三国志大戦・天
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.15 難易度 2.76 mk2レビュー数 17ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt |
67pt
GOOD!
・戦略ノ章
国盗りゲームと「三国志大戦」の戦闘が融合したモードだが、普段の「三国志大戦」とはまた違った戦い方を求められ(コスト不足は当たり前なのでそれを補う戦術で戦わねばならない。例えば召喚計略や落城を優先した戦術を用いたり、偽装単色・偽装二色のデッキで戦うなど、ただ強デッキを組むことばかり前提においてては勝てないし守れない)、新鮮な感覚でプレイできる。
また戦略自体も国の盗り合いと武将の獲得というシンプルなものなので、ルールが単純なのも見逃せない。
・演出など
アーケード版には及ばねど、演出・操作方法はアーケード版のそれに近くなり臨場感を持って楽しむのに一役買っている。実際にアーケードで「三国志大戦」をプレイした人にしかわからない感覚かもしれないが。
・DS版オリジナルカードの存在について
前作でのDS版オリジナルカードはある意味「趣味の存在」であり、実用するとなると疑問に思うものも多かったが、今作のオリジナルカードは実際にアーケードに排出されても(現在のアーケード版のカードの種類が減少し、そのためデッキ編成が偏重気味なことを鑑みても)ガチで使えるものが多いのも特徴である。
特にDS小喬(1コスト騎兵+魅力持ち+「浄化の計」持ちと、呉の足りない部分を補う)やDS太史慈(高武力騎兵で「天衣無縫」持ちなので、文字通り「何とかしてくれる人」になりうる)などはアーケードで使いたい、と真面目に思った。
BAD/REQUEST
・カードの種類の少なさ
容量の都合なのかは知らないが、Ver2時代の排出停止カードが前作のように入手できなかったのはカードの種類を「少ない」と感じさせた原因である。
そもそも「三国志大戦」は豊富なカードからデッキを組むのが魅力なのに、その選択肢の幅を狭めるのは切ないものがあるが。
・軍師の育成が「鍛錬ノ章」でしかできないこと
今作ではアーケード版同様に軍師カードの「奥義」を使える事になるが、そのレベル上げのための訓練が「鍛錬ノ章」でしかできないのは地味に痛い所である。そのため好むと好まざるとに関わらず「鍛錬ノ章」を繰り返すことになるのだが。
「戦略ノ章」や「Wi-Fi対戦」でのテンポを重視した結果かもしれないが、アーケード版の「牛狩り」や「張角伝」(要するにカード掘り、兵糧稼ぎ、軍師育成のために一人用モードの一番最初の面を繰り返しプレイすること)までそのまま再現されるのは苦笑いするしかなかった。
COMMENT
前作の不満点(例えばWi-Fi対戦の切断の多さへの対策)は幾分改善されても、また違った不満点が出てきたりする点で現状のアーケード版同様に「あちらが立ってもこちらが立たず」という言葉そのものの出来だった。
とはいえまだまだやり込める要素はあるので、じっくりと楽しもうかと。
Amazonレビュー
レビュー者: (・ω・) レビュー日: 2010-04-15アクセスランキング
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GOOD!
アーケードで体験済みです。
三国志大戦を懐かしむつもりで買ってみました。
良いところは、三国志大戦である、家で遊べる、という部分です。
BAD/REQUEST
一人用モードの出来映えが最悪でした。
そこそこカードが揃うと、CPUをいたぶるような展開にしかなりません。
このCPUもかなりやっつけな構成で、AIもお粗末と、戦って楽しい相手ではありません。
ただの作業です。
このやっつけ感は大戦に馴れたプレイヤーに対しても、本作ではじめて大戦を知るプレイヤーに対しても失礼なのではないでしょうか。
COMMENT
三国志大戦は数多の家庭用カードゲームと違い、カード集めがゲームを継続する動機になりにくいゲームだと思います。
デッキに必要な枚数が少なく、集める労力が軽い事。
スキル性が高く、デッキの不足を腕で補う事が容易にできすぎるので、あえて収集を必死になる必然性が少ない事。
が理由だと考えています。(まったく悪い事ではありません。念のため)
このDS版では、お粗末なCPUがそれに拍車をかけており、アーケード経験者でなくてもすぐに手玉にとれるようになってしまいます。
その結果、すぐに攻略でき、飽きやすい、作業的で底の浅いゲームと感じかねない製品になってしまいました。
それが非常に残念です。
開発者は猛省すべきです。
そして同じ題材の製品で、コレが2本続いたという時点でもう・・・。