レイトン教授と最後の時間旅行
中央値: 75 Amazon点数: 4.6
スコアーボード
標準偏差 12.49 難易度 2.09 mk2レビュー数 33ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
89pt
GOOD!
1作目、2作目プレー済みです。
○全体について
・シリーズを通して、世界観がブレていないです。
絵、音楽、演出、ストーリーともに深い味わいがあり、
それぞれがその世界観をつくる重要な要素となっています。
・操作感が2作目、3作目と向上しています。1作目も悪くはないが
改善を重ねる製作者の方々の努力に脱帽。
逆に3作目をきっかけに1作目をプレーされる方は
相当違和感を覚えるでしょう。
○グラフィック
・なぞ(及びその回答)毎に丁寧な絵が添えてあり、
親しみやすく、それを観るだけでも楽しかったです。
なぞと回答だけでは、もっと殺伐とした雰囲気になっていたかも。
演出時のカット絵等も含めると相当な枚数になりますが
絵自体も、書いている方の思い入れを感じる作品のように思えました。
・ムービーの美しさに感動、そしてそのボリュームには
驚きました。来年公開(?)の映画も同じ雰囲気になるのだろうな、と
今から楽しみです。
○音楽について
・毎回、テーマソングはストーリーに合わせて
作られるだけあってストーリーと調和していて、
特に終盤の盛り上がり・感動は音楽なしには
考えられません。2作目のテーマソング「しあわせの箱」も
すばらしかったのですが、今回のテーマソングも
プレー後に音楽だけを聞いてもそのシーン、セリフが
よみがえり、心がじんわり感動・切なさで震えました。
・声優さんがみなさんとてもお上手。特に掘北さんの泣声は演技を
超えています。レイトンが憧れる女性役の木村さんは
表現が難しいであろうその雰囲気を表現しきっています。
○ストーリーについて
・「最後の時間旅行」、そういう意味だったのですね・・・。
完全にやられました。そのシーンを何度も観なおしてしまいました。
どんでん返しにつきもののストーリーの粗さ(穴)も一部ありますが
それを被うだけの勢い・スピード感がありました。
1、2作目を通して明かされなかった
レイトンがかぶっている帽子や登場人物の過去・秘密も触れられており、
それらによりまた切なく感じさせられました。
○満足度
・上述のとおり、非常に高いレベルの絵、音楽、演出、ストーリーの
結晶。ゲームを超えた大作だと思います。
BAD/REQUEST
○なぞ
・なぞなぞ系なのか図形系/理数系etcなのか、その意図が分かりにくいなぞが
多くて、答えを外してがっかりすることが何度かありました。
・(どなたかも書いてましたが)
DSの機能を使いきれてないように感じました。
なぞは解く過程も楽しいので、意外な方法で解かせる問題があると
面白かったように思います。
・Sヒントはほとんど答えそのものなので
無いほうが、なぞ解きの緊張感・真剣度が維持できてよかったように
思います。
○キャラ
・ナゾリーヌの存在と行動が不可解。明らかにその声優さんのキャラを模したものだと
分かりますが、逆に、著名人が声を出しているとはまったく気づかないように
しておいて、エンドロールでプレーした人に気づかせる方が
レイトンシリーズの奥ゆかしいなぞらしくて面白いと思います。
COMMENT
とにかくすばらしい作品だと思います。
シリーズが続くことを願います。
(一方、これまで「溜め」てきたレイトン自身のプラベート(核心)や
各キャラの素性についてもこの3作目で一気に展開してしまったので、
今後、ストーリーに支障(制限)が出てしまわないか
勝手ながら心配しています)
まだレイトンシリーズをやったことが無い方は
ストーリー展開、操作性の面から
必ず1作目からプレーされることをお勧めします。
Amazonレビュー
レビュー者: tovri126 レビュー日: 2014-03-29アクセスランキング
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GOOD!
■パズルとストーリーの融合というスタイル。
■感動的なストーリー。
■キャラクターや世界観が個性的で愛着が湧く。
■要所にアニメムービーが入り、引き込まれる。
■BGMが雰囲気にマッチしていて素晴らしい。曲数も多い。
■本編の進行に応じて開示されるおまけモード。
■Wi-Fiでのナゾ配信もあり、ボリューム感がある。
■前作以上にストーリーにマッチしたナゾの出題。(前作比)
■ナゾ中のメモ機能が格段に使いやすくなった。(前作比)
■ナゾの出題傾向に数学問題が少なくなった。(前作比)
■会話前のロードが短くなり更に快適になった。(前作比)
■かばんの中のミニゲームが充実した。(前作比)
BAD/REQUEST
■強いて言えば、3号の存在。「死ねよ馬鹿」は不快。
COMMENT
ハッキリ言ってシリーズ最高傑作です。
思わず一気にプレイしてしまうほど。
不覚にも、エンディングで少し泣いてしまいました。
タイムスリップものなので、深く考えるとおかしな部分もありますが、
なぜか許せてしまうのがレイトンらしさなのかもしれません。
スケールもボリュームもたっぷりで、大満足です。
ナゾ(パズル)の面白さ自体は『不思議な町』が上かと思いますが、
これまでよりもストーリーに沿ったものが出題されるなど、
ひとつのゲームとしてのまとまりがより高くなっています。
スペシャルヒントの追加などの気配りも良いですね。
かばんの中のサブゲームはどれも面白かったです。
パズルとしては『おもちゃの車』『不思議な絵本』も好きですが、
お茶目な『おしゃべりオウム』が可愛くてしかたありませんでした。
「オウムのひみつ」の面白さは反則だと思います。良い意味で。
前2作よりも細かい部分に手が行き届いていて、
素晴らしい完成度に仕上がっていると思います。
これで最後(?)だと思うと、寂しいですね。