BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-

発売元: スクウェアエニックスオフィシャルサイト 発売日: 2012-10-11 価格: 6090(税込) レーティング: 【C】15歳以上 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 69 Amazon点数: 4.1

スコアーボード

BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-レビューチャート 標準偏差 13.79 難易度 2.36 mk2レビュー数 47
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90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
376人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 5pt 4pt 5pt 3pt 2pt
総合点
82pt

GOOD!

グラフィックがとても綺麗です。無機質なものでもなければ現実的なものでもなく、暖かく柔らかい色使いが気に入りました。3DSの3Dはあんまり必要としていませんでしたが、街の奥行きが見たくて、チョイチョイ3Dにしました。

音楽が素晴らしいです。本来なら全部クリアしたあとで見た方が良いであろうコンサートのDVDをプレイ中(クリア前)に見ました。ゲームではあくまで添え物ですから、そこまで気にしていませんでしたが、コンサートの出来が良かったので、全部のBGMに愛着を持ちました。何度もループするシステムですが、音楽があったので飽きませんでした。僕は歌や音楽が好きなので、ここを蔑ろにしないことは本当に嬉しかったですし、有りがたかったです。

ストーリーが面白いです。少々回りくどかったり、小刻み過ぎるという気もしますが、例の手帳が純粋に読み物として面白かったので僕としては欠点にはなりませんでした。

BAD/REQUEST

ジョブによるコスチュームの当たり外れがデカすぎます。せっかく有能なジョブなのに、絶対ありえない衣装だったので、使わなかったジョブがあります(全ジョブマスターしたかったので、レベル上げ時のみ使用しました)。

エンディングは逆だろって思いましたが、ストーリー的に仕方なかったのかもしれません。

COMMENT

僕はFFやDQを含めて、ほとんどRPGというゲームをやったことがありません。だから、古き良きRPGは何が良かったのか、今のRPGのトレンドはどういうものなのか、そういう知識が無い上での感想です。

本当に面白かったですし、ラストは泣けましたし、多くの曲は僕のカーナビのヘビーローテーションです。続編があるなら喜んで買いたいと思います。



あと、ループが面倒くさいと思えば「自分の意志」で断ち切る事ができます。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
あすかさん[2014-08-07 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

407人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 5pt 4pt 3pt 3pt
総合点
83pt

GOOD!

【グラフィックス】以下の長所とBadの項で挙げる欠点を鑑み、4とします。
     
・美しい絵画を思わす背景のグラフィックには、温かみがあり、無機質な感じがしません。ごしゃごしゃしていないので、目が疲れません。さらに、色彩センスがとても上品です。背景を見ているだけで、「私もルクセンダルクに行ってみたい」という気持ちになれます。
・建物や衣装が変に近未来化されていないこと。
・奇をてらっていない地味なキャラデザには、自ずと親近感が湧きます。低い頭身にデフォルメされたキャラも、文句なしに可愛いです。今時の「リアルなようでリアルでない」8頭身キャラとは、一線を画しています。
   
【音楽】どんなに褒めても足りないので、迷わず5をつけます。

・どの曲も、最初の一音で私の魂を揺さぶります。この作品のBGMとしても、1つの音楽としても、申し分ありません。しっとりとした曲、のんびりした曲、どこか物悲しい曲、勇壮な曲、異国情緒あふれる曲など、種類は実に豊富です。
・ただの添え物に終わることなく、重みのある音と明確な主旋律でしっかりと自己主張しています。そのため覚えやすく、聞いていて飽きません。思わず口ずさみたくなる曲も沢山あります。
・音楽をじっくり聞くために、プレイの手を止めたこともあります。
・5章以降の「ループ」に耐えられたのは、音楽のおかげです。

【オリジナリティと熱中度】以下のようなシステム、ストーリー、人物描写、すれちがい通信の魅力、及びDの手帳の面白さを鑑み、オリジナリティは4、熱中度は5とします。古さと新しさの両方を大切にする姿勢には、感銘を受けました。
     
