コンタクト
中央値: 63 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 15.12 難易度 1.97 mk2レビュー数 30ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
52pt
GOOD!
・まずグラフィックがとても綺麗です。特に背景は携帯ゲーム機と思えない質の高さです。ハカセ周りの昔風のドット絵も可愛らしい。
・アイテムや武器が豊富で揃える楽しみがあります。
・二画面を使ったイベント中の演出はかなり凝っています。
・恋愛イベントが何気に際どいところまで行ってしまっています。
・全体的に、独創性は間違いなく溢れています。
BAD/REQUEST
・製作者が「やり込み要素」と「プレイ時間引き延ばし」を履き違えています。
例えば料理にはレベル1?3があり、高くなるほど凝った料理が作れるようになるのですが、通常プレイではまずレベル2にすら到達することはありません。結局ほとんどの食材が無駄になります。
釣りはもっと酷く、魚がかかるまでの間、かかってからボタンを押すまでのタイミング、ボタンを押してから釣れるかどうかの確率、釣れたときの経験値、全てがシビアか間延びしているかのどちらかで、レベル2に到達するのには片手間にできない単調作業を数十時間続ける必要があります。
・一対多の戦闘が多いのですが、それを想定したと思えない戦闘システムが問題です。具体的に言うと敵の攻撃でこちらの攻撃がキャンセルされるので、時間差で攻撃されるとどうにもなりません。
・メインストーリーが少々短く、駆け足です。ほとんどの設定を所々に配置した雑誌で垂れ流しというのも頂けません。
・一部のパラメータがほとんど形骸化しています。また、着替えが面倒なためほとんどコスチュームを替えることがありません。移動中にも回数式で着替えられたら良かったと思います。
COMMENT
センスの良さなど光るところはありますが、贔屓目に見ても荒削りに過ぎます。
次回作には(あるとすればですが)期待したいところです。
どんでん返しのエンディングは賛否両論あるところでしょうが、私はそれほど嫌いではありません。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon初心者 レビュー日: 2015-09-07アクセスランキング
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GOOD!
ゲーム全体に溢れるセンスの良さ。これが全てと言っていいくらい。
ハカセとニャンニャンの画面を見たらピンときて購入した人も少なくないのでは。
上画面を敢えて無駄に?使っているのが逆に面白い。
ハカセとニャンニャンの会話パターンが多ければもっと良かった。
タッチペンの使い所も面白く、DSの機能が生きている。
オッサンゲーマーをニヤリとさせる演出が随所にある。
特にバハラ島のファミコン的な演出は必見。
音楽はゲーム好きのツボにくる類のもの。
グラフィックも同様で、単純な美しさとは別の、ゲームとしての魅力がある。
下画面にもハカセとニャンニャンのラボのようなセンスがあればもっと良かった。
敢えて多くを語らないストーリーはこのゲームに合っている。
後半からエンディングにかけての演出は感情移入という点で問題があるが、
個人的には斬新で面白かったと思う。
BAD/REQUEST
RPGとしての基本的部分が凡庸なのは残念。
ファッションセンスは良いのに服を脱がすと体は貧弱…みたいな感じ。
特に戦闘が単調で、戦略性に欠ける。
テンポを良くする為にエンカウントを排除したのなら、
開き直ってアクションRPGにしてしまった方が良かったのでは。
土水火風の属性を細かく分ける必要性を感じない。
魔法系のは一つにまとめて、服も一種類で良かったと思う。
そもそも魔法系の特殊技能がイマイチ役に立たない。
スキルを上げる為だけに使うようなものだった。
個性を持たせ、状況によって使い分けができるようにして欲しかった。
料理や釣りが単純な作業になっているのは残念だった。
もう少し複雑なゲーム性を持たせて欲しかった。
またスキル上げが大変な割に、
難しい料理や大きな魚を手に入れても見返りが少ない。
収集欲を満たすだけでなく、ゲーム的にもう少し役に立って欲しかった。
タッチペンでシールを剥がして貼り付ける…というアイデアは面白かったのだが、
リアルタイムでこの作業を要求されることがなく、
結局は余分な作業にしかなっていない。
再現性の有無を問わず、バグが多い。
フリーズして時間が無駄になったことが何度かあった。
COMMENT
「ロストマジック」と並び、DSの隠れた良作と言って良いでしょう。
とにかく「発見」が楽しいゲームです。
ストーリーから寄り道してみると新たなイベントが発生していたり。
思わぬところでタッチペンが要求されて目からウロコだったり。
そこかしこにちりばめられた小ネタにニヤリとしてみたり。
普通にプレイしていると数秒しか聞かれないような曲でも
放置してみると実は1ループするまでが長くて良い曲だったり。
色々と試してみることで楽しさが見つかるのです。
ゲームを能動的に楽しむ、という当たり前のことを思い出させてくれます。
単純に「凄い」ゲームがやりたい人や、
さっさとクリアして売るのが趣味な人にはお薦めできません。
RPGとしてのデキの良さよりも雰囲気そのものを楽しめる人に向いています。
そういう意味ではマザーが好きな人には合う可能性が高いでしょう。
また、コツコツとステータスを上げてはニヤニヤできる人や、
レアなお遊びアイテムを収集してはニヤニヤできる人にも向いています。
シャイニングソウルの続編が一向に出なくてイラついている人は是非どうぞ。
同じグラスホッパー製作ですし。
ただしソウルと違ってアクション性が皆無なので、
戦闘での爽快感は期待できません。
次回作があるならそのあたりの改善を望みます。