ゼルダの伝説1
中央値: 71 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 10.32 難易度 3.50 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
83pt
GOOD!
小学生以来のプレーでした。
記憶ではノーヒントの虱潰しの爆弾ゲームでしたが、実際にプレーしていると各ダンジョンに潜む住人からヒントを得られる仕組みになっていて、攻略サイト無しでもクリア出来る渋い難易度が良かった。
ハイドライド、ソーサリアン、ロマンシアなどで一世を風靡したのアクションアドベンチャーと言うジャンルが少なくなってきている中で、携帯ゲーム機で手軽に遊べるのが良い。
ショップ毎で同じアイテムでも価格が異なる物があり、頑張って隠しショップを探すことで、後半に登場するある敵に、アイテムを食べられても直ぐに復帰できるなどの、頑張りが報われるのが良い。
ダンジョン中に、触れるとダメージはないが剣が振れなくなる敵とワープして遠隔攻撃してくる敵とあるアイテムを食べてしまう敵が同じ部屋にいるケースがある。
この部屋に入った瞬間に「うぉー、やべー!!」「ちょっとまって!!」「うぁー、不用意に飛び込んだ!!」と声を出している自分に気付いて、ゲームでこれ程、テンションが上がるのは何年ぶりだろうと少し嬉しくなる。
いい年をした、おじさんのテンションをここまで上げてくれるゲームはざらにはない。
ある敵に食べられてしまったアイテムを買い直すのに、少しでも安い隠れショップを探して、お金集めに効率の良い場所を探して、楽しくなってしまいます。
(ぬるゲーマーからすると面倒な話かも知れませんが、考え方を変えれば楽しめる要素だと思う)
ぬるゲーしかプレーしたことのない人でも、一念発起すれば必ずクリアーできる難易度だと思う。
VCのまるごと保存を使えば必ずクリア出来るはず。
BAD/REQUEST
実際の所は特にないが、小学生の時には気付かなかったストーリー的な矛盾で気になる部分があった。
レベル1?レベル8までのダンジョンは、ゼルダ姫が8つに分けたトライフォースを隠したダンジョンであり、ゼルダ姫の意思を受けて、トライフォースを手に入れようとする者(プレイヤー)にヒントを授けて、ラスボスまで導く住人が住んでいても不思議ではありません。
しかし、レベル9はラスボスの居城であり、ダンジョンの存在する意味合いが全く違います。
そこに、じいさん連中が住み着いてプレイヤーにヒントを与えてくれるのに矛盾を感じました。
例えば、以前に挑んだ冒険者の書き置きなどと言った演出の方がしっくりきます。
まぁ、重箱の隅をつつくような事ですが、あえて悪い部分を言うとそれぐらいです。
悪い部分ではないですが、お勧めできないケースを少し書いておきます。
ぬるゲーしかプレーしたくない人にはお勧めできない。
「ゼルダ=謎解き」と言った現在のゼルダの公式とは少し離れている。
どちらかと言えば、考えるより、試してみると言った傾向が強いので、現在のゼルダの「考える」と言う行為を期待している人にもお勧めできない。
ダンジョン攻略もマップと自分の行動履歴で辻褄が合わない部分を埋めていくといった作業になるので、謎解きと言うより、マップの絵合わせの傾向が強いです。
これも現在のゼルダを期待している人にはお勧めできないと思う。
COMMENT
お年玉で思い切って買ったツインファミコンでプレーしていました。
まだインターネットもなく、お年玉を使い切って攻略本も買えず、友達と学校で情報交換しながらプレーしていたことを思い出しました。
最近の小中学生は、ゲームの時間が家庭で決められていて、なかなかこう言ったゲームをヒットさせるのは難しい時代なのかもしれませんが、毎日ゲーム三昧で、少しずつ新しい発見をしながら進めることが出来るゲームの楽しさを小中学生にも味わって貰いたいと、おじさんなどは思ってしまいました。
実際、小中学生時代にゲームの速解きが出来るヤツって頭良かったので、ゲームをすると成績が落ちるなんて、ゲームが普及して視聴率が落ちてきたマスコミが創ったデタラメだと気付いて欲しいです。
Amazonレビュー
レビュー者: きたろう レビュー日: 2015-09-10アクセスランキング
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GOOD!