○システム
・フィールドを自由に歩き回り、乗り物で海と空を旅することもできるので、冒険している気分になれます。移動面での不自由さは一切ありません。
・従来型のコマンド入力式バトルに、「ブレイブ」(行動ターンの前借)+デフォルト(防御と行動ターンの蓄積)という新たな要素が加わっています。今作では、この新システムがある上に、雑魚モンスターが比較的強い。そのため、プレイヤーは戦闘中の行動について、何かと工夫を求められます。シンプルなシステムで単調な戦闘からの脱却を目指した……その点は注目に値します。
・懐かしのジョブとアビリティがあるので、キャラ育成面の自由度はかなり高いです。キャラの育成計画や、各キャラにセットするアビリティを考えるだけで、寝食を忘れてしまいます。今の時代、この手のシステムはかえって新鮮に見えます。
・「使えないジョブ」が1つもありません。どのジョブにも、それぞれの持ち味があり、プレイヤーの工夫次第で活躍の場が広がります。
・すれちがい通信を活用したノルエンデ村復興とフレンド召喚。外出時にはすれちがい通信に没頭しました。
・必殺技の名前と決め台詞を考えているだけで、心が躍ります。フレンド召喚で、他のプレイヤーの技名と決め台詞を見るのも一興です。

○ストーリー、人物描写
・往年のFFを思わす「王道」路線をベースとしつつも、ひねりの利いた要素があります。良い意味で予想を覆す展開も見られます。
・現実の世界史を思わす重厚な世界観(特にクリスタル正教関連)に惹かれました。シンプルながらも奥が深いと思います。
・個性は強いけれども親しみやすい主人公一行 。「萌え狙い」や「中二病」的なキャラがいない点にも好感が持てます。
・予想以上に個性派揃いで、人間臭い敵キャラ。安易な善悪二元論で割り切れないキャラがいる点と、彼らなりの正義を語らせている点も、評価したいです。敵キャラの描写は、ストーリーの質向上に貢献していると思います。
・パーティチャットにより、主人公一行の意外な側面が見えること。重々しい雰囲気の中で、清涼剤のような役割を果たしています。ただ、人によっては、邪魔だと思えるかもしれません。

○Dの手帳
内容が多岐にわたり、読み応えがあります。少なくとも私にとっては、新鮮な要素です。ゲームを進めずに、Dの手帳を夢中で読むこともありました。

【快適さ】以下の長所とBadの項で挙げる欠点を考慮し、少し辛口に3とします。

・上記の通り、煩雑でない戦闘と育成のシステム。
・アクション要素が皆無なので、反射神経が鈍い私でも安心して遊べます。戦闘時には、次に取るべき行動をゆっくり考えることができます。
・ムービーの垂れ流しがないので、押しつけがましさを感じません。
・ノルエンデ村復興の進捗状況と所持金の貯まり方によっては、序盤で比較的強力な武具が入手可能。(この要素はゲームバランス崩壊の原因と思う人も、いるかもしれません)。
・復興したノルエンデから、一定間隔でアイテムが届くこと。
・声優さんの熱演が光っていて、声が邪魔になりませんでした。
・ボイスのON/OFF機能。
・レベル上昇の丁度いい速さ。
・入手金額、経験値、JPを上げられるアイテムやアビリティ。
・ボス出現場所の手前に配置されたセーブポイント。

【難易度】雑魚モンスターの強さ、ジョブ育成に時間がかかることなど、意外と歯応えがある部分も見られるので、3とします。

【満足度】このGoodの項で挙げた長所と、Badの項で挙げた欠点を総合的に見て、4とします。

BAD/REQUEST

【グラフィックス】
・全キャラの狩人、ヴァルキリー、魔人、赤魔道士、アニエスとイデアの召喚士とヴァンパイア。これらのジョブの衣装デザインが、私の好みに合いませんでした。(各ジョブの衣装デザインは、評価が分かれそうです)。
・モンスターのグラフィックは、単なる色違いが多いようです。ここは改善の余地があると思います。

【システム、快適さ】
・物理攻撃が優遇される一方、魔法攻撃が冷遇されています。魔法攻撃なしでは倒せない敵をもっと出してほしかったです。
・無属性の黒魔法がない。
・召喚魔法の種類が驚くほど少ない上、入手方法もワンパターン。さらにエフェクトが今一つ冴えないです。(独創的で魅力的なエフェクトと思う人もいるかもしれません)。
・短剣の必殺技の使用条件が余り良くない。
・アイテムのソートができない。できれば、手動でアイテムソートできる機能もつけてほしかったです。
・戦闘中に複数のステータス異常が生じた場合、一目で確認できません。
・低すぎる逃走の成功率。先を急ぎたい時には苛々させられます。
・メニュー画面を開くたびに曲が変わること。(メニュー画面の曲自体は、嫌いではありませんが)。
・5章以降、出現するモンスターの種類が限定されます。そのため、ヴァンパイア(5章以降に入手する人が多いと思われる)のゲノムアビリティ習得の際、不便さを感じました。1~4章のモンスターと新規のモンスターを、両方出した方がよかったと思います。
・後述するループも、快適さを損なう原因です。

