スーパーマリオ 3Dランド
中央値: 75 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 16.51 難易度 2.09 mk2レビュー数 33ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
74pt
GOOD!
○お手軽感
マリオ64などの3Dマリオを敬遠してきた方には丁度いい手軽さを残したゲームになっています。コースがそこまで複雑に作られておらず、1コース中に3枚隠されている「スターメダル」の探索もサクサクできます。
更に同じコースで複数回ミスをすると、アシストブロックなるお助けアイテムが登場する辺りは初心者配慮がなされています。
変身はタヌキがジャンプ中にBを押すとふわふわ落ちられるので、落下点を定めやすいのがいいです。
○やり応え
ノーマルコースはそんな訳でヌルく、その時点では難易度は0か1点にしようかと思っていました。
ところが、クッパ撃破後のスペシャルコースの後半に進むとかなりの難易度になってきます。制限時間短縮+後ろからゴーストが追ってくる、というような複合的な難易度上昇が施されているコースがあり、個人的にかなり苦戦を強いられました。まさかマリオの裏面クリアするまでに400以上ミスするとは思っていませんでしたし…。
そんな訳で、ゲームに慣れている方でも結構楽しめるんじゃないでしょうか。
BAD/REQUEST
○変身バリエーション
通常・タヌキ・ファイア・ブーメラン・プロペラくらいなので、やや少なく感じました。
その少ない中でもタヌキが相当強いので、他はあまり使いませんでした。
COMMENT
※プレイ時間25時間程度でノーマル&スペシャル全コースクリアと1UPフラッグ回収済です。
新ハードで「とりあえずマリオを」ってな方は息抜き程度にプレイしても救済措置もあるのでノーマルコースクリアくらいなら簡単にできます。そしてゲーマーな方はノーマルコースをアシストブロックを出現させずクリアと、スペシャルコースをやればやり込み系ゲームとしても楽しめます。
「2Dマリオ」と「3Dマリオ」をつなぐ架け橋としてこの作品を開発されたそうですが、この3Dランドの方向性のゲームも今後作ってほしい、と思わせるには十分な作品です。
Amazonレビュー
レビュー者: tathuithu1112 レビュー日: 2017-06-28アクセスランキング
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GOOD!
マリオ3を中心とした2Dテイスト溢れる3Dマリオ。
ゴールのポール、タヌキマリオ、毒キノコなど、
懐かしい要素が違和感無く3Dマリオに取り入れられている。
ただ懐かしいだけでなく、マリオギャラクシーではやや単調に感じられた
クッパ戦の内容がバリエーション豊かになるなど改善の傾向も。
探索要素はこれまでの3Dマリオで最も控え目だが、
決して一本道ではなく、攻略の自由度は保たれている。
小賢しいストーリーの説明やムービーシーンが殆ど無く、
ピーチさらわれた→はいスタート、という潔さも良し。
マリオ64では8つ、ギャラクシーでは3つだったライフ制がとうとう廃止され、
ちびマリオ→スーパーマリオ→各種形態、の三段階制になった。
これでも死因の9割は落下によるコースアウトだったりする。
三段階目でダメージを受けたら即ちびマリオ化でも良かったと思う。
「パワーアップがパワーアップになった」ことは高く評価したい。
マリオギャラクシーは極めて完成度の高い3Dマリオだったのだが、
パワーアップ要素がギミック解除の役割に終始しているのが気に入らなかった。
ファイアマリオで火を点けて扉開けて?とか、
アイスマリオで水を凍らせて足場にしてね?とか、
つまらなくはないが、それはゼルダの仕事でしょうよ、と。
その点、今作は「使わなくてもクリアできるが使えば楽になる」という
アクションゲームにおけるパワーアップの基本に立ち返ってくれた。
(開き直ったようなゼルダステージには苦笑いさせられたが)
ファイアマリオは時間制限無し。水中面で大活躍。これこそマリオだ。
水中面といえば、複雑だった水中の操作が2D形式になったのも嬉しい。
本作で最も素晴らしいのは難易度調整だと思った。
序盤はサクサクだが後半のステージは言われているほど簡単ではない。
上手いプレイヤーに対しては高難度の裏面も用意されている。
同一ステージでミスが重なるとアシスト機能が解禁されるのだが、
実はそれ以前にタヌキマリオが難易度を劇的に下げているのがポイント。
ジャンプの位置合わせが命綱である本作において、
滞空時間を延ばすタヌキマリオの利便性は2Dマリオの比ではない。
オプション画面で難易度選択などという無粋なスタイルを採らず、
アシスト使用=イージー タヌキ使用=ノーマル タヌキ縛り=ハード
という「見えない難易度選択」で多様なユーザーを同時に楽しませている。
「俺はアシストなんか使わないでクリアしたぜ」と思わせておいて、
実は結構、楽をさせてもらっているという…。
ユーザーのプライドを傷付けずにいい気分にさせるのが上手い。
BAD/REQUEST
ギャラクシーと同様にエクステンドがやたら多く、残機の意味が殆ど無い。
昔のマリオのように8-4でゲームオーバーになったら8-1から…
なんてのを今の時代にやったら心が折れる人が続出するかもしれないが、
1UPキノコを取った時にもっと嬉しくなりたい気持ちもある。
据置より小さい解像度のせいで画面の中がやや狭苦しく、
ここから跳んだらアウトなの?→あ、やっぱダメだった的なミスが稀に。
3DSの操作性は据置機と比べるとどうしても劣る。
クリアに必須でないとはいえ、LRを組み合わせた操作はやりにくい。
Wiiのリモコン&ヌンチャク操作が意外に快適だったことに気付かされた。
アシスト機能を使わなくても、出しただけでデータに残って
取り返しがきかなくなるのはコンプ至上主義者には酷かも。
一直線のワールドマップはシンプルで分かりやすいが、
マリオ3やマリオワールドのような俯瞰図の方が私は好み。
隠しルートを見つけて別の分岐が現れた時の嬉しさはあの形ならではだろう。
COMMENT
マリオギャラクシーほどのゴージャス感こそ無かったが、
ハードスペックが原因の物足りなさは全く感じなかった。
立体視は見やすく調整されているし、価格は安いし、大安定の1本だろう。
ただ、これで2Dマリオしかやらない人が3Dマリオに開眼するかというと、
そう任天堂の思惑通りにいってくれるかなあ…という疑念はある。
「まるで2Dマリオのようなプレイ感覚」という感想をよく耳にするが、
それは3Dアクションゲームに慣れ親しんでいる人の感覚ではないだろうか。
私は、ガワを取り繕っても3Dマリオは3Dマリオでしかないと思った。
良い悪いの話ではなく、埋め切れないジャンルの隔絶を感じたのだ。
立体視がジャンプの距離感を掴むのに役立つというのも、おまじない程度。
結局、へたっぴが頼るのはタヌキの滞空時間と地面の影だったりする。
ロクヨンのマリオは受け付けないけどギャラクシーはかなり好き、
という中間派の私でもこんな調子なのだから、
果たして重度の3Dアレルギーが治るかどうか。
単なる食わず嫌いなら、あっという間に改宗させる力を持ったソフトだと思うが。