東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング
中央値: 66 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 17.04 難易度 4.50 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 5pt |
65pt
GOOD!
オリジナリティ
任天堂が最初に発売した脳トレ以降、ありとあらゆるただのパクリ、適当に作りました的エデュケーションソフトが乱売されたが、任天堂からの3作目は今回もそういった手抜き感・適当感が一切ない、そして「鬼トレ」という新しい要素をしっかり盛り込んで作り上げた今作はオリジナリティが非常に高いと感じた。
また、ここまで言い切っていいのか?と勝手に心配してしまうほど「脳に効く」と自信を持って言い切る姿勢に単なる三作目ですよ的な安易感を感じさせず素晴らしいと思った。
また、「5分で集中してトレーニングする」という仕様に移行し、更に自分の実力に合わせて難易度が上下するので「ヌルすぎる…」とか「ムズすぎてやる気なくす…」ということも少なくなり、しっかりプレイできる。
ちなみに…社長が聞くのコーナーで「nバック計算は99バックまであります」という内容にゾッとした…そんなの出来る人いるのかなぁ?
グラフィック
当然エデュケーションソフトなのであまりごちゃごちゃしたグラフィックは必要ないので、簡潔に、でも各要素が分かりやすく書かれてるのでいいと思う。
何でもかんでもリアルにすればいいわけじゃない(この手のゲームでも勘違いグラフィックゲーが出つつあるので)と思えます。
サウンド
基本的に邪魔にならず、トレーニング中は無音でメニュー時のみ流れるBGMは疲れた脳に癒しをもたらす気がする。
(トレーニング中はBGMは無音ですが、鬼トレ時は教授が合いの手を入れてくれます。これが人によってはウザいかもしれませんが、自分にはいいと感じました)
BAD/REQUEST
誤認識・入力時間制
特に鬼計算で感じるのだが、これまでのシリーズと同様にある程度ごちゃごちゃな字でもそれっぽい字であればかなり正答として認識してくれたり、正しく書いたつもりでも急いで書いたため違う字として認識されてしまうのだが、鬼トレモードでは入力時間制はやめて欲しかった…
というのも、nバック計算は数問前の問題の答えを脳に一時的に記憶して答えを書いていく仕組みだが、「覚えよう…」としてる時にタイムオーバーで次問に移った時に、一気に崩れて少なくとも覚えなおししようにも数問捨て問題化してパスし続けないと復帰が難しい。
で、結局「あなたにはこのレベルは難しすぎましたね」と、難易度を下げられたらかなりモチベーションが下がり、続けてやろうという意識の低下に繋がってしまう。
(また同じ感じで正解・間違いの判定もたまに書き損じ程度で判定してしまうことがあるので、これでペースを乱されて捨て問題化になるので集中力が途切れてしまう)
一応その回のトレーニングをパスして一からやり直しできるがこれも3度(2度?)までで、それ以上やり直そうとすれば問答無用でレベルダウン。
なのでやっぱりそこで集中力が切れてしまい、鬼トレモードのやる意欲をなくしてしまった。
安易なレベル上下
入力時間制が今回も幅を利かせてるのでこういう仕様になったのかもしれないが、例えば鬼計算だと「1バック」→「早い1バック」→「2バック」→「早い2バック」…
と普通と早いを繰り返して記憶数が増えるだけ。
これだとゆっくり確実に覚えてやるタイプの人は自分の実力外な部分で必ず限界がきてしまう。
だったらたとえ1セットで5分使い切る遅さでも、着々と能力を伸ばすし仕様のほうがやる気を無くすことなくチャレンジできるのではないかと思う。
もちろん、正確さと共に速さも鍛えたい!という人は現在の仕様で遊べるようにするなど、人によってどちらか選べるようにしてくれれば良かったと思う。
その為熱中度は一つポイントを下げました。
COMMENT
BADに書いた点から自分は結局いつもの計算20とかソリティア・フリーセルと言ったトランプゲーム、陣取り対戦と言った鬼トレじゃないものしかやらなくなってしまいました。