【ストーリー】
・黒幕の存在が示唆されてからも、主人公一行の対応が後手に回っている。
・主人公一行と敵キャラに、もっと主義主張をぶつけ合ってほしかったです。そうすれば、敵キャラの描写が自ずと掘り下げられ、魅力がより強調されたと思います。
・(ネタばれ防止のため、詳しくは書けませんが)ラスボスの描写と存在感。

【その他】

○私が思うに、BDFF最大の欠点は、5章以降のループです。変わりばえのない世界で同じボスと戦い、同じダンジョンに足を運び、話を進めるために毎度おなじみの「あの作業」を延々と繰り返す。BDFFに魅せられた私にとっても、さすがにこのループは重荷になりました。ループは物語の性質上、不可欠な要素かもしれません。でも、全部プレイヤーに体験させるのは、いかがなものでしょう。ループの苦痛を和らげるためにも、5章以降では、以下のような工夫をしてほしかったです。
     
・章が進むたびに、既存のダンジョンに新しいエリアとフロアが追加される。
・出現するモンスターの種類が次々と増えていく。
・さらに、まったく新しい町やダンジョンが出現(メインストーリーに絡んでも、絡まなくてもいい)。新しいダンジョンには、任意で挑戦できる強大なボス(できれば人間型でないもの)を配置。
・息抜き用に、任意で遊べるミニゲームを取り入れる。
・パーティチャットをもっと増やす。
・サブシナリオの発生場所や内容にもっと変化をつける。
・ループの回数を減らし、物語が佳境に入った後のイベントを充実させて盛り上げる。

RPGのプレイヤーには、変化に富んだ冒険の舞台を求める人が多いと思われます。そこで、次回作からはループ強制を無しにしてほしいです。

○隠しダンジョンは期待外れでした。

COMMENT

○BDFFは、色々と改良の余地が残るゲームです。それでも、私はこの作品は傑作だと思います。最近のRPGは映像偏重、快適さ無視の七面倒なシステム、凝りすぎたキャラデザ、自由度の欠如といった問題を抱えがちです。故に私は、自分に向いている新作RPGに、なかなか出合えないという有様です。そんな中、BDFFに出会ったことで、一筋の光明が射しました。この時代にあって、BDFFは異彩を放ち、本当に面白いゲームとは何か、再考を促しています。ルクセンダルクの世界にもっと浸りたい、クリアしてしまうのが本当に惜しい……私は終始、そんな気持ちでプレイしていました。作品が発するメッセージには、何度も励まされ、心を打たれました。開発スタッフの皆さんには、心から感謝したいです。新作を心待ちにしています。

○BDFFは、このようなタイプの人には不向きだと思います。
      ↓
・リアルなグラフィックとムービーを求める人。
・派手な絵柄が好きな人。
・敢えて敷居の高いシステムを求める人。
・他のプレイヤーと一緒にマルチプレイがしたい人。
・「ループがあるRPGは論外だ」と思う人。
・近未来的な世界観が好きな人。
・重い世界観やストーリーが苦手な人。

逆に、このような人にはお勧めできます。
      ↓
・「RPGに映画的要素は不要だ」と思う人。
・アクション性の強いRPGが苦手な人。
・SFC時代のFFが恋しい人。
・1人で気楽にRPGを楽しみたい人
・地味な絵柄が好きな人。
・感情移入しやすい敵キャラを求める人。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
アンビシア・マグニフィスさん[2013-09-04 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: ra レビュー日: 2016-08-05
町で装備を整えて、ダンジョン探索して、ボスと決戦。
良い意味での普通のRPGです。
さらには、そのつくりは余分なものをがさっと省いた非常にシンプルなもの。
さすがは老舗メーカーですね。往年のノウハウの蓄積が感じられます。
コスパは抜群。これは掘り出し物です。
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