DS電撃文庫アリソン
中央値: 41 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 9.2 難易度 1.00 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt | 1pt |
33pt
GOOD!
DSを使って小説を一冊読める、というのは新しい試みで好感触。
それ程高いレベルでは無いにしても、
音や画像つきで物語を楽しめるのは新鮮でした。
ヒロインのイラストが可愛いです。
BAD/REQUEST
文章中の単語をタッチすると隠しカードが手に入り、
ミニゲームが遊べたり用語の解説が読めたりするのですが
正直、その作業がとても煩わしく感じました。
ほとんどが作中の重要な単語なので簡単に見つかりますが、
中にはわざと普通の単語に紛れ込ませてあるものもあり、いらつきます。
また、画面をタッチした際のレスポンスも微妙なので、
いちいちストレスがたまりました。
ただ、別にカードのコンプリートを目指すので無ければ無視できるので、
おまけ程度に考えれば気にはなりません。
このゲームの最大の難点は、そのストーリーのつまらなさにあります。
正直、人生で読んだ小説の中でワースト3には入るヒドイ出来。
とにかくどうしようもなく退屈で、
先を読み進める気力を振り絞るのも大変です。
これで本当にプロなの?と思えてくる稚拙な文章、
小説家志望の中学生が書いたような陳腐な台詞の応酬に
心底辟易しました。
このソフトの性質上、何度も繰り返し遊ぶことが難しいのは
仕方が無いとしても、これでは最初の一回すら楽しむ事はできません。
意地になって最後までは読み通しましたが正直拷問でした。
COMMENT
たとえワゴンで売られていても買わない方が懸命です。
友達に借りて遊ぶのもオススメしません。
原作は未読であり、DSに移植されるくらいだから面白いのだろうと思い買いましたが、その期待は大きく裏切られました。ソフト化する際に原作の選別くらいして欲しかったです。
Amazonレビュー
レビュー者: 星野夜空 レビュー日: 2006-12-16演出も良く、ミニゲーム射撃もなかなか楽しい。
クイズは一度クリアした後することなくなってしまいますが、アリソンの苗字は何かという簡単なものから、飛行機のモデルと言った難題まであり、難しい。
サイドストーリーもとても短いですが、おもしろかったです。
ただ、カードゲームはあまり。
ファンなら、買ってもいいかもしれません。
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GOOD!
・DSというメディアでライトノベルが楽しめる所
DSでライトノベルの主軸格・電撃文庫を手軽に読めるため、ライトノベルを読みたいが電車などで読むのは恥ずかしい人や、これまで「アリソン」を読んでなかった人にとってはありがたいかと。
幸いオートモードやバックログ及び既読文ジャンプ機能なども付いているため、オートモードで自動的に読み進め、「流し読み」する形でも文の流れを理解できなくなる事は少ないだろうし、またビジュアルも多数追加されており、文章とも上手く調和しているため、挿絵が少ないとラノベさえ読めないという人にも退屈はさせないだろう。
「アリソン」原作の1巻のみの収録だが、1巻で1つの冒険が完結しているので話自体は不完全燃焼気味にはなりにくいだろうし。
BAD/REQUEST
・ミニゲームとか
流石に読み進めるだけの内容ではゲーム性に欠けるという配慮なのか、カードゲーム・クイズゲーム・シューティングゲームなどがミニゲームとして追加されているが、心底蛇足気味の気がした。
カードゲームに必要なキーワード探しもむしろ文に集中したい人には邪魔なだけだし(そうした用語集・設定などは独立させてオプションでいつでも見れるようにした方がよいだろう)、普段読む時は縦持ちなのにミニゲーム(クイズゲーム・カードゲーム)の時だけは横持ちにしなければならず面倒くさかったりするだけでなく、ミニゲーム自体もあってもなくても構わないレベル(まるで昔のギャルゲーによくあったミニゲームと同程度の扱い)なので、その分の容量を同時収録できるテキストに費やした方がよかったのでは?とさえ思う。
カードゲームも他の「DS電撃文庫」シリーズとのコンバート要素を持つみたいだが、最初からコンバートありきで製作していくと後のシリーズになるにつれ首を絞めていくスタイルに変わる危険性が出てくる(コンバートを前提にしないと後の作品でコンプ自体が出来なかったりする)ことに気づかないのだろうか?「イリヤの空、UFOの夏2」の頃には廃止されたのも無理はないシステムであったが…
・コストパフォーマンスについて
他の方が指摘するように、文庫本1巻のみしか収録されていないのに3360円という価格はどう見てもコストパフォーマンスが悪すぎる気がした。「残りの巻は電撃文庫版を買って楽しんでね」と言うには普通に単行本4巻全て買うより高い出費になる点で、未読者を引き込むにはあまりにも印象も悪く感じたし。
せめて単行本4巻全部収録して3360円ならまだ理解も出来るが(「アリソン」の原作の単行本自体古本屋でもあまり見かけないので、尚更ソフト1本で単行本全巻揃えたのと同義になるのならお得だろうし)…
COMMENT
記念すべき「DS電撃文庫」シリーズの第1弾だが、単行本1冊のみの収録の割には強気な定価設定や蛇足気味のミニゲームが気になって、定価で買うのには少々躊躇われる作品という感は否めない。特にコストパフォーマンスの悪さやミニゲームの撤去は今後シリーズを出す時の問題点になりうるので早急な改善が求められる。
現在、買うのだったら中古で480?680円台(大体ライトノベル1冊を新刊で買える程度の価格。ワゴンセール内にあったなら儲けもの)が損しない価格かと。