ONI零 戦国乱世百花繚乱
中央値: 13 Amazon点数: 2.3
スコアーボード
標準偏差 22.05 難易度 2.20 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
13pt
GOOD!
■ストーリー
一応ONI零のシリーズものという形になるが、
前作を知らなくてもプレイに何ら問題がないこと。
■キャラクター
美形な森蘭丸と侘助は良い味を出していたように思う。
■グラフィックス
アドベンチャーパートのキャラは個人的に幼すぎて好みではないが、
クオリティ自体は及第点。表情が豊富なのも良い感じではないだろうか。
パッケージイラストは好みが分かれるところではあるが、
個人的にはこういう路線も有りではないかと思う。
■戦闘
矢印をなぞる、スロットによる目押し、気力玉というアイデアそのものは、
それ程悪いものではなかった。繰り返しの操作に耐えうるだけのアイデア、
そういった点が何一つ無かった事が惜しまれる。
■音楽
曲は和風テイストで世界観を壊さない出来であったように思う。
BAD/REQUEST
■グラフィックス
紙芝戦闘の立ち絵がほとんど別人キャラ、また立ち絵イラスト自体も相当荒い。
クオリティの低いイラストを数枚繰り返すだけの戦闘シーンは何とも。
■熱中度
ほぼ同じ物語が15本、やる事は目押しスロットと矢印なぞりの戦闘のみ。
更に時間がかかるため、5人目くらいから延々作業しているだけな感じになる。
■満足感
そもそも、公式ページに出ているキャラクターの設定が本編に出る前に、
ゲームが終了してしまうので、満足など出来るはずもなく。
時空童子などというフレーズも一切出てこなければ、
見えない7本目の刀についても触れられない。本編すら始まらずに終わる。
■快適さ
メッセージを送る際の音の鬱陶しさが調整出来ない上、
戦闘はひたすら目押しとなぞり作業の繰り返し。
驚くような物語もなく、ひたすら作業戦闘を強いられるのみ。
また、最初のキャラ選択の切り替え速度も遅い。
そこに快適さなど、微塵も存在しない。
■ストーリー
未完でも驚くようなストーリー展開があればまだ良かったのだが、
やっていることは14人全員御前試合という名目で戦闘を繰り返すだけ。
そして御前試合を行った真の理由など、詳細は一切語られないまま、
公式ページで書かれた設定にも一切触れられないままエンディング。
まさか物語の本編へ入る前にゲームが終了するとは思わなかった。
アドベンチャーパートに出てくる選択肢も、ほとんど意味がない。
ONI零?復活?のキャラ2人を操作する事が出来るシナリオも、
やる事は総当たり戦闘なだけで、続編要素は何もありはしない上、
物語は2人ほぼ共通で、戦闘相手が数人変わる程度。更にあってないが如し。
語る内容すら無い、というのが正直なところ。
COMMENT
時間のかかる戦闘シーンと、操作キャラを合計16人用意する事で、
プレイ時間を稼いではいるものの、実際やること、物語はほぼ同じ。
シナリオだけは最後まで期待していた部分だっただけに残念。
物語を一切気にせず、時間が余った時に1キャラだけプレイする形なら、
暇潰し用のソフトとして機能する可能性は、零ではないかもしれない。
ONI零?復活?のファンを確実に冥府魔道へ案内する事が出来る1本。
一応、ONIシリーズのファンなので、出来る限り甘めのレビューとした。
Amazonレビュー
レビュー者: 御年子 レビュー日: 2007-07-11キャラは割といいものの、内容が・・・これ、ONIかよ!と。どの主人公も多少の違いはあれど、結局やってる事は同じ。途中からバトルがお約束化して来て億劫になる。しかもやたら判定が厳しいバトル。フリーハンドが正確で無い事と、タッチスクリーンがズレやすいと言う事をまるで想定していない。テストプレイちゃんとやったんでしょうか。
台詞の書き方は飯島氏らしくていいけど、ストーリーは全体的に不満。それなりに期待はしていたので、やはり残念です。
折角、飯島氏がONI零と言う素晴らしい世界を作ろうとしてくれているのに、メーカーがONIという作品を勘違いしているのが一目瞭然。
あと、どうでもいいのですが、歓声が「キャーーー」じゃなくて「ウキーーー」って聞こえるのですよ。猿でも混じってるのかって
それでも転身とか出て来た時は手を叩いて喜びました。期待通りでは無かったとしても、司狼丸や外道丸のエピソードなんかも嬉しかったです。(でも内容は非常に単調)
**以下、クリア後レビュー**
途中で終わりました。未完です。あれだけ伏線張っといてこれですか・・・。
どうやら作品自体が布石だったようです。
やはり原作者を差し置いて独断で作った続編などこんなものなのでしょうか。
ファンとしては早く足場を固めて、良質なRPGであり、前作の忠実な続編であるONI零の登場(復活)を望むばかりです。・・・が今現在、飯島氏はアパシーシリーズにかかりっきりのようです。果たしてONIの運命や如何に
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GOOD!
強いてあげればパンドラボックスの倒産で有耶無耶になっていたむ「ONI」の続編が出たことくらいか。
BAD/REQUEST
・グラフィックス
キャラデザとの揉め事の件については某匿名掲示板でも見ればすぐにわかるが、グラフィックのレベルの低さ加減は素人目に見ても惨憺たる物だろう。
戦闘時の立ち絵など酷いもので、そのカットインばかり見せられるためやる気が容赦なく削がれる。
・難易度・快適性
戦闘はタッチペンで矢印をなぞり行うのだが、このレスポンスが最悪。
少しでもずれると容赦なく「失敗」になるため、敵に攻撃を当てることすら困難だし、そもそも戦闘シーンにそんなミニゲームを入れる必然性はあったのだろうか?ただ読むだけのテキストで構わないだろうし。
そしてアドベンチャーパートもスキップが不可能、セーブ・ロード時などの選択肢表示がわかりづらいなどシステム面も悪いし、パンドラMAXシリーズ時代のように不出来なシステムと水増しで中身のないシナリオとその薄さを誤魔化すミニゲームでプレイ時間を稼げればお得、とでもまだ甘い考えを抱いているのだろうか?
・満足感・熱中度
そもそも戦闘のなぞりがつまらないくせに異様に難しく、話がろくに進めないのだから満足などできるわけもない。無論熱中する前に投げ出している。
この戦闘をスキップできたらどれだけ読むのに苦労しなかったことやら。
COMMENT
飯島多紀哉氏とアイディアファクトリー系列のタッグ、という点で嫌な予感がしていたが、パンドラMAXシリーズ時代からさほど変わらない劣悪なゲームシステム、意味のないミニゲームなどの悪い部分が濃縮され、改善されることもなく悪化した、という結論がこの作品には正しいのかもしれない。
当時パンドラMAXシリーズをプレイしていたような子供も8年経てばある程度ゲームの良し悪しを見抜く力も身についているだろうし、こんな出来では今の子供すら騙せまい。
パンドラMAXシリーズ時代から自分にとって耳の痛い諫言を聞く気すらなかった、飯島氏の末路としてはある程度予測は出来たが。