないようなとっぴで不自然な言動と行動なのです。
設定上と実際のゲームの中でのキャラクターの在り方に大きなギャップがあり、最初から最後までそれが埋まることがなかったのが今作の一番の問題であると感じました。
最近のゲームをやっていてよく思うことですが、緻密な設定は単に用意すればいいというものではなく、それをゲームという媒体でいかに効果的に見せることができるかが重要なのではないかと。
今作においてはARムービーやカメラ、通信機能など3DSの機能を最大限に使った面白い試みをしていましたが、そうした目新しいところに飛びつく前にもっと丁寧につきつめるべきところがあったのではないか?と残念でなりません。
ということで、誰に勧められるかといえば非常に難しいです。
初心者であれば序盤?中盤の全滅率の高さは充分プレイを継続しにくい要素となるでしょうし、逆にRPG慣れしている人にとっては終盤の繰り返しのだるさやシステム周りの不便さが鬱陶しいでしょう。
昔のFFに思い入れがあって懐かしさに惹かれてちょっとプレイしてみたいと思っている人にも、あの全く洗練されていない無意味な繰り返し作業のことを考えると素直にお勧めしにくい。
それでも私が真のエンディングまで行けたのは、ジョブシステムの楽しさとサントラに入っていた真のラスボス曲のかっこよさ故です。
これらから考えると、RPGはストーリーが第一という方にはお勧めしかねるが、他の要素が良ければいい、あるいはじっくり腰をすえてつきあう時間と心の余裕がある、という方はプレイしても良いのでは?と思います。