それだけでも十分に楽しめるので、熱中度のポイントを一つだけしか下げず、満足度は普通にしてます。
教授の提唱する鬼トレの仕様と自分のやり方が根本が違うための鬼トレ不使用状態なので、他の方にとっては逆にこの仕様のほうがチャレンジのしがいや能力アップにつながるかもしれません。
タギングは
システムはこのゲームの全仕様において良いと感じたため、
ヤリコミは鬼トレ部分、
ザンコクは自分の出来なさ加減に落胆する点から付けました。
Amazonレビュー
レビュー者: オーロラの彼奴 レビュー日: 2017-05-29やっていると、本当に頭から煙が出るかと思うくらい、頭を酷使させられます。絶対に頭に良いと思えます。
でも、毎日鬼トレをするのは私には無理でした。5分頑張ると言っても、教授のセリフとかあるので、5分では終わりません。つらいです。
鬼トレは本当に脳を酷使するので、すごく気合を入れないと挑戦できません。気持ち的にやれない日も出てきます。
それに、やる鬼トレも選択肢が狭まってきます。たとえば鬼カップとか鬼朗読とか鬼耳算とかは、全くやりたいと思わなくなってしまいました。
それで、やる鬼トレも、楽しいと思えた 鬼計算、鬼めくり、鬼記号だけになってしまいます。それで完全に飽きてしまいました。
結果、毎日やるためには鬼トレをあきらめ、鬼トレ以外のトレーニングをやることが増えてしまいました。
だったら「もっと脳トレ」でシンプルかつバリエーション豊かに脳を鍛えた方が楽しいですし続きます。脳年齢の測定も楽しいですし。
実際、「もっと脳トレ」を久しぶりにやってみたら、鬼トレよりずっと快適で、またハマってしまいました。
ですが、私には合わなかったというだけで、合う人にはとても効果があるゲームだと思います。
どう考えても頭が良くなるとしか思えない内容です。でも人を選ぶと思います。
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GOOD!
このゲームでは、ゲームのキャラではなく、プレイヤーである自分自身がレベルアップしていく感覚を味わうことが出来ます。
鬼トレには成績によって分けられる「グレード」というランク付け機能があり、それを周りの人やすれ違った人と競えるのが楽しいです。
他の人に先んじて少しでも早く上のランクに行きたいと思うのですが、「鬼トレ」は1種目につき1日5分しかプレイすることができないので、ひたすらやり込んで成績を上げていくというよりも、ゲームをしていない時間にどう過ごすかで明暗が分かれてくるのだと思います。
具体的に言うと私は、脳や記憶の仕組みを勉強してより良い成績が出せるように戦略を練りました。
またプレイする前にはしっかりと睡眠をとって脳をリフレッシュしてからそれに挑むなど、生活の習慣から改善するきっかけにもなりました。
そこで得た知識や身についた習慣は、ゲームに関係のないところでも役立っているとの実感もありますし、トレーニングを行うことで鍛えられた流動性知能についてはいわずもがなです。
そういった意味でこのゲームは、ゲーム以外の場面で自分の思考や習慣を変化させるきっかけを作ってくれるものだと思いました。そこがこのゲームの良い点だと感じています。
BAD/REQUEST
トロフィーをコンプリートしようと思うと500日出席とか、一日に10人とすれ違うとか、そういった条件が厳しいように感じました。不可能ではないのですが、かなり長い目で見る必要があると思います。
COMMENT
個人的にはワーキングメモリーを鍛えるという趣旨から外れて、他の人よりも上に立ちたいというそのモチベーションでゲームを楽しみました。
あと脳トレ補助に収録されているトランプを使ったゲーム、ソリティアみたいなやつなんですが、これでどれだけ徹夜したことか。シンプルなゲームほど繰り返し行うのが苦にならないんですよね何故か。
あとは旧来の脳トレに類する種目や、ドクターマリオやワリオの森のようなパズルゲームも無制限で遊ぶことが出来るので、鬼トレが終わったあとのリフレッシュや、やる気がない時
に、目線を変えて遊ぶことができる工夫がなされているので、思ったよりも構えずに気軽に起動できるゲームだと思いました。