●ゼルダシリーズの元祖
後のシリーズ作品の元になったモンスター、アイテム、おなじみの効果音等が数多く出てきます。
戦闘に関しても、敵の特徴をついて有利な手段で攻撃したり、バクダンで頭数を減らしてから剣で戦う等とゼルダらしい基礎はこの作品の時点からあったのだと感じました。
●試行錯誤が面白い。
目的地が分からないのでとりあえず敵の弱い所から探索といった具合に古いゲーム特有の「とりあえず試してみる」という楽しさがあります。
なんとなく違和感のある場所を探って隠されたものを見つけるのは楽しいです。
ジャンルが「アクションRPG」ではなく「アクションアドベンチャー」となっていますが、しっくりくるような気がします。
●自由度が高い
一部の攻略に必須条件があるダンジョン等を除けば好きな順番に回る事ができるので、2週目からはダンジョン攻略前にいきなり強いアイテムを取ったり、本来後から回るダンジョンからクリアする。
ダンジョンのカギは買えたり、別のダンジョンで使いまわせたりするのでそれを利用して攻略する等もできます。
●裏ゼルダ
表のフィールドマップを使いまわしつつ、隠れた入り口とダンジョンの場所と構造、敵の強さを変える事で、当時少なかったデータ容量の中で遊べる時間を増やすいいアイデアだと思います。
BAD/REQUEST
●手がかりが少ない
良い所の試行錯誤の点ですが、裏を返せば手掛かりは無く、爆弾で壊せる壁、ろうそくで燃やせる木も手あたり次第怪しい場所に使ってみるしかありませんし、1マスずれていると見つかりません。
また、敵に対してろうそくを使った時は炎の移動中に当たり判定があるのに、隠れた入り口に対しては止まった後にしか当たり判定が無いというのもややこしいです
人から聞けるヒントも「墓地のお爺さんに会いなさい」→そもそも墓地がどこかわからない上に、行く方法が分かるのも、お爺さんに会うメリットがあるのもまだ先といった感じです。
また、剣の入手にハートの数が一定量必要なのに、ハートの器もダンジョンクリア以外は隠しなので、気づかない程不利になります。
●金策手段
敵から入手できるルピーは少ないので、隠された入口を探し、ルピーを貰う事で大量入手する事になるですが、入手額が限られている為、見つけられないとことんジリ貧になっていきます。
さらには貴重なルピーを失うような要素もある為、やや意地悪な気もします。
●ポルスボイス(大耳の魔物)の倒し方
この敵に関しては実は簡単な倒し方があるのですが、初代のファミコンをやっていないとまず気づかない気がしますし、それを3DSでやるという発想と方法はなかなか出てこないと思います。
●難易度のムラ
ボスに関しては攻略の糸口をつかめば苦戦はしませんが、LEVEL6のウィズロープ(魔法使い)の群れ等は指輪を入手していたにもかかわらずかなり苦戦しました。
万が一指輪が見つけられないと、よほどアクションがうまくない限り詰まるような気がします。
かと思えば後のダンジョンの方が簡単だったりとややムラがあるのが気になります。
難しい部分に関しては、最近のゲームしか遊んだことの無い人にはかなり厳しい難易度だと思います。
●敵弾の見分けがつきにくい
画面の大きさの関係なのか、デザインが同じなのか、それとも私が見分けられないだけなのか、マジックシールドで防げるものと防げない弾の見分けがつきません。
COMMENT
ゼルダシリーズは他に「神々のトライフォース」「夢をみる島(GB版)」「時のオカリナ(3DS)」「夢幻の砂時計」「ふしぎの木の実 大地&時空の章」「リンクの冒険」とプレイしています。
気になる点は目につきますが、作られた時代を考えるとよくできていると思いますし、ゲーム制作の経験のある身としては限られた技術の中でアイデアを駆使して面白いゲーム生み出したスタッフの方の努力も感じられますし、ファミコン時代のゲームを遊んでいた世代の私が熱中するだけの魅力も感じました。
50%OFFセールで買いましたが、通常価格分の価値はあると思います。
この作品を楽しむうえで重要なのは、後のゼルダ作品とは違った魅力を楽しむという事かと思います。
難易度は高いものの、幸いVCのまるごと保存もあるのでファミコン時代よりはかなり楽にクリアできると思いますし、興味を持った方はシリーズの原点である本作を遊んでみてほしいです。